記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

癒しの日帰りツアー

2010年05月30日 19時30分49秒 | Weblog
久しぶりの鎌倉。

あいにくの曇り空だったが、行きの電車の中は息つく暇もないほどの弾丸トークと化していた
車内であんなに笑ったのは何年ぶりだろうか

まずは江ノ電。ホームにある鎌倉バージョンのプリクラを撮ることに!しかし思いのほか撮影間隔が短く、まともにとれたものが1ショットだけだったあまりのひどさに涙を流しながら爆笑していた。
プリクラはいつもそう。自分と友人の見たことのない表情を知ることが新鮮な発見なのだ

稲村ヶ崎で下車。海に向かって徒歩7分ほどのR134、海岸沿いのイタリアン「ロンディーノ」でランチ。ここは鎌倉に住んでいる友人Akkoに連れてきてもらったお店。イカスミのリゾットサイコーですスズキのアクアパッツァはアサリのだしが効いたソースで煮込まれて身がふわっふわ。ソースにバゲットを浸して食べるのが幸せ
アスティスプマンテグラス一杯でいい気分になってしまった。身も心も充分満たされたので、レストランを後にし目の前に広がる砂浜に降り立った。波打ち際まではふかふかの砂に靴が半分ほど沈み込む。灰色の海は寂しすぎたが、押し寄せる波と戯れるだけで楽しかった。遠くに見えるヨットだけの何もない海は妙に落ち着く。陽が差していたら腰を下ろして波を見続けたいところだが、寒かったので次の鎌倉文学館へと向かった。バラ祭りが今日までだからあまり咲いていないかと心配したが色とりどりの薔薇に出逢えた。お花やさんにあるバラと違い庭に自生しているから薄茶色に枯れかけたものや花びらに病的な染みのようなものを呈する花もあった。なかでも健康なバラのみシャッターを切った。
こんな天気だったけど訪れる人は意外と多かった。最後は鎌倉小町通り散策。今回来れなかったFさんが教えてくれたイル・ド・ショコラのシェルパイを楽しみにしていたが、なんと昼に完売と書かれていた。昼って。。。一体いつ食べることができるのだろうか?
おみやげに買う予定だったのにしばらく代わりとなるお土産が浮かばなかった。鳩サブレはあまりにも当たり前すぎてつまらない。結局、鎌倉ニュージャーマンのリスケットに決定。ああ、でもシェルパイが食べたかった

実は来週も鎌倉だ。来週はAkkoに逢いにNaoちゃんと行くのだ。3人は寮生活以来の親友。3人が再会するのは2年ぶり

きっと弾丸トーク爆裂にちがいない






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世界禁煙デー

2010年05月28日 06時28分08秒 | Weblog
5/31は世界禁煙デー

タバコ嫌いな私はタバコの存在そのものが許せない。自分は吸ってもいないのに他人の煙と匂いで頭痛に苛まれ、歩きタバコの火が手に触れイタイ思いもしたことがある。

「そうは言っても結構タバコ吸う歯医者多いよ」と、Sさんが会議の初めに言ったことがあった。
「それは歯周病を解っていない歯医者です。私は歯科医師とは認めていません」と間髪入れずに答えた。
さすがに会議室が静まりかえった。なぜってあのときタバコを吸う営業が殆どだったから。まさに絶句といった状態。

私はインプラントの技術はなかったのだが、歯周病の患者さんにはタバコの害については一応説明してきた。でも「はいそうですか」と簡単に止められるものではない。自覚が必要だ。情報は与えるが、判断は本人に任すというスタンスだった。
インプラントを入れたい人は禁煙しなければならない。なぜか?それは結果的にインプラントが外れる原因となるからだ。インプラントとはその材質であるチタンと骨が強固に結合することにより、入れ歯とは違って自分の歯と同じように噛む事が出来るものである。
喫煙はインプラント周囲の粘膜を血管の少ない状態にさせ血液の循環を悪くする。
つまり、インプラント周囲の免疫力が低下し、その結果インプラントの周りが歯周病と同じ状態になる危険性がある。せっかく入れたインプラントが外れてしまう原因なのだ。以前勤めていた歯科医院の院長は喫煙している患者さんのインプラントは決して行わなかった。歯茎の状態を診て必ず禁煙期間を半年以上に設定する。オペの日が決まっていてもその前の週に喫煙していることが発覚すると激怒してオペは延期となることがよくあった。
インプラントを入れる位だから大抵は大の大人の男性だ。まるで叱られた子どもみたいにばつの悪そうな顔をして帰っていく。

タバコを吸っているひとの口腔内はひと目で解る。まず口を開けた時のにおいと歯茎の色が違う。きれいなピンク色ではなく暗みがかった赤紫色。まるで酸欠で息苦しそうな状態。歯の裏側が着色しているときもある。「禁煙してました」とウソをついても歯科医師、衛生士を騙すことは不可能なのだ。
喫煙者のインプラント脱落症例が認められていることから、医師側としてもそういう人のオペを実施したくはない。訴えられることになったら勝ち目はないから。予後を承知でオペを実施している事となんら変わらないからだ。

今年10月に煙草の値上げが決定。
一過性の現実逃避と口腔内環境の悪化に自ら加担するのではなく、自己投資に充ててみてはどうだろうか。
世界禁煙デーを機に禁煙する人がこの世に生まれる事を、心から祈る


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ほくろ

2010年05月27日 20時34分55秒 | Weblog
先日Yさんがホクロが少ないんですと言ってワイシャツをめくり左右の腕を見せた。
「右腕にホクロが沢山ある人は手に職を持つひとなんだよ」と言って私の右腕を見せた。ざっと数えても10個はある。
すかさずYさんが私をちらっと見て言った。
「手放すヒトもいますけどね」と

おひとりさまでも一生生活に困らないようにという思いで親が進めた道だが、9年足らずで全く違う道を歩きはじめた。
私の経歴を知ると誰もが前の仕事のほうがよっぽど生活が潤うんじゃないの?と異様な目で窺いながら尋ねる。

でもそれが優先順位とはならないのだ。

結局、自分の心がいちばんなのだ。自分が何に興味を持ち責任をもてるか。もちろん、以前の仕事は嫌いではなかったが、
私にはストレスの方が比重が大きくなっていた。両手だけでは受け止められないストレスはカラダも心も壊れてしまう。
逆にまったくストレスのない単調な仕事も結果は同じ。

大学の卒業アルバムに書いたコトバは今も変わらない。
「常に自分の心に正直でありたい」

この右腕のほくろは手放した資格を表しているのではないのだ。これからの写真家としての人生を示しているのだ

ところで、さっきまでネットでほくろ占いを見ていたが、手に職を持つ人だなんてどこにも書いてなかった
中学生の時担任の先生が言ってたんだけどな。嘘だったのかな???


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又聞きの怖さ

2010年05月25日 06時47分39秒 | Weblog
先日耳にした話。
ある人に対する中傷だ。又聞きだから話している人は当事者ではない。「~らしいよ」が決まり文句だ。

高校生位までは、又聞きした中傷を真に受け自分も同じように同調したことが少なくなかった。でも間違いに気づいた。
又聞きほど怖いものはない。伝言ゲームを例えればわかりやすいかな。人数が増えるに従って、はじめのメッセージはもはや原型を留めることが不可能となる。各人の経験、その時聞いたコトバに対する様々な解釈による余計な修飾が加わるからだ。
だからその変形しきったメッセージを真に受けることは危険すぎる。
自分が発した言葉ではなくても、伝わる時はあなたのコトバとなって歩きまわる。
特に中傷などはその人に対する様々な評価も加わっていくもの。決して同じ見方はないからだ。
安易に同調するのは、自覚症状なく相手を傷付けることと変わりないのだ。

私?過去に親友を悲しませた苦い経験を持つ私はさらっと聞き流す。耳にシャッターが下りてくるのだ!
どうしても真偽の程を確かめたいなら、当事者の意見を確認する。そこで初めて自分の判断を下す。
それだけのことだ


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3:6:1

2010年05月25日 06時17分12秒 | Weblog
自分のまわりの人を三つに分けた時、全体を10としたら比率はいくつ?
1 好きな人、2 差し当たりのない人→どうでもいい人、3 嫌いな人。

この質問を投げ掛けた上司はHさんと同じ1:9。
嫌いな人はいない結果だ。ごく限られた世界と言える。
3つの分類を詳しく見てみる。
私の嫌いな人とは苦手な人。なぜかわからないけどぶつかってしまう人。でも意外と好きな人に逆転することが多い。これ、ホント
つまり相手の本質を見失っていただけというわけ。あとは生理的に受け付けない人。これは理由なきカラダの反応なのでどうしようもない。
どうでもいい人とは可もなく不可もなく、人畜無害な人。ただ一緒にいて魅力を感じない人でもある限られた人生、魅力のない人と過ごす時間はいらない。
最後に、好きな人は魅力のある人この場合の魅力はなにも異性的なものではなく、その人自身の性格だったり考え方、行動から読みとれる魅力だ。批判的な意見しか発しない人はじつに退屈。楽観的過ぎても構わない。やはりプラス思考の人がいちばん好きだ。

時間があるとき、自分の基準を知ってみては。意外と辛口な見方をしているかも


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会いたい時に必ず会えること

2010年05月24日 05時58分27秒 | Weblog
恋人、友人、家族。
会いたい時に会うこと、話をしたい時に話すこと、出来ていますか。

これが出来る間はお互いの関係は全く問題ないと言える
頻繁に連絡をとっていない間柄でも「いま会いたいっ」て時に会える大切な人がいることは何物にも変えられない心の支えなのだ。
今まで何度かそういう時があった。私が会いたいって時、飛び込む場所があった。思いの丈を吐き出せて、ただ頷いてくれるだけでいい。もちろん、間違った考えには咎めるコトバも時には必要。心を許せる仲だからこそ素直に受け入れることが出来る。反応がないのが一番困る。

最近は逆の立場になることが多い。
かつて自分が求めた時に飛び込む場所があったように、来るものは拒まずなのだ
求められたらそれに応えたい。
医者だったら心療内科、あるいあは臨床心理士になりたかったが、なれなかった今でも必要としている人には目には見えないパワーを送りたい


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サプライズ好き?

2010年05月23日 00時29分36秒 | Weblog
女は男よりもサプライズ好き
しかし時と場合によると私は思う。

元カレは予定外の時間に訪ねてくることが何度かあった。
私を驚かそうという試みだ。だが何度か追い返してしまったことがある
電話で声を聞くのは嬉しくても予想外の訪問はそうとは限らないのだ

会わない日は自分の時間を大切にしたい。それなりに1日の予定を決めて行動している。当然外出している事もある。突然の訪問に手放しで喜べないのだ。
自分はひどい女なのかと不安になり、Yちゃんにこの話をしたら私と同じ意見に安心した
全く同じような事をかつての彼がする事があったのだ。
もちろん断る時の気分はいいものじゃない。前もって連絡してくれていたら時間はとれたのに・・・というやり場のない喪失感がのこる。

私も実はサプライズ好きだ。いや仕掛ける側としてである。
誕生日はもちろんのこと、相手がびっくりする顔を想像しながらサプライズを考える時間が好き。
自分で言うのもなんだが、こういうタイプの人間を驚かすのは至難の技と言える。だから男は彼女、あるいは意中の相手が
どちらのタイプかを見極める必要がある。さもないと自分勝手、終いにはうざがられて気持ちが離れる原因となるのが落ちなのだ


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車内ストレス

2010年05月17日 20時27分56秒 | Weblog
電車でのストレスと言ったらなんですか?
ラッシュ時の混雑は当たり前なので除外して

わたしが辛いのは隣の人のにおい。ワースト1位は口臭、及びタバコの匂いが混ざったにおい、2位は露出している全ての毛穴から放出していると思われるニンニク臭、 3位はきつすぎる香水
このいずれの状況下でも、もはや息をすることすら至難の技となる。そんな時は直ちに避難
だが満員で動きがとれないときは必要最小限の呼吸しかしない。あるいはそれとなく鼻をタオルハンカチで覆い濾過された酸素だけを吸う。最近ではマスクを常備するようにした。
だって直に吸いたくないもん。直に吸って生じる症状は、ある一定時間に達すると頭痛発症してしまうこと
ただでさえ頭痛持ちなのに外的要因でなるのは納得いかない。防げるものは極力防ぎたい。

もうひとつ。
車内で寝ている人がだんだんだんだんと肩を預けてくること。ほんの数回肩がぶつかって目覚める人ならいいのだが、延々ぶつかり続け、しまいには頭が私の胸の前にうなだれてしまう人がいるさすがに席を立つ寄りかかる肩って意外と重いんだよね。無意識の状態だから遠慮無しにズシリとのしかかってくる。
頭ってこんなに重いんだって思う。よっぽど眠いんだと思うけど、喜んで肩を貸す気には一生なれないのだ。
パーソナルスペース同様、知らない人と接触している時間の長さに比例して精神的なストレスとなるのだ。
余談だが、恋人に肩をかすことに違和感を感じたら、あるいは相手が落ち着かないそぶりを見せたら、自覚はなくても気持が冷めた証拠です。


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夕焼け

2010年05月17日 06時13分13秒 | Weblog
先週金曜日の夕焼けを見ただろうか?

時間にしたら6時くらいだったかな。まるで山火事か関東大震災の映像みたいな真っ赤な空に思わずデスクの引き出しからカメラを取り出していた。
年に1、2回こんな空を見る。実に異様な光景だ。

何か不思議なことが起きるんじゃないかと心の奥底で期待したが何も起こらなかった。

夕日を見るのは大好きだ。今は夕日の見える側に背を向けているのであまり気づかない。遠くのビルの壁にに映った夕日を見て初めて振り返る。以前勤めていた歯科医院の歯科技工士のNさんは夕日を見てにんまりしている私を知ってから、綺麗な夕日が見えたときに衛生士さんに伝言してこっそり知らせてくれた。夕日ってなぜかほっとする。その感覚は安芸の宮島の大鳥居を見る感覚と同じなのだ。ただ、夕日をずーっと見つめているとすべてのものが浄化されていくような気になる。
今日も快晴、キレイな夕日が見られるかもしれない


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歯科医師の位置づけって、、、

2010年05月16日 15時21分46秒 | Weblog
昨日知った話。

昨年の秋に大騒ぎした新型インフルエンザの予防接種は、年齢別、基礎的な疾患を持っている人、及び医療従事者から優先的に行うという御触れ付きだった。
歯科医師も医療従事者と信じて疑わなかった私、しかし実際は違っていた

昨日治療の後にI先生から伺った話。
リハビリテーション学会からは、痰の吸引行為も禁止されていることが判明。
なんとも情けない現実だ。歯科治療で同じような行為(排唾行為)をしているにも関わらずだ。つまりこういうことだ。世間一般では、歯科医師は医師として認識されていないのだ。かつて理髪師が抜歯を行っていた時代があったが、そういう感覚が消えないということなのか。決して医科とは並べないことを意味している。

こんな情けない社会的位置づけにさっさと見切りをつけて写真家の道を目指している私を潔いとI先生は言った。
理由はどうあれ今の自分は嫌いじゃない。
精神的肉体的に極力余計なストレスを受けずに素で出来る仕事が一番だと思っている。ここで断っておくが、あくまで「余計なストレス」である。仕事上、必要なストレスもあるからだ。

話をもどそう。
いずれにしても世間一般の認識を変えるべきだと思う。その為には教育機関である歯科大学、歯科医師会が先頭にたって行うべきだと思う。
最近やっと口腔内の疾患と医科的な疾患との密接な関係が問いただされてきているが世間一般への浸透は程遠い。なぜならいまだに痛くなったら歯科医院に駆け込むというスタンスが抜けていない。「歯医者大好き」で書いた郷ひろみさんはある意味時代の先端をいっていると言っても過言ではない。まっ、よくよく考えてみれば自己防衛手段のひとつなのだが。
口腔内環境が全身に影響をおよぼすことを世間一般に認識させる努力が必要なのだ。
それを行ってからでないと、予防歯科は発展しないのではないだろうか。


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