後場も結局先物が同じ動きを繰り返しました。
一瞬ですが、12時42分に14870円を付けてそのまま抜けるかと思った時がありました。しかし、見事に撃退されました。この時、ふと見たら前場に196Kあたりで買って同値降りをしていた3807フィスコが195Kを付けていたので、つい買ってしまいました。この株、今日はお祭り騒ぎは一切なくそのままだらだらと下げ続けていたのです。それは意識していた筈ですが、どうしてもこれまでに見たお祭り騒ぎが目に焼き付いていました。この株上げると早いのです。ものの20秒ぐらいで3-4スティックは置いて行かれます。早食いパン食い競争どころではありません。
その後は場が停滞しているにもかかわらず、10枚を越える成り売りの方が時々出没し、188Kまで落とされる始末です。(この方々は、昨日のお祭り騒ぎで買い参入した方々と推測します。損切りでしょう。)その過程で191Kで降りました。こういう欲丸出しのトレードを本来してはいけませんでした。するなら、お祭りが開催されている銘柄、例えば愚妻が朝から目を付けていたらしい2461ファンコミュニケーションズあたりでした。
引けに買ったのは朝からウォッチしていた6677エスケーエレクトロニクスです。一貫して下げ続けているので、まさか先日損切りした6769ザインエレクトロニクスのようなことはないことを願いつつ、昨日の2384SBSで失敗した引け際の買い上がりを戒め、引けに売りが湧いてくるラインの247Kで買いました。
改めてこの銘柄のテクニカルなポジションを見て、来週の反転を見定めたためです。
この株のOSCの最低値は7月18日の27%でした。翌19日はOSCが示す通りに、230Kの安値をマークしております。そして、昨日控えめに14Kだけ上げたのですが、今日は押し目で-2K終了です。
しかし、この終わり方が良いのですね。まず、昨日の安値の244Kはきちんと抵抗線として守っております。それからOSCが昨日の33%から+5%の38%へと、着実にコンバージェンスしております。
この2つの上げ条件を満たした上で、以下のようにテクニカルに鍵となる2つの日柄が推移しております。引けに最高値までは付けることはなかったのですが、成り行き上こうなったのでしょう。
7月18日 終値245K OSC27%
7月21日 終値252K OSC38%
本来は今日の終値がOSC28%以上で、245K以下となるような終わり方なら最高でした。始値の246Kが高値のままで十分でした。それでもOSCは34%です。
もう1つ、同じような底値圏の動きで今日は押された4751サイバーエージェントを見てみます。
7月19日 終値122K OSC24%
7月21日 終値113K OSC24%
これでも一見切り返しの条件が整っているように見えます。今日の終値が直近のOSCの最低値をマークした19日の終値を9Kも下回っております。いわゆるダイバージェンスがはっきりと見て取れます。しかしこの株の場合は、筆者の考える買い条件が2つ欠落しております。1つは昨日の安値126Kを上回って終われなかったこと、2つ目は、OSCがきちんとコンバージェンスしていないこと。昨日は26%で、今日は-2%の24%です。このテクニカル指標と、引けにかけての売り方優勢での下落傾向から、明らかに来週月曜日は売り方優勢で始まると見ております。もちろん、海外などでグッドニュースが飛び出せば、昨日のようにこの株でもギャップアップして始まるでしょう。
くどいようですがもう1つだけ、明日の注目銘柄を先取りして、もう1つ3783ナノメディアを取り上げます。これも長期低落の株です。
7月18日 終値409K OSC26%
7月21日 終値399K OSC34%
この株の方が理想的な終わり方を本日しております。前日の安値391Kをきちんと抜いており、かつOSCも昨日の33%に対して今日は+1%だけですが上回っております。そして、乖離幅と筆者が呼ぶ数値もたったの+1Kです。SKエレクトロニクスは+8Kあります。(この乖離幅は買いの判断材料としては、これまでの経験からセカンダリー指標と位置づけておりますのであまり神経質になる必要はありません。)
但し、このナノメディアはPER61倍が示すように、ワンセグ関連銘柄として先行き業績向上を見込んでの期待買いが先行しております。少し事業基盤が軟弱といっても良いかも知れません。従って、上げサインも比較的微弱ですので、月曜日の様子を見ながら売買しても良いかなと思っております。
今のような相場では、このようなテクニカルアセスメントでの売買が最も信頼出来るようです。実際に底値で買うのは難しいものですが、何も危険な谷底に落ちる寸前の、加速が最もついた株を拾うことはないかと思っております。落ちきるのを待つのが余程安全です。しかし、それでは昨日のようにその日に参入しても利益は知れております。リスクを最少にしながら、引けにかけて自ら信じる買い条件を満たした銘柄は買うことが大切ですね。そして、その日の上げエネルギーが大きいことが分かったところでは買い増しに転じ、上げ目安が来れば場が盛況な打ちに利確し、また翌日の銘柄を仕込む、といったサイクルで当面は動こうと思っております。
このスタイルでの「明日の注目銘柄」は週末までに検討してアップする予定です。
一瞬ですが、12時42分に14870円を付けてそのまま抜けるかと思った時がありました。しかし、見事に撃退されました。この時、ふと見たら前場に196Kあたりで買って同値降りをしていた3807フィスコが195Kを付けていたので、つい買ってしまいました。この株、今日はお祭り騒ぎは一切なくそのままだらだらと下げ続けていたのです。それは意識していた筈ですが、どうしてもこれまでに見たお祭り騒ぎが目に焼き付いていました。この株上げると早いのです。ものの20秒ぐらいで3-4スティックは置いて行かれます。早食いパン食い競争どころではありません。
その後は場が停滞しているにもかかわらず、10枚を越える成り売りの方が時々出没し、188Kまで落とされる始末です。(この方々は、昨日のお祭り騒ぎで買い参入した方々と推測します。損切りでしょう。)その過程で191Kで降りました。こういう欲丸出しのトレードを本来してはいけませんでした。するなら、お祭りが開催されている銘柄、例えば愚妻が朝から目を付けていたらしい2461ファンコミュニケーションズあたりでした。
引けに買ったのは朝からウォッチしていた6677エスケーエレクトロニクスです。一貫して下げ続けているので、まさか先日損切りした6769ザインエレクトロニクスのようなことはないことを願いつつ、昨日の2384SBSで失敗した引け際の買い上がりを戒め、引けに売りが湧いてくるラインの247Kで買いました。
改めてこの銘柄のテクニカルなポジションを見て、来週の反転を見定めたためです。
この株のOSCの最低値は7月18日の27%でした。翌19日はOSCが示す通りに、230Kの安値をマークしております。そして、昨日控えめに14Kだけ上げたのですが、今日は押し目で-2K終了です。
しかし、この終わり方が良いのですね。まず、昨日の安値の244Kはきちんと抵抗線として守っております。それからOSCが昨日の33%から+5%の38%へと、着実にコンバージェンスしております。
この2つの上げ条件を満たした上で、以下のようにテクニカルに鍵となる2つの日柄が推移しております。引けに最高値までは付けることはなかったのですが、成り行き上こうなったのでしょう。
7月18日 終値245K OSC27%
7月21日 終値252K OSC38%
本来は今日の終値がOSC28%以上で、245K以下となるような終わり方なら最高でした。始値の246Kが高値のままで十分でした。それでもOSCは34%です。
もう1つ、同じような底値圏の動きで今日は押された4751サイバーエージェントを見てみます。
7月19日 終値122K OSC24%
7月21日 終値113K OSC24%
これでも一見切り返しの条件が整っているように見えます。今日の終値が直近のOSCの最低値をマークした19日の終値を9Kも下回っております。いわゆるダイバージェンスがはっきりと見て取れます。しかしこの株の場合は、筆者の考える買い条件が2つ欠落しております。1つは昨日の安値126Kを上回って終われなかったこと、2つ目は、OSCがきちんとコンバージェンスしていないこと。昨日は26%で、今日は-2%の24%です。このテクニカル指標と、引けにかけての売り方優勢での下落傾向から、明らかに来週月曜日は売り方優勢で始まると見ております。もちろん、海外などでグッドニュースが飛び出せば、昨日のようにこの株でもギャップアップして始まるでしょう。
くどいようですがもう1つだけ、明日の注目銘柄を先取りして、もう1つ3783ナノメディアを取り上げます。これも長期低落の株です。
7月18日 終値409K OSC26%
7月21日 終値399K OSC34%
この株の方が理想的な終わり方を本日しております。前日の安値391Kをきちんと抜いており、かつOSCも昨日の33%に対して今日は+1%だけですが上回っております。そして、乖離幅と筆者が呼ぶ数値もたったの+1Kです。SKエレクトロニクスは+8Kあります。(この乖離幅は買いの判断材料としては、これまでの経験からセカンダリー指標と位置づけておりますのであまり神経質になる必要はありません。)
但し、このナノメディアはPER61倍が示すように、ワンセグ関連銘柄として先行き業績向上を見込んでの期待買いが先行しております。少し事業基盤が軟弱といっても良いかも知れません。従って、上げサインも比較的微弱ですので、月曜日の様子を見ながら売買しても良いかなと思っております。
今のような相場では、このようなテクニカルアセスメントでの売買が最も信頼出来るようです。実際に底値で買うのは難しいものですが、何も危険な谷底に落ちる寸前の、加速が最もついた株を拾うことはないかと思っております。落ちきるのを待つのが余程安全です。しかし、それでは昨日のようにその日に参入しても利益は知れております。リスクを最少にしながら、引けにかけて自ら信じる買い条件を満たした銘柄は買うことが大切ですね。そして、その日の上げエネルギーが大きいことが分かったところでは買い増しに転じ、上げ目安が来れば場が盛況な打ちに利確し、また翌日の銘柄を仕込む、といったサイクルで当面は動こうと思っております。
このスタイルでの「明日の注目銘柄」は週末までに検討してアップする予定です。