株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.6.06)

2006-07-05 22:15:18 | 明日のモニタリング銘柄
後場は引けにかけて下落が激しくなり、結局今日は3037スタイライフと、6915千代田インテグレで薄利を得たのみでした。しかし、下落基調が鮮明になってきましたので、返って反発狙いのチャンスが出てきたようです。

その時期に来ている銘柄があるかどうか、明日の注目銘柄です。

1.2929ファーマフーズ ▲

 後8K程下落すれば買いレンジに入ってきます。過熱感を一旦冷やすための調整が続いております。押し目を待っての買い。いずれにしても下値はさほど深くなさそうです。

2.3786テレビ東京ブロードバンド ▲

 この株も出来高が少なく全く冴えないまま放置されているようです。大株主はきら星のごとき方々だというのに、まるで武家の商法ならぬ公家の商法です。OSCが35%となりいよいよどん詰まりになってきました。指数値も6月8日以来の低さ。RSIは急落して38%です。そろそろこのあたりからは反発を警戒せねばなりません。まずは767Kの今日の安値が死守できるかどうか、そして出来高もせめて100以上に戻るかどうか、ここ数日の注目銘柄です。

3.4296ゼンテック・テクノロジー △

 値動きの予測が難しい株です。しかし6月30日に当面のOSCの底値32%をマークしております。この時の終値が482K、安値は477Kです。今日はOSCは41%と伸ばしながら-11Kの503Kで終了しております。この勢いだと明日は押される訳ですが、その時477Kと482Kの間で留まるなら、場の勢いにもよりますが反転するはずです。470K割れなら更なる下落がありますので注意。いずれにしても一筋縄ではいきません。

4.6759NECトーキン △

 チョイとおかしな動きをしております。OSCが4%下がって35%とダイバージェンスしております。過去の記録をざっと見ると1月30日がそうでした。こうした30%台でのダイバージェンス現象は、ストップ高など付けたときの勢いで付けることがあります。ちなみに4565そーせいのここ3日の動きはまさにOSCダイバージェンスです。ここ2-3日の値動きに注目。

5.4298プロトコーポレーション △

 耳慣れない銘柄を1つご紹介。自動車関連情報誌のG00というのは聞いたことがあるかと思います。雑誌は将来性がないのでネット関連のビジネスを手がけております。まさしく地味系株ですが、テクニカルには反発局面にきております。相場が膠着したら少々目を向けておくと何かあるかも知れません。

6.8798アドバンストクリエイト ○

 こちらの方が同じ地味系でもテクニカルに素直に反応します。今日で4連敗ですが、そろそろ反発するタイミングです。6月15日のOSCが44%で6月では最低値でした。この日の終値が334Kです。今日はOSCが+3%のコンバージェンスをしながら、321Kで終了です。明日は少し押してからの反発期待でのウォッチです。

7.4771F&M △

 後7K程下げればいよいよ反発態勢に入る筈です。明日は180K台への突入からの反転狙い。出来高がこのところ細っておりますが、こうした膠着状態では生保のおばちゃんも振り向かないでしょう。

8.4776サイボウズ ▲

 今日の後場の下落相場でも120Kから121Kの間を悠然と浮遊していたのがこの株です。まるで海に浮かぶ大型のクラゲのようでした。それれもその筈、テクニカルには6月30日のOSC42%、終値127Kに対して、今日はOSC49%のコンバージェンス、終値121Kです。これだけ「余裕?」があれば、下げる必要などないでしょう。但し、悲しいかな、今日の後場は1株や2株での売買が多く、いわゆる大口さんはどこかに行ってしまっているようだったことです。明日はその大口さんが戻るかどうかが鍵ですが、いずれにしてもテクニカルには踊り場を迎えております。

9.8868アーバンコーポレーション ▲

 久しぶりにこの株OSCが4日は39%へと落ちてのダイバージェンス、そして今日は45%へとコンバージェンスです。このテクニカルな動きからは、明日は1393円という今日の安値にチョイト近づいてから反発するというシナリオです。その通りに動いてくれるかどうかご注目下さい。

【その他注目銘柄】

・6263プロデュース 乖離幅-3K、OSCコンバージェンス
・3783ナノメディア OSC32%へ突入
・2438アスカネット 指数値、OSC49%でコンバージェンス
・3036アルコニックス 3700円近辺までの下落からの反発
・3028アルペン まだOSCは30日に比べて+5%と脈あり。
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循環相場での憂さ晴らし

2006-07-05 11:39:32 | 株に出会う
今日は米国市場は休日であり、日本市場固有の動きとなっております。昨日のブログに書いたように、これといった買いたい銘柄がないということは、テクニカルにも一旦反落の時期を迎えていたと言えます。こうした調整がないことには次の買い場が巡ってきません。

その中でチョイと注意したいのは、業績下降株なので昨晩筆者は注目銘柄に入れませんでしたが、5456朝日工業が、テクニカルポジションとしては買い場を迎えていたことです。このところの下落で6月27日にOSCを30%まで落とし、この時の終値が351Kでした。そして、昨日の下落で345Kまで落とされてはいましたが、OSCはまだ37%と27日よりは+7%でした。そして、今日の始まりはこの地合にもかかわらず350K始まりです。

こうしたことからも、このOSCと終値のダイバージェンスは、業績が悪かろうと何であろうと一定程度今の相場には有効かと思います。

そうした見方からすると、今日-10Kで前場を終わっている2413ソネットM3ですが、この株は6月30日にOSCが42%まで落ちており、このところの最低値をマークしております。この日の終値は496Kです。今日の前場で501Kとなっておりますが、OSCは48%です。30日比+6%ですので、ほどほどの水準かと思います。ところが、この株朝見ておりませんでしたが、490Kまで落とされております。その時のOSCを再現しますと41%でした。この売り込められた時はまさに30日のOSCを下回りそのままズルズルと落ちる瀬戸際でした。そこからは相場の反発と共に戻しております。この株のクリティカルな売買ラインは今のところ、OSCが40%程度となっていることは明白ですね。なお、この株前場でRSIは36%まで落ちておりますので、これは今日の反発から上昇傾向で終わるなら明日は再度の反転が予測されます。

1つ、昨日見落としていたのは3356テリロジーです。このところの低迷で死んでいたのかと思い、そろそろ消そうかと思っておりました。昨日は出来高を4倍にも伸ばして+9Kで終わっておりました。この株は、6月27日のOSC48%で終値110Kがボトムラインでした。一昨日は終値110KでOSCは53%にまで上昇しておりました。+4K終了ですが、ここが買い場だったのです。つまり、引けで110K買いでした。そうすると出来高を伴っての上げで130Kでは売ることが出来ました。+20Kはこの価格の株にしては上出来ですね。

こうしたチャンスを注意深く見定めなければなりませんでしたが、何しろ1銘柄数秒でのクイックアセスメントですので、思わず見落としてしまいます。これからは、こうした見落としがないように、上記に述べたテクニカル分析の視点を中心に、チャンスが来るまで我慢強くウォッチしたいと思います。

前場は、結局テクニカルにまだまだ買い場のエネルギーが勝っている3037スタイライフが、押されたところからの揉み合いに入った312Kでの買いだけでした。

この株皆さん311Kあたりで何とか安く手にしようと苦心している様が手に取るように分かります。315Kを今日上回って終了できれば、明日の少なくとも前場は上昇過程に入るかと思っております。

最後に、タイトルで憂さ晴らしと書いたのは、こうした方向感のない相場では、テリロジーやIMJ、Jストリームやターボリナックスなどの仕手性の強い株が物色されるという傾向があるようです。これは確かな傾向のようです。しかし、そんな株を上がり詰めたところで買い上がらないようにしなければなりません。筆者の愚妻の愚妻たる所以は、そこを買い上がってはいつも嵌め込みに合い、まさに蛸壺のように吸盤に吸い付かれて出るに出られない、いわば蛸部屋に閉じこめられるという愚行が繰り返されたからでした。一旦、蛸壺に入ると、まさにこの世の中の地獄たる蛸部屋に入ったがごとく、出るに出られません。日々の生活費がやたら高いのです。いくら土方仕事で必死になって稼いでも、蛸部屋代と食費、その他雑費を引かれるとゼロになるどころか借金が積み上がっていくことにもなります。それと同じです。結局、大きな損切り(蛸部屋の場合は借金の返済)でようやく外界に出ることが叶うという訳です。

呉々もまだ株歴が浅い方は、そうした蛸壺株には近づかない方が良いかと思います。

最後はまたまた余計なお世話を焼いてしまいました。ごめんね。
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