記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

新作ジャムの紹介 後編

2023年10月19日 19時55分07秒 | モノつくり

 

 

 

そうそう

ジャムとコンフィチュールの違い、あったんです。

ジャムのフランス語がコンフィチュール、確かにそう覚えたけれど厳密に言うと違うそうです

これは、パリのジャム屋さんのアドバイスで知りました。

 

ジャムは、果物の形状がわからないくらい煮詰めてつくるので、とろみが生じるが、コンフィチュールは、煮詰めた果汁に果物を加えて作られるので、さらりとして果物の形が残っているのが特徴的

ただ、日本においては、厳密な違いが言及されていないので、今回のタルト・タタンのジャムはコンフィチュールに分類します。

 

パリのジャム屋さんに味見をしてもらったのは私が作ったジャム。

りんごを2cm角にカットしたので、なかなか中まで火が通らず、途中で果肉を潰したら、ほぼほぼペースト状になってしまった

 

理想はりんごの食感を残したい

 

そこで、煮込むととろけてしまいやすい紅玉ではあるが、可能な限り、果肉を残してもらうようにお願いした

 

新作ジャムのタルト・タタン、りんごをそのまま食べる感覚が、伝わるといいな

 

秋のイベントはこちらです。

 

LE PETIT BONHEURE

                  ささやかなしあわせ

 

114()  11:00~18:00

115()  11:00~16:00

 

東京都渋谷区恵比寿南1-20-9

レンタルスペースさくら恵比寿南3F

 

 

 
 



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新作ジャムの紹介 前編

2023年10月18日 21時51分30秒 | モノつくり

 

 

春のイベントで八朔レモンジャムを販売するようになって2年目になりました

ただ、ジャム専門店をめざしているわけではない

 

 

あくまで、ここでしか味わえないジャムを作りたいだけ

 

しかも私好みのテイストで

 

いつも八朔レモンジャムを楽しみにしているお客様が、

「秋のイベントでも、ちがうジャムがあったら嬉しい」と仰っていただいていたので、今回新たな挑戦に出ました

 

 

その名は「タルト・タタン」

じつは、この名前の響きがとても可愛くて、ジャムが出来るまえに決めました

 

とは言っても、りんごのジャムは今までに何度か作っていたので、ベースの味は決まっている

 

ただ、問題なのは、この素敵な名前の「タルト・タタン」を食べたことがなかった

 

だから、先月5年ぶりに訪れたパリでタルト・タタンを食べて来ました。そして、予め問い合わせておいたパリのコンフィチュール屋さんに、試作のジャムを味見してもらって、アドバイスをもらってきたのです。

 

タルト・タタンの本場フランス、パリジャンの意見はまちがいないはず

 

昨日は、それを踏まえてのジャム作り。

いつも八朔レモンジャムを製造していただいている「いしげ製菓」さんを訪ねました。

 

りんごは紅玉を使います

なんと前日にいしげさんが摘み取った新鮮なりんごです。

 

まずそのままの味を確認。

酸味がつよい紅玉。わたし好みの甘酸っぱさ

わたしが試作で使ったフジに比べるとはっきりとした酸味が心地よい。加えるレモンの量は少なくして良さそうかもしれないと、つくる前の打ち合わせをした。

 

いしげさんのアドバイスを受けながら、試作が完成

 

砂糖の量を多くすることで、艶感がでて、タルトタタンの名前にふさわしくなりました。

 

「後編」乞うご期待!

 
 




見出しの画像は、パリ左岸のカフェ
『Les Deux Magots』のタルト・タタン
とても大きくて、食べきれませんでした
そして酸味は少なく、予想以上の甘さでした
酸味好きな私にとっては、レモンをかけたかった
だって甘すぎると飽きちゃうでしょ
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初めてのESIM パリ滞在記

2023年10月16日 08時48分48秒 | Paris

 

 

日本もやっとSIMフリーになったので、フランスに行く時にSIMカードさえ変えれば、今までと変わらずに携帯を使うことができる

 

2005年にフランス留学した時、スウェーデンの友人が、いろいろな国用のSIMカードを持っているのを見せてくれたことがあった

これを差し替えれば、その国で今まで通り携帯を使うことが出来ると

 

当時は、なぜ日本はそれが不可能なのか、全く理解出来なかった

結局、顧客離れを防ぐ目的で携帯電話事業者がSIMロックをしていたと言う事実を知らされ、なんてタチが悪いんだろうと、思ったものだ

海外渡航時にも、渡航先のSIMカードを差し替えて使うことも出来ないなんて、灰どいとしか言いようがない

 

2021年以後、晴れてSIMフリーとなったので、今回のパリ滞在では、ESIMに挑戦してみた

万が一パリでうまく使えなかったら、ソフトバンクの海外あんしん定額というサービスを使えばいい。

これは、1980円で、3GB使うことができる。8日滞在だから、7840円。

 

以前は、海外パケットし放題を利用していたので、こちらは12980円となり、8日だと、23,840円もかかっていた

 

 

でもESIMなら、8日間滞在の場合、15日間有効な、Travel Basic+ eSIM で大体のところ、まかなえる。(ブイグテレコムの場合)

普段使用するGBの量で判断してもらえればいい。

これなら、19,9€。今現在の日本円で3,240円ほど

 

慣れていないので、現地での設定に戸惑ったが、友人の助けもあって、無事に使うことができた。

 

とても便利だし、今までと同じように携帯が使える

実におすすめです。

 

物理的SIMカードと言うものもあるけれど、空港で買うのも面倒だし、無くしてしまいそうだし。

 

ESIM、おすすめです。

参考にさせていただいた「タビパリラックス」さんのサイトはこちら。とても助かりました

ブイグテレコムの「My European SIM/eSIM」でフランス旅行を快適に



 

 

 

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気まぐれなGoogle map パリ滞在記

2023年10月15日 19時28分51秒 | Paris

 

 

パリ万博が開催された1900年代には、166箇所あったエクトル・ギマール設計のアール・ヌーヴォー建築のメトロの入口。なんと第一次世界大戦時には、時代遅れと否定され、ほとんどが取り壊されてしまった

唯一パリに2駅だけ、オリジナルが残っている

そのひとつがポルトドーフィーヌ駅だ。これはひとめ見ておきたい

 

パリ滞在4日目の朝に行くことに決めた

 

モンパルナス駅からだと、6番線でシャルル・ド・ゴール・エトワールまで行き、2番線に乗り換えて終着駅が目的地。

 

地上に出ると、早速Googleマップを開いた。

 

ちょうど出口周辺が工事中だったので、マップ通りには行けず、そして駅のそばにあるパリ・ドフィーヌ大学に向かう生徒達の間に混じって渡る横断歩道

 

渡った先で学生達とは逆方向に歩き出した。なぜかGoogleマップが示しているところは、どうみても芝生のど真ん中

かといって歩道からこの広場に行くには車道を乗り越えないといけない。このままだと、円形状の広場の周りを一周してしまうではないか

そこで、朝の通勤で忙しい時間ではあるが、歩いている方に尋ねることにした

 

50代くらいのマダム、頭にスカーフを被っていたので、イスラム教徒の方だったのかもしれません。

 

用意しておいたポルト・ドーフィーヌ駅の写真を見せて、「ここに行きたいんです!」と訴えたら「通勤途中にあるからついてきて!」と、答えてくれた

 

一緒に歩いて行くと、Googleマップが示した円形広場からどんどん遠ざかっていく。なんだ、やっぱり全然違うじゃない

 

そして、ネットでしか見たことがなかった姿が前方に現れると、「ここよ」とマダムが指を指しながら言った。

 

思わず「Je suis tres contente!! とても嬉しいです!」と言うと、マダムが「Moi aussi!! 私もよ!」と笑顔で答えた。

そして、会社がこっちだからと言って、歩いて去っていった。

 

Googleマップは何を勘違いしたのかそれともあの芝生の中に実は隠し扉でもあるのだろうか?

 

いずれにしても、見たかった駅は実際に使用されているのだから、ここの出口から出てきたかった

 

改札の名前を見ておくべきだったけど、出口はひとつしかなかったような気がしたんだけどな

 

それにしても、Googleマップを100%信用していると、痛い目に遭うことが十分わかった

 

知っている界隈なら途中までの案内で充分だが、初めての場所の時は要注意です。
iPhoneに付いている地図と照らし合わせてみるといいかもしれない

 

 




羽か何かを広げたようなデザイン!
鉄とガラスでできているが、とても脆そうな雰囲気。ペキっと割れてしまいそうな感じがまた魅力

 

この曲線画、なんか惹かれます


なんだか、モゾモゾと動き出しそうな雰囲気!!
 
 
こちらは18区にあるアベス駅
これも唯一残されたオリジナルです


 

 

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ベルばら復活!!

2023年10月13日 06時39分09秒 | Paris

 

 

パリから戻ってあっという間に1月経ってしまった

 

パリ滞在ブログも、あと数話で終わる予定。まだ終わってないんですよ
もう少しだけ、お付き合いくださいませ。

 

大学の研修旅行でヴェルサイユ宮殿を訪れた時に購入した、ガイドブック、今になって大活躍しています。かれこれ、30年以上も前の代物。

 

今回、宮殿のお土産やさんに寄った時に同じような日本語のガイドブックがあるかを探したけれど、見つけられませんでした

 

宮殿の記憶を辿る目的で、再び池田理代子さんのベルサイユのばらが見たくなり、今3回目のベルばらブーム到来

 

Huluで視聴できます。

 

驚いたことに、前回は気にも留めなかった背景の一つ一つが、実際に見たものと一致することに気づき、新たな感動に包まれています

 

そして漫画とはいえ、実に忠実に再現されていることに感銘を受けました

 

池田理代子さん、素晴らしい!!

 

同時にいま読んでいる「マリー・アントワネット  フランス革命と対決した王妃」安達正勝著

が、シンクロするのでとてもわかりやすい

 

再び、ヴェルサイユ宮殿を訪れて復習したくなる。さながら現場検証といったところです!

 

そして、気づくと、ベルばらのテーマソングのサビが頭の中で流れてます!

 

「バラはバラは〜♫」

 

 


タイトル画面の王冠は!!
 










ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われた礼拝の間


 
ヴェロネーゼ作 「シモン家の宴」
 



愛の神殿
 


 
 


 














 

 

 

 

 

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ぼったくりタクシーにご注意 vol.2

2023年10月08日 15時10分45秒 | Paris

 

タクシーの運転手さん曰く、

〜悪徳タクシーは、100ユーロとかもっと高額な値段を要求することもあるんだよ。でも乗った人はわからないから、支払う羽目になる

ひどい話だね。大体、そういうタクシーは、中東系か黒人の運転手が多いよ〜

 

なるほど。たしかに中東系だった電話の会話は、途中からフランス語とは言えなかったし。

 

いい勉強になりました

次回は乗る時に必ず確認しよう空港からなら定額そのままの料金で間違いないから

 

そんなぼったくりタクシーの話をきっかけにして、思いがけず会話が弾んだ

 

運転手さんはセネガル出身で、父親の仕事の関係で子供の頃にパリに来たと。だからパリには30年ほど住んでいる。れっきとしたパリジャンだけど、本当は物価も安くて住みやすいセネガルに帰りたいと。結婚して子供が5人いるから、子供たちが成長したときには、帰る予定なんだそう

パリは悪くないけど、教育や学校など、セネガルの方がいいのそうです。

 

そして、「こどもはいますか?」の質問に、「No. Je suis célibataire.と答えると、「ええっ?!」

「いちども?」と、驚きを隠せない様子

 

そして「いくつですか?」と聞かれたので、「cinquante quatre」と答えると、「No〜〜〜!!!」と、片手でハンドルを叩きながら驚いた

 

私が間違えたんじゃないかと「fifty-four?」と、続けて英語で聞き直した

海外では特に日本人は若く見られがち。毎回パリに行くとこんなシーンに遭遇するのがこそばゆい。

何より運転手さんの驚く姿が面白かった

 

そして、人生において結婚することの大切さを語ってくれた

 

「チャンスがあればしてみたいけど、今はやりたい事がたくさんありすぎて考えられない!」と答えた。

会話の途中、タクシー会社からの無線が2回ほど入った時は、無線に応対する前に、必ず「I'm sorry」と断ってくれた

最後にかかってきたのは、1番下の男の子!9歳だったかな?
学校から帰宅したけどママが出かけていないと言っていた。

おやつを食べていなさいと言っているようだった。

電話中、お父さんの顔になっているのが微笑ましかった

ひとしきり運転手さんとの爆弾トークが終わると、「音楽聞きますか?」と言って、アフリカンなメロディが流れた。

途中渋滞に巻き込まれたが、無事空港に到着し、重いスーツケース2つ を歩道に上げてもらうと、「Bon voyage」と笑顔で見送ってくれました

 

今までは無言で乗っていることが多かったし、それゆえ運転手さんの人柄が解らず、多少不安を抱きつつの長い時間だったでも、こうしてコミュニケーションをとることで、お互いが心地いい時間を過ごせるのだと気づいた

 

次回も勇気を出して喋ってみよう



これは、スマホに送ってくれた明細書。
すぐに届かなかったので、レシートも出してくれました。

※見出し画像が頂いたレシート

7€の項目欄、左端に1Ap. reserv.と書かれています。これが予約料金。

62€の項目欄、1forf. RG CDGは、左岸よりシャルルドゴールとあり、一目瞭然!

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ぼったくりタクシーにご注意!! vol.1

2023年10月08日 12時25分05秒 | Paris

 

パリ、シャルル・ド・ゴール空港から市内に向かうタクシーの運賃は、セーヌ川によって分断されている。セーヌ川を挟んで右岸と左岸で異なる。昔は決まっていなかったので、実際に遠回りをされていることもあったけど、定額だと安心!!

 

滞在ホテルはモンパルナス駅近くなので、左岸に相当。だから、空港からホテルまでは2023年現在は62ユーロのはず。ちなみに右岸は55ユーロ。

日本で両替した20ユーロ紙幣3枚と5ユーロ紙幣を直ぐ取り出せるように準備していた

 

ところが、到着すると請求された額は88ユーロ

 

目が点状態

 

乗ったタクシーは、ピカピカの黒のベンツ

後部座席の中央には、小さなテーブルがあって500mlのミネラルウォーターのペットボトルが置かれていた。

 

確かに今までに乗ったタクシーとは別格と言っていいほどの美しさ

それが何か運賃に影響するんだろうか

 

サービスはと言うと、至って普通。唯一電話の会話が気になった
途中、かかってきた携帯に、相手の声も運転手の声も、大きな声で話し続けるのだ。それも永遠と!

途中から喧嘩してるかのような口調になってきたので、「お願い!運転に集中して!」言いたかった

運転手はフランス人と言うよりは中東系のような出立ちだった。

 

日本なら、まず携帯に出ない。タクシー会社の無線は例外。

100歩譲って携帯に出たとしても、状況説明をして手短に切る。当然声も小さめで。

 

お国柄なんでしょうかね

 

とまあ一瞬のうちに、この定額じゃ無い理由をあてはめ、不確かながら支払いを済ませてホテルに入った。

 

帰りのタクシーは、ホテルで呼んでもらった。

行きの一件があったので、タクシーに乗り込むなり、直ぐに代金が62ユーロで間違いないかを尋ねた

 

実際、タクシーの後部座席の窓には、空港から左岸と右岸のタクシー代金のシールが貼ってあった。

 

30代半ばくらいの運転手さんが、わかりやすく答えてくれた

 

通常はここ左岸から空港までは62ユーロだけど、予約をすると+ユーロで合計69ユーロとのこと。

 

でも、空港から乗った場合は、62ユーロだよと教えてくれた

 

「でも、行きのタクシーは空港のタクシー乗り場から乗ったのに、88ユーロでした」と言うと、それは違法タクシーだと。

 

Taxi, Taxi!!」と、呼びかけてくるのは怪しいとも

別に執拗に呼びかけられたわけではない。正式なタクシー乗り場に並び、空港の係員が案内するタクシーに乗っても、違法な運転手がいるなんて酷すぎる。

空港側もきちんと取り締まってほしい。。

後編につづく!


※見出し画像は、最終日のパリ
バスからのアンヴァリッド。ルイ14世が負傷廃兵の収容施設として建てたもの。
現在はナポレオン1世の墓所があります。

雨にがっくり来ていたら、パリの友人が、
『Masumiさんがパリを離れてしまうから!!!』と慰めてくれました

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灼熱のヴェルサイユ宮殿 vol.2

2023年10月04日 18時01分15秒 | Paris

グランドトリアノンは、徒歩ではかなりの距離だと判明。

途中、プチトラン乗り場を見つけた。ただ、予めチケットを購入しておかないといけなかった。

「一体どこで買うの?」

チケットがない私は、チケット購入者全員が乗った後、空席があれば運転手からチケットをその場で購入し、乗車することが出来るとプチトラン案内のお兄さんが教えてくれた。

 

2回ほど乗れずじまいとなる

チケットを持たない私の後ろに並んだ、シカゴから来たMさんが、話しかけてきた。

「すごい!ひとりで来たの?怖くないの?」と。

20代くらいの女性で、お母さんと一緒に旅行に来たと言い、お母さんを紹介してくれた。おばあちゃんが日本人だから、私はクォーターなの!と。iPhoneからおばあちゃんの写真まで見せてくれた

次のプチトランが来るまで、たわいのないおしゃべりをしながら、お互いのインスタを交換し、「シカゴに来たら、必ず連絡してね!案内するから!私が日本に行った時は案内してね!」と言って、列から外れてお母さんとカフェに入って行った。

シカゴと言うと、大好きな海外ドラマ、「シカゴメッド、シカゴPD、シカゴファイア、シカゴジャスティス」の世界だ

Mさんの案内で、本物が見られるかも

 

プチトラン案内係のお兄さんが、さっきまでフランス語か英語を話していたけど、私に向かって「お待たせしてすみません」と日本語を喋った。

 

「えっ?!

 

と驚くと、インターンシップで日本に3年ほど住んでいたとのこと。

経済、マーケティングなどの勉強をしたそう。

そして「次のプチトランが来たら、乗せてあげます!1人だったら多分大丈夫だから!」と、笑顔で言ってくれた。

 

プチトランが到着し、チケット購入者が続々と乗り込む。座る席はどこにも空いてないからまたダメかなと思ったら、お兄さんが手招きをして案内してくれた。どう見ても座れるとは思えなかった
実はここに座っていた男性がとてもふくよかで、
4人席を3人で座っていたのだ。無理やり隙間を開けてもらって座れた!!

 

タイヤが硬いのか、物凄い轟音を響き渡らせながら走るプチトラン。風を切って走るのが気持ちよかった

 

無事に念願のグランドトリアノン到着。期待以上に薔薇色の大理石の列柱が素晴らしかった。やはりここも人物は入れずに撮影したい。

 

プチトリアノンまで再びプチトランに乗り、可愛らしいこじんまりとした城館を訪れたここでマリー・アントワネットは平和な日々を過ごせたのだろうか。

 

プチトラン乗り場には長蛇の列。

そばでミネラルウォーターを販売していた。正に喉から手が出る勢いで購入干からびかけた体に、冷たい水が染み渡っていった

しばらくして宮殿に向かうプチトランが来たが、それには乗れず。ただ、長蛇の列を見た運転手さんが、迎えのプチトランを要請してくれたので、さほど待つことなしに乗ることが出来た

 

次回は庭園だけで見に来たい

そして、プチトランのチケットは予め手に入れておくことを忘れずに

何より、気候がいい時を選ぶことが全てを制します

 

 


グランドトリアノン







王妃の寝室。これはベッドなのか?それにしては小さすぎます

アントワネットとフェルセンの密会の場所だった、愛の神殿

宮殿→グランドトリアノン→プチトリアノン→宮殿を巡回するプチトラン


 

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灼熱のヴェルサイユ宮殿 vol.1

2023年10月03日 17時36分35秒 | Paris

 

 

今回のヴェルサイユ宮殿訪問は、グランドトリアノンと、プチトリアノンの撮影がメイン

とは言え、宮殿も約30年ぶりの見学。改めて絵画や調度品、何より鏡の間の煌びやかさにうっとりできることなら、オリジナルのドレスを着てここを歩いてみたいものです。

そしていつか、誰もいない鏡の間を写してみたい
夜の見学もまた素敵だろうな。。。

 

庭園に出る前に、アンジェリーナでランチをとった。ただ、席に案内されたのは1時間後。冷房が効いていたとは思えない店内で、立ったまま待ち続けるのはまさに艱難辛苦
朦朧としてきて、眠ってしまいそうだった。

メニューはテーブルにある
QRコードを読み取る方式だったので、ネットで注文?かと思ったら、注文は直接お願いする
ケータイがない人にはメニューが渡されるのかしら

お料理は思いのほか早く来た。肉厚のサーモンだけど、フワッとしていて美味しかったです。
恐ろしく暑いと、お肉派の私でも、お魚を欲するのだと実感
そして、飲み物は毎回レモネードを注文。酸味も欲していました


宮殿は、外壁工事中で足場が組まれているところもあり、写真に映り込まないように撮るのが一苦労

でもこれ、9/20にフランスを公式訪問したイギリスのチャールズ3世とカミラ王妃が、ヴェルサイユ宮殿で開催される晩餐会に出席するために、お化粧直しをしていたのだと理解した
そのときの報道写真には足場は綺麗さっぱりなくなっていたから

まぁ、足場が全く組まれていないヴェルサイユ宮殿を見たのはいつの頃だったか。
美しく保ちつづけるために、常にお化粧直しは必要なものなのだろう。人と一緒です
ご苦労様です

なお、公式訪問の詳細は、本文最下部にリンクを貼ってありますので、ご興味ありましたらご覧ください

 

庭園からグランドトリアノンまで歩く予定だったが、外は34度。日陰が全くない庭園を歩き続けることは、かなり厳しい状況。

持参した500mlペットボトルもあっという間にのこり僅か。どこかで新たに手に入れないと、干からびてしまいそう

この時ほど、日傘を持ってくればよかったと後悔したことはない

 

実は、宮殿の入口にいる黒人の方たちが、日傘やエッフェル塔のキーホルダー、トートバッグなどを売りに来る。これ、パリの主要な観光地でのお決まりの光景
数十年前は、レインボーカラーのちいさな傘を被った黒人の方が、その傘を売っていたっけ

それに比べると、だいぶ進化していた。エッフェル塔や凱旋門、モンマルトルなどのモノクロのイラスト入りの傘パッと見は悪くない。

宮殿に入る前に早速傘を買うアメリカ人男性が同じツアー客にいたけれど、私も買えば良かった

 

パリで日傘を差している人は見かけないが、ここヴェルサイユではいました。ただ、日傘ではなく雨傘を代用してだけど。おそらくパリジャンではなく、外国の観光客と思われます

 

つづく

 

 


今回、GET YOUR GUIDE
「パリ発 ヴェルサイユ宮殿と庭園&送迎サービス」の1日ツアーを
申し込みました。入場チケットとオーディオガイド、パリからの送迎バスが含まれます。
一日コースで18時ごろ宮殿を出発してパリに戻ります。


ヴェロネーゼ「シモン家の宴」

鏡の間

王妃の寝室

マリー・アントワネット様

QRコードで読み取ったメニューがこちら
 
 
読み取るとまずこの画面になります。


デザートメニュー、こんな可愛いのがありました
大好きなフランボワーズ食べてみたいです



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