今晩から法事のため日曜日まで小旅行をします。そのため、明日の注目銘柄を、今日の感想と合わせて先に検討しました。
世の中の銘柄にはデイトレ銘柄とそれ以外があるようです。デイトレ銘柄は激しい値動きと出来高が要請されますので、直近IPOの人気銘柄が最適です。
そのデイトレ銘柄を今日はいくつか見ておりましたが、例えば3037スタイライフや、3087フィスコ、そして、朝方活況だった3810サイバーステップなどは、この乱高下でうまく勝ち抜くにはVWAP(その日の加重平均取得価格)からの乖離が大きくなったところで買うのが良さそうです。スタイライフの場合は、14時27分と14時56分の2回、207Kを付けております。そして、2回目の方がその後の上昇率が良いのは、207Kが底として改めて認識され買い安心感に繋がったためのようです。サイバーステップの場合も同じです。429K~431Kが都合4回も底値として機能しております。そして、4回目の10時15分につけた431Kからの上昇が最も大きく10時28分には今日の高値の453Kを付けております。
そのあたりのことは何となく意識しながらトレードしていたのですが、ほんのちょっとの差で届かなかったりして、どうもうまく拾えません。もっと固い意志を持って買いに入らないと駄目かも知れません。特に今日のように大きな押し目もない日はそのようです。我ながら本当に下手です。もっともジェイコム君のように振る舞えているお方は少ないと思いますので、そう悲観することもありません。いつもうまく行く方がおかしいとでも考えましょう。
それから、安値更新しながらテクニカルにはいつ反応してもおかしくないのに、どうしてもその日に動かない銘柄があります。例えば2929ファーマフーズです。この株、後場の活況時にもほとんど動きませんでした。後場に169Kと167Kで拾っておいた分を売るチャンスすらこの相場でありませんでした。やむなく165Kで損切りです。この165Kというのが明日以降の上昇の分岐点になると見ているからです。結果は167Kまで上げておりますので、失敗ということになります。もし来週に雰囲気が違っていたら、それはその時にマークしておいて判断しても間に合うと思います。上に挙げたようなデイトレ銘柄でも、買い参入のポイントはいくらもある訳ですから。
デイトレ以外の銘柄としては、今日は首尾良く上げてくれた4340シンプレクス・テクノロジーや、引けに297Kで買った3776ブロードバンドタワー等です。これらは、少し長いスパンで見て底値からの切り返し途上にあると判断しました。日本高分子化学も後場からずっとマークしておりましたが、引けの押し目があるだろうとじっと待っていたものの、僅かに届かずでした。これも来週の勢いがどの程度持続しているかを見極めてからの参入となります。
さて、明日(7月31日)の注目銘柄ですが、相場は反転しての上昇気流に乗ろうとしている段階です。
マザーズ指数とヘラクレス指数ともに後場に更に上昇しましたが、共に7月25日の安値に届いておりません。マザーズ指数はあと10ポイント程度、ヘラクレス指数は、後8ポイントで届きます。明日は、この目前の壁に阻まれるか、それとも簡単に抜けるかどうかが見極めとなります。特筆すべきはマザーズ指数はOSCが23%という最低値を付けた7月18日の終値をまだ32ポイントほど下回っておりますが、ヘラクレス指数は同じ日にOSC24%を付け他時の指数値を、今日で23ポイントほど上回っていることです。ヘラクレス指数の方が回復が早いようです。
日経225平均は今日も続伸しOSCはついに66%にもなりました。RSIも51%です。次の節目は7月4日、5日にかけての安値の15480円、15600円あたりとなります。後140円から240円ほどで到達しますが、この間の上げがOSC66%で分かるとおり結構なレベルまで既に達していることが分かります。今年の3月以来のデータではOSCが70%以上マークした日はたったの3回しかありません。今回タッチするにしてもそこからの調整は不可避ではないでしょうか。
といったマクロな分析を踏まえての明日の注目銘柄です。新興市場はこの反転時期に出遅れを示唆するテクニカル評価を中心にチェックしてみます。筆者が昨日早めに切って失敗した今日ストップ高の8941レイコフがいい例です。昨日短気を起こしての損切りは失敗でした。OSCだけより、RSIも併用した方がうまく行くようです。皆さんRSIのみを見ているためでしょう。
【押し目からの反転狙い】
1.2413ソネットM3
この株着実に切り返しておりますが、7月11日にOSCの最低値をマークしたときの終値に今日はほぼ並びました。OSCは+16%、RSIは+12%のダイバージェンスです。こうしたケースは地合を見ながらの押し目で、今日の安値の390K近辺で待つのが良いかと想います。出来高も増えており基本的には上昇気流に乗った株です。3755GDHも同様です。但し、こちらは貸借銘柄であることに注意。それだけ売りに押されると言うことです。
【順張り銘柄】
1.8703カブドットコム証券
OSCは40%→45%へと順調に伸長。乖離幅が-5Kなのも買い手がかり。鈍重な動きの株ですので、あくまでも170Kあたりまでの押し目での待ち受け戦法です。指し値攻勢にでても墓穴を掘ることにもなりますので、呉々も注意。筆者の気性にはこの株、全く合いません。
2.6263プロデュース
筆者がRSIゼロで先日から注目していた株です。ついに本日噴きました。いつもそうなんです。筆者の見立てというのは1-2日のタイムラグで動くと考えた方が良いようです。それだけ究極のオシュレーターによるテクニカル指標は先行指標として機能すると言うことですね。これだけ押された株ですから、この線香花火では終わる訳はありません。OSC70%台が常連のこの株にしては+2%の56%というのはまさに熟年の頃合いのようです。RSIはちなみに35%です。まるで35歳の働き盛りのようです。
3.6920レーザーテック
ここまで切り返せば、後は25日線の2600円近辺までは一気にいくのではないでしょうか。OSCも+1%の51%と、いわば理想的な上昇です。この程度のじわりとした上昇が良いのです。RSIは最悪期の9%からは上昇しましたが、まだ38%です。
【まだ出遅れ銘柄】
1.3785エイティング
7月20日のOSC29%を底に今日は42%まで伸びましたが、終値は30Kも下回っているダイバージェンスです。日経の記事の怨念を明日は晴らすか?
2.3783ナノメディア
この株、どもまでも弱気です。しかし、OSCは今日で+3%の42%です。マイナス引けですが、こういう場合は押し目から思わぬ馬鹿力からを発揮することがあります。もう誰も売らなくなるので、後はやりたい放題になるためです。亭主関白に悩まされていた気だてのいいご婦人が、亭主の死後、やりたい放題の生活をするよくある事例に似ております。人生、我慢すると良いことが控えていることもあるようです。しかし、我慢もほどほどにしないと、自分の方がポックリと先に逝ってしまうので、そこは細心の注意が必要です。筆者のように、愚妻の攻撃を程よく受け流す術を身につけることが肝要かと。
3.3331雑貨屋ブルドック
何とか地合に乗ってプラ転しました。OSCも+3%の31%です。RSIも+2%の16%です。このあたりからはいくらなんでも反発しなければなりません。PERも22倍まで落ちました。往年の冴えはどこにいったのでしょうか。株式分轄してから何もかもおかしくなったようです。何だか遺産分割で親族同士が骨肉に争いに入ってしまったような感が、この株にもあります。株価はものを言うことが出来ません。値動きで態度を示す他はないのです。筆者のつなたい翻訳によると、この株の言いたいことは、「早く縄を解いて大平原に放して」、という野生のブルドックの悲痛な叫びでした。ブルドックを売る訳でもないのに、ブルドックを語ったという、そのたたりでしょう。ここまでの下落は。
4.2929ファーマフーズ
上場来安値を今日付けました。控えにかけてはさすがに少し戻して+1Kの終了です。OSCも+5%の39%です。19日の29%、174Kに対してのダイバージェンスは顕著です。RSIも+2%の21%と切り返したようです。ここまで押されて、明日反発局面がないならば、今度こそは見捨てられそうです。バイオベンチャーなどと粋がっている場合ではありません。実績こそが全てです。ファーマフーズという「ハ行」のフの連発が「風太郎」のイメージすらこの株に持たれてしまえばもうお終いです。何とか活を入れないと大変なことになりますよ。(タケシの「本当は怖いバイオの医学」より。)
5.7844マーベラスエンターテインメント
RSIは+4%の16%、OSCも+2%の34%とかろうじて切り返しました。7月18日のOSC81100円がモデルです。しかし、この押され方は実にマーベラス。
6.4281DAC
ようやく悪夢の下げからの5300円のプラ転です。OSCは35%→39%、RSIも13%→18%です。減益決算だったので割り引いて考えることが必要です。
7.2384SBSホールディングス
ようやく最悪期を脱しつつあるようです。OSCは40%→45%へと伸ばし、RSIも18%→22%です。物流関連のM&Aとバイク便という変な取り合わせが、この株の信用をいまいち阻害しているようです。しかし、PERも14倍です。もうこのあたりでいいのではないでしょうか。四季報の決算予想を見る限り凄いのですが、何故このように低迷しているのか、昨年9月に発行した転換社債の条件を見ました。転換価格は当初436Kですが、今年の10月に価格を見直してこれを下回っていれば下方修正出来るとの条件がありました。その時の算出株価は、今年の9月15日と来年の9月14日の10日連続取引値です。つまり、今年の9月15日までは、いくら株価を下げようと引き受け元は痛くも痒くもない訳です。これでこのところの下げの謎が少し解けた気がします。
8.4816東映アニメーション
来期の伸びが少ないので、これまでのような上昇は期待出来ませんが、ボックス圏での調整は十分にあり得ます。この株、またまた押されましたがOSCが40%まで伸び、7月19日の30%の底値を上回りながら+90円で終了しております。終値も19日よりも35円安です。財務評価AAAのPER17倍の優良株です。そんなに置いていく必要はないかと思います。
9.2411ゲンダイエージェンシー
この株も出遅れております。7月13日にOSC23%を付け、347Kで終了しておりますが、今日は前日比+6%の49%と上げ、323Kでの終了です。RSIは+6%の26%です。典型的なダイバージェンス現象です。貸借銘柄であったことが回復を遅らせたのかも知れません。
10.3713ネットマークス
先日筆者が買ってからも10K程も落ちました。業務提携しているテリロジーも冴えません。しかし、今日でOSCは前日同値の42%に踏みとどまり、RSIは+1%の20%と僅かながら切り返しております。乖離幅も-5Kと拡がりました。ここからは何とか意地を見せて欲しいものです。
11.8929船井財産コンサルタンツ
どうしたことでしょう。この地合にもかかわらず引けに安値です。しかし、OSC、RSIともに前日同値です。特にOSCについては7月18日の37%からの切り返しでの51%ですが、終値ベースでは26Kもアンダーしているダイバージェンス現象です。ここは明日の注目です。日足を見るとボックス圏での動きであることがお分かりでしょう。
12.2738バルス
この生活雑貨銘柄、雑貨屋ブルドックの影響を受けてかどうか、このところの低迷ぶりは目に余るものがありました。しかし、OSCは+7%の48%と急伸し、RSIも+8%の28%と回復しました。これもダイバージェンス現象の出遅れ株です。雑貨屋とともに注目です。
そろそろ時間切れとなりました。追加があれば日曜日にアップします。誤植があれば失礼します。
世の中の銘柄にはデイトレ銘柄とそれ以外があるようです。デイトレ銘柄は激しい値動きと出来高が要請されますので、直近IPOの人気銘柄が最適です。
そのデイトレ銘柄を今日はいくつか見ておりましたが、例えば3037スタイライフや、3087フィスコ、そして、朝方活況だった3810サイバーステップなどは、この乱高下でうまく勝ち抜くにはVWAP(その日の加重平均取得価格)からの乖離が大きくなったところで買うのが良さそうです。スタイライフの場合は、14時27分と14時56分の2回、207Kを付けております。そして、2回目の方がその後の上昇率が良いのは、207Kが底として改めて認識され買い安心感に繋がったためのようです。サイバーステップの場合も同じです。429K~431Kが都合4回も底値として機能しております。そして、4回目の10時15分につけた431Kからの上昇が最も大きく10時28分には今日の高値の453Kを付けております。
そのあたりのことは何となく意識しながらトレードしていたのですが、ほんのちょっとの差で届かなかったりして、どうもうまく拾えません。もっと固い意志を持って買いに入らないと駄目かも知れません。特に今日のように大きな押し目もない日はそのようです。我ながら本当に下手です。もっともジェイコム君のように振る舞えているお方は少ないと思いますので、そう悲観することもありません。いつもうまく行く方がおかしいとでも考えましょう。
それから、安値更新しながらテクニカルにはいつ反応してもおかしくないのに、どうしてもその日に動かない銘柄があります。例えば2929ファーマフーズです。この株、後場の活況時にもほとんど動きませんでした。後場に169Kと167Kで拾っておいた分を売るチャンスすらこの相場でありませんでした。やむなく165Kで損切りです。この165Kというのが明日以降の上昇の分岐点になると見ているからです。結果は167Kまで上げておりますので、失敗ということになります。もし来週に雰囲気が違っていたら、それはその時にマークしておいて判断しても間に合うと思います。上に挙げたようなデイトレ銘柄でも、買い参入のポイントはいくらもある訳ですから。
デイトレ以外の銘柄としては、今日は首尾良く上げてくれた4340シンプレクス・テクノロジーや、引けに297Kで買った3776ブロードバンドタワー等です。これらは、少し長いスパンで見て底値からの切り返し途上にあると判断しました。日本高分子化学も後場からずっとマークしておりましたが、引けの押し目があるだろうとじっと待っていたものの、僅かに届かずでした。これも来週の勢いがどの程度持続しているかを見極めてからの参入となります。
さて、明日(7月31日)の注目銘柄ですが、相場は反転しての上昇気流に乗ろうとしている段階です。
マザーズ指数とヘラクレス指数ともに後場に更に上昇しましたが、共に7月25日の安値に届いておりません。マザーズ指数はあと10ポイント程度、ヘラクレス指数は、後8ポイントで届きます。明日は、この目前の壁に阻まれるか、それとも簡単に抜けるかどうかが見極めとなります。特筆すべきはマザーズ指数はOSCが23%という最低値を付けた7月18日の終値をまだ32ポイントほど下回っておりますが、ヘラクレス指数は同じ日にOSC24%を付け他時の指数値を、今日で23ポイントほど上回っていることです。ヘラクレス指数の方が回復が早いようです。
日経225平均は今日も続伸しOSCはついに66%にもなりました。RSIも51%です。次の節目は7月4日、5日にかけての安値の15480円、15600円あたりとなります。後140円から240円ほどで到達しますが、この間の上げがOSC66%で分かるとおり結構なレベルまで既に達していることが分かります。今年の3月以来のデータではOSCが70%以上マークした日はたったの3回しかありません。今回タッチするにしてもそこからの調整は不可避ではないでしょうか。
といったマクロな分析を踏まえての明日の注目銘柄です。新興市場はこの反転時期に出遅れを示唆するテクニカル評価を中心にチェックしてみます。筆者が昨日早めに切って失敗した今日ストップ高の8941レイコフがいい例です。昨日短気を起こしての損切りは失敗でした。OSCだけより、RSIも併用した方がうまく行くようです。皆さんRSIのみを見ているためでしょう。
【押し目からの反転狙い】
1.2413ソネットM3
この株着実に切り返しておりますが、7月11日にOSCの最低値をマークしたときの終値に今日はほぼ並びました。OSCは+16%、RSIは+12%のダイバージェンスです。こうしたケースは地合を見ながらの押し目で、今日の安値の390K近辺で待つのが良いかと想います。出来高も増えており基本的には上昇気流に乗った株です。3755GDHも同様です。但し、こちらは貸借銘柄であることに注意。それだけ売りに押されると言うことです。
【順張り銘柄】
1.8703カブドットコム証券
OSCは40%→45%へと順調に伸長。乖離幅が-5Kなのも買い手がかり。鈍重な動きの株ですので、あくまでも170Kあたりまでの押し目での待ち受け戦法です。指し値攻勢にでても墓穴を掘ることにもなりますので、呉々も注意。筆者の気性にはこの株、全く合いません。
2.6263プロデュース
筆者がRSIゼロで先日から注目していた株です。ついに本日噴きました。いつもそうなんです。筆者の見立てというのは1-2日のタイムラグで動くと考えた方が良いようです。それだけ究極のオシュレーターによるテクニカル指標は先行指標として機能すると言うことですね。これだけ押された株ですから、この線香花火では終わる訳はありません。OSC70%台が常連のこの株にしては+2%の56%というのはまさに熟年の頃合いのようです。RSIはちなみに35%です。まるで35歳の働き盛りのようです。
3.6920レーザーテック
ここまで切り返せば、後は25日線の2600円近辺までは一気にいくのではないでしょうか。OSCも+1%の51%と、いわば理想的な上昇です。この程度のじわりとした上昇が良いのです。RSIは最悪期の9%からは上昇しましたが、まだ38%です。
【まだ出遅れ銘柄】
1.3785エイティング
7月20日のOSC29%を底に今日は42%まで伸びましたが、終値は30Kも下回っているダイバージェンスです。日経の記事の怨念を明日は晴らすか?
2.3783ナノメディア
この株、どもまでも弱気です。しかし、OSCは今日で+3%の42%です。マイナス引けですが、こういう場合は押し目から思わぬ馬鹿力からを発揮することがあります。もう誰も売らなくなるので、後はやりたい放題になるためです。亭主関白に悩まされていた気だてのいいご婦人が、亭主の死後、やりたい放題の生活をするよくある事例に似ております。人生、我慢すると良いことが控えていることもあるようです。しかし、我慢もほどほどにしないと、自分の方がポックリと先に逝ってしまうので、そこは細心の注意が必要です。筆者のように、愚妻の攻撃を程よく受け流す術を身につけることが肝要かと。
3.3331雑貨屋ブルドック
何とか地合に乗ってプラ転しました。OSCも+3%の31%です。RSIも+2%の16%です。このあたりからはいくらなんでも反発しなければなりません。PERも22倍まで落ちました。往年の冴えはどこにいったのでしょうか。株式分轄してから何もかもおかしくなったようです。何だか遺産分割で親族同士が骨肉に争いに入ってしまったような感が、この株にもあります。株価はものを言うことが出来ません。値動きで態度を示す他はないのです。筆者のつなたい翻訳によると、この株の言いたいことは、「早く縄を解いて大平原に放して」、という野生のブルドックの悲痛な叫びでした。ブルドックを売る訳でもないのに、ブルドックを語ったという、そのたたりでしょう。ここまでの下落は。
4.2929ファーマフーズ
上場来安値を今日付けました。控えにかけてはさすがに少し戻して+1Kの終了です。OSCも+5%の39%です。19日の29%、174Kに対してのダイバージェンスは顕著です。RSIも+2%の21%と切り返したようです。ここまで押されて、明日反発局面がないならば、今度こそは見捨てられそうです。バイオベンチャーなどと粋がっている場合ではありません。実績こそが全てです。ファーマフーズという「ハ行」のフの連発が「風太郎」のイメージすらこの株に持たれてしまえばもうお終いです。何とか活を入れないと大変なことになりますよ。(タケシの「本当は怖いバイオの医学」より。)
5.7844マーベラスエンターテインメント
RSIは+4%の16%、OSCも+2%の34%とかろうじて切り返しました。7月18日のOSC81100円がモデルです。しかし、この押され方は実にマーベラス。
6.4281DAC
ようやく悪夢の下げからの5300円のプラ転です。OSCは35%→39%、RSIも13%→18%です。減益決算だったので割り引いて考えることが必要です。
7.2384SBSホールディングス
ようやく最悪期を脱しつつあるようです。OSCは40%→45%へと伸ばし、RSIも18%→22%です。物流関連のM&Aとバイク便という変な取り合わせが、この株の信用をいまいち阻害しているようです。しかし、PERも14倍です。もうこのあたりでいいのではないでしょうか。四季報の決算予想を見る限り凄いのですが、何故このように低迷しているのか、昨年9月に発行した転換社債の条件を見ました。転換価格は当初436Kですが、今年の10月に価格を見直してこれを下回っていれば下方修正出来るとの条件がありました。その時の算出株価は、今年の9月15日と来年の9月14日の10日連続取引値です。つまり、今年の9月15日までは、いくら株価を下げようと引き受け元は痛くも痒くもない訳です。これでこのところの下げの謎が少し解けた気がします。
8.4816東映アニメーション
来期の伸びが少ないので、これまでのような上昇は期待出来ませんが、ボックス圏での調整は十分にあり得ます。この株、またまた押されましたがOSCが40%まで伸び、7月19日の30%の底値を上回りながら+90円で終了しております。終値も19日よりも35円安です。財務評価AAAのPER17倍の優良株です。そんなに置いていく必要はないかと思います。
9.2411ゲンダイエージェンシー
この株も出遅れております。7月13日にOSC23%を付け、347Kで終了しておりますが、今日は前日比+6%の49%と上げ、323Kでの終了です。RSIは+6%の26%です。典型的なダイバージェンス現象です。貸借銘柄であったことが回復を遅らせたのかも知れません。
10.3713ネットマークス
先日筆者が買ってからも10K程も落ちました。業務提携しているテリロジーも冴えません。しかし、今日でOSCは前日同値の42%に踏みとどまり、RSIは+1%の20%と僅かながら切り返しております。乖離幅も-5Kと拡がりました。ここからは何とか意地を見せて欲しいものです。
11.8929船井財産コンサルタンツ
どうしたことでしょう。この地合にもかかわらず引けに安値です。しかし、OSC、RSIともに前日同値です。特にOSCについては7月18日の37%からの切り返しでの51%ですが、終値ベースでは26Kもアンダーしているダイバージェンス現象です。ここは明日の注目です。日足を見るとボックス圏での動きであることがお分かりでしょう。
12.2738バルス
この生活雑貨銘柄、雑貨屋ブルドックの影響を受けてかどうか、このところの低迷ぶりは目に余るものがありました。しかし、OSCは+7%の48%と急伸し、RSIも+8%の28%と回復しました。これもダイバージェンス現象の出遅れ株です。雑貨屋とともに注目です。
そろそろ時間切れとなりました。追加があれば日曜日にアップします。誤植があれば失礼します。