Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

三味線の流派の浴衣が届きました

2012-05-17 23:35:25 | 日舞&三味線
7月にある三味線の流派の浴衣浚い
このところ忙しくてお稽古に行けず、自主稽古をする気力も湧きませんが、
気が付けば、なんと本番はもう2ヶ月後に迫っていました早いよぉ~
この忙しさを抜けたら、必死でお稽古しないと確実に間に合いませんね

日舞でも三味線でもそうなのですが、こういった浴衣浚いの舞台などでは、
その年に出る流派のお揃い浴衣を誂えて出演するのが通例となっています。
そんなわけで、舞台があるとどんどんどんどん浴衣が増えていくのですが、
伝統芸能ですからやはり白か紺が基本色となり、似たようなものばかりに
柄は違うのですが、パッと見の印象はあまり変わらないかも


そこで、今年の浴衣は少しいつもと色目の違うものを選んでみようと思って、
紺ではなく青系統の生地に決めました。瑠璃紺地に芝草文様の反物です。
同じ柄で紺色のものもあったのですが、顔にあててみると瑠璃紺のほうが
私の肌色に映えると、同門の子が勧めてくれたのもありまして


その反物が、先日届きました。
こんな風に流派の名前入りの紙に巻かれ、お師匠さんを通して渡されます。
これを受け取ると「あぁ、舞台が近いんだなぁ」と実感し、同時に焦るのです

私はいつも、浴衣はバチ衿ではなく広衿で仕立ててもらうようにしています。
バチ衿だと畳んだときの折り跡が衿に残ってしまって、アイロンを掛けないと
衿が綺麗に決まらないのですが、広衿ならそんな心配はいりません

居敷当ても、浴衣の色に関わらず腰から裾まで後ろ幅いっぱいにつけます。
舞台の後は主にお稽古着として使うので、激しい動きに耐えられるようにと、
外出着として着る場合にも、そうしておけば裾まで透けずに済むので便利
その分暑いのですが、そこは涼やかな顔をしてカバーします(笑)

今回は普通の柄の中に小さく流派の紋が散りばめられているタイプなので、
普通の浴衣として外で着る事もできますが、日舞のお揃い浴衣になると、
「踊りやってます」という雰囲気が多いので、お稽古着にする事が多いです。

帯は手持ちのものから何か見繕うとして、今年は日舞の舞台もあるので、
手持ちでさらの足袋がなくなったため、舞台用に足袋を新調するつもりです
近々、新富町の大野屋總本店さんへ行かなければ