株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.8.08)

2008-08-07 21:11:15 | 明日のモニタリング銘柄
8が3つ連続する「特異日」の明日、8月8日(金)のモニタリング銘柄です。

1.3627プライムワークス
 先日、お稲荷さんの御利益で17100円も上げたばかりなのに、もうここまで凋落しております。その後、誰もお供え物を置かなかったためと思われます。筆者がもう1度願をかけるのも気が引けますが、それとなく明日は、「コーン」という一鳴きが聞こえたら、真っ昼間に何かが起こるかも知れません。OSCが22%、RSIも21%と超低空飛行中。

2.9132第一中央汽船
 今日の午後2時に四半期期決算を発表してからの乱高下は凄いものがあったようです。637円あたりから665円まで一気呵成の上げです。その後の反落がまたもの凄い下げでした。665円で掴んだ方は、恐らくこの下げで卒倒してしまったことでしょう。どこかのAEDのお世話にでもなっていなければ良いが。1日おいて少々落ち着きも出たことでしょう。明日は630円以下でなら、きちんと評価しての買いがあるのではと思っておりますが、如何せんバルチック指数がこのところ冴えません。それなりの覚悟で。

3.3715ドワンゴ
 崖っぷちに追い込まれております。OSCは29%で、8月5日の28%よりも下にいけば底抜けとなります。つまり更に下落するということです。ところが、その押されたところからOSCを30%以上にでも上げる切り返しを見せるなら、この株、一旦窮地を脱したということになります。いずれにしても夜明けは近い。しかし、仮に夜が明けても昼間は短いのがこの株の運命。何しろ社長が弱気です。

4.5726大阪チタニウムテクノロジーズ
 これも押しに押されております。しかし明日は4550円近辺まで押されてからの切り返しを期待。住友チタニウムと言われていた頃は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

5.4541日医工
 ジェネリック医薬品が大当たりの会社。OSCを久々に47%にまで落としました。チョイと一服といったところでしょう。英気を養って明日はまた上げるのかどうか。2600円の前半あたりまでくれば御の字か。

6.1972三晃金属
 今日は発作的な投げが1回だけ。317円の前日安値まで落ちました。その後すかさず買いは入るものの、ひと頃の勢いが続かず。しかしOSCは28%にまで低下。あの貧乏放蕩息子の6310井関農機さえ昨日、今日と上げ潮です。明日は持ち前の爆発力が再現するか?

以上です。1つおまけをしてしまいました。

今日の隣家の犬との散歩の途中で不思議なことを経験しました。歩いている時に、蝉が筆者の腹の中央に「抱きついてきた」のです。そのまま5分ほど何事もないかのように、筆者と徒然草でした。そして、随分近くで蝉が鳴く音がすると思って見れば、何と鳴いているのはその蝉だったのです。

これは意外と気持ちの良いものです。こんな至近距離で蝉の鳴き声を聞いたのは初めてです。しかも腹から聞こえる蝉の声というのは、不思議な音響効果を醸し出し、誠に乙な音でした。ところが、隣家の犬がその時ちょうどウンチタイムとなり、しゃがんで処理をしようとしたら、嫌気がさしたらしく飛んで逃げました。相当に強烈な臭いがしたのでしょう。その臭いが元で、あの蝉、明日あたり早死にしなければ良いが。。。
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市場概況(8.7.08)

2008-08-07 15:36:28 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

後場に、13000円割れ寸前まで行って、そこを耐えての13130円終了というパターンは、7月29日に似ております。一度は13000円を抵抗線として市場参加者が意識しているようです。赤字部は8日朝に更新

さて8月7日(木)の市場概況です。

・日経先物:OSC45%(+1%)8月5日の35%から切り返し中。
・日経平均:OSC50%(同値)8月4日の40%から切り返し中。
・TOPIX:OSC46%(-2%)8月4日の38%から切り返し中。
・マザーズ指数:OSC33%(-1%)8月4日の32%から底割れ寸前。
・ヘラクレス指数:OSC32%(-5%)8月4日の31%から底割れ寸前。
・国債先物:OSC52%(+1%)12銭安。7月30日の34%から切り返し中。
・日経先物イーブニングセッション:13190円(大証終値比+60円)
・シカゴCME日経先物:13070円(大証終値比-60円)更新
・NYダウ:11431ドル(-225ドル)OSC54%(-10%)8月6日の64%から下落に転じる。更新
・ドル円:109.44(33銭の円高)OSC74%(-2%)8月6日の76%をピークに下落に転じる。更新

まだ各市場ともに、何とかOSCは直近の最低値に対してプラスを維持しております。しかし、新興市場はいわば崖っぷちに立たされております。OSCもコンバージェンスしておりません。昨日の上げを吹き飛ばした状態。大海に浮かぶ木の葉のような存在か。いや、大海ではなく「池」でした。

後場は、13000円割れを回避してからは株式市場は持ち直しました。しかし朝方からの下げがきつく、各銘柄ともに先物が少し動いただけで売ったり買ったり、全く主体性のない動きでした。唯一、天下の素浪人4997日本農薬だけが、後場のギャップダウンの先物の動きと正反対に一気に高値更新。しかし、その後は段々と息切れ状態。これは致し方ありません。何せ天下の素浪人ですから、どこかの藩のお抱え剣士とは普段の栄養状態が違います。

後場は4041日本曹達が、底まで押されてからは堅調な動きだったので少し売買しただけ。今の中途半端な位置取りでは持ち越しもリスクありと見ての持ち越しはゼロです。

今晩のNY市場ですが、何しろダウのOSCが64%と記録的な水準です。それにドル・円も76%にまで達しております。これも一杯一杯のようです。ここは一旦調整に入ると見ております。11600ドルあたりのサポートラインで止まらなければ、11500ドルを割り込むかも知れません。

最後に、これは筆者も実際の攻防の行方が良く分からないのですが、7月11日のSQ値が13155円でした。明日もミニSQの日です。この値の近辺にコール・プットの両勢力が拮抗して持ってこようとするのか、それとも、どちらかが上か下かに揺さぶりをかけて雌雄を決する動きとなるのか、いずれにしてもこのあたりの攻防にも注目。

-------8日朝のコメント-------

ダウはさすがに急落。AIGの赤字決算と新規失業保険件数が2002年以来の高水準(45.5万件)であったことが嫌気されております。原油は地政学的リスクで多少持ち直し120ドル台回復。

ユーロが弱含みです。ECBは金利据え置き発表でしたが、トリシェ総裁がユーロ圏の景気減速に言及したため、ユーロ売りにつながっております。しかるべき立場の人が正式な記者会見で、こういう当たり前のことを言うだけで為替が動くという典型。ユーロに連動するゴールドも腰砕け。
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重戦車の押し

2008-08-07 11:23:18 | 株に出会う
寄り付きの雰囲気が悪く、先物は前日比たったの+20円で寄り付き。(シカゴCME価格より80円安)多少円高には振れておりますが、まだまだ109円台の円安です。

業種では鉱業や商事が良いようですが、自動車もホンダは良いもののトヨタはマイナス圏と斑模様です。

今日の下げはたちが悪い下げですね。確かに最初にぐぐ~と押された後からの反発はありましたが、程なく再下落に転じ、その後は多少の揉み合いから、三発目の下落をくらい、13100円割れからは、もうここら辺で切り返すと思わせて、一旦13150円まで持ち上げておいてからの、前引けにかけての、再度の突き落とし技です。

この4段構えの重戦車のような「押し」にたまらず、正面からの特攻隊は全滅に近い惨状です。これまでは急な押し目からはすぐに切り返しに転じたものですが、下げは一気、上げはゆっくりモードです。そのゆっくりモードの上げの時に思い切って買うこともできるのですが、全員、いつでも逃げられる体勢で、重戦車の横に鈴なりになってしがみついている情景ですので、まさか、そこに隙間を見つけてしがみつく訳にもいかず、前場はノートレードと相成りました。

国債先物はOSCを5%伸ばして56%の5銭高です。あまり上昇はしておりません。

日経先物は-1%の43%、日経平均は-2%の48%、TOPIXは-4%の44%、マザーズ指数は-2%の32%、ヘラクレス指数は-6%の31%です。

国債先物はこれまでに結構上げてきておりますので、さすがにここからの買いには警戒感があります。

円安は、今日の日経の1面を飾っていたように景況感が「悪化」したためです。これまでは、サブプライムの影響からはもっとも遠いと言われていた日本が、いわば消去法的に買われてきた側面がありましたが、その日本の景気も悪化したとあっては、外国からの資金も遠のくと言う訳です。

新興市場はまた底値更新に向けて行進を始めたようです。

今日上場の、2177ベンチャーリパブリックと2178トライステージ。2社ともまさかの公募割れです。事前予想では公募割れの予想は全く見あたりませんでした。筆者もこの2社に勇んで申し込んでいたのですが、不幸にも外れ。しかしこれが幸運だったとは、新興市場も様変わりのようです。

喩えてみれば、きつい言い方ですが、ドブ池に落ちた野良犬のような市場に堕したようです。新しい水が流れ込まずに、池の水は不祥事やら赤字決算で濁るばかり。そこに世間知らずの新米の犬が迷いこんでも、泥水にまみれた野良犬に抱きつかれて、ソフトバンクの犬のような真っ白な毛がたちまち黒く染まってしまった、そういった市場かと。。。

この際、あのホリエモンに真っ黒な野良犬全員を、六本木ヒルズに引き取って貰う以外に、再起の道はありません。

隣の犬だけは、この池に近づかせないように心せねば。。。
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