マザーズ指数は続落し1320ポイントです。前回6月1日の1317ポイントにあと一息まで迫りました。ヘラクレス指数は2106ポイントまで落ち、これは6月1日の2123ポイントを既に下回っております。テクニカルにはマザーズ指数が31%まで落ち28%を付けた6月1日まであと3%の下落で到達しますが、ヘラクレス指数については、OSCがまだ42%と高く6月1日の25%に対してまだ下落余地があります。
つまりマザーズ指数はもうすぐ底打ちですが、OSCから見る限りヘラクレス指数はまだ下落余地があるということになります。
ここ7日間の下落率は本日終値比でヘラクレス指数が13%程度、マザーズ指数では18%程になります。マザーズ指数の方がより早く調整が進んでいるようです。
いずれにしても下落基調が止まっていないことには変わりなく、明日のさらなる下落で一旦底打ちとなるかどうかが注目です。金曜日でもありますので、引けにかけてのじり安を辿るようであれば、下落幅にも依りますがその底値で拾っておくというのもあり得ますが、今の相場、必ずしも6月1日の底をリファレンスにすること自体にリスクがあると言えますので、じり安で終了する場合は来週の様子見とするのが賢明かと思います。
もし、引けにかけて顕著な反発が持続するなら、そこでは試し買いに参加しておくのも良いかも知れません。筆者はオペラシティでの、ライプッチヒ・ゲバントハウス・バッハ管弦楽団のコンサートに興じておりますので、全くの蚊帳の外です。
日経225の方は節目の15100円も割れてしまい、さらなる下落が明日以降には待ちかまえているでしょう。RSI、OSCともにまだ49%と高めです。
明日の注目銘柄ですが、もう一段の急激な下げがあれば、そこは絶好の買い場です。その際の注目銘柄を探ってみたいと思います。
1.2413ソネットM3 ▲
今日も執拗な売り攻勢に晒されておりました。しかし、OSCは31%と6月1日の32%より下げております。30%以下のOSC値はこの株としては過去に例がありません。指数値だけは1日よりまだ40K程分だけ高めです。総合的に判断すると、400Kに近づけば近づくほど反発の力は増していくものと思います。
2.3756豆蔵 △
OSCが+5%の37%とコンバージェンスしております。6月15日以来の指数値でもあります。地合が悪いとこの博打銘柄は霞んでしまいます。膠着状態の時にこそ本領を発揮します。今日もアスカネットが少し動いたようです。あくまで膠着状態で皆さんがどこかで憂さ晴らしをしたい雰囲気が醸し出されつつある時に、一足先に買いに入る手です。あまり早く入りすぎると今日の筆者のウェッジホールディングのように梯子を外されます。死んだようなどんよりとした雰囲気にいたたまれなくなること請け合いです。もうどうでも良いから早く脱出したいという気になります。面白みのない異性と結婚した男女がよく陥る罠です。呉々も豆蔵という名前のかわいさだけで、長いことこの株と付き合わないようにして下さい。図らずも思いがけない「情」が涌いたりして脱出できなくなってしまいます。中年のマンネリ男女の仲にいささか似ております。
3.3783ナノメディア △
これはOSC27%、RSI16%ともにこのところの最低値です。株価は6月2日の432Kというのが最低値です。後40Kほどの下落で到達します。ここまで押されれば、OSC値などからいっても反発必至です。一応1月に下方修正している銘柄であることは頭に入れておきましょう。つまりほどほどの反発があれば、ありがたく利益を頂戴することです。長く肩入れするほどの株ではありません。
4.5821平河ヒューテック △
この前取り上げてから更に下落しました。しかし今度こそOSCは20%にまで落ち、RSIも9%にまで落ちました。RSIはゼロというのは、一時期のタカラバイオがそうでしたがあり得ます。しかし、OSCの10%台というのは一時的にはなっても続いた試しがありません。見かけが地味だからと言って世間から放置されている、気だての良いやさしい女性が連想されます。何とか救いの手をさしのべたいものです。筆者に財力さえあれば何とかするのだが!?!?
5.3807フィスコ △
この株のPER110倍は気にするに及びません。「フィスコ」というブランドで皆さん買っているからです。株式市場において一定程度の影響力を持つフィスコのコメント。これだけで十分です。言ってみれば、ロイターの少し出来の悪い弟分といったところです。下げすぎると突如自律反発します。このフィスコ、今日は上場来安値をつけました。OSCも30%です。ここから先は下げれば下げるほど、我がフィスコに対する世間の注目度が高まるでしょう。それは、株式に対する論評を飯の種とする会社が、みすみすと右肩下がりの株価を放置するのは、言行不一致?で世の中を惑わすかもしれないからです。ここは得意の「フィスココメント」を何とかインサイダーに触れない形で連発し、自らの株価の立て直しを図る以外にありません。投資家もそうした合法的なアクションを切に期待している筈です。しかし、この会社の性格からこれが実に難しいのです。結局、周りが忖度してあげる以外にありません。もうそろそろ切り返しでよろしいでしょうか? このくらいの上げでいかがでしょうか? 等とささやいてね。実にやっかいな手間のかかる株です。
6.2468ヒュートレック △
この株も煮詰まってきました。6月1日の指数値にほぼ近づきおSCはその時より2%低い29%に、RSIは11%低い19%にまで下がりました。今日の安値も392Kの安値に後9Kと迫っております。明日は、もう一段の下げがあれば、このドコモと提携をしている携帯電話の音源ビジネスを行っている会社に、一枚噛んでも良いかも知れません。明日は大幅に下げるような地合でないなら400Kまででの待ち伏せ。
7.3786テレビ東京ブロードバンド △
OSC23%、RSI12%となり、6月1日の26%、9%にほぼ並びました。6月2日の安値の590Kには後54Kになっておりますが、指数値はすでに下回っており売られすぎの様相を呈しております。そろそろ底を打っての反発の時期が近いと思います。しかし、上場来161万円まで付けたのは、並みいる大株主のご威光かも知れません。逆にここまで下げても、あまり痛痒を感じないようです。必死になって株価を上げるためのIR活動は、このお公家集団にとっては御利益があるわけでもなく、我関せずということなのでしょう。筆者はこの株にあまり親近感を感じませんが、落ちるところまで落ちつつあることは正しく認識しなければなりません。
8.4563アンジェスMG △
この株、実に規則正しく安値を切り下げてきております。今日は486Kまで落ちましたが、OSCは+3%の32%でコンバージェンスしております。明日は押されれば押されるだけ買い場となりますが、右肩下がりの典型的な株ですので長居は無用です。長居すればするだけ元の木阿弥になることは過去の株価から明白です。それだけ儚いバイオ銘柄です。
9.8798アドバンスクリエイト ○
この株、OSCは7月10日に37%で底打ちし、今日は45%とコンバージェンスしており終値では-12Kです。それだけ反転のエネルギーが蓄積されております。RSIは22%ですが、既に6月1日の安値も下回っての水準ですので、明日の地合で下げても限定的かと思います。ちなみに指数値の過去最低値からは24K分ほど高いので、そこを調整するとすれば、280K~290Kまで落ちれば、いくら何でも回復に転じるでしょう。業績が悪くPERが100倍もありながら株価が下落しない、これも株式市場の7不思議の一つです。通称「アドクリ」この略称のあどけなさが、非情な市場において意外と重宝されているのかも知れません。
【その他底値圏の株】
・2379ディップ 今日プラ転。そのまま伸ばすか、120Kに近づくか?
・2383日本エイム 今日崩れるも200K死守。明日は?
・6677エスケイエレクトロニクス 既に6月2日のすべての指標を下回る。
・2411ゲンダイエージェンシー OSC28%、後20K位下げれば。
・4788サイバーコミュニケーションズ 後24K程の下落が必要か。
・8922IDU やはり249Kを一旦割らないと、この株、解脱不能か。
・6769ザインエレクトロニクス まだ底が見えない。しかし間近。
・2681ゲオ OSC、RSIともコンバージェンス。181K死守できるか?
つまりマザーズ指数はもうすぐ底打ちですが、OSCから見る限りヘラクレス指数はまだ下落余地があるということになります。
ここ7日間の下落率は本日終値比でヘラクレス指数が13%程度、マザーズ指数では18%程になります。マザーズ指数の方がより早く調整が進んでいるようです。
いずれにしても下落基調が止まっていないことには変わりなく、明日のさらなる下落で一旦底打ちとなるかどうかが注目です。金曜日でもありますので、引けにかけてのじり安を辿るようであれば、下落幅にも依りますがその底値で拾っておくというのもあり得ますが、今の相場、必ずしも6月1日の底をリファレンスにすること自体にリスクがあると言えますので、じり安で終了する場合は来週の様子見とするのが賢明かと思います。
もし、引けにかけて顕著な反発が持続するなら、そこでは試し買いに参加しておくのも良いかも知れません。筆者はオペラシティでの、ライプッチヒ・ゲバントハウス・バッハ管弦楽団のコンサートに興じておりますので、全くの蚊帳の外です。
日経225の方は節目の15100円も割れてしまい、さらなる下落が明日以降には待ちかまえているでしょう。RSI、OSCともにまだ49%と高めです。
明日の注目銘柄ですが、もう一段の急激な下げがあれば、そこは絶好の買い場です。その際の注目銘柄を探ってみたいと思います。
1.2413ソネットM3 ▲
今日も執拗な売り攻勢に晒されておりました。しかし、OSCは31%と6月1日の32%より下げております。30%以下のOSC値はこの株としては過去に例がありません。指数値だけは1日よりまだ40K程分だけ高めです。総合的に判断すると、400Kに近づけば近づくほど反発の力は増していくものと思います。
2.3756豆蔵 △
OSCが+5%の37%とコンバージェンスしております。6月15日以来の指数値でもあります。地合が悪いとこの博打銘柄は霞んでしまいます。膠着状態の時にこそ本領を発揮します。今日もアスカネットが少し動いたようです。あくまで膠着状態で皆さんがどこかで憂さ晴らしをしたい雰囲気が醸し出されつつある時に、一足先に買いに入る手です。あまり早く入りすぎると今日の筆者のウェッジホールディングのように梯子を外されます。死んだようなどんよりとした雰囲気にいたたまれなくなること請け合いです。もうどうでも良いから早く脱出したいという気になります。面白みのない異性と結婚した男女がよく陥る罠です。呉々も豆蔵という名前のかわいさだけで、長いことこの株と付き合わないようにして下さい。図らずも思いがけない「情」が涌いたりして脱出できなくなってしまいます。中年のマンネリ男女の仲にいささか似ております。
3.3783ナノメディア △
これはOSC27%、RSI16%ともにこのところの最低値です。株価は6月2日の432Kというのが最低値です。後40Kほどの下落で到達します。ここまで押されれば、OSC値などからいっても反発必至です。一応1月に下方修正している銘柄であることは頭に入れておきましょう。つまりほどほどの反発があれば、ありがたく利益を頂戴することです。長く肩入れするほどの株ではありません。
4.5821平河ヒューテック △
この前取り上げてから更に下落しました。しかし今度こそOSCは20%にまで落ち、RSIも9%にまで落ちました。RSIはゼロというのは、一時期のタカラバイオがそうでしたがあり得ます。しかし、OSCの10%台というのは一時的にはなっても続いた試しがありません。見かけが地味だからと言って世間から放置されている、気だての良いやさしい女性が連想されます。何とか救いの手をさしのべたいものです。筆者に財力さえあれば何とかするのだが!?!?
5.3807フィスコ △
この株のPER110倍は気にするに及びません。「フィスコ」というブランドで皆さん買っているからです。株式市場において一定程度の影響力を持つフィスコのコメント。これだけで十分です。言ってみれば、ロイターの少し出来の悪い弟分といったところです。下げすぎると突如自律反発します。このフィスコ、今日は上場来安値をつけました。OSCも30%です。ここから先は下げれば下げるほど、我がフィスコに対する世間の注目度が高まるでしょう。それは、株式に対する論評を飯の種とする会社が、みすみすと右肩下がりの株価を放置するのは、言行不一致?で世の中を惑わすかもしれないからです。ここは得意の「フィスココメント」を何とかインサイダーに触れない形で連発し、自らの株価の立て直しを図る以外にありません。投資家もそうした合法的なアクションを切に期待している筈です。しかし、この会社の性格からこれが実に難しいのです。結局、周りが忖度してあげる以外にありません。もうそろそろ切り返しでよろしいでしょうか? このくらいの上げでいかがでしょうか? 等とささやいてね。実にやっかいな手間のかかる株です。
6.2468ヒュートレック △
この株も煮詰まってきました。6月1日の指数値にほぼ近づきおSCはその時より2%低い29%に、RSIは11%低い19%にまで下がりました。今日の安値も392Kの安値に後9Kと迫っております。明日は、もう一段の下げがあれば、このドコモと提携をしている携帯電話の音源ビジネスを行っている会社に、一枚噛んでも良いかも知れません。明日は大幅に下げるような地合でないなら400Kまででの待ち伏せ。
7.3786テレビ東京ブロードバンド △
OSC23%、RSI12%となり、6月1日の26%、9%にほぼ並びました。6月2日の安値の590Kには後54Kになっておりますが、指数値はすでに下回っており売られすぎの様相を呈しております。そろそろ底を打っての反発の時期が近いと思います。しかし、上場来161万円まで付けたのは、並みいる大株主のご威光かも知れません。逆にここまで下げても、あまり痛痒を感じないようです。必死になって株価を上げるためのIR活動は、このお公家集団にとっては御利益があるわけでもなく、我関せずということなのでしょう。筆者はこの株にあまり親近感を感じませんが、落ちるところまで落ちつつあることは正しく認識しなければなりません。
8.4563アンジェスMG △
この株、実に規則正しく安値を切り下げてきております。今日は486Kまで落ちましたが、OSCは+3%の32%でコンバージェンスしております。明日は押されれば押されるだけ買い場となりますが、右肩下がりの典型的な株ですので長居は無用です。長居すればするだけ元の木阿弥になることは過去の株価から明白です。それだけ儚いバイオ銘柄です。
9.8798アドバンスクリエイト ○
この株、OSCは7月10日に37%で底打ちし、今日は45%とコンバージェンスしており終値では-12Kです。それだけ反転のエネルギーが蓄積されております。RSIは22%ですが、既に6月1日の安値も下回っての水準ですので、明日の地合で下げても限定的かと思います。ちなみに指数値の過去最低値からは24K分ほど高いので、そこを調整するとすれば、280K~290Kまで落ちれば、いくら何でも回復に転じるでしょう。業績が悪くPERが100倍もありながら株価が下落しない、これも株式市場の7不思議の一つです。通称「アドクリ」この略称のあどけなさが、非情な市場において意外と重宝されているのかも知れません。
【その他底値圏の株】
・2379ディップ 今日プラ転。そのまま伸ばすか、120Kに近づくか?
・2383日本エイム 今日崩れるも200K死守。明日は?
・6677エスケイエレクトロニクス 既に6月2日のすべての指標を下回る。
・2411ゲンダイエージェンシー OSC28%、後20K位下げれば。
・4788サイバーコミュニケーションズ 後24K程の下落が必要か。
・8922IDU やはり249Kを一旦割らないと、この株、解脱不能か。
・6769ザインエレクトロニクス まだ底が見えない。しかし間近。
・2681ゲオ OSC、RSIともコンバージェンス。181K死守できるか?