春から別誂えをお願いしている藤色の踊り桐唐草に吉祥矢羽根模様の一つ紋付き
付下げ。昨日は糊伏せの記事を書きましたが、今日は友禅の作業をご紹介
糊伏せのあと順調に地色染めに進み、とてもきれいな藤色に染め上った反物が、
とうとう公庄様のもとで友禅の作業に入ったところです
ちょうど背景となる踊り桐唐草の桐の葉の部分に、薄い色でぼかしを入れている
場面のようですね
今回も友禅の色使いは完全に公庄様にお任せしていますが、画像を見る限りでは
京友禅らしい綺麗な色使いで彩色して下さっていて、どんな仕上がりになるのか
とても楽しみです
このあとは友禅が完成したら、金彩や縫い紋を入れる作業に入ります