Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

涼しげな金魚@日本橋三越 / 江戸風鈴を買いました / おうちごはん(韓国冷麺)

2012-08-02 23:01:10 | 日記
先週末、和室に簾を取り付けて夏らしい雰囲気にしたので、「日本の夏」を
もっと味わうため、風鈴を買いにお昼休みに日本橋三越へ行ってきました


三越の入口には、大きな水槽に入った涼しげな金魚{さかな}が飾られていました。
日本の夏といえば、やはり金魚も欠かせませんよねぇ

日本で、夏の風情として金魚が楽しまれるようになったのは江戸時代初期。
当時はまだ飼育方法が確立しておらず、大きな池のあるお屋敷を持つような
武士や豪商の間でのみ楽しまれる贅沢品だったそうです。

映画「大奥」でも一番最初のシーンで、外国から将軍に献上された珍しい
金魚の水槽を担いだ一行が、江戸の町を練り歩き人々の羨望を集めるという
シーンがありましたね。

江戸中期に入ると日本各地で養殖が盛んになり、量産・流通体制が確立、
それによって金魚自体の価格が下がり、庶民にも広がるようになりました。
水草を入れたギヤマン(ガラス)の水槽にひらひらと金魚が舞い泳ぐ姿は、
確かに優美で涼しげで、江戸庶民の間で人気が出たのもわかります


こちらの水槽の中の金魚は...なんでしょうか朱文金とかですかねぇ
私としてはもっとヒレが長くヒラヒラしているタイプの金魚が一番好みです。
でも、実家にいる金魚は夏祭りで持ち帰った子なので、普通の和金です


お目当ての風鈴は、呉服売り場の中にありました
ちりんちりんという音を頼りに場所を探してみると、色とりどりの風鈴があり、
中には高級版江戸切子のものもありましたが、私は普通のがいいのです。
風鈴で一番大切なのは音。いくつも音を聞き分けて、じっくり選びました。


最終的に選んだのは、水色の紫陽花が描かれた伝統的な江戸風鈴です。
本当は金魚が描かれたものが良かったのですが、これが一番音が良くて。
帰宅して早速軒先に吊るすと、ちんちりりんと高く澄んだ綺麗な音がして、
夏気分がアップしました

「篠原風鈴本舗」さんの江戸風鈴で、全て手作り・手吹きのガラス風鈴。
手作りならではのぬくもりを感じる、良いお品でした


今日の夕飯は昨日の焼肉に続いて、韓国メニュー尽くしにしてみました。
韓国冷麺、韓国風カツオのたたき、ホウレンソウのナムル、コンナムルと
シメジのスープ、という一汁三菜です

冷麺のスープは赤いのですが辛くはなく、酸味がさっぱりしていて夏向き。
近くに韓国食材屋さんが無かったので、麺自体は冷や麦で代用しました。


お茶はお料理に合わせて、韓国の伝統的なとうもろこし茶を淹れました。
最近では日本でもペットボトル入りのものを見かけるようになりましたが、
カフェインゼロ、鉄分・ミネラル・カリウム・食物繊維を多く含んでいて、
利尿作用・整腸作用・血圧降下作用、疲労回復作用があるそうです。
ビタミンEとリノール酸も豊富なので、美容効果も期待できるようですよ

こちらは水出しも出来るので、夏の間は麦茶代わりに飲もうと思います。