Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ゆっくりブランチ / お花がいっぱい♪ / 城西舞踊会を見てきました

2012-05-20 23:24:56 | 日記
こんなに良いお天気なのに、夫は今日もお仕事だとか。大変ですねぇ...
休日は出社時間が遅いので、少しゆっくりめに起きて一緒にブランチを


メインのパンは、メゾンカイザーのショソン オ ポムとブリオッシュ オランジェ。
今日はスクランブルエッグを作り、自家製パンチェッタとズッキーニを焼いて、
トマトを添えて、デザートには私の大好きなマチェドニアも用意しました。
昨夜の残りのヴィシソワーズと一緒に。

夫を見送った後、実家へ行きオークション出品用のドレスを撮影しました。
撮影の後はわんこと遊んで少しゆっくりとして...と思っていたのですが、
最近兄夫婦が実家のすぐそばに家を建てたので、甥姪が遊びに来ました。

わんこや子供達と遊んでいたらいつの間にかすっかり遅くなってしまって、
あわててお化粧をして、実家の庭からお花をいくつかもらって帰りました。


実家の庭ではバラが最盛期を迎え、見事に大輪の花が咲いていました。
黄色いツルバラと赤いバラ。白い芍薬も咲いていたのでもらってきました。
黄色いガーベラのような花は...なんでしょう名前がわかりませんでした。
今週はお花がたくさんあって嬉しいです

夕方から、日舞のお師匠さんが出られる舞台を見に行くべく着付開始。
今日は流派を超えてプロの舞踊家さん達が大勢出演される大きな舞台で、
去年は震災の影響もあり中止となってしまったため2年ぶりの開催となる
晴れがましい舞台ですので、格のある着物で伺いました


梅雨前とはいえもう暑い時期ですので、淡~い地色の着物を選びました。
柄のつけ方からすると訪問着に分類される着物なのですが、重厚ではなく、
少し軽めに着れる印象の訪問着です。

付下げ感覚で着たいのですが、それでいいのか判断が難しい着物です
着物の地色がとても淡い色なので、帯はパッと華やかなものを選びました。


着物はごく淡~い桜色の紋綸子地に、熨斗目状に柄が配された訪問着。
菊・梅・薊・桔梗・撫子・萩・菖蒲・藤などの四季の花々の段に加え、
手絞りのサーモンピンクの鹿の子絞りの段が配された、凝った着物です。
帯は朱赤地に、華やかな「尻合わせ二つ桧扇」が織り出された袋帯。
たしか高島織物のものだったと思います。
帯揚げは白い綸子地にサーモンピンクの絞りの輪出し。
帯締めは淡いピンク地に金糸で柄が織り出された礼装用の平組紐。


今日伺ったのは年に一度開催される「城西舞踊会」@新宿文化センター。
各流派、城西地区の舞踊家さん達が勢ぞろいする舞台です



舞台は短いながらも花道が作られて、立派な緞帳が下がっていました。
緞帳はツツジに観世流水が織り出されていて、今の季節にぴったりですね
花道の反対側には、大きく立派なパイプオルガンも設置されていました。

お師匠さんが出演されたのは常磐津「妹背山」。
歌舞伎で有名な「妹背山婦女庭訓」の第4段「道行」を舞踊化したもの。
求女という美男子と、求女の恋人橘姫と、求女に一目惚れしたお三輪が、
夜の布留の社で繰り広げる争いを描いています。


お師匠さんは、ここに黒木売りとして出演されました。
黒木売りは省略されることが多く、最近ではなかなか見ない役だとか。
相変わらず、お師匠さんの踊りは惚れ惚れするほど素敵です


妹背山は、衣装が可愛らしくてとっても好きな演目です。
橘姫は刺繍たっぷりの真っ赤な振袖に銀の大きな簪をして、まさに赤姫。
お三輪は黒繻子衿の緑の振袖に、赤い麻の葉柄の染め帯で、娘らしく。
一度でいいから舞台で赤姫の格好をしてみたいです

舞台を楽しんだ後は、同門のお弟子さん方と一緒に、夕飯を食べました。
近場で済ませたかったので文化センター近くのフレッシュネスバーガーへ。
明日は人間ドックなので、9時半までに夕飯を食べ終えなければならず、
皆さんにお付き合い頂いてしまいました。


お気に入りのクラシックバーガーとポテトとチャイをオーダーしました。
結婚以来久しぶりに食べたファーストフード、やっぱり美味しいですね~
夫がこういうものが嫌いなので、最近なかなか食べられなくて

舞台を見たのは久しぶりなので、沢山エネルギーをもらうことができました。
明日・明後日とまた忙しいのですが、頑張れそうです。