記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

ボタンにも色々な顔がありまして!

2024年02月09日 21時21分54秒 | モノつくり

 

 

今年初の日暮里繊維街へ

 

外注する洋服に必要なボタンを探しに来た

 

4店覗いた挙句、最後のお店で30分は悩んだと思う

 

「あっ!いいな」と思っても、サイズがなかったり、在庫数が足りなかったりと、ハードルが高い

こんなにたくさんあるのに、一目惚れするボタン、なかなか無いんだよね

 

見た目でそそられなくても、実際に生地に合わせてみたら思いの外良かったりと、そんなこともあるので、なかなか決断がつかない

 

心の中で、決められない自分に「勘弁してくれ〜」と叫びながら、諦めかけるも、ここで手に入れなければ外注先に資材を送ることが出来なくなる。

 

そんなお手上げ状態の様子を、レジの前に座っていた店主のおじさんが見ていたのだろうか?

 

ふと後ろをみたら、テーブルの上に、気になって見ていたボタンの箱が2種類置かれていた。

 

実際に生地の上にボタンをのせて見た。一度試してみるともっと試したくなる。

 

結局、黒蝶貝と茶蝶貝の四つ穴ボタンに決めた。

 

ふーっ。やっと解放された気分

 

自分で言うのも何だけど、こだわりがものすごく強いので、とことん見て納得できない限り、先に進めない。

 

ここにかけるエネルギーも半端ないので、精神的に疲れるでも、それだからこそ、大満足できる仕上がりとなるのだ。

 

 

 



50~60年代のオートクチュールボタンを
多数取り扱っている
エル・ミューゼ 日暮里店の店先の
プチ蚤の市で見つけたピアス
少しシンプル過ぎるので、
くるくるしたところに、ビーズか何かつけようかと考え中!
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今年はじめてのつぶやき

2024年02月08日 19時07分50秒 | Weblog

 

 

通勤時間を少し過ぎた電車内での出来事

 

成田から上野方面に向かう車内は、国籍を問わずスーツケースを持った乗客が多い

 

向かいに座っていた日本人夫婦は、ご主人が中型のスーツケース二つ、奥さんが一つを持っていた。年齢はおそらく60代前半くらい。

ご主人は座席の端、扉近くにすわっていたので、扉側にスーツケース一つと、自分の目の前に一つを置いていた。

 

途中、停車駅でブレーキのかかりかたの度合いで、扉側に置いていたスーツケースが動き出した

それを見ていた私の隣のおばさまが、「あーっ」とすかさず大きな声を上げた。

 

スーツケースは、扉の前に立っていた男性が受け止め、ご主人の方に動かした。

 

私が見たのはこの時からだったが、このご主人、おばさまの雄叫びに慄いたからなのか、スーツケースを戻してくれた男性に一言もなかった

 

おばさまは、旅慣れているらしく、「引っ掛けておくといいのよ」と、これまた大きな声でアドバイスをした。

この引っ掛けての意味は、おそらくスーツケースの取手にベルト様のものをつけておいて、手すりの棒などと一緒に止めておくということだったんだと思う。

 

すると、このご主人、「運転手が下手くそだからだよ」と苦笑い気味で言った。

 

私は空いた口が塞がらなかった

 

すると、おばさまは、

「それも言えてるわね!」と、まさかの同意

 

なんて素直じゃないんだろうと、思うのは私だけだろうか

 

 

昨年の秋にパリに行った時は、初めて大型のスーツケース2つを引きずって出張した。

 

パリの街中で、スーツケースを引きながら歩くというシーンは全くないが、空港と最寄駅迄の電車は必ず利用する。スーツケース2つを自己管理出来る自信はないので、一つは自宅↔︎羽田空港間を宅急便にお願いした。

 

たった一つのスーツケースでも、車内では細心の注意を払う。うっかりスーツケースが転がっていかないように手と足で抑える。立っている時も座っている時も同じ。座っている時の方が力が掛けにくい。

 

まだ転がしたことはないが、万が一そうなってしまったら、受け止めてくれた方には平謝りだ

実際、重いスーツケースだから危ないし、怪我でもしたら大変。

 

だから、このご主人の態度が信じられなかった

 

朝からちょっぴりモヤっとしました!!

 

 

 

 

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