株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.19.06)-続編

2006-07-18 22:43:36 | 明日のモニタリング銘柄
明日は安いところは拾う絶好のチャンスです。一旦下げから始まって後場の2時くらいから切り返し、そのまま終了というのが理想的です。もし、今日NYが上げれば、明日はひょっとして中途半端な上げから始まるかと思います。ここは思いっきり売りを浴びせられることを覚悟しておいた方が良いと思います。

そこで、全280銘柄について、このような下げのクライマックスからの反転があるとして、その反転前の底値での買い条件を29銘柄について、勝手に設定してみました。

1. 3787テクノマセマティカル 110万円
2. 2465ラヴィス 110K
3. 3390USS 61000円
4. 3776BBT 270K
5. 3786テレビ東京ブロードバンド 550K
6. 5821平河ヒューテック 990円
7. 3807フィスコ 175K
8. 3037スタイライフ 180K
9. 3798ウルシステム 470K
10.3788GMOホスティング&セキュリティ 180K
11.9756ASKPKLANNING 660円
12.9938住金物産 360円
13.8882ゼファー 180K
14.4326インテージ 2300円
15.2371カカクコム 290K
16.8902パシフィックマネジメント 145K
17.3712情報企画 260K
18.6677エスケーエレクトロニクス 222K
19.4340シンプレクステクノロジー 56K
20.4287ジャストプラニング 160K
21.4792TFPコンサルティンググループ 270K
22.2384SBSホールディングス 250K
23.2759テレウェイヴ 250K
24.8458NIFSMBCベンチャー 289K
25.6769ザインエレクトロニクス 350K
26.4813ACCESS 590K
27.1970日立プラントテクノロジー 530円
28.7860エイベックスグループ 2000円
29.4680ラウンドワン 380K

このあたりで買っておけば、気がついたら結構な利益が乗っていた、といった水準です。もっとも、明日の地合でたやすくこうした買い目標価格まで押されるようなら、無理矢理買う必要がないことは言うまでもありません。しかし、地合とも相談し、このあたりからの反発がありそうでしたら、買えなくて元々という気持ちで、そうした低レベルラインであらかじめ買いを入れておくと良いかと思います。
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明日の注目銘柄(7.19.06)

2006-07-18 16:58:27 | 明日のモニタリング銘柄
後場は一層の下げに見舞われ、その過程で中途半端に買っていた2929ファーマフーズで大失敗です。中途半端な時間帯での買いは駄目ですね。分かっているのに後場から切り返すのではないかと思い、先んじて手を出してしまいました。ファーマは楽天でも前場の終わりに少し買いを入れてあり、それがそのまま残っているのを忘れていて、この分も-10K。丸三証券の分の-10Kと-6Kを入れると完敗でした。この株、後場のその最悪の状態から200K近くまで切り返しましたので、損切りが早かったようです。

3037スタイライフで+2K、6920レーザーテックで+3.5Kといった雀の涙の利益はありますが今日は完敗です。いよいよ明日が正念場です。

急ぎ、オシュレーター(OSC)値がこの相場でもコンバージェンスしている銘柄中心チェックしました。これらは明日の切り返しの優先候補です。

【OSCコンバージェンス又はプラス】 今日はよく頑張ったね、銘柄

・1712ダイセキ環境ソリューション 51%(+1%)
・8944ランドビジネス 47%(+2%)
・3770ザッパラス 55%(+9%)
・7835ウィズ 32%(+1%)
・6158和井田製作所 56%(+4%)
・3807フィスコ 34%(+6%) 
・8993アトリウム 39%(+2%)
・4305アイ・エム・ジェイ 42%
・4327日本エス・エイチ・エル 62%(+8%)
・4644イマジニア 39%(+1%)
・6902デンソー 48%(+1%)
・4708もしもしホットライン 61%(+1%)
・4298プロトコーポレーション 65%(+17%)
・2383日本エイム 39%(-10%)
・6787メイコー 46%(+5%)
・89343フロンティア不動産 50%(+1%)
・6730アクセル 53%(+8%)
・2384SBSホールディングス 33%(+2%)
・6920レーザーテック 28%(+1%)
・5384フジミインコーポレーティッド 57%(+2%)
・2411ゲンダイエージェンシー 34%(+2%)
・4666パーク24 49%(+5%)
・4680ラウンドワン 58%(+3%)
・8907フージャースコーポレーション 39%(+2%)
・6900東京電波 52%(+3%)

【OSCが前日同値の銘柄】 今日はよく粘ったね、銘柄

・6263プロデュース 55%
・2465ラヴィス 30%
・3349コスモス薬品 55%
・3041ビューティ花壇 37%
・4240クラスターテクノロジー 44%
・3797ファンダンゴ 53%
・2379ディップ 赤字決算注意
・9438エムティアイ 63%
・4187大阪有機化学 46%
・2712スターバックスコーヒー 29%
・2389オプト 29%
・2759テレウェイヴ 45%
・5726住友チタニウム 35%
・4205日本ゼオン 40%

【OSCが25%以下の銘柄】 今日は売られすぎてもう死にそうだね、銘柄

・3776ブロードバンドタワー 24% 
・8942シンプレクスインベストメント 21%
・3373リンクセオリー 20% 下方修正注意
・8789フィンテックグローバル 25%
・5821平河ヒューテック 15% RSIは1%
・3037スタイライフ 21% RSIは22%
・3786テレビ東京ブロードバンド 21% RSIは10%
・9756ASKPLANNING 21% RSIは13%
・6469放電精密加工研究所 24% RSIは26% 1Q減収・減益注意
・4326インテージ 25% RSIは20%
・2337アセットマネジャーズ 25%、RSIも25%
・4751サイバーエージェント 25% RSIは24%
・8704トレーダーズ証券 25% RSIは23%
・4792TFPコンサルティンググループ 23% RSIは7%
・8922アイディーユー 23% RSIは14% 赤字幅拡大注意
・4065紀文フードケミファ 22% RSIは4% 格下げ注意
・1970日立プラントテクノロジー 25% RSIは18%
・7860エイベックスグループ 24% RSIは11%
・8925アルデプロ 25% RSIは18%
・6379新興プランテック 25% RSIは27%

さて、ここからが大事です。2月20日に今年の2回目の大底を付けておりますが、その時の分析データを「明日のテクニカル予想」と題して書いております。その中でOSCが同値以上の銘柄数を載せています。以下の通りでした。

 2月14日~15日 55銘柄(22%)
 2月15日~16日 84銘柄(34%)
 2月16日~17日 88銘柄(35%)

つまり、2月20日の月曜日には大底を打つことが最後のデータで示唆されていた訳ですね。

ところで、今日はどうだったかというとOSC同値以上で終わったのは、上記の1番目と2番目のグループです。計39銘柄です。登録銘柄は280銘柄に増えておりますので、39銘柄は約14%になります。

先週金曜日のOSC同値以上の銘柄はうんと多かった筈です。それが14%に激減です。上記の2月の時よりも状況が悪いことがお分かりでしょうか。底打ち間際の2月16日~17日のデータで35%もOSCのコンバージェンスを果たしていたのです。

しかし、今日の下げは急激でした。一斉に優良銘柄もくそもなく投げられたようです。心配は日経の先物が14000円を割り込むまで売り込まれると、必ず新興銘柄も影響を受けると言うことです。明日は中途半端な反発に終われば、更に下落が待っているのか、それとも新興市場だけは、ここまで下げたのだからもう投げが完了し切り返すのか、このあたりが見所ですが、今日のレーザーテックを見ていても、あれだけ後場の地合が悪いなかで、じり高を辿り2150円(前日比-75円)まで戻しながら、引けにかけての成り売りです。これは明日の相場を悲観してのことでしょうね。筆者はあやうく利確が遅れるところでした。先物が下値に引っ張られるのをいち早く見て、売り急いだのが功を奏したようです。

今週はまだ始まったばかりです。後1-2日は底値探りに神経質な展開が続くと見た方が良さそうです。OSCのコンバージェンスが40%近くの銘柄で見られるとかの明らかなサインがないと、反転はもう少し先かも知れません。いずれにしても難しい相場です。今日の反省から、迂闊な突っ込みで火傷を負うことだけは避けたいものです。

筆者の若干の持ち駒が今日の戦闘で負傷したものの、全員帰還しキャッシュ100%です。今日のリベンジは何とか落とし前を付けて返して貰わねばなりません。その時が刻一刻と近づいておりますが油断なりません。思わぬ返り討ちに合うかもしれません。

皆さんのご健闘を祈っております。「慎重にしかし機が熟したら大胆に」としか贈る言葉がありません。今日のテポドン第一号が打ち込まれたような相場で、どれだけの犠牲者が出たのかに思いを馳せると、全くトホホのホですが。
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やっと大幅調整に入る

2006-07-18 11:47:32 | 株に出会う
やっと新興市場も日経も大きな調整に入ってきました。

マザーズ指数は、6月1日のOSCの28%に前場で並んでおります。RSIはまだ2%高い21%です。しかし、6月2日には更に130ポイント近く下げたのは覚えておかねばなりません。つまり、50ポイント以上の下げが2日続いて、駄目押しに130ポイントも下げた訳ですね。今回は小幅のだらだらとした下げが8日も続き、今日の前場での83ポイントの急激な下げです。その6月2日の1188.44ポイントという安値に後31ポイントほどの下落で追いつきます。ヘラクレス指数も6月2日の安値に対してあと52ポイントほどです。これまでヘラクレス指数はマザーズ指数に比べて落ち方が緩慢であったため、今日の下落幅が大きくなっているようです。OSCは31%でRSIは23%です。6月1日の25%、17%に比べてまだ高めです。

以上を総合すると、新興市場は今日このままで膠着するなら、明日こそ上に述べた「下げたりない」部分の下げに入り、前回6月2日の安値をもある程度割り込んでからの反発(もし、日経が下げ続けているなら小反発)に入る可能性が大となりました。なお、もう一つの根拠は、筆者が計算している「指数値」です。マザーズ指数は、まだ37ポイント、ヘラクレス指数は23ポイントも6月1日段階のそれから高いところにあります。つまり、前回6月1日の終値ベースの本来の指数値は既に下回っているものの、筆者の指数値(真の高値、安値を調整したラリー・ウィリアムズの計算式の単純累計値です)はまだ高いところにあるということです。

それに引きかえ東証はまだOSCは45%、RSIは39%に留まっており、6月13日の35%、24%に対して大きな落差があります。いよいよ14000円割れの地獄を見ないと駄目のようです。この動きに新興市場も引っ張られるでしょうね。

といったことが分かっておりながら、前場は本日場に反して?の急反発で始まった2929ファーマフーズを200Kで指しておりましたら、急な大波にさらわれて出来てしまいました。195Kまではなりふり構わぬ損切りをかけた方々に持って行かれております。後場の動き次第ですが、じり高で終わるようならとりあえずホールド、一進一退なら明日の更なる下落を見込んでの撤退という2面作戦になります。

持ち越し株の6769ザインエレクトロニクスは、一時期強気な方もおりましたが、390Kの同値で一旦撤退しました。

しかし、6920レーザーテックは、筆者が買い目途として書いた2000円から2100円のレンジにあっという間に入ってきましたね。昨日の言を翻すようですが、この悪い地合です。月足の一目均衡を見ておりましたら、雲にタッチするまでにまだ250円もあります。1750円というのが最後の抵抗線です。これが破られるともう2001年9月の安値の530円を目指す以外にはありません。

しかし、これはあまりに非現実的ではと皆さんお考えでしょう。実は可能性が1つだけあります。それは何だかお分かりですか?

鳥インフルエンザH5N1型ウィルスの変異によるパンデミック(世界的な大流行)です。このパンデミックはこれまでもきわどいところで防御できておりますが、それは運が良かったからだと言われております。今年、このパンデミックが起きない保証はありません。最悪のシナリオが巷間ささやかれておりますが、このパンデミックでは何と10億人の死者が想定されております。10億人です。控えめに見て2-3億人です。世界経済はこれで大混乱必至です。このウィルスの怖いところは、まだ症状が出ていない人からも空気感染でうつることです。先進国も後進国もありません。医療機関のスタッフが最もやられます。唯一の経口治療薬のタミフルの争奪戦は悲惨を極めると言われております。そうなると日経平均の4000円などという、世界のスタフグレーション大恐慌の際にささやかれているレベルの株価にあっという間の下落かと思われます。

まあ、こんな破天荒なことは誰も考えてはいないかと思いますが、2007年から2008年にかけてのスタフグレーションパニックは十分に想定されるところです。その兆候は、先日日経にこっそりと掲載されておりましたが、アメリカのカリフォルニアだったかのFRBに相当する州金融当局の責任者の談として、「景気指標が悪化しているのに物価上昇が収まらないのはよく分からない」と言わせていることに現れております。これがスタフグレーションの小さな芽でなければ良いのですが。
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