今日は朝からあいにくのお天気でしたが、今週末に控えた結婚記念日を祝って、
子供たちを預けて、久しぶりに夫と2人でランチデートをしてきました
結婚してから記念日のお食事は着物で行くのが恒例になっています。今年で5回目
となるランチですが、今日のお店は和モダンなフレンチと聞いていたので、着物
姿もお店に合うのではないかと思います
こちらの着物は付下げシリーズの別誂えを始める前に作った訪問着で、柄ゆきも
重厚な一枚です。娘のお宮参りと、その後の初釜に着て以来ですので、約3年ぶり
でしょうか。どこに着ていっても恥ずかしくない、素晴らしい訪問着です
着物は地模様のある朱子地を明るい若草色に染め上げ、雲取りと、楓・梅・桜・
松の枝を背景にして、優美な和楽器や絵巻物などを描いた別誂えの訪問着です。
帯は白地に金糸やプラチナ糸を使って若松の葉が織り出されている袋帯。
帯揚げは菱型地紋のある白い綸子地にピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。
帯締めは金で亀甲文様を表現し、地は橙~鶸色のグラデーションになった組紐。
今日お伺いしたのは、西麻布にあるフレンチ「L'Effervescence」。ミシュランの
二つ星のレストランで、予約がなかなか取れないことで有名です
すぐお隣が大きなお寺という閑静な場所に、お寺の雰囲気を壊さない外観で建て
られた隠れ家的なお店でした
ラウンジにはモダンな囲炉裏が設けられて、店内も焼き杉の天井、銀屏風の壁、
一面ガラス張りの窓から見える坪庭など、和の要素をたっぷりと取り入れていて
とても素敵なつくりでした
ショープレートにはベルナルドの「エキュム」が使われています。こちらの店名
である「L'Effervescence」は「沸き立つ泡」という意味のフランス語なので、
それにちなんでいるようです
テーブルに飾られたお花はレストランには珍しく、野の花を使った素朴なもの。
なんだか茶道の世界のようです
まず始めに、食前酒として赤ワインを日本酒で割ったものが、金箔を貼った錫の
杯で出されました。ここからすでに、和とフレンチの融合が始まっています。
最初のお料理は「覚醒~」と名づけられた、ポルチーニ茸のムースに九条ネギの
泡、そしてその中にかわはぎが入っています。スガハラガラスの「立ち上る泡」
ショットグラスが使われていて、こちらも店名にからめているようです。
パンは大阪の「LE SUCRE-COEUR」さんのパンで、一見ハード系のようなのですが
中はしっとりもちもちのとても美味しいパンです。添えられているのはお豆腐と
サワークリームをあわせたもの
2品目は「初秋に~」と名づけて、鱧の揚げ焼きと乳酸発酵させたコールラビ、
ビーツのソース、甘エビのキャラメルソース、山山椒のオイル。
3品目は「定点~」と題して、こちらはお店のスペシャリテで、丸ごとのカブを
4時間かけてジューシーさと食感を残しながら火を入れたもの。パセリのソースと
ブリオッシュのクルトンを添えて。
4品目は「かくれんぼ~」と題して、真子鰈のポシェとかぼすのサバイヨンに、
しょっつるの焦がしバターをかけて、舞茸とおかひじきを乗せたもの。カレイが
海底で海草にかくれているイメージだそうです
5品目は「美しい秋に囲まれて~」と題し、ヴァンデ産の鳩の炙り焼き、里芋や
ポロネギを焼いたものに、あさりのジュ、アバ等を添えて。トレビスを枯れ葉に
見立てるために焼いてあるのも素敵です
デザートの前に結婚記念日のお祝いのプレートをご用意して下さっていました。
薄いクッキー生地をまるで灯篭のように仕上げたとても素敵なプレートです。
デザートは「溶け合う~」と題し熟成栗と山葡萄のモンブラン、ブルーチーズや
栗のチュイル、ラムアイスなどを盛り合わせて。
最後は薄茶とWorld peace(ピーナッツミルク)に、4種類の小菓子を添えて。
こちらのお店では、最後の薄茶は目の前で立礼式で点ててくださいます
なんと、こちらのお店は会社の方針で全てのスタッフが宗和流の茶道を毎月習う
そうで、外国人のスタッフもきちんと立礼で薄茶を点てていました
夫はそのことについては知らなかったそうですが、茶道で出会った私たち夫婦の
5周年記念の食事に相応しいお店で、とても嬉しかったです。いつも素敵なお店に
連れてきてくれてどうもありがとう
食事の後はそのまま帰るのももったいないので、すぐ近くにある根津美術館へ。
ちょうど円山応挙の展示会が開催中とのことで、見に行ってきました。
円山応挙の絵を楽しんだ後は、紅葉が美しい庭園へ。週末に紅葉狩りに行きたい
なんて話していたのですが、思いがけずこちらでとても美しい紅葉を見ることが
できてとても嬉しかったです
せっかくなので紅葉の前で2人並んだ写真を撮って頂きました。なかなか2人で
写真を撮る機会が無いので、良い思い出になりました
今日はお店もとても素晴らしく、お食事も美味しさと驚きがあり、素敵な絵画や
素晴らしい紅葉も楽しむことができて、本当に良い一日でした
子供たちを預けて、久しぶりに夫と2人でランチデートをしてきました
結婚してから記念日のお食事は着物で行くのが恒例になっています。今年で5回目
となるランチですが、今日のお店は和モダンなフレンチと聞いていたので、着物
姿もお店に合うのではないかと思います
こちらの着物は付下げシリーズの別誂えを始める前に作った訪問着で、柄ゆきも
重厚な一枚です。娘のお宮参りと、その後の初釜に着て以来ですので、約3年ぶり
でしょうか。どこに着ていっても恥ずかしくない、素晴らしい訪問着です
着物は地模様のある朱子地を明るい若草色に染め上げ、雲取りと、楓・梅・桜・
松の枝を背景にして、優美な和楽器や絵巻物などを描いた別誂えの訪問着です。
帯は白地に金糸やプラチナ糸を使って若松の葉が織り出されている袋帯。
帯揚げは菱型地紋のある白い綸子地にピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。
帯締めは金で亀甲文様を表現し、地は橙~鶸色のグラデーションになった組紐。
今日お伺いしたのは、西麻布にあるフレンチ「L'Effervescence」。ミシュランの
二つ星のレストランで、予約がなかなか取れないことで有名です
すぐお隣が大きなお寺という閑静な場所に、お寺の雰囲気を壊さない外観で建て
られた隠れ家的なお店でした
ラウンジにはモダンな囲炉裏が設けられて、店内も焼き杉の天井、銀屏風の壁、
一面ガラス張りの窓から見える坪庭など、和の要素をたっぷりと取り入れていて
とても素敵なつくりでした
ショープレートにはベルナルドの「エキュム」が使われています。こちらの店名
である「L'Effervescence」は「沸き立つ泡」という意味のフランス語なので、
それにちなんでいるようです
テーブルに飾られたお花はレストランには珍しく、野の花を使った素朴なもの。
なんだか茶道の世界のようです
まず始めに、食前酒として赤ワインを日本酒で割ったものが、金箔を貼った錫の
杯で出されました。ここからすでに、和とフレンチの融合が始まっています。
最初のお料理は「覚醒~」と名づけられた、ポルチーニ茸のムースに九条ネギの
泡、そしてその中にかわはぎが入っています。スガハラガラスの「立ち上る泡」
ショットグラスが使われていて、こちらも店名にからめているようです。
パンは大阪の「LE SUCRE-COEUR」さんのパンで、一見ハード系のようなのですが
中はしっとりもちもちのとても美味しいパンです。添えられているのはお豆腐と
サワークリームをあわせたもの
2品目は「初秋に~」と名づけて、鱧の揚げ焼きと乳酸発酵させたコールラビ、
ビーツのソース、甘エビのキャラメルソース、山山椒のオイル。
3品目は「定点~」と題して、こちらはお店のスペシャリテで、丸ごとのカブを
4時間かけてジューシーさと食感を残しながら火を入れたもの。パセリのソースと
ブリオッシュのクルトンを添えて。
4品目は「かくれんぼ~」と題して、真子鰈のポシェとかぼすのサバイヨンに、
しょっつるの焦がしバターをかけて、舞茸とおかひじきを乗せたもの。カレイが
海底で海草にかくれているイメージだそうです
5品目は「美しい秋に囲まれて~」と題し、ヴァンデ産の鳩の炙り焼き、里芋や
ポロネギを焼いたものに、あさりのジュ、アバ等を添えて。トレビスを枯れ葉に
見立てるために焼いてあるのも素敵です
デザートの前に結婚記念日のお祝いのプレートをご用意して下さっていました。
薄いクッキー生地をまるで灯篭のように仕上げたとても素敵なプレートです。
デザートは「溶け合う~」と題し熟成栗と山葡萄のモンブラン、ブルーチーズや
栗のチュイル、ラムアイスなどを盛り合わせて。
最後は薄茶とWorld peace(ピーナッツミルク)に、4種類の小菓子を添えて。
こちらのお店では、最後の薄茶は目の前で立礼式で点ててくださいます
なんと、こちらのお店は会社の方針で全てのスタッフが宗和流の茶道を毎月習う
そうで、外国人のスタッフもきちんと立礼で薄茶を点てていました
夫はそのことについては知らなかったそうですが、茶道で出会った私たち夫婦の
5周年記念の食事に相応しいお店で、とても嬉しかったです。いつも素敵なお店に
連れてきてくれてどうもありがとう
食事の後はそのまま帰るのももったいないので、すぐ近くにある根津美術館へ。
ちょうど円山応挙の展示会が開催中とのことで、見に行ってきました。
円山応挙の絵を楽しんだ後は、紅葉が美しい庭園へ。週末に紅葉狩りに行きたい
なんて話していたのですが、思いがけずこちらでとても美しい紅葉を見ることが
できてとても嬉しかったです
せっかくなので紅葉の前で2人並んだ写真を撮って頂きました。なかなか2人で
写真を撮る機会が無いので、良い思い出になりました
今日はお店もとても素晴らしく、お食事も美味しさと驚きがあり、素敵な絵画や
素晴らしい紅葉も楽しむことができて、本当に良い一日でした