まず、マザーズ指数ですが、OSCが+2%の34%とコンバージェンスし、終値は-23.13ポイント安ですが、、OSCが23%をマークした7月18日の終値の1176.42ポイントより16.23ポイント低くなっており、明日の反転を期待させる終わり方となっております。
一方ヘラクレス指数は、今日はマザーズ指数よりいちはやく立ち直り、21日の安値を抜いて終わり、OSCも+3%の39%と順調に立ち直っております。これもこの勢いだと明日はNYその他の影響で押されなければ、底脱出からの反転上昇の軌道に乗るでしょう。
日経225平均は、後場に立ち直りました。OSCで見る限り、先週金曜日が39%で、このところの最低値でした。6月8日、13日の35%というのがありますが、ここまでの押し目を経ることなく一旦立ち直りの気配を見せた形です。OSCは+5%の44%とコンバージェンスしております。少なくとも短期では上げ基調に転じたようです。
という訳で、市場全体は何となく持ち直した気配ですが、まだまだよちよち歩きの半病人ですので、チョイとしたこと、例えば土用の鰻を無理して腹一杯食べたとか、増水した川を下駄履きで見に行って転んであやうく死にそうになったとか、があると身体の内側ないしは外側から崩壊していきますので、呉々も注意が必要です。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3789ソニーコミュニケーションネットワーク △
4月25日の決算が期待はずれで、PERも100倍越えとなった今では、出がらしのような株とあいなっておりますが、それでも多少はテクニカルに反発局面になると上がります。明日がそのタイミングです。しかし、今日も弱く210Kの安値からかろうじて切り返しております。明日もこの210Kのデッドラインが死守できることが条件です。OSCは+2%の34%とコンバージェンスし、指数値も最低値です。RSIは±%の24%ですが、6月1日の16%に次ぐ低い値です。とにかく明日は押し目で210K割れのないことを確認しての買いです。しかし、プロバイダー業というのは困難な時代を迎えました。いわばインターネットの中継点としての役割しかありません。どこかと合従連衡しようにも、同じような業態が集まっても何ら業革にはならんのでしょうね。という意味からも長居は無用です。
2.3785エイティング ▲
よっぽど引けに試し買いをしようと思ったのですが、あまりにも静かであり不気味だったので見送りました。この株は社名を8ingなどと書くとおり、世の常識から随分ずれている会社です。ゲーム開発の会社ですが、どうも社員のモラール維持に腐心しているようです。人で集め専任のリクルーターを、たった83名の社員の中からアサインしたり、この5月に新社屋に移転して労働環境の改善を図ったり結構大変なようです。しかし、肝心の平均年収が何と406万円なのが「ガン」ではないでしょうか? ちなみに4822ハドソンは525万円です。という訳で、段々と明日の注目銘柄でなくなって来ましたが、死んだふりをしているのかも知れません。念のためウォッチリストの片隅にでも置いておいて下さい。活気づいたら分かる程度にです。なぜ買う気になったかというのは、7月20日の206K(OSC29%)から今日の192K(OSC32%)へのダイバージェンスが見られるからです。
3.3809バリオセキュア・ネットワークス ▲
公募の38万円を割ってからはさすがに戻しました。少なくともテクニカルにはよい形で終わっております。明日の押し目で1日天下に終わるか、それとも413Kを越えて勢いがついていくのか注目です。セキュアヴェイルが今日は一足先に爆挙げし、公募価格を回復しております。次はこの株かどうか?
4.3801アスキーソリューションズ △
まだPERが31倍もあります。イメージ情報開発は19倍です。しかし、20日にOSC28%を付けて以来、今日のOSC34%での終値が-23Kは、上げ条件が一応整っております。RSIも12%と低水準。直近IPO見直しの動きが今日の後場にありましたが、この株も明日あたりは少しは日の当たるところに出てきても良さそうです。アスキーというベンチャービジネスの黎明期の懐かしい会社です。西社長は今はどこかの聞いたことのないような大学で教鞭を執っているようです。もう30年も前から経営の才はないと業界では公然と呟かれておりました。その歴史を引きずっているのがこの会社です。やはり過大評価は禁物です。
5.3030ハブ △
もう1つすっかり不人気化したこの株を、あまりの凋落ぶりについ情けをかけたくなりましたので取り上げます。といってもこの英国風のパブには筆者はなんの関わりもありません。そういうところに出かける趣味もありません。しかしこの会社は加ト吉の傘下になっているのですね。知りませんでした。加ト吉なら親しみも湧きます。名前がユニークで面白いではありませんか。しかしパブ(Pub)をハブ(Hub)としたのは、誰かのユーモア心からでしょうが、筆者のように爬虫類がてんで駄目な人間には刺激が強すぎます。しかも二文字です。きつい響きです。ところで明日は218K割れがないことを見てからの参戦です。RSIも16%まで落ちていますので、そろそろ一旦下げ止まるでしょう。
6.4340シンプレクス・テクノロジー ▲
この株、どこかの投資銀行が目標株価75Kと言ってから、それをオーバーランして何と5万円台です。去年25万円を越えるあたりからの上昇ぶりは、新興市場の人気に便乗してのことでした。こうして調整がかかった今、週足を見てみると上昇前の延長線上に株価があるようです。折しも26日には第一四半期の決算発表があります。多分堅調な数字だろうと推測します。今の株価を更に押し下げるような悪いサプライズは、これまでのこの会社の動きを見る限りないのではないかと思います。そろそろ仕込んでおく頃かと思います。これまでにずっと上げてきたのであれば、決算発表前に一度利確が妥当ですが、今回は逆です。OSCは7月18日に29%の底を打っております。今日は42%と4日連続コンバージェンスです。RSIは18%まで落ちました。明日は安いところで買って決算後まで持ち越し、程よく上がったところで売りです。この会社のビジネスモデルからして、証券会社がいくら成長が鈍化したからといって、金融システム全体の開発力からいって、この会社の活躍する場所はいくらも残されております。それがまたトップノッチのシステムであればあるほど引き合いは多いと思います。
7.4813ACCESS ○
この株の○の理由は、指数値が最低をマークしていることと、7月18日のOSCが32%でこのところの最低値ですが、この時の終値644Kに対して、今日はOSCを35%に上げながらの終値が628Kとダイバージェンスしていること、そして、もう1つは乖離幅が-19Kと良好なこと、これらのテクニカルな条件が重なっているためです。なお、RSIは下げ続け今日は22%と、6月26日の23%をも下回りました。明日押されれば押されるほど600K近辺では買いチャンスとなります。
8.4973日本高純度化学 △
7月20日の第一四半期の決算が期待以上のものではなかったための失望売りが膨らんでいるようです。しかし、世界首位の製品を持つこの会社の決算そのものが悪い訳ではありません。もっと良いだろうとの期待からすると、思ったほどではなかったということのようです。そのせいか、買い時が近づいているようです。600Kを今日は切りました。それでもOSCは+2%の43%とコンバージェンスして終わっております。RSIは22%です。指数値が記録を取りだしてからは最低値を更新中です。こんな良い会社をこんな値段で買えるのが今の相場ですが、こうした株まで道連れにしてはいけませんね。
【その他注目銘柄】
・1712ダイセキ環境ソリューション なぜ人気でない?
・6263プロデュース 一体何が起こったか? RSIが3連続ゼロ
・3783ナノメディア もう1日だけ監視。まだ踏ん張ってはおります。
・3778さくらインターネット 指数値低し。再騰注意。
・3800BSP 何とか歯止めかかる。明日こそ本領発揮する時。
一方ヘラクレス指数は、今日はマザーズ指数よりいちはやく立ち直り、21日の安値を抜いて終わり、OSCも+3%の39%と順調に立ち直っております。これもこの勢いだと明日はNYその他の影響で押されなければ、底脱出からの反転上昇の軌道に乗るでしょう。
日経225平均は、後場に立ち直りました。OSCで見る限り、先週金曜日が39%で、このところの最低値でした。6月8日、13日の35%というのがありますが、ここまでの押し目を経ることなく一旦立ち直りの気配を見せた形です。OSCは+5%の44%とコンバージェンスしております。少なくとも短期では上げ基調に転じたようです。
という訳で、市場全体は何となく持ち直した気配ですが、まだまだよちよち歩きの半病人ですので、チョイとしたこと、例えば土用の鰻を無理して腹一杯食べたとか、増水した川を下駄履きで見に行って転んであやうく死にそうになったとか、があると身体の内側ないしは外側から崩壊していきますので、呉々も注意が必要です。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3789ソニーコミュニケーションネットワーク △
4月25日の決算が期待はずれで、PERも100倍越えとなった今では、出がらしのような株とあいなっておりますが、それでも多少はテクニカルに反発局面になると上がります。明日がそのタイミングです。しかし、今日も弱く210Kの安値からかろうじて切り返しております。明日もこの210Kのデッドラインが死守できることが条件です。OSCは+2%の34%とコンバージェンスし、指数値も最低値です。RSIは±%の24%ですが、6月1日の16%に次ぐ低い値です。とにかく明日は押し目で210K割れのないことを確認しての買いです。しかし、プロバイダー業というのは困難な時代を迎えました。いわばインターネットの中継点としての役割しかありません。どこかと合従連衡しようにも、同じような業態が集まっても何ら業革にはならんのでしょうね。という意味からも長居は無用です。
2.3785エイティング ▲
よっぽど引けに試し買いをしようと思ったのですが、あまりにも静かであり不気味だったので見送りました。この株は社名を8ingなどと書くとおり、世の常識から随分ずれている会社です。ゲーム開発の会社ですが、どうも社員のモラール維持に腐心しているようです。人で集め専任のリクルーターを、たった83名の社員の中からアサインしたり、この5月に新社屋に移転して労働環境の改善を図ったり結構大変なようです。しかし、肝心の平均年収が何と406万円なのが「ガン」ではないでしょうか? ちなみに4822ハドソンは525万円です。という訳で、段々と明日の注目銘柄でなくなって来ましたが、死んだふりをしているのかも知れません。念のためウォッチリストの片隅にでも置いておいて下さい。活気づいたら分かる程度にです。なぜ買う気になったかというのは、7月20日の206K(OSC29%)から今日の192K(OSC32%)へのダイバージェンスが見られるからです。
3.3809バリオセキュア・ネットワークス ▲
公募の38万円を割ってからはさすがに戻しました。少なくともテクニカルにはよい形で終わっております。明日の押し目で1日天下に終わるか、それとも413Kを越えて勢いがついていくのか注目です。セキュアヴェイルが今日は一足先に爆挙げし、公募価格を回復しております。次はこの株かどうか?
4.3801アスキーソリューションズ △
まだPERが31倍もあります。イメージ情報開発は19倍です。しかし、20日にOSC28%を付けて以来、今日のOSC34%での終値が-23Kは、上げ条件が一応整っております。RSIも12%と低水準。直近IPO見直しの動きが今日の後場にありましたが、この株も明日あたりは少しは日の当たるところに出てきても良さそうです。アスキーというベンチャービジネスの黎明期の懐かしい会社です。西社長は今はどこかの聞いたことのないような大学で教鞭を執っているようです。もう30年も前から経営の才はないと業界では公然と呟かれておりました。その歴史を引きずっているのがこの会社です。やはり過大評価は禁物です。
5.3030ハブ △
もう1つすっかり不人気化したこの株を、あまりの凋落ぶりについ情けをかけたくなりましたので取り上げます。といってもこの英国風のパブには筆者はなんの関わりもありません。そういうところに出かける趣味もありません。しかしこの会社は加ト吉の傘下になっているのですね。知りませんでした。加ト吉なら親しみも湧きます。名前がユニークで面白いではありませんか。しかしパブ(Pub)をハブ(Hub)としたのは、誰かのユーモア心からでしょうが、筆者のように爬虫類がてんで駄目な人間には刺激が強すぎます。しかも二文字です。きつい響きです。ところで明日は218K割れがないことを見てからの参戦です。RSIも16%まで落ちていますので、そろそろ一旦下げ止まるでしょう。
6.4340シンプレクス・テクノロジー ▲
この株、どこかの投資銀行が目標株価75Kと言ってから、それをオーバーランして何と5万円台です。去年25万円を越えるあたりからの上昇ぶりは、新興市場の人気に便乗してのことでした。こうして調整がかかった今、週足を見てみると上昇前の延長線上に株価があるようです。折しも26日には第一四半期の決算発表があります。多分堅調な数字だろうと推測します。今の株価を更に押し下げるような悪いサプライズは、これまでのこの会社の動きを見る限りないのではないかと思います。そろそろ仕込んでおく頃かと思います。これまでにずっと上げてきたのであれば、決算発表前に一度利確が妥当ですが、今回は逆です。OSCは7月18日に29%の底を打っております。今日は42%と4日連続コンバージェンスです。RSIは18%まで落ちました。明日は安いところで買って決算後まで持ち越し、程よく上がったところで売りです。この会社のビジネスモデルからして、証券会社がいくら成長が鈍化したからといって、金融システム全体の開発力からいって、この会社の活躍する場所はいくらも残されております。それがまたトップノッチのシステムであればあるほど引き合いは多いと思います。
7.4813ACCESS ○
この株の○の理由は、指数値が最低をマークしていることと、7月18日のOSCが32%でこのところの最低値ですが、この時の終値644Kに対して、今日はOSCを35%に上げながらの終値が628Kとダイバージェンスしていること、そして、もう1つは乖離幅が-19Kと良好なこと、これらのテクニカルな条件が重なっているためです。なお、RSIは下げ続け今日は22%と、6月26日の23%をも下回りました。明日押されれば押されるほど600K近辺では買いチャンスとなります。
8.4973日本高純度化学 △
7月20日の第一四半期の決算が期待以上のものではなかったための失望売りが膨らんでいるようです。しかし、世界首位の製品を持つこの会社の決算そのものが悪い訳ではありません。もっと良いだろうとの期待からすると、思ったほどではなかったということのようです。そのせいか、買い時が近づいているようです。600Kを今日は切りました。それでもOSCは+2%の43%とコンバージェンスして終わっております。RSIは22%です。指数値が記録を取りだしてからは最低値を更新中です。こんな良い会社をこんな値段で買えるのが今の相場ですが、こうした株まで道連れにしてはいけませんね。
【その他注目銘柄】
・1712ダイセキ環境ソリューション なぜ人気でない?
・6263プロデュース 一体何が起こったか? RSIが3連続ゼロ
・3783ナノメディア もう1日だけ監視。まだ踏ん張ってはおります。
・3778さくらインターネット 指数値低し。再騰注意。
・3800BSP 何とか歯止めかかる。明日こそ本領発揮する時。