株に出会う

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波乱の七夕相場

2006-07-07 15:32:42 | 株に出会う
いやはや、後場は一時はてんてこ舞いでした。

確か寄り付きは高く始まって空高く登る勢いだったのです。日経先物も高値を付けました。ところが、引けにかけては15300円割れになりました。途中で梯子を外されたのです。そして、このトリッキーな日経先物の動きに連動するがごとく、ウォッチ株、保有株が一斉に下げ始めました。

持ち株の8789フィンテックグローバルも、当初は買い値付近で粘っていたのですが、そこからあっという間の下落でした。仕方なく最初の「津波」の底値536Kで売却。-10K。後場の寄り付きで買い上がらないということは、この株を狙っている方々はかなりの熟達者の集まりと見ますが、筆者が下手なだけかも知れません。

後場の寄り付きであまりに上に行こうとするので、225Kの成りで買ってしまった3756豆蔵は、あやうく+2Kで降りました。しかし、相前後して豆蔵より遙かに勢いの良い3785エイティングに迂闊に手を出してしまったのが失敗。当然高値追いではなく、この手の急上昇株によくある一押しを待っての239Kでの買いでした。

しかし、今日の後場の相場はここで打ち止まるほど易しくはありませんでした。あっさりとさらわれてからは、下落の一途です。フィンテックの損切りと同時進行での損切りになりましたが、何とか-7Kの232Kで撤退。ところがこの株二枚腰を発揮しました。相場の下落は何のその、ジリジリと切り返していくではありませんか。前場に比べての後場の激しい動きを暇な方は一度見て下さい。これが仕手性の株の特徴と言えば特徴です。

という訳で後場は図らずも手負いの獅子となってしまいましたが、ここで引いてはこの難解相場には生き残れません。

引けにかけては、3043モジュレで+2K抜き、2929ファーマフーズが、随分と成り売りされていたので+3Kで抜き、そして、因縁のフィンテックグローバルですが、6月14日の安値の519Kからの切り返しに乗じて521Kで買い直しました。これは持ち越しです。

そして、ファーマフーズは引けにかけて、これは少々お手つきですが、わざわざ234Kの待ちから238Kに直して買い指しをしてしまいました。236Kで終わっているのでちょっともったいないことをしましたが、この株の底値は230Kあたりですので、まあ誤差の範囲でしょうね。この2つが持ち越しです。

来週はどうなるか分かりませんが、今日のように引けにかけて大きく下げたときにリスクを取って買わないことには、この相場では勝てないことが分かっております。意図に反して更に悲観的な状態になりそうであれば撤退はしますが、こうした銘柄を底値付近で拾えているのは、株トレードでのある種の「冥利」とも言えます。この冥利を尽くして売買するというのが、今の相場で必要なメンタル面での構えかも知れませんね。

まだまだ修行が必要です。
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まだ凪相場継続

2006-07-07 11:34:22 | 株に出会う
今日の寄り付きは相変わらずNYに触発されての高値始まりが多かったようですね。寄り付きで買いたくなるのをぐっと堪えて、自然落下を待っておりました。しかし、落ちるナイフは拾いどころが少々難しいようです。

これ以上の下げはないと思って、前日安値の少し上の546Kで指していた8789フィンテックは、買い付けが出来た後542Kまで落ちております。前場の結果は前日安値の545Kを挟んでの揉み合いです。

3042セキュアヴィイルも、同じようなポジションで待っておりました。244Kです。これもさらわれましたが、直近IPOのことだけあります。少し反発に転じました。しかし力無いのでやむなく+1Kで撤退。その後236Kまで落とされておりますので、やはり流れを見ながら、もう少し下目で指して置いた方が良さそうです。しかし、朝の勢いを見るとまさかそこまでの下落があるとは思えないものです。一応の目安としての前日安値で待つことは、依然として有効だと思います。地合のエネルギーその他で多分待ち受けどころが微妙に変わってくるのでしょう。

注目銘柄の中では3778さくらインターネットが噴きましたね。こうして当たるとやはり嬉しいものです。7月4日の高値225K越えという天井を一旦打ってしまいましたので、これからの参戦は要注意です。筆者は219Kあたりでの動きを見ておりましたが、今ひとつ動きが悪く参入出来ませんでした。225Kの板が崩されるのがあっという間でしたので、もしそこから参戦していても遅きに失していたでしょう。前場で222Kですから、むしろマイナスかも知れません。

さて、後場ですがチョイと気になる位置にいるのが、3756豆蔵です。217K~219Kでの攻防を前場の引けにかけて抜け出しました。買い板も厚いのが湧いてきております。ひょっとすると後場の憂さ晴らし銘柄として噴火があるかも知れません。筆者は前場の終わりに221Kで入れましたが時間切れでした。この銘柄を一応監視すると良いかと思います。

後は、4287ジャストプラニングですが、筆者は前場にあまりに動きがないので232Kでの同値降りをしておりますが、232Kで集めている節があります。これも引き続き注目です。

さらに9421ネブロジャパンは、ホルダーの狂気の投げは今のところ見うけられないようです。しかし買い上がりもありません。出来高は細っております。これは今日は休火山を決め込んでいるのかもしれませんが、何しろ株は裏をかいての上昇がよくあります。一応ウォッチはしておきます。

4613関西ペイントは、今日の引けに底を打ったかどうかの判断です。今のところプラス推移ですが、こうした下降銘柄は急にドカンと売り浴びせられることがよくあります。場の途中での曖昧な参入は避けた方が良いかと思います。

まあまあ無手勝流の予想もある程度当たると、これからの目途がついてきます。そうなると安心しての買い参入が出来ますので、結果は自ずとついてくると見ております。

その意味では、フィンテックグローバルの今日の動きにもっとも注目しています。OSCは前場終了段階でまだ前日同値の41%です。RSIは先に+3%の36%とコンバージェンスしております。今日はプラス引けで十分ですが、来週にかけて再度4日の高値の581Kを目指すかどうかを注目したいと思っております。今日は545Kを抜いて終われなければ、テクニカルには一旦撤退がよいと思います。41%台のOSCというのは時として騙しがあることは念頭に入れておかねばなりません。
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