株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(9.8.06)

2006-09-07 23:26:37 | 明日のモニタリング銘柄
さて、明日9月8日の注目銘柄です。

日経平均はかろうじて16000円台をキープしましたが、OSCは7%落として55%です。8月29日の41%からはまだ上昇基調です。このときの終値が15891円でしたので、後100円少々下落すれば届きます。その時はOSCが41%を上回っている公算が大です。ちなみに明日16000円で始まるとして、安値の15800円を置いてみると、OSCは48%となります。

新興市場も同様なポジションです。マザーズ指数の方があと30ポイントほどの下落で9月1日の指数値に並びますので、そこから下げてもOSC値はまだ上にありそうですので反転しそうです。このような見方からすると、この後の下げは大きくないかも知れません。

そこで、明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.2413ソネットエムスリー △

 出来高を伴って結構押されましたが、お陰で1日のOSC比+3%の35%で前日同値で終わっております。終値もほぼ同等です。明日は、少し押されて410K台へと突入すればOSC面でも1日と並ぶでしょう。400K割れはまさかないとは思いますが、410K台からの反転には注目。ここのところ膠着しておりますが、これを抜ければ一気に上に放たれる可能性もありそうです。少し気になるのは7月12日から今回と同様な膠着状態がOSC31%の連続で引き起こされ、一度は反発してものの、その後380Kへと転落したことがありますが、それと少々事情が似ていることです。あまり長居はせぬように、利確を早めに行うと良いでしょう。

2.3755GDH ▲

 こちらの方がM3よりもはっきりとしたテクニカル条件を示しております。8月15日に1Q決算が赤字だったせいで調整されましたが、何とか底からの脱出を図りつつある状態です。OSCが1日の28%→7日の37%とダイバージェンスの度合いを強めております。明日186K以下になればなるほど上げエネルギーが貯まる状態です。指数値も当然ながら最低値更新中です。参加者が弱きになっておりますので、反転のタイミングは念には念を押すようにした方がよいかも知れません。ずばり、175Kあたりまで下りれば買いかも知れません。

3.2459アウンコンサルティング ▲

 9月5日のOSC38%に対して+7%の45%と伸ばしておりますが、終値は逆に-15Kです。この40%台のOSCは騙しの可能性があると言われておりますが、騙しかどうかを明日は注目。1つの手がかりは乖離幅条件は-7Kと良好なこと。しかし、指数値が9月1日を底にしてそこから+9K分ほど上にあることです。結論は334K止まりであればそこで買い、という戦術です。売りは352K.

4.6159ミクロン精密 △

 まだ「心なし研削盤」の名前の由来に関する問い合わせの返事が来ません。相手もこの突然の問い合わせに心の準備ができていないのかも知れません。もう少し待ちます。しかし、そうするうちにも、この株の下落が止まりません。ほとんど止血は完了しかかっているのですが、最後の1-2滴がタラリ、タラリと心なしか不安げに垂れているようなのです。それでもOSCは22%で前日同値です。RSIは-1%の10%です。出来高も少ないです。明日、この株を焦って買う必要はありません。ここまで落ちてきているのですから、終値がプラ転した時で十分に間に合います。飛行機でも着陸するときは一気には止まれません。慣性の法則が働きます。株も同様です。但し筆者の問い合わせへの返事がこのまま滞るようなら、残念ですがこの株、正しい着陸態勢を取る前に、空中分解してしまうかも知れません。罪状は、弱小投資家をこけにした罪です。執行猶予はつきません。残念です。

5.6158和井田製作所 △

 これもミクロン精密同様、真面目であるが故に相場の気まぐれから、落とされるところまで落とされてしまうようです。両方とも地味な会社であるにもかかわらず、MM銘柄であるところも、チョイと哀愁を誘います。なぜこの2社、MM銘柄を選んだのか?多分、証券会社の海千山千の男どもに何か囁かれたのでしょう。確かにMM銘柄は上がるときも下がるときも青天井です。時に倍になったりもします。逆もあります。ところが特殊研削盤(ここは、極めて真っ当な名前を付けております。これなら問い合わせるだけ無駄です。相手もどう答えてよいのか分かりません。何しろ特殊は特殊です。それ以上でも以下でもありません)を作っている会社の利益が1日で倍になる筈がありません。真面目、いや謹厳実直な勤め人が、ふと魔が差して競輪やボートに夢中になるような、そんなアンバランスさえ感じます。しかし、こんなことにこだわっていては身が持ちません。とにかく、この株も明日は落ちるだけ落ちるのをまず見ておいてください。そして引けに+20円程度で終了しそうなら、チョイと乗っておくという算段です。もちろんただ乗りはいけません。ちゃんと入場料を払って、車券ならぬ株券を買ってから乗ることです。そうでないと、自転車ならひっくり返ってしまうのが落ちです。ボートなら巧妙に泥で作った泥船をあてがわれるのが落ちです。いずれも命にまでかかわります。くれぐれも気を付けてください。

6.3437特殊電極 △

 もうそろそろかと思って、この株取り上げます。チョイと早いかも知れませんが、あまりに動きが緩慢です。思わず見過ごしてしまいそうです。昨日までと違うところは、更に終値、安値、高値を下げながらもOSCは3連続コンバージェンスしていることです。明日は今日の安値の475円を死守できるかどうかがポイントとなります。8月10日に上方修正して翌日は80円も上げたのですが、その前夜に似ております。

7.5742エヌアイシ・オートテック △

 もはや「アイシエヌ」存在と三行半を突きつけたのが先だっての話でした。その後少しは反省したようです。また少々情が湧いてきました。薄利でいいです。少しは恩返しをしてほしいものです。151Kで買い、155Kで売り、というまことにささやかな恩返しでどうかな? OSC32%→34%→34%、RSI26%→29%→30%と徐々に貯蓄が進んでいるようです。ここらで少し放出しないとまた筋の方に持って行かれるよ。

8.3804システムディ ○

 明日は1123円の今日の安値近辺まで押されてからの反転に注目です。出来高の変化があるかどうかを見ておいてください。今日は8月28日の40分の1ほどの出来高です。閑古鳥がなくどころの話ではありません。閑古鳥だってもっと鳴きます。夜のとばりも下りた秋の夜長に、フクロウが1羽(羽でOK?)寂しげに鳴いているかのようです。手がかりはOSCのコンバージェンス(38%→42%)、指数値の下落(8月10日より70円高)、乖離幅ゼロといったところです。公募価格1450円に対して割安感があるということで時折見直されます。しかし、固定客がいないためこのようにすぐに閑散としてしまいます。学校のシステムを手がけているようです。

9.3798ウルシステムズ ▲

 この株もシステムディによく似て、出来高の盛衰が極端です。明日は496K~504Kの下値が堅いことを確認して買い。売りは510K~530Kあたりまで。OSCのダイバージェンスを9月5日の38%を底にして起こしております。ちょうど8月14日のようです。1Q赤字ということですが、手がけている分野に対する評価が高いようです。IT戦略に関わるビジネスであまり競合相手が見あたりません。

10.8613丸三証券 △

 1752円の今日の安値を下回らないことを確認しての買い。OSC、RSIともにまだ下落基調ですので注意。2ヶ月無料で使わせて貰いました。VWAPが図表ででるリアルタイム株価のチャートは引き続き使っております。発注システムは今度のGMOインターネットの「はっちゅう君」というのが秀逸です。あれなら一瞬のクリック遅れでチャンスを逃がすことがほとんどなくなりそうです。

11.2326デジタルアーツ ▲

 赤字転落やら大和総研の投資判断を2段階も引き下げを食らうやら、踏んだり蹴ったりのこのところの下げでした。確かに買いかぶられすぎてはおりました。子供を有害サイトから守れとの、熱狂的な親たちの声が過大評価されたのは確かです。その親はこの会社にびた一文出す気はないのがほとんどです。要は学校のPCに有害サイトシャットアウトの仕掛けをしてほしい、という他人頼みのことだったのです。こんなことで業績が急伸する訳がありません。企業だってもっとスマートにファイヤーウォールに仕掛けをしながら防御している筈です。だからといって、この会社の社会的な存在意義がなくなる訳ではありません。毎日毎日気の遠くなる作業をしているのです。どうせなら映倫の審査官の方が、ストーリーをまともに楽しめるだけ余録があるというものです。

それはそれとして、ここまで貶められたからには筆者の出番です。どう見てもテクニカルには反転の体勢なのです。

 9月5日のOSC34% 終値208K
 9月7日のOSC40% 終値198K
 乖離幅何と-34K。
 RSIは+1%の25%とコンバージェンス。
 指数値は2月20日以来の最低値更新中。

これだけ条件が揃っていれば、普通なら爆上げです。今日の192Kから198Kへの切り返しも見事。

12.3727アプリックス ▲

 この株、日柄調整がほぼ完了したようです。指数値が8月8日段階まで落ちました。今日の安値の763Kはほぼ堅いでしょう。OSC+1%の41%でこのところの膠着状態からの反撃体勢は整っております。玄人好みの株ですね。

13.4331テイクアンドギヴニーズ ▲

 この株を取り上げるのは久々です。OSCと指数値妙味からです。明日は119Kまたは118Kで買い、123Kあたりで売りという、まさにテイクアンドテイクの精神です。何しろ重いのです。普通の神経では参ってしまいます。

14.6407シーケーディ △

 なじみがない方が多いと思います。液晶バックライトから自動車の駆動部品、空気制御機器まで手がけている、真面目系の1部上場企業です。真面目な方向け。明日は1567円を意識してそこからの反転に乗ります。

15.5855アサヒプリテック △

 OSCの36%というのはこの株では珍しい出来事です。RSIは+5%の49%にコンバージェンスしております。指数値面からもそろそろ反転の時期か?4100円台に突入しての買い、売りは4400円あたりで。貴金属のリサイクルというよだれの出そうなビジネス。

16.4613関西ペイント △
 
 ついでにこの老舗塗料メーカーも。8月2日以来の指数値です。OSCも4日起点にダイバージェンス。明日は900円前後の揉み合いからの脱出に乗じての買い。売りは913円~920円。あまり資金効率は良くありませんが、リスクはさほどありません。RSIが38%に急落しているのも手がかり。

以上です。こうして見ると相場はさほど悪くもないようです。
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新興市場持ちこたえる

2006-09-07 15:55:21 | 株に出会う
後場は日経先物の16000円割れで、ついに新興市場もこれまでかと思って眺めておりましたが、崩落といえるような下落にはついになりませんでした。

これは、例えば直近IPO(上場が7月、8月初めあたり)が結構売り込まれており、OSCも20%台から30%台を低迷していることからも、これ以上売り込みようがないところまで来ているものと思います。

前場に書いたようにいくつか監視、買い指しをしておりましたが、結局引け際に317K指しの3778さくらインターネット、2700円指しの6158和井田製作所の2件は出来ず。特にさくらインターネットはプラス引けですので、明日が楽しみに見えますが、指数値が実はあまり低くありません。今日301Kから戻しすぎたようなのです。8月30日の指数値にほぼ近いと思ってください。従って、明日は少なくとも寄りつきから棒上げするようなテクニカル条件にはなっていないようです。

和井田製作所は押されすぎたために買い差しを入れてたものです。途中経過ではOSCが18%まで付けました。終値では-2%の20%です。まだ下降傾向です。明日の様子を見てからの参戦でも遅くはありません。

そして、唯一買値を上げて買ったのが3042セキュアヴェイルです。ちょっと早かったのですが、あまり後場押されていなかったので151Kを直して155Kでエントリーしました。

この株、8月7日に1Q決算が赤字だったのですが、翌8日は思ったほど下げずに191Kで終了しております。小規模企業の四半期決算は赤字になることが多いようです。それなりに織り込まれていたものと思います。公募価格が17万円です。そこまでの調整程度で良いものを、今日は151Kまで落ちました。7月19日に146Kという安値がありますが、これ以来です。

なぜ買ったかは、下記のテクニカル指標での判断でした。

     9月1日  4日  5日   6日   7日
☆OSC  24% 27%  28%  30%  33%
☆RSI  38% 30%  29%  29%  30%
☆終値  159K 163K 161K 157K 157K
☆指数値 378K 382K 378K 374K 374K

終値を下げながらOSCを上げています。いわゆるダイバージェンスです。指数値も下げて今日は前日同値。そして乖離幅も-4Kと良好です。ゼロ終了というのも気分がいいですね。

注意:指数値は6月26日を500Kとセットしたときの、真の高値・安値をベースに計算したときの累計値です。日柄調整の進み具合を計るときに有効です。筆者がOSC、RSIとの抱き合わせで最も重要視している指標です。

こういうパターンを示したときに買うことにしております。明日はどうなるかは分かりませんが、少なくとも筆者が見立てる買い条件はすべて満たしております。

この株の例にあるように、これ以上はあまり下げ余地がないため、新興市場の指数値が大きな下落を示さないのではないかと推測しております。もちろん、このところ上げすぎた銘柄などは、必要な調整を迫られてはおります。しかし、OSCが低位にあるような株が結構多いので、大きな下落に入る前に、しつこく買いも入っているという現状ではないでしょうか。先物が320円も下げたのに、この程度で踏ん張っているのは、持ちこたえているというよりかむしろ健闘に近いのかも知れません。

しかし、まだ本格反転の狼煙は見えません。個別銘柄をざっと見渡しても数株程度しか買いの食指が動かないのがその証拠です。少しの間は相場の急変にも気を配りながら、買い頃の株を慎重に見つけながら、少なくとも大きな負けをしないトレードを楽しみたいと思っております。

ところで、寄りつきで206Kで売ってしまった4297インターネットセキュリティシステムズは、昨日夕方自己株取得を発表していたのですね。自分の持ち越し株なのにこんな初歩的なニュースチェックもしなかったとは、何と悠長なトレードをしているのかと、少々反省をしております。何せ260銘柄以上のチェックをかけるので、持ち株までのチェックをしている暇がないようです。
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何を躊躇しているのか?

2006-09-07 11:25:18 | 株に出会う
今日は、おめでた日も過ぎたことだし、NYも下げ調整に入ったことだし、下げる条件は整っているのですが、新興株は日経ほどには下げません。これは、長期トレンドで見ると、やっと底を打ってからの上げ過程にあるものと思われます。日経の場合はそれなりに切り返しがうまくいっての17000円を再度狙おうかというポジションまで上昇しておりましたので、このあたりで少し調整する意味合いがあるのですね。

注目銘柄とした挙げている銘柄はほぼ予想通りの値動きをしてくれております。

寄りつきに高く始まった4297インターネットセキュリティシステムズは、上げ目安の206Kにいきなり届いたのでそこで売れていました。+16K。その後210Kまで行ったようですが、これはオーバーシュートというのか、ご愛嬌でしょう。ここまで欲張ってはいけません。

自分でテクニカルにはOKと言っておきながら、またまた早売りしてしまったのは、3371ソフトクリエイトです。先物が良くなくて不穏な空気が充満しておりましたので、利益が出ているうちにという姑息な考えがまた頭をもたげて、2950円の今日の安値で売ってしまいました。言うこととやることが違うという、人間に典型的な弱い姿です。自己制御というのが相場に勝つ最も重要なファクターですね。

しかし、自己制御の元となる何かを持っていないと、その都度の相場状況に左右され、結局はたまたま勝ったり負けたりの繰り返しで、そのうちむなしくなって退散するのが、この株式市場というものですね。

後場は先物が16000円を割り込めば一波乱あるかも知れません。注意してください。

前場は2493イーサポートリンクを277Kで、3042セキュアヴェイルを151Kの理論値近辺で指しておりますが、先物主導で下げがきつくなるようだと取り下げます。

後は2459アウンコンサルティング、3778さくらインターネット、それに3043モジュレあたりが面白い位置に来ておりますので監視しております。

現在ノーポジションです。こんな微妙な時期です。後場の終わりにかけての雰囲気で何か持ち越すかどうかを検討したいと思っております。

7756日本電産コパルは前場段階では予想通りに下げてはおりますが、OSCはまだ+1%の40%です。このOSCがプラ転している限り明日の反発も見えますが、プラ転幅がたったの1%ですので、チョイと厳しい状況かと思います。そうなると明日の押し目で1360円あたりまでの調整が不可避かも知れません。というのも、この株9月1日につけたOSC21%を起点に考えておりますので、この時の終値1354円とこの21%までの調整というのが、引き合う形となるからです。

2461ファンコミの今日の動きについてもほぼ予想通りです。450Kを境にしての攻防です。一時前場の終わりに459Kまで行きましたが、これは450Kに吸い寄せられると思って手出しはしませんでした。

こうした動きが段々と読めてくると負けトレードに入る頻度が激減してきます。そしてチャンスが巡ってきたときは思い切って張ることもできますので、自ずと結果はついてくるという算段ですが、そうは問屋が卸さないでしょう。四本足データをさっと数秒間眺めただけで、今この株はどのポジションにあるかが分かるようになるのに結構時間がかかりましたが、やっと1つの方法に辿り着けそうな予感はしております。
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明日の注目銘柄(9.7.06)-その2

2006-09-07 00:05:53 | 明日のモニタリング銘柄
明日の注目銘柄その2です。

11.9702アイ・エス・ビー △

 全くの地味系銘柄です。出来高も少ないので注意。8月18日に四季報予想を下回ったとのことで大きく下げてから、何とか底を打った感じです。OSCが前日同値の28%、乖離幅は-13円と良好。RSIは+1%の14%です。PERは15倍ですから特段悪い訳ではありません。携帯のソフトや移動体通信関連のソフト開発に強みをもつ、世が世ならもっと注目されても良い会社です。あの竹田和平さんも2.6%の株を保有している位です。しかしこれも株式市場というものです。いくら良くても、人気投票で株価は決まります。不人気株に興味がない方はパスしてください。たまたまこの株にしては前代未聞のOSC値をマークしているものですから、とりあえず久方ぶりに取り上げました。

12.3110日東紡績 △

 400円割れまで後少しです。指数値は8月11日以来の低さまで調整しております。OSCも38%です。7月18日頃の水準です。398円という8月28日の安値が意識されますが、このあたりまでくれば再度反発するかも知れません。8月4日に突如4000万株以上の出来高を伴い仕手化。その仕手筋が再度この株を食い散らしにくるかどうか、明日以降の相場に注目です。

13.6988日東電工 △

 この際、同じ「日東」がつく株をついでにご紹介します。確かに液晶の価格低減要請は厳しいものがあると思いますが、今回の急落のトリガーとなったのは、例によって大和総研のレーティングの引き下げでした。これで売り方が調子に乗ってこの株の売りに回った訳です。このレーティングが如何にいい加減なものかは、8月25日にメリルリンチが逆にこの株を買い推奨を継続しているのを見ても分かります。どうも証券会社というのは何らかの目的を持って、レーティングを付与しているようですね。ちなみに9月1日にはあのゴールドマンサックスは、「買い」で据え置きです。こうなるとテクニカル指標の出番です。今日はまだ反転の兆しは見えておりませんが、OSCは30%,RSIは22%まで調整しました。指数値は7月14日の最低値より340円分ほどはまだ高いのですが、明日あたり地合の悪化に併せて結構な下落を演じるなら、これは底値だと判断できます。引き続き注意深く見ていきたいと思います。筆者は新しい製造技術でコスト半減を先だって発表したこの会社の底力に期待しております。コスト半減ということは利益2倍です。少々の値引き要請は屁でもありません。

【押し目での買い候補】

ちょっと多くなってきました。押されれば押されるほど買って良い銘柄を単に羅列することにしました。

・9438エムティーアイ 232Kを意識すること。
・2326デジタルアーツ 194K~196Kでの下げ止まりからの反発。
・5017AOCHD 今でも買いだが、もう少し下げた方がよい。
・6965浜松フォトニクス そろそろ日替わりランチは止めたら?
・5001新日本石油 買い時。ダイバージェンス。

以上です。地合次第で結構面白くなってきました。ここは一気に大きく下げた方がそれ以降の反発力が強まるのですが。。。
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