7月7日のブログで3756豆蔵のことを取り上げ、バッタの大群を再び呼び寄せるためには、酒蔵とか煙蔵に改名するとよい、等とふざけたことを言いましたが、今日、ル・モンド誌の東京支局長フィリップ・ポンスの「裏社会の日本史」(本文350ページの大著です)という本を読んでいて、豆蔵の語源について初めて知りました。
豆蔵というのは18世紀末、元禄の頃に実在した大道芸人の名前でした。当時の大坂にいた乞食で、皿回しなどの曲芸や手品で人々の笑いを誘い、銭を請うていたそうです。
いやいや、豆蔵という名前はこのような由緒ある歴史をしょっていたのですね。それを酒だの煙だのを頭に付けてからかってしまい失礼しました。豆蔵の隠れた人気は、こうした歴史に裏打ちされていたのでした。これからも新しい「大道芸」で時折、株価を噴き上げてもらいたいものです。
しかしながら、フィリップ・ポンスという人のこの著作、実に詳しく日本の中世から現代に至る「周縁層」を描いております。周縁層とは、いわゆる中世の、えた、、現代ホームレス、義賊や博徒、やくざ、テキヤなどいいます。
株の世界ではイトマン事件や佐川急便事件から尾上縫の事件まで、相当に詳しく取り上げられております。
こういう本が何故フランス人によりフランス語で書かれ、日本人による日本語の出版がこれまでなかったのか、非常に不思議な気がします。
豆蔵というのは18世紀末、元禄の頃に実在した大道芸人の名前でした。当時の大坂にいた乞食で、皿回しなどの曲芸や手品で人々の笑いを誘い、銭を請うていたそうです。
いやいや、豆蔵という名前はこのような由緒ある歴史をしょっていたのですね。それを酒だの煙だのを頭に付けてからかってしまい失礼しました。豆蔵の隠れた人気は、こうした歴史に裏打ちされていたのでした。これからも新しい「大道芸」で時折、株価を噴き上げてもらいたいものです。
しかしながら、フィリップ・ポンスという人のこの著作、実に詳しく日本の中世から現代に至る「周縁層」を描いております。周縁層とは、いわゆる中世の、えた、、現代ホームレス、義賊や博徒、やくざ、テキヤなどいいます。
株の世界ではイトマン事件や佐川急便事件から尾上縫の事件まで、相当に詳しく取り上げられております。
こういう本が何故フランス人によりフランス語で書かれ、日本人による日本語の出版がこれまでなかったのか、非常に不思議な気がします。