今日は久しぶりにフランス料理教室へ行ってきました
今年は外部のイベントが多いため自宅レッスン数があまり多くないとお伺いして
いたので、何としてでもすべてのレッスンに参加したいところです
今月は春の女子会をテーマにして、可愛らしいお料理を中心に教えて頂きます。
ピンクや藤色など、女子の好きなカラーをたくさん使った華やかなテーブルに。
女子会らしく、今日のお料理にはすべてフルーツを使うそうなので楽しみです
調理ですが、まずはデザートの「Mousse aux cerises noirs」から作りますね。
ダークチェリーの缶詰を使う簡単なデザートです
ダークチェリーとシロップをブレンダーでピューレ状にし、溶かしたゼラチンを
加えたら、レモン汁とキルシュを加えます。
お砂糖を加えた生クリームを7分立てにしてピューレと混ぜ合わせ、型に流して
冷蔵庫で冷やし固めるだけ。あとは盛り付けの際にベリー類や生クリーム、もし
あればエディブルフラワーなどを飾れば完成です
続いてメインの「Fillet de poisson à la boîte de bijou」を作っていきます。
まずは付け合せですが、最近ブームのワイルドライスを使います。フライパンに
オリーブオイルを敷いてみじん切りの玉ねぎとマッシュルームを炒めます。
水洗いして塩ゆでしたワイルドライスと刻んだクランベリーを加え、塩コショウ
して味を調え、セルクルを使ってお皿に盛ります。
パプリカ・ズッキーニ・ナスはそれぞれ5mm角に切ります。フライパンにオイルを
入れて熱し、みじん切りのにんにくを加えて、香りが立ったら切った野菜を加え
さっと炒めて塩コショウをします。
皮を引いた白身魚の切り身に塩コショウをして、柔らかくしたクリームチーズを
上に塗ります。これは上に載せる野菜を定着させる接着剤がわりなので、あまり
塗りすぎないのがポイントです。この上に炒めた野菜をまんべんなく乗せたら、
200度のオーブンで10分焼き、ワイルドライスと同じお皿に盛れば完成です
続いて前菜の「Soupe de fraise et tomate, noix de Saint-Jacques poelées aux
légumes printainers」を作ります
ホタテにオリーブオイルを塗してフライパンでサッと表面を焼き、塩コショウを
しておきます。芽キャベツ・アスパラ・ソラマメなどのお好みの野菜も焼いて、
塩コショウします。
いちご・トマト・レモン汁・ワインビネガー・はちみつ・オリーブオイル・塩・
水を合わせてブレンダーでスープ状にして、冷蔵庫で冷やしておきます。
器にホタテと野菜をバランスよく盛り付けたら、食べる直前にいちごのスープを
かければ完成です
アミューズは「Tartare de Saint-Jacques et fraise」。1品目と同じ材料を使い
省エネで作るお料理です。ホタテ・いちご・きゅうりを5mm角に切り、レモン汁・
オリーブオイル・塩コショウでシンプルに和えて。小さなスプーンに盛ります
前菜3品目かメイン2品目というかを迷いますが「Rôti de pore à l’ananas」。
日本でいう酢豚のようなイメージのお料理ですね。豚肩ロースや豚スペアリブを
使って作ります。パイナップルを合わせるのがポイント
50gほどに切った豚肉・パイナップル缶のシロップ・はちみつ・醤油・サラダ油・
トマトペースト・生姜のすりおろし・白ワインビネガーをジップロックに入れ、
良くもみ込んで一晩漬けておきます。
取り出した豚肉の水気を切って塩コショウし、耐熱皿に並べて170度のオーブンで
10分焼いたら上下を返し、パイナップルも載せてさらに10分焼きます。
色合いが足りないようなら、前菜で使ったような緑の野菜を添えたり、トマトを
添えると綺麗ですね
漬け込んだタレは煮詰めてソースにしても良いそうですが、このままでも十分な
お味がついています。
食前酒の代わりのドリンクも用意して調理完了。お待ちかねの試食タイムです。
春らしく可愛い色合いのテーブルにお料理が乗って、さらに華やかに。女子会と
いうテーマにぴったりのテーブルに仕上がりました
アミューズは「帆立といちごのタルタル」。白・赤・緑という可愛らしい色で、
見るだけでワクワクするようなお料理です。こちらで習うフィンガーフードは、
本当に勉強になります
前菜は「いちごとトマトのスープ 帆立と春野菜とともに」。ホタテは表面だけ
さっと焼いて中側は生という状態が一番甘みが引き立つそうですよ。甘みのある
ホタテといちごの甘みと酸味が相性抜群
メイン1品目は豚肉とパイナップルのロティ」。しっかり味のしみ込んだ豚肉に
パイナップルの甘みがとても良く合っていて、これは男性も好きそうな一品で、
とっても簡単にできるので平日のお夕飯にも活躍しそうです
メイン2品目は「白身魚の宝石箱仕立て」。ひと手間かけただけあってとっても
美しいお料理で、女子会ならではの一品ではないでしょうか。女性に人気の高い
ワイルドライスを添えているのもポイントですね
デザートは「ダークチェリーのムース」。こういうデザートは専用のフィルムが
ないと作れないかと思っていましたが、ふつうのセルクルでも上手に型から外す
方法を教えて頂いたので、家でも是非やってみようと思います。
今日の紅茶は「NINA’S」というフランスメーカーの「マリーアントワネット」。
なんと、ヴェルサイユ宮殿内にある王立農園で育ったリンゴとバラで香りづけを
したセイロンティーなのだそうです
今日もとっても素敵なレッスンで、ここ数日のバタバタした気分をリフレッシュ
できた気がします。私にとって本当に楽しい癒しのレッスンタイムです