さきほどオークションにSDサイズのロマンティックドレスを2点出品しました。
まず1点目。
ミントグリーンよりもひと色落ち着いたシャンタン生地を使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。
上半身は薔薇刺繍が豪華な白いレースを使った深めのスクエアネックにし、
背中の部分も同様にし、さらに細幅のレースやビーズワークを施しました。
胸元のネックレスには、ペリドットカラーのスワロフスキーを組み合わせて、
金色のチェーンを使って小ぶりで上品なものをご用意しました。
袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は柔らかな白いチュールレースを車ヒダに折ってたっぷり使いました。
スカート本体は3段切替えで、上段から下段にかけて少しずつ太くなるよう、
白いモチーフレースやチュールレースを、何種類も組み合わせています。
オーバースカートは裾をあまり長く引かず、Aラインのシルエットを生かして、
あえてレースを1種類使っただけの、とてもシンプルな仕上がりにしました。
その代わりに使っているレースはご覧頂いてわかる通り、繊細で豪華な、
ラインがとても美しいものを選びました。写真ではわかりづらいのですが、
そのレースに沿って、オーバースカートのラインをぐるりとなぞるかのように、
びっしりとビーズワークが施されています。なんとその長さは1m以上。
お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
ドレスに合う色のお花を探してコサージュを作り、リボンコサージュは共布、
ボンネットは正面からは見えないところにまでレースやビーズワークを施し、
巻き薔薇を飾り、コサージュのお花に合わせた色のリボンをあしらいました。
生地は少し抑えめのとてもきれいなグリーンで、なかなか見ない色です。
使っているシャンタンという素材はとてもしっかりしていて張る生地なので、
スカートもボンネットのつばも綺麗なラインが出ています。
生地の持つ雰囲気を壊さないよう、「シンプルで上品」というテーマのもと、
素材選びにこだわり、とても手間をかけたドレスが出来上がりました。
(後姿の画像が、一番実物の色に近いと思います)
そして2点目。
ゴールドとも黄色ともいえない、淡い卵色のような柔らかなサテンを使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。
上半身は動きのある白いレースを生かしたラインの珍しいネックに仕上げ、
背中の部分はVラインに、前から後ろまでぐるりとビーズワークを施しました。
胸元のネックレスは金色の華奢な台にシトリンカラーのガラスカメオを嵌め、
パールビーズで作った本体に合わせてボリュームを出しました。
袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は淡い黄色のチュールレースを使ってふんわりと仕上げました。
スカートは3段切替えで上段は本体と同じ柔らかな卵色のサテン生地を使い、
中段は淡い黄色のチュールレースと黄色のオーガンジーを組み合わせて、
下段は同じく淡い黄色のチュールレースと白のオーガンジーを合わせました。
ベースとしてはまるでお花のように広がるシンプルなAラインスカートですが、
正面の写真を見て頂くとわかる通り、上からグラデーションになっています。
卵色からだんだんと色合いが薄くなっていき、一番下は白いオーガンジー。
なかなか面白と思いませんか?
これは生地に合うレースに出会うまでが大変で、しばらく作れませんでした。
やっとぴったりと合う淡い黄色のチュールレースを見つけることができたため、
生地とレースのバランスを考え抜き、グラデーションの形に辿り着きました。
お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
お花はレースの色やドレスの雰囲気とよく合う卵色のコロンとしたバラを使い、
リボンコサージュは裾と同じ白いオーガンジーでまるで妖精の羽のように、
ボンネットはサテン生地にスカートと同じ淡い黄色のチュールレースを重ね、
つば部分は白いオーガンジーで中に淡い黄色のチュールレースを合わせ、
巻き薔薇を飾って、ドレスに良く合う艶のある卵色のリボンをあしらいました。
カラードレスはレースとの出会い次第なので、二度と同じものは作れません。
今回はメインで袖やスカートに使っている淡い黄色のチュールレースの他に、
スカート上段のサテンとチュールレースの境目にあしらったモチーフレースも、
淡い黄色と白で織り出された、このドレスにぴったりのものを選んでいます。
生地はとても柔らかな色合いですが、サテンなので光次第で表情が変わり、
飽きのこないベーシックなデザインにグラデーションという遊び心を加えて、
長く楽しめる可愛らしいドレスに仕上がりました。
(正面の画像や上半身の画像が、一番実物の色に近いと思います)
†Maria Callas†のロマンティックドレスは繊細な生地を使っておりますが、
どなたにも扱いやすいよう、着替えの際に負荷のかかり易い身頃部分は、
全て裏地を付けて縫い上げ、強度を加えております。
また、裏を返して見て頂いても綺麗なように、縫い糸や生地の処理などは、
人間の洋服と変わらないような作りになっております。
こだわり抜いて作った上質なドレス、是非一度お手にとってください
まず1点目。
ミントグリーンよりもひと色落ち着いたシャンタン生地を使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。
上半身は薔薇刺繍が豪華な白いレースを使った深めのスクエアネックにし、
背中の部分も同様にし、さらに細幅のレースやビーズワークを施しました。
胸元のネックレスには、ペリドットカラーのスワロフスキーを組み合わせて、
金色のチェーンを使って小ぶりで上品なものをご用意しました。
袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は柔らかな白いチュールレースを車ヒダに折ってたっぷり使いました。
スカート本体は3段切替えで、上段から下段にかけて少しずつ太くなるよう、
白いモチーフレースやチュールレースを、何種類も組み合わせています。
オーバースカートは裾をあまり長く引かず、Aラインのシルエットを生かして、
あえてレースを1種類使っただけの、とてもシンプルな仕上がりにしました。
その代わりに使っているレースはご覧頂いてわかる通り、繊細で豪華な、
ラインがとても美しいものを選びました。写真ではわかりづらいのですが、
そのレースに沿って、オーバースカートのラインをぐるりとなぞるかのように、
びっしりとビーズワークが施されています。なんとその長さは1m以上。
お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
ドレスに合う色のお花を探してコサージュを作り、リボンコサージュは共布、
ボンネットは正面からは見えないところにまでレースやビーズワークを施し、
巻き薔薇を飾り、コサージュのお花に合わせた色のリボンをあしらいました。
生地は少し抑えめのとてもきれいなグリーンで、なかなか見ない色です。
使っているシャンタンという素材はとてもしっかりしていて張る生地なので、
スカートもボンネットのつばも綺麗なラインが出ています。
生地の持つ雰囲気を壊さないよう、「シンプルで上品」というテーマのもと、
素材選びにこだわり、とても手間をかけたドレスが出来上がりました。
(後姿の画像が、一番実物の色に近いと思います)
そして2点目。
ゴールドとも黄色ともいえない、淡い卵色のような柔らかなサテンを使って、
SDサイズのロマンティックドレスを作りました。
上半身は動きのある白いレースを生かしたラインの珍しいネックに仕上げ、
背中の部分はVラインに、前から後ろまでぐるりとビーズワークを施しました。
胸元のネックレスは金色の華奢な台にシトリンカラーのガラスカメオを嵌め、
パールビーズで作った本体に合わせてボリュームを出しました。
袖は3段切替えで上段はパフスリーブ、中段はレース使いのストレートライン、
袖口は淡い黄色のチュールレースを使ってふんわりと仕上げました。
スカートは3段切替えで上段は本体と同じ柔らかな卵色のサテン生地を使い、
中段は淡い黄色のチュールレースと黄色のオーガンジーを組み合わせて、
下段は同じく淡い黄色のチュールレースと白のオーガンジーを合わせました。
ベースとしてはまるでお花のように広がるシンプルなAラインスカートですが、
正面の写真を見て頂くとわかる通り、上からグラデーションになっています。
卵色からだんだんと色合いが薄くなっていき、一番下は白いオーガンジー。
なかなか面白と思いませんか?
これは生地に合うレースに出会うまでが大変で、しばらく作れませんでした。
やっとぴったりと合う淡い黄色のチュールレースを見つけることができたため、
生地とレースのバランスを考え抜き、グラデーションの形に辿り着きました。
お花のコサージュ、リボンコサージュ、ボンネットともに決して手を抜かず、
お花はレースの色やドレスの雰囲気とよく合う卵色のコロンとしたバラを使い、
リボンコサージュは裾と同じ白いオーガンジーでまるで妖精の羽のように、
ボンネットはサテン生地にスカートと同じ淡い黄色のチュールレースを重ね、
つば部分は白いオーガンジーで中に淡い黄色のチュールレースを合わせ、
巻き薔薇を飾って、ドレスに良く合う艶のある卵色のリボンをあしらいました。
カラードレスはレースとの出会い次第なので、二度と同じものは作れません。
今回はメインで袖やスカートに使っている淡い黄色のチュールレースの他に、
スカート上段のサテンとチュールレースの境目にあしらったモチーフレースも、
淡い黄色と白で織り出された、このドレスにぴったりのものを選んでいます。
生地はとても柔らかな色合いですが、サテンなので光次第で表情が変わり、
飽きのこないベーシックなデザインにグラデーションという遊び心を加えて、
長く楽しめる可愛らしいドレスに仕上がりました。
(正面の画像や上半身の画像が、一番実物の色に近いと思います)
†Maria Callas†のロマンティックドレスは繊細な生地を使っておりますが、
どなたにも扱いやすいよう、着替えの際に負荷のかかり易い身頃部分は、
全て裏地を付けて縫い上げ、強度を加えております。
また、裏を返して見て頂いても綺麗なように、縫い糸や生地の処理などは、
人間の洋服と変わらないような作りになっております。
こだわり抜いて作った上質なドレス、是非一度お手にとってください