Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

両親を招いて雛祭りランチ

2015-03-01 23:04:20 | ホームパーティー
今日は一足早く、雛祭りのお祝いを行いました。自宅に両家の両親を招いての、
気軽なランチパーティーです


ランチの前にお雛様の前で記念撮影。去年の初節句ではバウンサーに乗っていた
娘も今年はこんなに大きくなりました。毎年決まった時期に行われる行事では、
こうして子供の成長を実感できる機会でもありますね


昨年は仕事に復帰したばかりで、お料理以外にはあまり凝ったことはできません
でしたが、今年は娘の後追いが大変で長時間キッチンに立てないため、お料理を
少し手抜きする代わりに、器で華やかに


雛祭りなので、テーマカラーはピンク・白・赤という可愛らしい色使いです

いつもは大理石をそのまま見せているテーブルも、今日は淡いピンクのテーブル
クロスをかけて、その上に銘々の白い漆塗りの折敷を置きました。

折敷の上には、越前塗りの古代朱のお椀と紀州塗りの朱色のミニ二段重。お箸は
お雛様やお内裏様の箸置きに置きます。食前酒用のsghrのショットグラスに、
ぼんぼり型の蓋付きの器。そして有田のJapan Snowシリーズの多用鉢。

内側に金彩を施した蛤の器は、ミニ二段重の中に入っています


お料理は、ミニ二段重の下段がちらし寿司。下段は9センチ四方なので、一人分の
ちらし寿司を詰めるのにちょうど良いサイズでした。上段には、蛤の器に乗せた
菜の花の和え物と自然薯の蟹真薯。そして焼き筍に、桃の花を添えて


ぼんぼり形の蓋付き器の中身は茶わん蒸しです。秋なら銀杏が良く合いますが、
今回は春らしく空豆・桜型の生麩・椎茸などを入れています。


Japan Snowの多用鉢には鯛の道明寺蒸しにあんをかけて。桜の葉と八重桜の花の
塩漬けから、ふんわりと良い香りが漂います


越前塗りのお椀の中身は蛤のお吸い物。手毬麩を散らして可愛く仕上げました。
蛤自体からとっても美味しいお出汁が出るので、あまり味を加えずに


デザートはsghrのフェリスシリーズのプレートに、菱餅代わりにグラスに入れた
3色のムースを。緑は抹茶、白はヨーグルト、ピンクは苺と、それぞれに味の違う
ムースを作って重ねてみました

3色ムースは昔から母が雛祭りになると作ってくれたデザートで、子供ながらにも
その綺麗な色合いがとても好きだったので、我が家で受け継いでいきたいなぁと
思って作りました


食後はJapan Snowの多用鉢を平茶碗に見立てて薄茶を点て、小菓子として小さな
高坏にひなあられやひなおこしを盛り付けてお出ししました。

昨年に比べて用意した品数も少なく、全体量も少なめにしてみましたが、ランチ
だったのでちょうど良いくらいだったかもしれませんね。この日のために用意を
した器たちのおかげで、楽しいパーティーを演出することができたと思います

これから毎年少しずつ小物を増やしていって、「我が家の雛祭り」を作り上げて
いけたら良いなぁ