しかし、ゴールドの先物などやっている人は、今頃、追い証で苦しんでいるのではないでしょうか。何しろ前日比190円安です。現物なら1キログラム持っている人で19万円の評価損で済みますが、3505円という7月15日の高値で5キログラムを10倍のレバレッジで買った人は、今日は2969円でしか売れませんから、5000X3505=1752万5千円÷10(レバレッジ10倍)=175万の証拠金が、5000X536円(3505-2969)=268万円の含み損ですっかりとなくなり、100万円の追い証がかかっている勘定となります。
3505円の高値の時というのは、ちょうど新聞や雑誌で、インフレがこれだけ進んでいると強調され、これからはゴールドの時代だとか何とか喧伝されていた時期でした。それがたったの1ヶ月弱でこの凋落です。
筆者のゴールドの今年の含み益も、ここ数日の下落でなくなるどころか少々マイナスに転じております。しかし、現物をドル・コスト平均法で2004年から地道に購入してきているため、まだ累計で5割ほどのリターンを稼いではおります。この含み益が半減するまでは長期保有を決め込むこととします。オンス750ドルを割って、グラム2500円でしか売れなくなれば考えることとします。後470円の下落で到達です。ということは、この調子だと持つのは20日くらいか?
原油もそうですが、ゴールドも650ドル前後で低迷していた時から700ドル抜けはあっという間でした。まさにこの時に潮目が変わったのでした。逆も言えますね。
さて、剥げないはずのゴールドが剥げかかって、代わりにお狐さんの闇の一声さえあれば、幾らも刷ることができるドル紙幣が尊重されるおかしな世の中になりかけておりますが、今日の失敗を繰り返さないための明日のモニタリング銘柄です。
1.1972三晃金属
今日の後場のあの下落相場にも、本来なら300円割れを演じて然るべきところ、安値とはいえ、305円で踏ん張っておりました。ここは底値を固める意味でも、この程度の下落は許容範囲かと思います。しかし、大きな投げが出なくなっておりますが、出来高も極端に細っております。100円ちょっとだった株です。ここまでくれば大出世ですが、600円で掴んだ方は悔やみきれないでしょう。明日、もう一度だけ監視します。もし300円割れとなるようなら、もう、仕手株特有のもぬけの殻かと。
2.9104商船三井
あえてこの船舶株を。一応形の上では、安値も切り上げOSCもじわりと上げております。RSIもたったの+1%ですが25%と切り返しております。ダイバージェンスは60円ほどもあります。だからといって、明日上がるかどうかはバルチック指数だのみのところもあります。まあ、成り行きで売買をお勧めします。
3.8178マルエツ
珍しくOSCを36%にまで落としております。引けに最安値。このところずっと上げてきたその反動かも知れません。ローソンも含めて、明日の小売業の業種別指数を確認しながらの押し目狙い。
4.5453東洋鋼鈑
7月30日に上方修正をしてからの上げっぷりの反動からか、今日は大きく押されております。ストップ高をつけた516円あたりまでの押し目はあるのかも知れませんが、この大きな押しに対する反動高を期待してのモニタリングです。
5.2159フルスピード
最後に新興市場からはこれを。OSCを29%にまで落としております。RSIも27%です。このまま凋落するとも思えませんが、明日はとにかく今日の安値を凌ぎきれるのかどうかを確認してからの参戦です。
以上です。
3505円の高値の時というのは、ちょうど新聞や雑誌で、インフレがこれだけ進んでいると強調され、これからはゴールドの時代だとか何とか喧伝されていた時期でした。それがたったの1ヶ月弱でこの凋落です。
筆者のゴールドの今年の含み益も、ここ数日の下落でなくなるどころか少々マイナスに転じております。しかし、現物をドル・コスト平均法で2004年から地道に購入してきているため、まだ累計で5割ほどのリターンを稼いではおります。この含み益が半減するまでは長期保有を決め込むこととします。オンス750ドルを割って、グラム2500円でしか売れなくなれば考えることとします。後470円の下落で到達です。ということは、この調子だと持つのは20日くらいか?
原油もそうですが、ゴールドも650ドル前後で低迷していた時から700ドル抜けはあっという間でした。まさにこの時に潮目が変わったのでした。逆も言えますね。
さて、剥げないはずのゴールドが剥げかかって、代わりにお狐さんの闇の一声さえあれば、幾らも刷ることができるドル紙幣が尊重されるおかしな世の中になりかけておりますが、今日の失敗を繰り返さないための明日のモニタリング銘柄です。
1.1972三晃金属
今日の後場のあの下落相場にも、本来なら300円割れを演じて然るべきところ、安値とはいえ、305円で踏ん張っておりました。ここは底値を固める意味でも、この程度の下落は許容範囲かと思います。しかし、大きな投げが出なくなっておりますが、出来高も極端に細っております。100円ちょっとだった株です。ここまでくれば大出世ですが、600円で掴んだ方は悔やみきれないでしょう。明日、もう一度だけ監視します。もし300円割れとなるようなら、もう、仕手株特有のもぬけの殻かと。
2.9104商船三井
あえてこの船舶株を。一応形の上では、安値も切り上げOSCもじわりと上げております。RSIもたったの+1%ですが25%と切り返しております。ダイバージェンスは60円ほどもあります。だからといって、明日上がるかどうかはバルチック指数だのみのところもあります。まあ、成り行きで売買をお勧めします。
3.8178マルエツ
珍しくOSCを36%にまで落としております。引けに最安値。このところずっと上げてきたその反動かも知れません。ローソンも含めて、明日の小売業の業種別指数を確認しながらの押し目狙い。
4.5453東洋鋼鈑
7月30日に上方修正をしてからの上げっぷりの反動からか、今日は大きく押されております。ストップ高をつけた516円あたりまでの押し目はあるのかも知れませんが、この大きな押しに対する反動高を期待してのモニタリングです。
5.2159フルスピード
最後に新興市場からはこれを。OSCを29%にまで落としております。RSIも27%です。このまま凋落するとも思えませんが、明日はとにかく今日の安値を凌ぎきれるのかどうかを確認してからの参戦です。
以上です。