今年に入ってからフランス料理、パン教室、フラワーアレンジメントなどなど、
新しい習い事をいくつか増やしてきましたが、今日はさらに新しいものに挑戦
和食をきちんと習ったことがないので習ってみたいなぁと思っていたところに、
同じイタリア料理教室に通っている方にご紹介頂いて、懐石料理のお教室に通う
ことができるようになりました
今日はその第1回目のレッスンです。この夏から茶懐石を始めようかと思っていた
のですが、その前に下地だけでも作っておいたほうが良いと思って、まずはこの
お教室に通うことに
こちらのお教室では毎月違うメニューをプチ懐石仕立てで教えて下さっていて、
3年間、36か月分のメニューがあるそうです。しばらく飽きずに通うことが出来
そうでとってもワクワクしています
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まずは冷えるまでに時間のかかる「冬瓜の海老あんかけ」から作っていきます
冬瓜は一口大に切って皮の部分を緑色が残るように薄く剥き、皮目に塩をまぶし
竹串が刺さるくらいまで下茹でします。
干し海老を1時間水につけておいたものに出汁・塩・みりん・薄口醤油を加えて、
皮目を下にして冬瓜をいれ、落し蓋をして煮ます。煮終わったら色が変わらない
ように氷水などで急冷するのがポイントです
次に芝海老などの生海老の殻をむいて包丁で細かく叩いたら、水とお酒でサッと
洗ってアクをとって水切りしておきます。
冬瓜の鍋から煮汁を少し取り出して、叩いた海老と一緒に火にかけてそぼろ状に
したら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、こちらも氷水で急冷します。
盛り付けの際に枝豆とおろした柚子皮を散らせば完成です
次は八寸の「夏の酒菜盛り合わせ」を作ります。こちらはそれほど手を掛けずに
作るものばかりなのですが、見た目がとても華やかに出来上がるそうです
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こちらはトウモロコシと枝豆のかき揚げです。茹でてサヤからはずした枝豆と、
生のまま芯からはずしたトウモロコシをボウルに入れます。小麦粉と水を混ぜて
作った天ぷら粉をよく絡めたら、180度の油で揚げて暑いうちに塩を振ればOK
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次は万願寺とうがらしの肉詰め。万願寺とうがらしを縦半分に切って種を取り、
内側に小麦粉をまぶしてから、豚挽肉・薄口しょうゆ・みりんを合わせたものを
詰めます。これを油をひいたフライパンで肉側から焼き、両面が焼けたらお酒を
まわしかけてから蓋をし、蒸し焼きにすれば完成です
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こちらは水茄子の生ハム巻き。水茄子は生のままサラダ感覚で食べられるお野菜
なので、皮つきのまま一口大に切ってから塩水に浸けてアク抜きをして、水気を
ふき取って生ハムを巻くだけです
夏なので寄せ豆腐も用意されていました。寄せ豆腐は水切りして盛り付けたら、
種を取って茹でたオクラを叩いたタタキオクラとおろしショウガを添え、食べる
時に出汁しょうゆをかけて頂きます
もろきゅうはとっても簡単。適当に切ったキュウリにもろみ味噌を乗せるだけ。
普通の味噌でも良いですし、梅肉に変えても美味しそうですね
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次は焼き物代わりの「鰈と彩り野菜の煮浸し」。パプリカ・ゴーヤ・インゲン・
ナス・ヤングコーンなどの夏野菜、そして今日のお魚はイシガレイを使います
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お魚は鰈だけでなくコチ・タイ・キス・スズキ・ヒラメなど淡白なお魚なら他の
物でも大丈夫だそう。お魚は少し大きめに切って小麦粉をつけ、焼くか揚げるか
するのですが、今日は他に揚げ物があったので揚げることにしました。
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野菜は油をひいたフライパンで焼き色が着く程度に焼いたら、出汁・薄口醤油・
みりん・砂糖を合わせた煮汁に、揚げたカレイと一緒に入れて煮れば完成
魚も野菜も一度揚げたり焼いたりしてから煮ることで、煮崩れを防いでいます。
お椀物は「冷やしちらし茶碗蒸し」。溶き卵・出汁・薄口醤油をあわせたものを
ザルで漉してから器に入れて蒸し、蒸し上がったら冷蔵庫で冷やしておきます。
その上に蟹身・甘エビ・タタキオクラ・枝豆を盛って木の芽を飾り、出汁・塩・
みりん・水溶き片栗粉を火にかけてから冷やした銀あんをかければ完成です
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最後に作るご飯は「蛸めし」です。洗って水切りをしたお米・出汁・薄口醤油・
千切りにした生姜を炊いて生姜ご飯をつくります。茹でタコは塩水で洗ってから
スライスして、炊き上がったご飯みまぜて、最後に青さ海苔を散らせばOK
タコを一緒に炊き込んでしまうとどうしても硬くなるので、最後に混ぜるくらい
でも十分だそうです。
これで全品出来上がったので、お待ちかねの試食タイムです
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夏らしく、簾をイメージしたランチョンマットに、ガラスの器や銀色の塗り椀、
鮮やかな水色のお椀などがよく映えて、とても涼しげなテーブルです
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お料理も彩り鮮やかな夏野菜を使っているのでとっても華やか。「おもてなし」
料理なので見た目はとても気を配っていらっしゃるそうです
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八寸は「夏の酒采盛り合わせ」。寄せ豆腐・もろこしと枝豆のかき揚げ・水茄子
生ハム巻き・もろきゅう・万願寺唐辛子の肉詰め。
どれもとても簡単にできるのに美味しくて、見た目も彩りが綺麗で華やかです
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お椀物は「ちらし冷やし茶碗蒸し」。冷たくてやわらか~い茶わん蒸しなので、
夏の食欲の落ちる時期でもツルツルっと食べられます。ちらし寿司のように具を
色々乗せて可愛らしく
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焼き物の代わりに「鰈と彩り野菜の煮浸し」。さっと煮ただけなのでそれぞれの
具材の食感がきちんと残っていて、食べ応えも十分な一皿です。お魚の下処理が
面倒ですが、下処理されたものを買ってくればとても簡単に作れますね
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炊き合わせは「冬瓜の海老あんかけ」。いつも自分で冬瓜の煮物を作ると、色が
くすんでしまって綺麗に出来なかったのですが、緑を鮮やかなまま保つコツなど
教えていただけたので、とても勉強になりました
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ご飯は「蛸めし」。我が家は夫がタコを食べないのでどうしようかなぁと思って
いたのですが、ベースは生姜ご飯なのでホタテを混ぜてもおいしそうですよね。
夫の意見を聞いて、我が家なりにアレンジをしてみようと思います
水物は八寸と一緒に出した「アメリカンチェリー」。今日は夏らしくほおずきの
器に飾って。いつもは水物も手作りされるそうですが、今日は八寸に色々と用意
しているので、水物は簡単にされたそうです。
どのお料理もそれほど難しい作業はなくて、それぞれの食材のクセや調理のコツ
などをつかめればとても簡単にできるものばかりでした
和食というと難しそうで敷居が高いな、と思っていたのですが、こちらのお教室
なら楽しく通うことができそうです。我が家でもようやくまともな和食を作って
あげられそうなので、夫に喜んでもらえるかな
今回は体験レッスンでしたが、早速入会の申し込みをさせて頂きました。次回の
レッスンはどんなお料理なのか、楽しみでワクワクしています
新しい習い事をいくつか増やしてきましたが、今日はさらに新しいものに挑戦
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和食をきちんと習ったことがないので習ってみたいなぁと思っていたところに、
同じイタリア料理教室に通っている方にご紹介頂いて、懐石料理のお教室に通う
ことができるようになりました
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今日はその第1回目のレッスンです。この夏から茶懐石を始めようかと思っていた
のですが、その前に下地だけでも作っておいたほうが良いと思って、まずはこの
お教室に通うことに
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こちらのお教室では毎月違うメニューをプチ懐石仕立てで教えて下さっていて、
3年間、36か月分のメニューがあるそうです。しばらく飽きずに通うことが出来
そうでとってもワクワクしています
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まずは冷えるまでに時間のかかる「冬瓜の海老あんかけ」から作っていきます
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冬瓜は一口大に切って皮の部分を緑色が残るように薄く剥き、皮目に塩をまぶし
竹串が刺さるくらいまで下茹でします。
干し海老を1時間水につけておいたものに出汁・塩・みりん・薄口醤油を加えて、
皮目を下にして冬瓜をいれ、落し蓋をして煮ます。煮終わったら色が変わらない
ように氷水などで急冷するのがポイントです
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次に芝海老などの生海老の殻をむいて包丁で細かく叩いたら、水とお酒でサッと
洗ってアクをとって水切りしておきます。
冬瓜の鍋から煮汁を少し取り出して、叩いた海老と一緒に火にかけてそぼろ状に
したら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、こちらも氷水で急冷します。
盛り付けの際に枝豆とおろした柚子皮を散らせば完成です
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次は八寸の「夏の酒菜盛り合わせ」を作ります。こちらはそれほど手を掛けずに
作るものばかりなのですが、見た目がとても華やかに出来上がるそうです
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こちらはトウモロコシと枝豆のかき揚げです。茹でてサヤからはずした枝豆と、
生のまま芯からはずしたトウモロコシをボウルに入れます。小麦粉と水を混ぜて
作った天ぷら粉をよく絡めたら、180度の油で揚げて暑いうちに塩を振ればOK
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次は万願寺とうがらしの肉詰め。万願寺とうがらしを縦半分に切って種を取り、
内側に小麦粉をまぶしてから、豚挽肉・薄口しょうゆ・みりんを合わせたものを
詰めます。これを油をひいたフライパンで肉側から焼き、両面が焼けたらお酒を
まわしかけてから蓋をし、蒸し焼きにすれば完成です
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こちらは水茄子の生ハム巻き。水茄子は生のままサラダ感覚で食べられるお野菜
なので、皮つきのまま一口大に切ってから塩水に浸けてアク抜きをして、水気を
ふき取って生ハムを巻くだけです
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夏なので寄せ豆腐も用意されていました。寄せ豆腐は水切りして盛り付けたら、
種を取って茹でたオクラを叩いたタタキオクラとおろしショウガを添え、食べる
時に出汁しょうゆをかけて頂きます
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もろきゅうはとっても簡単。適当に切ったキュウリにもろみ味噌を乗せるだけ。
普通の味噌でも良いですし、梅肉に変えても美味しそうですね
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次は焼き物代わりの「鰈と彩り野菜の煮浸し」。パプリカ・ゴーヤ・インゲン・
ナス・ヤングコーンなどの夏野菜、そして今日のお魚はイシガレイを使います
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お魚は鰈だけでなくコチ・タイ・キス・スズキ・ヒラメなど淡白なお魚なら他の
物でも大丈夫だそう。お魚は少し大きめに切って小麦粉をつけ、焼くか揚げるか
するのですが、今日は他に揚げ物があったので揚げることにしました。
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野菜は油をひいたフライパンで焼き色が着く程度に焼いたら、出汁・薄口醤油・
みりん・砂糖を合わせた煮汁に、揚げたカレイと一緒に入れて煮れば完成
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魚も野菜も一度揚げたり焼いたりしてから煮ることで、煮崩れを防いでいます。
お椀物は「冷やしちらし茶碗蒸し」。溶き卵・出汁・薄口醤油をあわせたものを
ザルで漉してから器に入れて蒸し、蒸し上がったら冷蔵庫で冷やしておきます。
その上に蟹身・甘エビ・タタキオクラ・枝豆を盛って木の芽を飾り、出汁・塩・
みりん・水溶き片栗粉を火にかけてから冷やした銀あんをかければ完成です
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最後に作るご飯は「蛸めし」です。洗って水切りをしたお米・出汁・薄口醤油・
千切りにした生姜を炊いて生姜ご飯をつくります。茹でタコは塩水で洗ってから
スライスして、炊き上がったご飯みまぜて、最後に青さ海苔を散らせばOK
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タコを一緒に炊き込んでしまうとどうしても硬くなるので、最後に混ぜるくらい
でも十分だそうです。
これで全品出来上がったので、お待ちかねの試食タイムです
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夏らしく、簾をイメージしたランチョンマットに、ガラスの器や銀色の塗り椀、
鮮やかな水色のお椀などがよく映えて、とても涼しげなテーブルです
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お料理も彩り鮮やかな夏野菜を使っているのでとっても華やか。「おもてなし」
料理なので見た目はとても気を配っていらっしゃるそうです
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八寸は「夏の酒采盛り合わせ」。寄せ豆腐・もろこしと枝豆のかき揚げ・水茄子
生ハム巻き・もろきゅう・万願寺唐辛子の肉詰め。
どれもとても簡単にできるのに美味しくて、見た目も彩りが綺麗で華やかです
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お椀物は「ちらし冷やし茶碗蒸し」。冷たくてやわらか~い茶わん蒸しなので、
夏の食欲の落ちる時期でもツルツルっと食べられます。ちらし寿司のように具を
色々乗せて可愛らしく
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焼き物の代わりに「鰈と彩り野菜の煮浸し」。さっと煮ただけなのでそれぞれの
具材の食感がきちんと残っていて、食べ応えも十分な一皿です。お魚の下処理が
面倒ですが、下処理されたものを買ってくればとても簡単に作れますね
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炊き合わせは「冬瓜の海老あんかけ」。いつも自分で冬瓜の煮物を作ると、色が
くすんでしまって綺麗に出来なかったのですが、緑を鮮やかなまま保つコツなど
教えていただけたので、とても勉強になりました
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ご飯は「蛸めし」。我が家は夫がタコを食べないのでどうしようかなぁと思って
いたのですが、ベースは生姜ご飯なのでホタテを混ぜてもおいしそうですよね。
夫の意見を聞いて、我が家なりにアレンジをしてみようと思います
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水物は八寸と一緒に出した「アメリカンチェリー」。今日は夏らしくほおずきの
器に飾って。いつもは水物も手作りされるそうですが、今日は八寸に色々と用意
しているので、水物は簡単にされたそうです。
どのお料理もそれほど難しい作業はなくて、それぞれの食材のクセや調理のコツ
などをつかめればとても簡単にできるものばかりでした
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和食というと難しそうで敷居が高いな、と思っていたのですが、こちらのお教室
なら楽しく通うことができそうです。我が家でもようやくまともな和食を作って
あげられそうなので、夫に喜んでもらえるかな
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今回は体験レッスンでしたが、早速入会の申し込みをさせて頂きました。次回の
レッスンはどんなお料理なのか、楽しみでワクワクしています
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