Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

階段を登れるようになりました

2017-07-11 23:42:19 | 日記
11か月になり、最近は歩きたい欲求がかなり高まっている息子

ハイハイもかなりの高速になり、つかまれる場所があれば伝い歩きでどこまでも
行ってしまうようになってきました


ハイハイで階段を上るのも上手になってきています。保育園の乳児クラスには、
赤ちゃん用の低い階段があります。一段が10cmもない低い階段なのですが、もう
この程度はすいすい上がってしまいます

今の家はリビングに階段があるのですが、気付くと階段の中央くらいまで登って
いるので、そろそろ階段に取り付けてあるゲートをしっかり使わないといけない
なぁと思っているところです

今月末にはもう1歳になりますので、よちよち歩き始める日も近いでしょうか


みやび会お千度

2017-07-10 23:32:34 | 京都花街
7月7日、京都最大の花街・祇園甲部では、「お千度」という行事が行われました

祇園甲部の舞の流派は京舞「井上流」ですが、そのお家元である井上八千代師と
門下生で構成される「みやび会」という組織があります。みやび会では毎年7月に
「お千度」と呼ばれる、芸事の向上と夏の無病息災を願って八坂神社まで詣でる
行事が行われています


(画像は報道系サイトからお借りしました)

井上流の門下生はほとんどが芸舞妓さんですので、祇園甲部の芸舞妓さん総出で
行われるとても華やかな行事

みやび会の皆さんは毎年新調される揃いの浴衣を着て参拝します。皆さんで同じ
浴衣を着ているのですが、それぞれの年代で着こなしが違うのが楽しいのです
今年の浴衣はひさご柄でした。


(画像は報道系サイトからお借りしました)

舞妓さんはもちろん浴衣も肩上げをしていますが、出たての若い舞妓さんは赤い
可愛らしい夏帯を、少しお姉さんになると薄いピンクの夏帯、芸妓さんになると
白い夏帯、もっとお姉さんになるとグレーがかった夏帯など、帯や小物も様々に
年齢にあわせて変えていらっしゃいます

美しい芸舞妓さん方の涼しげな浴衣姿を拝見できる、貴重な機会です


【新築工事】ユニットバス決定 / プール遊び / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・7月)

2017-07-09 23:30:08 | 輸入住宅
今日はユニットバスを決めに、ショールームへ行ってきました。我が家が施工を
お願いしている工務店さんの指定メーカーが「トクラス」ですので、近くにある
ショールームを探してお伺いしました

ユニットバスについては本当は施主支給でリクシルのスパージュシリーズにする
つもりでいたのですが、色々と比較した結果、やはり工務店さん指定メーカーに
という話に落ち着きました


選んだお風呂はこんな色合いに。ベージュ系の壁に1面だけ少し濃いブラウンの
アクセントパネルを合わせて、床はやエプロンは黒系、浴槽とカウンターは人工
大理石の白系で、落ち着いたホテル調の組み合わせにしてみました

ポールやシャワーなどはすべてメタル調にして頂いて、浴室乾燥機、全面断熱、
断熱浴槽、サウンドシャワーなどを取り入れています。

リラックスできるお風呂になると良いなぁ


午後は実家に行ってまたプール遊び。夕方になって陽射しが少し弱くなっていた
ので、昨日はバルコニーに設置していたプールも、今日は庭の芝生の上に移動。
子供たちは思いっきり水遊びをして楽しんでいました

夜は早めに子供たちを寝かしつけて、ゆっくりディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・7月】


前菜はナスのバルケッタ。中身をくり抜いたナスに、中身とモツァレラチーズを
合わせた物を詰め、トマトソース・バジル・粉チーズをかけてオーブンで焼いた
間違いなく美味しい一品です


パスタは手打ちパスタガルガネッリ、豚肉とフェンネルのソース。このパスタの
ソースは本来サルシチャの中身を使って作るものなのだそうで、先週末に作った
サルシッチャを使おうかと思っていたのですが、夫がもったいないというので、
新たにソースを作りました。来年はサルシッチャで作りたいなぁ


メインは若鶏のナポリ風ソテー(ディアボラ)。悪魔風という名前の付いたこの
お料理、レシピ通りに作ると本当にとても辛くなってしまうので、我が家では、
トウガラシを控えめにしたピリ辛程度のお味です


プール遊びとスイカ狩り / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・7月)

2017-07-08 23:28:26 | おうちごはん
今日は土曜日ですが夫は午前中は仕事に行く日なので、朝から子供たちを連れて
実家へ遊びに行ってきました


とっても陽射しの暑いお天気でしたので、朝からプールの用意をしてもらって、
子供たちはプール三昧。成長した娘のために大きいプールを買ってあるのですが
息子がまだ小さいので、今年はまだまだこのプールで良さそうです


息子にはタライにおもちゃを浮かべてあげたのものも用意しました。ぷかぷかと
浮かぶおもちゃが気になるようで、必死に手を伸ばして遊んでいましたよ


プールでひと遊びしてランチを食べた後は、父の趣味の畑でスイカ狩り。今日の
ために父が毎日様子を見て育ててくれたスイカが、食べごろになっていました


はさみでチョキンと切って収穫したスイカは、娘の顔よりも大きくて、両手でも
持つのが精いっぱいだったようです

夕方夫の帰宅に合わせて私たちも家に帰り、夜は子供たちを早めに寝かしつけて
ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・7月】


前菜はインサラータ・ディ・カペサンタ。本来はタコで作るサラダなのですが、
我が家は夫がタコを食べないので、ホタテで代用して作りました。イタリアでは
タコ・イカ・二枚貝を良く使うのですが、どれも夫が食べないので苦労します


パスタは漁師風スパゲッティ(ペスカトーラ)。日本でももうおなじみのパスタ
ですよね。こちらもイカや有頭海老を夫が嫌がるので、アサリと小さな海老だけ
入れているのですが、見た目がイマイチ…


メインはスカロッピーネ・アル・リモーネ。さっぱりとしたレモンソースで頂く
夏らしいお肉料理です。シンプルな調理法ですが、お肉に小麦粉をつけて焼いて
いるので、ソースが良く絡まって美味しいです


今日は七夕

2017-07-07 23:26:53 | 季節行事
今日は七夕でした。

そもそも七夕とは、日本にもともとあった「棚機」という行事と、織姫と彦星の
伝説と、奈良時代に中国から入ってきた「乞巧奠」が合わさって出来たもの。

「棚機」は「棚機女(たなばたつめ)」として選ばれた乙女が、清い水辺にある
機屋にこもって衣を織り、それを神様に供えて秋の豊作を願う行事でした

織姫と彦星の伝説は中国から入ってきたもので、正しくは牽牛と織女と呼ばれる
男女が、年に一度、7月7日の夜にだけ会えるという物語。

「乞巧奠」はその織女にあやかって、7月7日の夜に庭先に設えた裁断に針や糸を
供えて機織りや裁縫、芸事などが上達するようにと願う行事です

平安時代には主に星祭りとして宮中でも七夕行事が行われるようになり、里芋の
葉に溜まった露で墨を刷り、その墨で梶の葉に和歌を書いて願い事をしました。


江戸時代になり庶民の間にも七夕行事が広まるようになると、梶の葉の代わりに
五色の短冊に願い事を書いて笹に吊るす現在の七夕行事の形が出来てきます。


茶道では七夕の趣向というと、定番なのが梶の葉、糸巻き、カササギなどです。
梶の葉は上で説明した通り。糸巻きは乞巧奠に由来します。ではカササギは
いうと、こちらは織姫彦星伝説に由来します。

天帝の娘である織姫(織女)は、働き者の牛使いの彦星(牽牛)と出会って結婚
するのですが、仲が良すぎたせいか、お互いに機織りや牛使いの仕事を放りだす
ようになってしまい、天帝の怒りに触れてしまいます

怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離して、会えないようにしてしまったの
ですが、織姫は泣き暮らすばかりで、彦星も悲しみで仕事が手につかないまま

泣き続ける娘を不憫に思った天帝は、年に一度7月7日の夜だけ2人が会うことを
許しました。7月7日の夜だけは天の川に橋が架かり、行き来できるのです

その天の川に橋を架けるのがカササギです。カササギはとても知能の高い鳥で、
人間でいえば3~4歳程度の知能を持っているのだとか。カササギが翼を広げて、
何羽も連なって架け橋を作り、その上を織姫と彦星は渡るのだそうです

百人一首の中でも「鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」と
詠われていますね

ですから、この時期に和風の趣向のもので抽象的な鳥の柄があれば、カササギを
表しているのだと考えるのが一般的なのだそうです

茶道を習っていると、こういう行事ごとの知識なども自然と教えて頂けます