Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お宮参りをすませました(別誂え・翡翠色地流水花筏柄訪問着) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・9月)

2016-09-04 23:02:04 | 着物
生後1か月を過ぎた大安の今日、無事に息子のお宮参りを済ませました


お宮参りということで、数か月ぶりに着物に袖を通すことができて嬉しいです。
9月のはじめなので暑ければ絽の着物にしようかとも思ったのですが、うす曇りで
それほど暑くなかったので、単衣の訪問着を選びました


こちらの訪問着は、いつも礼装の別誂えをお願いしている公庄工房様で初めての
別誂えをしたときのもの。9月にあった友人の結婚式に向けて単衣の訪問着を用意
するにあたり、市販の単衣はなかなか気に入るものがなかったので、それならと
思い切って別誂えをお願いしたのです

そのあとも色々なイベントに着ましたが、最後に着たのは娘がお腹にいるときに
京都の南座で行われた、三味線の流派の会でした。

娘がまだお腹にいたときの一大イベントで着た着物を、今度は息子のお宮参りに
着るだなんて、この着物にはよほど縁があるのだなぁと思います


着物はサラっとした縮緬地を淡い翡翠色に染め上げて、銀彩で描かれた流水に、
菖蒲・朝顔・撫子・桔梗・菊・扶養・紫陽花などの、初夏~初秋の花々を乗せた
花筏が浮かんでいるもので、お気に入りの別誂えの単衣の訪問着。

帯は爽やかな白地にピンクや水色や藤色などのパステルカラーの糸と金糸銀糸を
使って花菱が織り出されている絽の袋帯。

帯揚げはごく薄いピンクの絽地に、赤い絞りで楓模様が表現されている輪出し。
帯揚げは表が薄いピンク、裏が白になった夏の礼装用の平組。

朝から自分の着付けに娘や息子の支度とバタバタしながら、なんとか準備を全て
済ませて、10時ごろに神社へ向かいました


現地で両家の両親と待ち合わせして、祈祷の申し込みをして拝殿に入りました。
まだまだ暑い時期なのであまりいないと思ったのですが、同じ時間帯にほかにも
3組のお宮参りのご家族がいらっしゃいました。やはり大安だからでしょうか


神社についてから祈祷が終わるまでのあいだにどんどん空が晴れてきて、気温が
ぐんぐん高くなってきてしまい、暑すぎて外での写真撮影があまりできなかった
のが残念でしたが、予報とは違って雨に降られなかったのは幸いでした

神社を後にして次は写真館に向かい、1時間ほどかけて家族の写真や息子の写真、
子供2人の写真などを撮って頂きました


お昼を過ぎてやっと帰宅して、全員でお祝いのお膳を囲むことに。産後間もない
ということで、今日は私はお料理は少しだけで、メインはお寿司をとりました。
私が作ったのは冷やし茶碗蒸しとお吸い物のみ

息子を囲んでみんなでゆっくりお食事をしながら息子のお宮参りを祝いました。
これで無事にお宮参りも済み、ホッとひと安心です

お昼寝をはさんで夕方はのんびりと過ごし、夜は早めに娘を寝かしつけて、夫と
2人でゆっくりディナータイムを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理編・9月】


前菜はズッキーニのグラタン風。一度焼いたズッキーニに基本のトマトソースや
茹で卵やハムやチーズなどを合わせてオーブン焼きにした一品。アツアツなので
体がとっても温まる、秋らしいお料理です


パスタはノルマ風スパゲッティ。ノルマ風とはナスとトマトとバジルとリコッタ
チーズを使ったものです。トマトソースは前菜に使ったものと同じなので、少し
手抜きができるのが嬉しいですね。リコッタチーズは手作りしました


メインはメカジキのインヴォルティーニ。メカジキを薄く伸ばして長方形にする
のが難しいのですが、それさえできてしまえばあとはとても簡単なお料理です。
パン粉・松の実・レーズンなど、いかにもシチリアらしい詰め物を入れて