新興市場は下落基調を強めております。
マザーズ指数は、-47.25ポイントの下落で、前日安値も下回り、OSCは-8%の46%、RSIも-8%の40%と下落途上です。6月1日にはOSCが28%、RSIは19%まで落ちました。その時の指数は1317ポイントです。まだ56ポイント上回っております。明日、この程度下げると到達です。
一方ヘラクレス指数は、やはりOSCは46%ですが、前日からの下落%は3%です。RSIは40%で6%の下落。6月1日のOSC25%、RSI17%からすると、まだ少々高めです。偶然かどうか指数値の差はマザーズ指数と同じ56ポイントです。同じ新興市場ですのでうり二つの値動きです。
これは単なる統計ですが、マザーズ指数についてみると、前回の6月1日に底をつけるまでに指数値は6連敗で、224ポイントほど累計値で下落しております。今回は既に5連敗ですが、135ポイントほどしか下落しておりません。今回の下落は最大でも48.56ポイントです。もう一度50ポイントを超える下落がないと灰汁抜けしないのかも知れません。いわばまだ中途半端な下落です。しかし、6連敗以上というのは最近ではありませんので、一旦明日落ちると明後日は小反発にしろ上昇に転じるのかも知れません。
日経225の動きですが、今日は-79円ですが、OSC(66%→61%)、RSI(71%→68%)ともに下げました。6月13日のOSC35%、RSI24%と比較するとまだ高値圏からの調整過程にあると言えます。しかし、今日は節目の15300円割れとなることは回避したようです。しかし、7月5日の安値の15480円を抜いて終われなかったので、上下どちらにも振れる位置取りと考えられます。
さて、明日の注目銘柄です。
1.6263プロデュース ○
指数値は-4%の58%ですが、この株の6月以降の最低値は51%なのです。ところが、この株にしては全く珍しくRSIが-10%の10%まで落ちております。乖離幅は-22Kです。指数値はまだ落ちきっておらず、6月14日段階と同じです。PERもいつの間にか39倍ほどに落ちております。この3Dアプリの雄、これ以上落ちるようなら一旦買いです。615Kが上場来安値です。後20Kも下げるなら買っておいて、しばらく持っていると700Kは回復するのではないでしょうか。
2.6159ミクロン精密 △
この株、今日は一人頑張っております。OSCも+5%の61%ですが、乖離幅が何と-360円と拡大しております。出来高は細いのですが、本来は今日あたり大きく反発する日だったのかも知れません。明日は再度6000円目指して孤高の上昇を演じるかどうか注目です。売り方の予備軍が大勢おりますので、一つたがが外れると一気に奈落の底まで転落するかも知れません。6月22日には64600株もの商いがあったのです。今日はたったの1300株です。これは嵐の前の静けさか、それともこの真面目株に遠慮してのホルダー諸氏の暖かい温存戦術か、いずれにしても明日には結果が出るでしょう。筆者はホルダー諸氏の化けの皮が剥がれることに賭けてみます。
3.7835ウィズ ▲
この株も今日の相場に翻弄されました。たまごっち効果なるものは発揮されませんでした。しかし、RSIが26%と急落、指数値は6月1日に後16K程に迫りました。明日以降もし20K以上も落とされることがあるなら、そこからは真のたまごっち効果が発揮されるかも知れません。
4.9424日本通信 △
まだ下落が続きますが、6月2日の50200円の安値はともかく、指数値的にはすでにその安値時を下回っております。つまり、押され方が強いということです。但し、OSCが6月1日の22%に比べて、今日はまだ34%と高いのでもう一段の下落は当然あるでしょう。RSIは21%まで落ちて、これは6月1日の18%にあと一息です。6月2日以降連続3日ストップ高を付けた、あの勢いは一体どこにやら。しかし、底打ち間近でしょう。
5.5821平河ヒューテック ▲
このところの相場下落のあおりを喰って、こうした真面目株も瀕死の重傷を負っております。上場来安値更新です。RSIも何と13%です。これは6月8日と同じです。OSCは+1%の28%とコンバージェンスしているのが救いです。エレクトリックワイヤーなるものを手がけているそうです。LAN電送機器と放送機器を融合し、システム化して提供できる高度IT企業ではあります。今後急速に光通信とIPの時代がきますが、この会社をPER12倍に放置しておいて良いはずがありません。今期の営業利益が減益となったのが効いているのかも知れませんが、来期以降はまた回復するようです。PBRも0.63倍です。社員数は連結で何と2660名もいます。この会社大企業なのですね。今日は5803フジクラが見直し買いされました。ここは連結で何と33750名もおります。
6.3809バリオセキュア・ネットワークス △
データは少ないものの、OSCが+2%の28%とコンバージェンス。上場来安値を更新中です。38万円が公募価格に対して504Kまで落ちました。どこで底打つか一応注目です。3042セキュアヴェイルの方は一足早く底打っております。公募価格比での現在価格はどちらも1.3倍程度ですが、バリオの方が初値が高かった分、苦戦を強いられているようです。
7.9422アイ・ティー・シー・ネットワーク ▲
急に出来高を伴い動意付きました。証券新報にも載るくらいですので、些か気にはなりますが、OSCも5%の52%です。まだPERが13倍というのが評価し直されているようです。明日も地合に関係なく強気で攻めるか注目です。まだ筋の方が来ている兆候はありません。
8.3796いい生活 ▲
後18Kで6月2日の安値290Kに到達です。指数値は後9Kも下がれば同値となります。OSCは+4%の41%とコンバージェンスしております。RSIはまだ下がり続けて26%です。6月8日の9%にはまだあります。PERが145倍もありますが、これは承知の上です。不動産業界向けのASPを手がけておりますが、これがデファクトになるだろうとのレポートがどこかの研究所から出されて上げたのは記憶に新しいところです。そろそろ反発しても良さそうですが、この株の欠点として地力では上昇出来ない点があります。何か「風評」や「風説」が必要なのですね。どうしても。今小松左京の私の履歴書が日経に掲載されておりますが、三高時代に彼が潜り込んだ下宿が「生活研究所」というとんでもなく汚い下宿だったそうです。筆者もそのような下宿ならぬ寮生活は経験あります。その時は「いい生活」がこの世にあるとは思っておりませんでした。だから、汚さにも耐えることが出来たのです。ところが、この株、最初から「いい生活」と唱ってしまっております。これがそもそものボタンの掛け違いでしょう。皆さん、「いい暮らし」には憧れておりますが、実は「生活臭」等という言葉があるとおり、「いい生活」には憧れていないのです。それが株価が盛り上がらない最大の理由かと。こんなことどうでもいいですが。。。
9.6787メイコー △
大和のレーティング引き下げでここまで落ちましたが、RSIも+4%の20%とコンバージェンスし、OSCも46%と前日同値、それから6月29日とも同値と踏ん張っております。既に去年の11月の株価水準です。大和ショックでつけた5550円を悠然と越えていくかどうか注目。PER18倍はどうしても6658シライの14倍と比較されてしまう運命にあるようです。
10.6677エスケーエレクトロニクス △
OSCが33%、RSIが18%まで下げました。6月2日の安値まであと6Kの下落です。液晶関連銘柄で価格競争激化なのでしょうが、そろそろ反発しても良い時期です。
11.3736コネクトテクノロジーズ ▲
この株、ボックス圏で動いているように見えます。指数値が実は、今日で最低値をマークしております。6月2日の安値201Kまでは随分と開きがありますが、明日大きく下げるようなら反発の期待が高まります。OSCは一応+1%の47%とコンバージェンスですが、6月26日の36%を付けた時の終値の258K以下に明日は到達することが条件かと思います。
時間がなくなってきましたので、後は簡単に注目銘柄を列挙します。
・4751サイバーエージェント ▲
・2384SBSホールディングス △
・4331テイクアンドギヴニーズ △
・6920レーザーテック ▲
・4835インデックスホールディングス △
・4065紀文フードケミファ △
・4613関西ペイント ▲
・9714SRA ○
以上です。意外と沢山出てきて疲れました。明日は良い日でありますように。
マザーズ指数は、-47.25ポイントの下落で、前日安値も下回り、OSCは-8%の46%、RSIも-8%の40%と下落途上です。6月1日にはOSCが28%、RSIは19%まで落ちました。その時の指数は1317ポイントです。まだ56ポイント上回っております。明日、この程度下げると到達です。
一方ヘラクレス指数は、やはりOSCは46%ですが、前日からの下落%は3%です。RSIは40%で6%の下落。6月1日のOSC25%、RSI17%からすると、まだ少々高めです。偶然かどうか指数値の差はマザーズ指数と同じ56ポイントです。同じ新興市場ですのでうり二つの値動きです。
これは単なる統計ですが、マザーズ指数についてみると、前回の6月1日に底をつけるまでに指数値は6連敗で、224ポイントほど累計値で下落しております。今回は既に5連敗ですが、135ポイントほどしか下落しておりません。今回の下落は最大でも48.56ポイントです。もう一度50ポイントを超える下落がないと灰汁抜けしないのかも知れません。いわばまだ中途半端な下落です。しかし、6連敗以上というのは最近ではありませんので、一旦明日落ちると明後日は小反発にしろ上昇に転じるのかも知れません。
日経225の動きですが、今日は-79円ですが、OSC(66%→61%)、RSI(71%→68%)ともに下げました。6月13日のOSC35%、RSI24%と比較するとまだ高値圏からの調整過程にあると言えます。しかし、今日は節目の15300円割れとなることは回避したようです。しかし、7月5日の安値の15480円を抜いて終われなかったので、上下どちらにも振れる位置取りと考えられます。
さて、明日の注目銘柄です。
1.6263プロデュース ○
指数値は-4%の58%ですが、この株の6月以降の最低値は51%なのです。ところが、この株にしては全く珍しくRSIが-10%の10%まで落ちております。乖離幅は-22Kです。指数値はまだ落ちきっておらず、6月14日段階と同じです。PERもいつの間にか39倍ほどに落ちております。この3Dアプリの雄、これ以上落ちるようなら一旦買いです。615Kが上場来安値です。後20Kも下げるなら買っておいて、しばらく持っていると700Kは回復するのではないでしょうか。
2.6159ミクロン精密 △
この株、今日は一人頑張っております。OSCも+5%の61%ですが、乖離幅が何と-360円と拡大しております。出来高は細いのですが、本来は今日あたり大きく反発する日だったのかも知れません。明日は再度6000円目指して孤高の上昇を演じるかどうか注目です。売り方の予備軍が大勢おりますので、一つたがが外れると一気に奈落の底まで転落するかも知れません。6月22日には64600株もの商いがあったのです。今日はたったの1300株です。これは嵐の前の静けさか、それともこの真面目株に遠慮してのホルダー諸氏の暖かい温存戦術か、いずれにしても明日には結果が出るでしょう。筆者はホルダー諸氏の化けの皮が剥がれることに賭けてみます。
3.7835ウィズ ▲
この株も今日の相場に翻弄されました。たまごっち効果なるものは発揮されませんでした。しかし、RSIが26%と急落、指数値は6月1日に後16K程に迫りました。明日以降もし20K以上も落とされることがあるなら、そこからは真のたまごっち効果が発揮されるかも知れません。
4.9424日本通信 △
まだ下落が続きますが、6月2日の50200円の安値はともかく、指数値的にはすでにその安値時を下回っております。つまり、押され方が強いということです。但し、OSCが6月1日の22%に比べて、今日はまだ34%と高いのでもう一段の下落は当然あるでしょう。RSIは21%まで落ちて、これは6月1日の18%にあと一息です。6月2日以降連続3日ストップ高を付けた、あの勢いは一体どこにやら。しかし、底打ち間近でしょう。
5.5821平河ヒューテック ▲
このところの相場下落のあおりを喰って、こうした真面目株も瀕死の重傷を負っております。上場来安値更新です。RSIも何と13%です。これは6月8日と同じです。OSCは+1%の28%とコンバージェンスしているのが救いです。エレクトリックワイヤーなるものを手がけているそうです。LAN電送機器と放送機器を融合し、システム化して提供できる高度IT企業ではあります。今後急速に光通信とIPの時代がきますが、この会社をPER12倍に放置しておいて良いはずがありません。今期の営業利益が減益となったのが効いているのかも知れませんが、来期以降はまた回復するようです。PBRも0.63倍です。社員数は連結で何と2660名もいます。この会社大企業なのですね。今日は5803フジクラが見直し買いされました。ここは連結で何と33750名もおります。
6.3809バリオセキュア・ネットワークス △
データは少ないものの、OSCが+2%の28%とコンバージェンス。上場来安値を更新中です。38万円が公募価格に対して504Kまで落ちました。どこで底打つか一応注目です。3042セキュアヴェイルの方は一足早く底打っております。公募価格比での現在価格はどちらも1.3倍程度ですが、バリオの方が初値が高かった分、苦戦を強いられているようです。
7.9422アイ・ティー・シー・ネットワーク ▲
急に出来高を伴い動意付きました。証券新報にも載るくらいですので、些か気にはなりますが、OSCも5%の52%です。まだPERが13倍というのが評価し直されているようです。明日も地合に関係なく強気で攻めるか注目です。まだ筋の方が来ている兆候はありません。
8.3796いい生活 ▲
後18Kで6月2日の安値290Kに到達です。指数値は後9Kも下がれば同値となります。OSCは+4%の41%とコンバージェンスしております。RSIはまだ下がり続けて26%です。6月8日の9%にはまだあります。PERが145倍もありますが、これは承知の上です。不動産業界向けのASPを手がけておりますが、これがデファクトになるだろうとのレポートがどこかの研究所から出されて上げたのは記憶に新しいところです。そろそろ反発しても良さそうですが、この株の欠点として地力では上昇出来ない点があります。何か「風評」や「風説」が必要なのですね。どうしても。今小松左京の私の履歴書が日経に掲載されておりますが、三高時代に彼が潜り込んだ下宿が「生活研究所」というとんでもなく汚い下宿だったそうです。筆者もそのような下宿ならぬ寮生活は経験あります。その時は「いい生活」がこの世にあるとは思っておりませんでした。だから、汚さにも耐えることが出来たのです。ところが、この株、最初から「いい生活」と唱ってしまっております。これがそもそものボタンの掛け違いでしょう。皆さん、「いい暮らし」には憧れておりますが、実は「生活臭」等という言葉があるとおり、「いい生活」には憧れていないのです。それが株価が盛り上がらない最大の理由かと。こんなことどうでもいいですが。。。
9.6787メイコー △
大和のレーティング引き下げでここまで落ちましたが、RSIも+4%の20%とコンバージェンスし、OSCも46%と前日同値、それから6月29日とも同値と踏ん張っております。既に去年の11月の株価水準です。大和ショックでつけた5550円を悠然と越えていくかどうか注目。PER18倍はどうしても6658シライの14倍と比較されてしまう運命にあるようです。
10.6677エスケーエレクトロニクス △
OSCが33%、RSIが18%まで下げました。6月2日の安値まであと6Kの下落です。液晶関連銘柄で価格競争激化なのでしょうが、そろそろ反発しても良い時期です。
11.3736コネクトテクノロジーズ ▲
この株、ボックス圏で動いているように見えます。指数値が実は、今日で最低値をマークしております。6月2日の安値201Kまでは随分と開きがありますが、明日大きく下げるようなら反発の期待が高まります。OSCは一応+1%の47%とコンバージェンスですが、6月26日の36%を付けた時の終値の258K以下に明日は到達することが条件かと思います。
時間がなくなってきましたので、後は簡単に注目銘柄を列挙します。
・4751サイバーエージェント ▲
・2384SBSホールディングス △
・4331テイクアンドギヴニーズ △
・6920レーザーテック ▲
・4835インデックスホールディングス △
・4065紀文フードケミファ △
・4613関西ペイント ▲
・9714SRA ○
以上です。意外と沢山出てきて疲れました。明日は良い日でありますように。