株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(9.27.06)

2006-09-26 20:10:18 | 明日のモニタリング銘柄
さて、微妙な相場が続きますが、明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.8947ノエル △

 OSCが+1%の40%と、RSIの16%への下落、そして+1K終了での乖離幅-2Kと、一応の反発体勢での終了でした。

2.4238ミライアル △

 ここ2日ほど押されましたが、お陰で9月13日のOSC55%の水準にちょうど到達しております。ここから更に下げると底抜けとなりますが、押し目狙いの方にとってはちょうどよい調整になっているため、明日は買い優勢となるかも知れません。その場合は今日の安値の11000円程度を目安に反発があるかどうかを見ると良いかと思いますが、反発が見られずにそのまま押されることも十分にあるので注意。

3.3036アルコニックス ▲

 これもミライアルと同様な押し目に合っておりますが、OSCで28%は9月15日に付けた44%で今日は下げ止まっております。調整が済んでの再度の反転期待で注目です。ミライアルと違って、指数値計算のベースとなる高値からの下落度合いが窓を開けていません。このことの検証の意味もあり注目。

4.8937Human21 ▲

 14日の1Q決算が期待はずれとのことで調整をしておりました。しかし、1Qにしてはまずまずの決算だったはずです。来期に営業益倍増とのプランに対しては十分にその軌道に乗っているように思えます。今日はまた下げましたが、これでOSCは38%まで落ちました。9月20日のOSC37%を割り込むことがないようなら、明日は一旦反発するのではないでしょうか。そのあたりを注目。寄りつきで判断。

5.6786リアルビジョン △

 明日も場の膠着が予想されます。そうした時の暇つぶしにこの博打銘柄でのデイトレをお勧めします。このところ、安値が119Kで膠着し出来高も全く細っております。しかし、こうした時こそ次なる噴火のエネルギーを溜め込んでいる可能性があります。段々とそのエネルギーは貯まりつつあるようです。いつ噴くのかこれは全く分かりません。富士山の噴火時期を当てるようなものです。この銘柄に長くかかわってはなりません。その日だけの火遊びです。仕込みはもちろん119Kです。本気ではなく戯れに仕込むことです。

6.4841ダブルクリック ○

 ミクシーに広告配信管理サービスを提供しているとのことで、随分とミクシーの値動きに振り回されてしまったようです。本来は通期利益が急伸するとの思惑から業績連動で上げていた銘柄です。今日でOSCが31%まで下がりました。これは7月25日の32%(RSIは15%)以来です。それ以前では6月1日に28%というのがありますが、これは場全体が爆下げした時です。何よりも○を付けたのは指数値が、この間のミクシー騒ぎで、買われて捨てられたせいか、最低値をマークしていることです。去年の8月23日以来での記録です。それ以前は、この株には注目しておりませんでしたのでデータを取っておりません。

7.8426ニッシン債権回収 ▲

 今日のストップ安からの立ち上がりと出来高には驚きました。権利落ち以外は特段のニュースがある訳ではありません。しかし、このところの下げは一体何でしょうか?ニッシングループのサービサーとして業績には問題はないはずですが、このサービサーという業態、要は回収できない債権を一般企業から買い取り、その回収で利益を上げるという、いささか裏の世界も絡んでいる(と思われる)ビジネスなのですね。中国にも進出していると言います。このところの下げでテクニカルには申し分ありません。ここまで賑わうと明日はまた結構な出来高を伴って思わぬ展開があるかも知れません。

8.6379新興プランテック ▲

 そろそろ原油価格も落ち着いてきたようです。それに連動する金も同様です。AOCHDもこの株もやっと底打ちの気配です。乖離幅、指数値、そして、OSCも9月14日の42%に対して、今日で44%とまだダイバージェンスしております。終値比で-18円。9月13日に772円という安値がありますが、これを突き破るかどうかを気にしながら785円が底堅いようだと買いに入る手です。

【その他注目銘柄】

・3776ブロードバンドタワー 下値膠着突破か。
・8941レイコフ 下げからの反転注意。
・2493イーサポートリンク 19日からのOSCダイバージェンス注意。
・6260アドテックエンジニアリング 1500円は死守したか。
・3766テレビ東京BB OSC+5%の34%と抜き出る。出来高次第。
・4757インテリジェンス ジリ下げも200Kは守るか?反発に転じれば早い。
・4565そーせい 先日苦杯を喫しました。テクニカルには好転。
・8888クリード 乖離幅、OSCダイバージェンスとも良好。
・2392セキュアードキャピタルジャパン これもクリード同様。
・4849エンジャパン OSC+1%の36%、RSIも16%、反転か。
・8458NIFSMBCベンチャー 指数値、OSC、乖離幅、RSI良し。

以上です。
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投げも出ず、買いもなし

2006-09-26 15:50:05 | 株に出会う
結局、後場も前場の流れをそのまま引き継ぎ、膠着状態のままで推移しました。新興市場は、マザーズ指数が+1%の31%とコンバージェンス。ヘラクレス指数は、37%で前日同値でした。こうしたときは、普段のテクニカル分析の結果も参考にして、明日を占わねばなりません。新興市場のウォッチ銘柄176銘柄について、ついでですのでOSCが前日同値かそれ以上で終了している銘柄をカウントしてみました。この数が増えれば増えるほど上げ基調にあると考えることができます。

 ☆9月12日~13日  20銘柄(約11%)
 ☆9月13日~14日  58銘柄(約33%)
 ☆9月14日~15日 138銘柄(約79%)

 ☆9月22日~25日 107銘柄(約61%)
 ☆9月25日~26日  96銘柄(約56%)

赤字が今週の動きですが、少し減っております。もっとも今日はこの程度の下げでしたので、これは統計値通りということで、あまり意味がなかったですね。明日以降もこうしたデータを取りますので、その動きである程度三番底が打たれたのかどうなのかの判断ができるかと思います。

引けにかけていくつか買い指しをしておりましたが、投げが出る訳でなく1つも約定しておりませんでした。それはそれで問題ありません。
 
結論的には、上記のデータからも分かるように、明日も少なくとも下げるでしょうね。今日はNYの上げでGUして始まったのが影響して、強気と弱気が交錯しながら揉み合ってしまった。しかし、トレンドには逆らえず、小幅ながらの下落で終わった。といったことになるでしょうか。

日経平均の方も、-76円でOSCは-6%の40%です。4月の後半から連休明けにかけての17375円を付けた時に買った方々の制度信用取引の手じまいがこれから10月末にかけて始まる筈です。OSCで30%台の前半まで落ちる程度の調整は不可避です。後5%程度です。これと同期して、新興市場の方も最後の3番目の底を付ける日が明日となるのかどうか、いよいよ風雲急を告げて参りました。

下手に中途半端なところで手出しはしない方が良いと思います。もし手を出してもその日のうちに、明らかな場の上げ反転のサイン(マザーズ指数では数十ポイントもの上昇でのプラ転)がない限り、その日に手じまうのが良いかと思います。何しろマザーズ指数では、7月27日の安値よりまだ70ポイントほども上回っております。ヘラクレス指数は55ポイントほど上にあります。そして、肝心なのは7月27日の指数値が底であることの保証はないということです。下落のトレンドからすると、それ以下のところに「3番底」があると考えるのが妥当かと思います。

いずれにしても安いからと言って買うのは少々リスキーかと思います。過去のデータを見ても、きちんと上げサインが出た翌日に買っても遅くはありません。問題は上げサインがいつまでも出ないことですね。こんな微細な下げが続くなら、底に到達するのにあと2週間以上かかるかも知れません。まさに真綿で締めるような下げです。こうしたことは、人間の心理状態からも耐えられるものではありませんので、後数日のうちにパニック売りが恐らく出ることでしょう。
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何とか這い上がろうとする意欲は窺えるが

2006-09-26 11:27:03 | 株に出会う
NYが上げた時は寄り天となりその後下げるという変な「神話」が新興市場に蔓延しているため、必ず寄りつきの高いところからは一旦落とされます。しかしマザーズ指数でいうと、1150ポイントあたりを凌いで、上に行こうとする意欲は窺えますが、前場終了段階では朝方につけた1158ポイントは抜けておりません。

☆マザーズ指数 +4%の34%
☆ヘラクレス指数 +2%の39%
☆日経ジャスダック -1%の22%

と、日経ジャスダック平均を除いてはプラスです。もっともJストックはプラスです。

大幅な投げが出ていないので、NYの結果次第でこのような中途半端なところに位置しているのだと思われます。

いずれにしてもトレンドは下降曲線を描いております。安いからといって、誰しも迂闊に買いに入れない状況が続いております。買うとしても引けの結果を見極めてから、終値がプラ転してOSCも控えめにプラス終了した銘柄でないと買えないようです。下手に上がりすぎたものは翌日反落するのが常のようです。

と言う訳で、前場はトレードなしです。

ところで、8426ニッシン債権回収や2759テレウェイヴの下げは一体何なのでしょうね。両方に言えることは、貸借銘柄ということです。下げ調整があまり進んでいなかったというような理由で、この明らかな下落相場に乗じて売り方が意気軒昂に売り飛ばしているのでしょう。4757インテリジェンスも同じです。

これらは、いわば非製造業でありその事業内容の基盤が時として疑義を持たれやすいといったことは、一足先に犠牲となった4771F&Mと同じです。その弱みにつけ込み、単に値幅妙味だけでデイトレーダーも参集して出来高が増えるものですから、意味のない喧噪がこうして繰り広げられているのでしょうか。同様な株に8798アドバンスクリエイトがあります。今日はこの株、出来高が少なく閑散としております。既に喧噪騒ぎは上記の銘柄に移行してしまっているのかも知れません。サバンナにおけるバッタの大群のようです。食い散らかされた後は見るも無惨です。アドクリがそうなると言ってはいませんが、その素質は十分に備えているようです。
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