後場は一波乱ありましたが、明日はどうなるでしょうか。まず、市況概況を見てみます。
◆新興市場
マザーズ指数、ヘラクレス指数ともに元の木阿弥の下落です。いずれも9月1日からチョイと上げすぎたようです。これでは短期での無理がたたって寝込むというものです。9月1日のOSCはマザーズ指数が33%で今日は8%落ちたもののまだ50%です。終値はまだ14ポイントほど上です。ヘラクレス指数は、やはり33%であったのがまだ8%下げても57%です。終値は46ポイントほど上です。 この流れだと明日は更に下げないときちんと立ち上がれないかも知れません。中途半端なところで、欲を出してかどうか知りませんが、無理矢理上げるからこうした結果を招くのでしょう。
◆日経225平均
こちらもOSCを10%も落として48%まで落ちました。しかし、8月29日のOSCのボトム値である41%からは7%も上でありながら、終値は100円ほども下となっております。ダイバージェンスしているのです。RSIも39%となり、7月24日の34%以来の低さです。明日は、日経から先に反発する可能性の方が強くなってきました。
そこで、明日の注目銘柄です。
1.3780メビックス ▲
この地合に+14Kです。臨床試験管理システムを提供している無借金の会社ですが、実は隠れたユニーク商品があります。「マジコール」という過冷却冷蔵庫です。マジで凍る冷蔵庫のようです。冷蔵庫から出した時には液体でも、グラスに注いだとたんに凍って個体になる技術を使っております。これを応用してカクテルバーでカクテルに注いだとたんに、フローズンカクテルになるといった演出が可能とのこと。これは近い将来飲食店向けに爆発的なヒット商品になるかも知れません。ひょっとすると家庭向けにでも出せば、更に伸びるでしょう。フローズン梅酒とか、フローズン豆腐とか色々と考えられそうです。そのうち、フローズンワイフやフローズンハズバンドといった応用製品が開発されれば、世の夫婦喧嘩も、このマジコールの1滴で様変わりするでしょう。どんな喧嘩もたちまち凍結です。溶けそうになったらまた一滴で凍結です。これで金婚式までは大過なく行くでしょう。
ところでこの会社14日に1Q決算の発表があります。OSCも+5%の60%まで伸びました。ここから強気でいくのか、それとも14日に向けてどこかで株価まで凍結してしまうのか注目です。
2.3387クリエイト・レストランツ △
マジコールの恩恵を受けるかもしれない、三菱商事が筆頭株主の外食産業の純血種です。1Q決算が好調ということで、1200円台から1900円台まで急回復したのには驚きでした。今日で少し押して1735円ですが、1700円の底は死守したようです。指数値も9月1日よりも下げました。明日は押されても1700円前半で留まり、その後の反転に期待します。上げは1800円目途です。メビックスとの提携を発表すれば、2000円台の早期回復も可能でしょう。
3.6159ミクロン精密 ▲
この株、機械受注統計の下落にもかかわらず、微動だにしませんでした。出来高も微動だにしません。たったの2500株です。これではM&Aされるのを待っているかのようです。あのジェイコム君の資産で十分でしょう。ところで今日の20円高でOSCも+1%の29%に、RSIも+4%の4%になりました。ほんのささやかな上昇ですが、下がるのと上がるのとは大違いです。筆者も4880円で引け際に指しておりましたが、順番の関係でしょうか、出来ておりませんでした。この会社にマジコールは不要です。10万分の1の精度で心なし研削盤の真円を出す匠には「フリーズ」という言葉は御法度です。静かに名人芸を発揮させてやって下さい。お願いです。
4.2492インフォマート ▲
押されながらもOSCは42%と+2%のコンバージェンスです。指数値は9月1日に並びました。終値も同じです。明日は、少々押されても384Kという上場来安値を守るなら、ここからは出来高を伴っての反転があるかも知れません。まだまだ枯れるには早い銘柄です。売りは火がつけば440Kまでも。
5.3807フィスコ △
この株、OSCが20%台に突入してからは、6月20日から26日かけての下落相場を除いては、着実に切り返しております。今日は29%です。明日は200K割れがあまり大きくなければ、そこからの切り返しで賑わうかも知れません。こうした曇天の膠着相場では仕手株が活躍すると言います。この株も仕手株の一角を占めていると行っても過言ではありません。指数値も過去最低値を更新中です。そろそろ警戒態勢を取る時期かと。
6.4849エン・ジャパン ▲
OSCは+5%の50%とコンバージェンス。RSIも+1%の31%です。乖離幅は-3K.指数値は8月31日にあと6Kほどの下落で並びます。ずばり明日は押されたときには566K~570Kまで落ちるでしょうが、そこからの切り返しに注目。
7.6849日本光電工業 △
1Q大幅増益で2200円まで上げた株も、2000円少々まで調整を食らいました。まだ下落基調から抜け出てはいませんが、下げても2000円からの下落は限定的でしょう。指数値妙味もそろそろ出ております。ここは一発噴火をするかどうかを注目です。医用電子機器の専業です。
8.4779ソフトブレーン △
この株、OSCとRSIが下落したときは、一応反発に転じております。今日でOSCは-5%の25%に、RSIは何と-7%の8%にまで落ちております。明日は、ひょっとするとGUして始まるかも知れません。明日は押されれば押されただけ狙い目となります。しかし、良くもここまで下げました。去年の2月の分割前の高値は90万円くらいでした。それが26万円くらいまでの下落に相当します。赤字すれすれまで行っているのでやむを得ません。こんな時に宋会長が名実ともに経営から去っていたということは、やや気になるところです。彼のトップセールスでどれだけ業績に貢献できたものやら。それが執筆やTV出演などに主体を移すというのですから、この会社正念場を迎えていると言えるでしょう。
9.4973日本高純度化学 ▲
この株も安値556Kで完全に膠着しているかに見えます。OSCも2日連続44%です。ここを抜け出せば700Kが見えてくるのですが、今日の下落相場でも粘ったことに敬意を表して明日の動きに注目です。押されたときの抵抗線として656Kが果たして機能するかどうかも併せて注目下さい。半導体関連銘柄の立ち直りが見られます。ミライアルやフジミインコなど燻し銀の銘柄の復活が急です。この技術オリエンティッドな会社もそろそろかと思われます。
【その他注目】
・3371ソフトクリエイト
しぶとい。OSCは+5%の61%に。明日3000円台乗せを窺うか。
・3811ビットアイル
何とOSCが+11%の50%とコンバージェンス。出来高少なく死んでいるような株です。これは一体何があったのか?
・8991ライフステージ
上場来安値にあと1Kと迫りました。明日はどこで歯止めがかかるか注目。OSC面ではまだまだ下落するでしょう。RSIもまだ28%と高い。
・2384SBSホールディングス
ここまで連続してあげるとは。OSCもまだ+1%の70%と上げております。最後っ屁が明日見られるかどうか。上げは最大見て410Kあたりか。そこからは急速に失速する恐れあり。注意。
以上です。切り返しそうな銘柄や順張りの銘柄として上記のような銘柄を上げておきます。明日は相場自体が今後どうなるのかを占う意味でも大切な日となりそうです。
☆追加で6965浜松フォトニクスを挙げておきます。このところの最低値に並びましたので気にはしていたのですが、MM法という有名なスクリーニングに一応出ておりました。OSCは30%、RSIは23%で、前日比約10%ほど下落です。流れからすると3490円をどこまで下回って切り返すかに焦点があたります。増田式(MM法)をチェックする意味でもウォッチを開始しておくのも悪くはありません。5月16日に上方修正を発表し翌日320円も上げましたが、その上げる前が3280円であることは頭に入れておいて下さい。まだその価格からは200円ほどは高いのですね。(9月12日朝追加)
◆新興市場
マザーズ指数、ヘラクレス指数ともに元の木阿弥の下落です。いずれも9月1日からチョイと上げすぎたようです。これでは短期での無理がたたって寝込むというものです。9月1日のOSCはマザーズ指数が33%で今日は8%落ちたもののまだ50%です。終値はまだ14ポイントほど上です。ヘラクレス指数は、やはり33%であったのがまだ8%下げても57%です。終値は46ポイントほど上です。 この流れだと明日は更に下げないときちんと立ち上がれないかも知れません。中途半端なところで、欲を出してかどうか知りませんが、無理矢理上げるからこうした結果を招くのでしょう。
◆日経225平均
こちらもOSCを10%も落として48%まで落ちました。しかし、8月29日のOSCのボトム値である41%からは7%も上でありながら、終値は100円ほども下となっております。ダイバージェンスしているのです。RSIも39%となり、7月24日の34%以来の低さです。明日は、日経から先に反発する可能性の方が強くなってきました。
そこで、明日の注目銘柄です。
1.3780メビックス ▲
この地合に+14Kです。臨床試験管理システムを提供している無借金の会社ですが、実は隠れたユニーク商品があります。「マジコール」という過冷却冷蔵庫です。マジで凍る冷蔵庫のようです。冷蔵庫から出した時には液体でも、グラスに注いだとたんに凍って個体になる技術を使っております。これを応用してカクテルバーでカクテルに注いだとたんに、フローズンカクテルになるといった演出が可能とのこと。これは近い将来飲食店向けに爆発的なヒット商品になるかも知れません。ひょっとすると家庭向けにでも出せば、更に伸びるでしょう。フローズン梅酒とか、フローズン豆腐とか色々と考えられそうです。そのうち、フローズンワイフやフローズンハズバンドといった応用製品が開発されれば、世の夫婦喧嘩も、このマジコールの1滴で様変わりするでしょう。どんな喧嘩もたちまち凍結です。溶けそうになったらまた一滴で凍結です。これで金婚式までは大過なく行くでしょう。
ところでこの会社14日に1Q決算の発表があります。OSCも+5%の60%まで伸びました。ここから強気でいくのか、それとも14日に向けてどこかで株価まで凍結してしまうのか注目です。
2.3387クリエイト・レストランツ △
マジコールの恩恵を受けるかもしれない、三菱商事が筆頭株主の外食産業の純血種です。1Q決算が好調ということで、1200円台から1900円台まで急回復したのには驚きでした。今日で少し押して1735円ですが、1700円の底は死守したようです。指数値も9月1日よりも下げました。明日は押されても1700円前半で留まり、その後の反転に期待します。上げは1800円目途です。メビックスとの提携を発表すれば、2000円台の早期回復も可能でしょう。
3.6159ミクロン精密 ▲
この株、機械受注統計の下落にもかかわらず、微動だにしませんでした。出来高も微動だにしません。たったの2500株です。これではM&Aされるのを待っているかのようです。あのジェイコム君の資産で十分でしょう。ところで今日の20円高でOSCも+1%の29%に、RSIも+4%の4%になりました。ほんのささやかな上昇ですが、下がるのと上がるのとは大違いです。筆者も4880円で引け際に指しておりましたが、順番の関係でしょうか、出来ておりませんでした。この会社にマジコールは不要です。10万分の1の精度で心なし研削盤の真円を出す匠には「フリーズ」という言葉は御法度です。静かに名人芸を発揮させてやって下さい。お願いです。
4.2492インフォマート ▲
押されながらもOSCは42%と+2%のコンバージェンスです。指数値は9月1日に並びました。終値も同じです。明日は、少々押されても384Kという上場来安値を守るなら、ここからは出来高を伴っての反転があるかも知れません。まだまだ枯れるには早い銘柄です。売りは火がつけば440Kまでも。
5.3807フィスコ △
この株、OSCが20%台に突入してからは、6月20日から26日かけての下落相場を除いては、着実に切り返しております。今日は29%です。明日は200K割れがあまり大きくなければ、そこからの切り返しで賑わうかも知れません。こうした曇天の膠着相場では仕手株が活躍すると言います。この株も仕手株の一角を占めていると行っても過言ではありません。指数値も過去最低値を更新中です。そろそろ警戒態勢を取る時期かと。
6.4849エン・ジャパン ▲
OSCは+5%の50%とコンバージェンス。RSIも+1%の31%です。乖離幅は-3K.指数値は8月31日にあと6Kほどの下落で並びます。ずばり明日は押されたときには566K~570Kまで落ちるでしょうが、そこからの切り返しに注目。
7.6849日本光電工業 △
1Q大幅増益で2200円まで上げた株も、2000円少々まで調整を食らいました。まだ下落基調から抜け出てはいませんが、下げても2000円からの下落は限定的でしょう。指数値妙味もそろそろ出ております。ここは一発噴火をするかどうかを注目です。医用電子機器の専業です。
8.4779ソフトブレーン △
この株、OSCとRSIが下落したときは、一応反発に転じております。今日でOSCは-5%の25%に、RSIは何と-7%の8%にまで落ちております。明日は、ひょっとするとGUして始まるかも知れません。明日は押されれば押されただけ狙い目となります。しかし、良くもここまで下げました。去年の2月の分割前の高値は90万円くらいでした。それが26万円くらいまでの下落に相当します。赤字すれすれまで行っているのでやむを得ません。こんな時に宋会長が名実ともに経営から去っていたということは、やや気になるところです。彼のトップセールスでどれだけ業績に貢献できたものやら。それが執筆やTV出演などに主体を移すというのですから、この会社正念場を迎えていると言えるでしょう。
9.4973日本高純度化学 ▲
この株も安値556Kで完全に膠着しているかに見えます。OSCも2日連続44%です。ここを抜け出せば700Kが見えてくるのですが、今日の下落相場でも粘ったことに敬意を表して明日の動きに注目です。押されたときの抵抗線として656Kが果たして機能するかどうかも併せて注目下さい。半導体関連銘柄の立ち直りが見られます。ミライアルやフジミインコなど燻し銀の銘柄の復活が急です。この技術オリエンティッドな会社もそろそろかと思われます。
【その他注目】
・3371ソフトクリエイト
しぶとい。OSCは+5%の61%に。明日3000円台乗せを窺うか。
・3811ビットアイル
何とOSCが+11%の50%とコンバージェンス。出来高少なく死んでいるような株です。これは一体何があったのか?
・8991ライフステージ
上場来安値にあと1Kと迫りました。明日はどこで歯止めがかかるか注目。OSC面ではまだまだ下落するでしょう。RSIもまだ28%と高い。
・2384SBSホールディングス
ここまで連続してあげるとは。OSCもまだ+1%の70%と上げております。最後っ屁が明日見られるかどうか。上げは最大見て410Kあたりか。そこからは急速に失速する恐れあり。注意。
以上です。切り返しそうな銘柄や順張りの銘柄として上記のような銘柄を上げておきます。明日は相場自体が今後どうなるのかを占う意味でも大切な日となりそうです。
☆追加で6965浜松フォトニクスを挙げておきます。このところの最低値に並びましたので気にはしていたのですが、MM法という有名なスクリーニングに一応出ておりました。OSCは30%、RSIは23%で、前日比約10%ほど下落です。流れからすると3490円をどこまで下回って切り返すかに焦点があたります。増田式(MM法)をチェックする意味でもウォッチを開始しておくのも悪くはありません。5月16日に上方修正を発表し翌日320円も上げましたが、その上げる前が3280円であることは頭に入れておいて下さい。まだその価格からは200円ほどは高いのですね。(9月12日朝追加)