Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶会に参会しました(別誂え:黄色地竜田川柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・12月)

2016-11-26 23:32:43 | 茶道
6月のお稽古を最後に産前産後はお茶のお稽古をお休みして、夫だけはお稽古に
通っていましたが、今日は久しぶりにお茶会が開かれるということで、夫に子供
たちをお願いして、お茶会に参加させてもらいました


やはりお茶会に行くならば着物を着たいということで、いつもお茶会には千總の
総柄小紋などを着ていたのですが、今日を逃すとあと1年着る機会を逃してしまう
ので、今年の夏に出来上がった小紋を下ろすことにしました


こちらの小紋と帯は11月に着られるようにと一緒に別誂えをしたもので、小紋も
帯も秋らしいひと揃えになるようにと、地色にとってもこだわって作りました。
帯は別の着物にも合わせやすいように、春秋の植物を描いています


着物は松葉の地模様のある生地をこっくりとした赤味のある黄色に染め上げて、
様々に色づいていく楓と流水を描いて、竜田川文様に仕上げた別誂えの小紋。

帯は塩瀬地を落ち着きのある深い赤に染め上げて、銀杏の葉・楓・松葉・枯れ葉
といった秋の葉とともに、桜・梅などの春の花や橘を散らし「春秋吹き寄せ」の
文様に仕上げた別誂えの染め名古屋帯。

帯揚げは白い綸子地に、鮮やかな山吹色の絞りで紅葉の柄が表現された輪出し。
帯締めは白~鶸色のグラデーションになった組紐。

今日のお茶会は外部の方をお招きしてのお茶会ではなく、門弟だけを集めて行う
研究茶会なので、会場はいつものお稽古場

今回は3部構成の研究茶会で、第一部は掛け軸についての講義。掛け軸の構成を
教えて頂いてから、掛け軸の種類の説明、そしてしまい方などを教わりました。

第二部は八寸と千鳥の杯の実践。毎回お茶事で八寸とお酒を頂きますが、今回は
千鳥の杯(客と亭主が交互に杯を交わす飲み方)の作法を習いました。

第三部は濃茶席。久しぶりに静かなゆったりとした空間のなかで綺麗なお菓子と
お茶を頂くことができました

夫が風邪を引いていて辛そうだったのでお茶会終了後は急いで帰宅して、息子と
娘を連れて歯医者に行ったりお買い物に行ったりして、夫にはゆっくりと眠って
もらい、夜は子供たちを早めに寝かしつけて、夫を起こしました。

子供たちが寝た後はディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理編・12月】


前菜はパプリカの詰め物シチリア風。見た目はかなりボリュームがありそうなの
ですが、詰め物の具材はナス・玉ねぎ・粉チーズ・ハムなど軽めのものばかりで
それほど重くないので、パクパクっと食べられてしまいます


パスタはタラとトマトソースのリングイネ。塩タラを使った冬らしいソースで、
ディルをたっぷりと入れているのでタラの臭みも気にならず美味しいですよ


メインはファルソ・マグロ。合挽き肉やゆで卵を薄切りの牛肉で巻き、タコ糸で
縛って煮込んだお料理です。切る前の見た目はお肉たっぷりで豪華そうに見える
のですが、切ってみると合挽き肉という面白いお料理。ソースがとっても濃厚