Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(別誂え・水色地波に貝柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・7月)

2015-07-11 23:59:10 | 着物
今日は朝から着物を着てお茶のお稽古へ行ってきました。先週・先々週とお休み
してしまったので、久しぶりのお稽古です


7月に入りましたので、着物も単衣から絽へ。夏の着物は着る機会も少ないですし
汗をかくのでお手入れなども大変でそれほど数は持っていないのですが、やはり
夏らしい涼やかな透け感、夏限定の柄など、魅力がたっぷりですよね


こちらの着物は帯と一緒に別誂えをお願いしたもの。着物は水色が大好きです。
夏らしい爽やかな地色に抑えた色合いで描かれた夏限定の柄たち。帯は夏の柄と
いうわけではないのですが、着物の柄と時代を合わせて統一感を出しています


着物は爽やかな水色の絽地。初夏~初秋に咲く朝顔・桔梗・撫子・百合・菖蒲・
菊・萩・牡丹などの花を描いた合わせ貝が、はっきりした波模様に浮かぶように
配置されている別誂えの小紋。

帯はほんのりアイボリーがかった白い絽塩瀬地に、菊青海波を背景にして、笙・
竜笛・笛袋などの古楽器が淡い色彩で描かれた別誂えの染め名古屋帯。前帯には
琵琶なども描かれています

帯揚げは白い絽地に、濃いめのピンク色の絞りで桔梗が表現されている輪出し。
帯締めは白地に濃いピンクのポイント柄が入った夏用の組紐。

今日のお稽古は名水点てをさせて頂きました。名水点てとは、釣瓶型の水差しに
その日の朝に汲んで来た名水(由緒ある湧き水)を入れ、濃茶の前にそのお水を
振る舞ったりするお点前です。夏に多いお点前ですが、冬にやっても良いとか

お菓子は夏らしくとても涼しげな「水牡丹」というもの。「伊勢屋」製でした。
お軸は「瀧 直下三千丈(たき ちょっかさんぜんじょう)」と書かれた色紙。
瀧という字の一部が下まで長く伸ばされていて、流れ落ちる瀧を連想します

茶花はムラサキツメクサ・チダケサシ・糸薄の3種が籠に活けられていました。

午後は夫と交代して、娘と一緒に実家へいきました。実家では娘を父に預けて、
明日のイベントで使うものの印刷や荷造りなどの準備をしていました。


娘のお昼寝の時間を利用してアレンジメント作りを。今週は「ピタハヤ」という
外側の花びらだけが薄緑色になった珍しいピンク色のバラをメインにして、淡い
黄緑色のトルコキキョウ「グリーンボヤージュ」、ごく淡いピンクのガーベラ、
濃いピンクのカーネーション「スターチェリー」をポイントにして、グリーンは
ソリダコとレザーファンをあわせました

夫から「毎週少しずつ上達しているね」と褒めてもらってちょっと良い気分に。
夜は娘を早めに寝かしつけて、夫と2人でゆっくりディナータイムです

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・7月】


前菜はナスのバルケッタ。ナスをボートのように見立てて具材を詰めたお料理。
日本のナスだとそうでもないのですが、米ナスで作るとかなりボリュームがある
のでメインとして食べても良さそうです



パスタは手打ちパスタガルガネッリ、豚肉とフェンネルのソース。ガルガネッリ
自体はそれほど作るのは面倒ではないので、昨日に続いて手打ちパスタに挑戦。
ただのシート状の生地が可愛く形成されていくのは何度やっても楽しいです


メインは若鶏のナポリ風ソテー(ディアボラ)。ピリ辛の味付けが夏らしくて、
食欲をそそる一品です。このところメイン料理にお魚が続いていたので、夫にも
とても喜んでもらえました