Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(別誂え・若草色地薬玉柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・4月)

2018-04-21 23:14:25 | 着物

今日のお稽古は午後からでしたので、午前中は家でゆっくり過ごし、午後から身支度をしてお茶のお稽古へ行ってきました


今日の着物は例年5月のお節句のころに着ているものなのですが、今年は予定が重なり5月にあまりお稽古に行けなさそうなので、先取りして着てしまうことにしました


こちらは端午の節句で連想する薬玉(長命縷)をモチーフにしたもので、薬玉をさらに美しく花で飾った花薬玉です。平安時代には男女の間で贈り物とされていたことから連想して、初夏にふさわしく爽やかな地色に花薬玉を描いた小紋、そして平安時代を思い起こさせる図案を描いた帯を合わせて


着物は牡丹唐草地紋の生地を若草色に染め上げて、そこに菊・桜・橘・楓などの季節の花々や美しい飾り紐をあしらった華やかな花薬玉を描いた別誂えの小紋。


帯は塩瀬地を深い黒に染め上げて、前帯

関西腹に源氏香、関東腹に貝桶と合わせ貝、お太鼓には几帳と投扇興という、平安時代のモチーフを描いた別誂の染め名古屋帯。


帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。

帯締めは明るい蜜柑色の組紐。


今日のお稽古は貴人清次の薄茶点前をさせて頂きました。炉の貴人清次では千鳥茶巾を置くための千鳥板を置くのが風炉との違いだそうです。


お菓子は少し先取りになりますが柏餅でした

お軸は「劫外一壺春(こうがい いっこしゅん)」と書かれた墨跡。


茶花はオオデマリが活けられていました。今年は花が早いそうで、例年より半月ほど早く見頃を迎えたようです


夜は子供たちの寝支度を済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました。私たちがディナーを楽しんでいるあいだ、子供たちは仲良く遊んでくれています


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:シチリア料理編・4月】


前菜は空豆のポタージュ。空豆のしっかりした味わいが美味しい一品です。フェンネルシードが良いアクセントに


パスタはカリフラワーのスパゲッティ。シチリア料理らしく、炒ったパン粉をたっぷりとかけて頂きます。ボリューム感があるのにとてもヘルシーなパスタです


アーモンド入りポルペッテ、トマト煮。アーモンドやチーズ効いていてトマト煮にしなくても十分美味しいので、今日はソースとポルペッテを分けてみました