Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

久しぶりにサロンへ / おうちごはん(プチ懐石料理:2015年7月)

2017-07-16 23:19:18 | おうちごはん

今日は久しぶりに子供たちを夫にお願いして、ヘアサロンへ。

ゆったりと縮毛矯正&トリートメントをして頂いて、やっとさっぱりしました。
子供が小さいとなかなか長い時間がかかる場所へはいけないので、次に行くのは
秋かなぁ。くせ毛なので梅雨の時期はつらいです。

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました。

実は明日の夜から夫がギリシャ出張に行くので、今日は和食が食べたいと夫から
リクエストを受けていて、久しぶりにプチ懐石を作りました。

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【プチ懐石料理教室:2015年7月】



前菜は夏の酒菜盛り合わせで、寄せ豆腐、水ナスの生ハム巻、もろこしと枝豆の
かき揚げ、もろきゅう、万願寺とうがらしの肉詰めの5種です。


蒸し物は冷製ちらし茶碗蒸し。茶碗蒸しの中には何も具は入れずに、上に色々な
具を飾ってちらし寿司のようにしたものです。今日の具は蟹身と枝豆とオクラ。
冷たい銀あんをかけて頂きます。


焼物は若鶏の味噌焼き。こちらは別の月のメニューなのですが、夫が好きな一品
なので入れてみました。何度作っても失敗のない、美味しいお料理です。


汁物は冷製かぼちゃのすり流し。こちらも別の月のメニューですが、夏らしくて
美味しいので作りました。西京味噌とかぼちゃがとっても良く合います。


ご飯はお赤飯。新居の上棟式のために用意したお赤飯があまったので、そちらを
一品に加えました。着色料は使わず、たっぷり入れた小豆の色だけでほんのりと
赤く染まったお赤飯は、もちもちしてとても美味しいです。


お茶のお稽古/ おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理中級・7月)

2017-07-15 23:17:27 | おうちごはん
今日は朝からお茶のお稽古へ行ってきました

今日のお稽古は7月ということで、洗い茶巾の葉蓋薄茶点前をさせて頂きました。
毎年この月にしかやらない葉蓋のお点前ですが、みずみずしい葉が涼やかです

お菓子はとっても可愛らしい可愛らしい白桃をもしたもので「清月堂」製です。
お軸は「滝直下三千丈(たき ちょっか さんぜんじょう)」と書かれた色紙。
茶花は白い槿が籠の掛け花入れに活けられていました。

夜は子供たちを早めに寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・7月】


前菜はナスとリコッタチーズのスフォルマティーノ。リコッタチーズはもちろん
手作りしたものを。ナスの水分があるのでふわふわしたやわらかな仕上がりで、
とっても美味しいスフォルマティーノです。


パスタはマグロとミントのリングイネ。仕上げにかけるパン粉にまで混ぜている
ミントの香りがとっても爽やかな一品。日本ではあまり見ない組み合わせですが
夏によく合うパスタです。


メインは豚肉のスカロッピーネ、マルサラ風味。先週末にはレモン風味で作った
スカロッピーネを食べましたが、今日はマルサラ酒を効かせたもの。少し甘~い
風味がついて、これもまた美味しいのです。


お盆と藪入り

2017-07-14 23:16:42 | 季節行事
全国的には8月15日が主流ですが、東京では明日からお盆に入りますね。

お盆は正式には「盂蘭盆会」と言う仏教行事の一つです。

もともとは盂蘭盆経の説話に由来するのですが、お釈迦様の弟子の弟子のひとり
「目連尊者」が初めて神通力を得た際に、餓鬼道に落ち餓鬼に苦しめられる亡き
母のためにご飯を差し出したところ、母の罪が重すぎて、ご飯は口に入れる前に
炭になって食べさせることが出来なかったそうです。

それをお釈迦様に話すと、「旧暦7月15日に夏安居の修業を終えた修行僧達に
ごちそうをふるまい心から供養すれば、先祖は三途の苦しみから逃れ、解脱して
衣食に困ることはないでしょう」と言われたそうです。

目連尊者がその通りにしたところ、母は餓鬼道から逃れ、無事往生できました。

目連尊者はこの慣わしを後々まで残したいとお釈迦様に伝えたところ、「旧暦の
7月15日にお盆に食べ物や飲み物を盛り、仏や僧たちに供養すれば、その功徳で
たくさんの先祖が苦しみから救われるでしょう」と言われて、これが盂蘭盆会の
はじまりとなったとか。

この盂蘭盆会に日本に古来からあった先祖を祀る「御霊祭り」が融合して現在の
お盆行事となっていったようです。

江戸時代には庶民のあいだでもお盆行事が普及していきました。

江戸時代には10代前半頃から商家などに丁稚奉公に出る奉公人がたくさんいて、
住み込みで働く彼らもお盆と正月だけは休みを取って実家に帰ることが許されて
いたのですが、この時期を「藪入り」と呼んでいました。

お盆の藪入りは盆の入りで忙しい7月15日を避けて、7月16日からだったとか。

藪入りには奉公先の主人から衣服や小遣いを与えられて実家に帰っていたそう。
家から出て行った人たちが実家に帰ることのできる貴重な時期だったのですね。

現在もお盆と正月には実家に帰る人がたくさんいますが、江戸時代の風習がまだ
続いているのだなぁと思うと、なにやら感慨深いですね。


【フランス料理教室:2017年7月】

2017-07-13 23:09:17 | フランス料理
今日はフランス料理教室へ行ってきました


7月ということで夏らしいお料理を教えて頂けるのを楽しみにしてきました


まずはウェルカムドリンクを頂きながら、レシピの説明をして頂きます。今日の
ドリンクはヴァージン・ピニャコラーダ。ピニャコラーダというカクテルのノン
アルコール版で、ココナッツミルクとパインジュースで作っています


今日のテーブルコーディネートは夏のおうちレストラン。一昔前に流行った絵の
描かれたようなお皿を主役に、今風にアレンジしているそうです


ゴテゴテになりがちなこういったお皿も、組み合わせ次第で今風にアレンジする
ことができると、しばらく眠っていたお皿も復活させてあげられますね


ディスプレイコーナーにはシンプルにお花だけを飾って。


冷やし固める時間が必要なデザートから。デザートは「Verrine mangue-yaout」。
夏らしくマンゴーを使ったデザートです

まずマンゴープリン部分を作ります。マンゴーピューレを使いますが、無い場合
マンゴー缶のマンゴーを、少しのシロップと一緒にブレンダーでピューレにして
使っても良いそうですよ



鍋に生クリーム・牛乳・砂糖を入れて火にかけ、ふやかしたゼラチンを加えたら
よく溶かし、そこにマンゴーピューレを加えて混ぜ合わせ、グラスに注ぎます。


マンゴープリン部分を冷蔵庫で冷やし固めたら、ヨーグルトムースを作ります。
鍋に生クリーム・牛乳・はちみつを入れて火にかけ、ふやかしたゼラチンを加え
よく溶かし、ヨーグルト・レモン汁を加えて混ぜ合わせたらグラスに注ぎます。

冷蔵庫で冷やし固めたら、最後に角切りのマンゴーを乗せれば完成です


続いて前菜を作ります。「Feuillete de St-jacques et banane en salade」。
まずはフライパンにバターを溶かし、輪切りのバナナをソテーします。こちらは
あとでパイ生地に乗せるので、ソテーしてから冷ましておくのがポイント


冷凍のパイシートを適当な大きさにカットし、フォークで穴をあけておきます。
冷めたバナナを上に乗せ、軽くバナナを押し込んだら、200度のオーブンで20分
焼いておきます。


そのあいだにホタテをソテーします。オリーブオイルを全体に絡めたら、高温に
しておいたフライパンでサッと両面を焼いて塩コショウして、さらにカレー粉を
まぶしておきます。



焼き上がったパイの上にホタテを乗せてベビーリーフを上に添え、塩コショウ・
オリーブオイルで作ったドレッシングをかけて、最後にお皿にマンゴーソースを
添えれば完成です。ドレッシングにもカレー粉を混ぜても美味しそうですね

マンゴーソースはデザートで作ったマンゴーピューレで代用してもOKです

帆立とバナナは相性が良いそうで、それぞれをソテーしたものを角切りにして、
春巻きの皮で包んで揚げても美味しいとか


続いて夏らしいスープを作ります。今日のスープは「Soupe d’abocat froide」。
アボカドを使った冷製スープです



皮をむいて適当な大きさに切ったアボカド・牛乳・レモン汁・塩を、ミキサーに
かけるだけという簡単な作り方。あとはお皿に盛り付けて、生クリームやオイル
などを少したらせば完成です

スープというとコンソメなどを入れたくなりますが、アボカドはそれほど風味が
強くないので、そういうものを入れると味が負けてしまうそうで、このスープに
限ってはダシ系は入れずに牛乳だけで作ります。


こちらは箸休め的な一品で「Pintxos raisin et fromage」。タネなしで皮も食べ
られるような葡萄とクリームチーズを使った可愛いピンチョスです


最後にメインを作ります。メインは「Filet de daurade poelee sauce oursin」。
ソースにウニを使った、ちょっと贅沢な鯛のメイン料理です。


厚めの輪切りにした米ナスは、たっぷりの油でソテーして塩コショウをします。
鯛の下に敷くものなので、米ナスでなくてもお好みの野菜で良いそうです。冬は
ほうれん草などが合いますし、夏の今ならやはり茄子が相性が良さそうですね



ソースはウニを使ったもの。混ざりづらいので先にウニをフォークでつぶして、
ペースト状にしてしておくと良いそうです

鍋にフュメドポワソン・白ワインを入れて火にかけ、煮詰めていきます。そこに
生クリームを加えてさらに煮詰めたらとろみがついてくるので、ウニを加えて、
よく混ぜ合わせればソースは出来上がり


鯛は両面に塩コショウをして、オリーブオイルをひいたフライパンで、皮目から
入れてソテーします。両面ソテーしても良いのですが、多めにオイルを入れて、
アロゼ(スプーンで油を回しかける調理法)をしながら焼いても良いとか。

焼きあがったら米ナスとともにお皿に盛り付け、ソースをかければ完成です。


綺麗な色合いのドリンクも準備して、いよいよ試食タイムです



青い絵の描かれたジノリのお皿がガラスのプレートや黒いテーブルクロスなどで
今風に引き締められた夏らしいテーブルに、お料理が運ばれて華やかに


ドリンクは夏らしい色合いのものをということで、ブルーキュラソーとグレープ
フルーツジュースで作られた「コーラル・ブルー」。


前菜は帆立とバナナのパイ、サラダ仕立て。帆立とバナナという組み合わせから
すでに意外だったのですが、そこにカレー粉やマンゴーソースを合わせていて、
かなりオリエンタルなお味でしたが、とても美味しかったです


スープはアボカドの冷製スープ。先生がおっしゃっていたようにアボカドは少し
味が弱いので、このくらい優しい味付けになる材料でちょうど良かったです

スープの器が3Dタイプなので、その中に葡萄のピンチョスを閉じ込めました


メインは鯛のポワレ、ウニソース。鯛とウニを使った贅沢な一品です。米ナスを
合わせることでボリュームも出て、満足感の高いメイン料理になりました


デザートはマンゴーとヨーグルトのヴェリーヌ。デザートに夏らしいマンゴーを
使っているのと、前菜にもマンゴーソースを使っているので、全体を通して夏の
イメージのコース料理になりましたね


デザートに合わせて用意してくださった紅茶はLUPICIAのホワイトサングリア。
サングリアといえばやはり夏のドリンクの定番。ホワイトサングリアをイメージ
してグリーンレーズンやオレンジピールを加えた爽やかな紅茶でした


【新築工事】基礎が出来上がりました

2017-07-12 23:57:25 | 輸入住宅
先日ようやく着工した新居ですが、着工後はほとんど雨に降られることもなく、
順調に作業が進んだようで、今日はもう基礎がほぼ出来上がっていました


何もなかった場所に2週間程度で基礎が出来上がってしまうのですね

駅に近いことと眺望を含めた周辺環境を優先して選んだ土地ですので、もともと
あまり広くはないのですが、基礎だけの状態でみるととても小さく見えます

これでもウォークスルーシュークローゼット&LDK&パントリーに加え、寝室&
WIC、子供部屋が2部屋、音楽室、書斎、着物部屋、ロフト物置がありますので、
極端に小さいわけではないと思うのですが、基礎の状態でみると小さく見えると
いうのは新築工事の定番のようです

今週末にはいよいよ上棟式が行われます。家の形が出来てくるのが楽しみです