株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.29.08)

2008-08-28 20:03:03 | 明日のモニタリング銘柄
日替わりで上げたり下げたり。これに付き合っていると自分のペースがかき乱されそうな相場です。

結局のところ、これまでのスタイルに固執することにします。あくまでもOSCが20%台や30%台へと突入して押された銘柄を抽出するやりかたです。従って、最悪期にある株をノミネーションする訳ですから、その後も1-2日は押されっぱなしになることがよくあります。しかし、その近辺で拾っておけば、何日かすれば回復している結果になっているのが、導き出された結論です。

問題は、その1-2日が我慢できない、待てないという筆者のスタイルにあります。

そういった観点で、この「明日のモニタリング銘柄」については受け止められんことを切に望む次第。

1.5991日本発条
 今日、筆者が苦杯を舐めた銘柄。OSCは26日の35%から切り返しております。この株、700円割れからはこのところ反発。明日押されても690円台からは拾っておいて問題はない1Qの進捗優良銘柄。

2.5302日本カーボン
 今日のモニタリング銘柄ですが、引き続きリバウンド時期をモニターします。OSC、RSIともに今日も1-2%ずつ下げております。まだ下げ止まっておりません。

3.6363酉島製作所
 8月4日に四半期決算が好調で、以後2440円まで上昇。今日はその8月4日の値段まで戻してました。OSCもこの株としては珍しい39%にまで下落。RSIの25%も最近では見かけません。この位置からはさすがに戻すのではないでしょうか。

4.8697大阪証券取引所
 これはごく素直にテクニカルに評価してのピックアップです。ところが、この癖株、一筋縄ではいかない値動きを過去も見せております。明日は、どういったトリックが生み出されるのか、或いはその逆をついてごく素直に上昇するのか注目。

5.3360グリーンホスピタルサプライ
 大阪千里の最先端動物病院で有名。紆余曲折あって株価がここまで低迷しておりますが、時折出来高を伴って上げにかかります。今日はOSCが-10%の37%にまで押されて、指数値も今回の急騰局面の初動の8月11日段階まで落ちてきました。明日は、押し目からの反発狙いです。

6.9984ソフトバンク
 最近白猫をCMに使い出したこの株、ここからの1-2段の下げからの反発は、猫の意地にかけてもあるかと思います。問題は1700円割れまであるかどうかです。この株、記録を見る限りRSIは13%が底です。OSCは24%です。今日は16%と30%です。もう少しです。白猫連中が突如絡み合い出せば、次期CM撮影は暗礁に乗り上げるでしょう。その時白犬に戻せば良いかというと、それは白猫を何故出したのかの意義に拘わる重大問題です。多分、隣の犬と同じく、犬・猫のミックスという離れ技を演じなければ、視聴者は許さないでしょう。そして、これ以上の株価の下落も許さないでしょう。


今日は、孫社長に免じて、最後にソフトバンクを追加し6銘柄となってしまいました。しかし、日本カーボンが連チャンでの「出演」ですから、実質5銘柄ですね。

こうやって改めて見てみると、この面子で明日を乗り切るのが少々不安に感じるのは、筆者だけでしょうか???

いやいや、そんなに弱気の虫を表に出してはなりません。よく見てみると、動物愛護の精神によく則った選択かと。心は、

バネに跳ねられカーボンだらけの白犬&白猫を、酉島のポンプの水で綺麗に洗ってやり、「大証」なる銘柄への一発勝負で高額治療費を稼いだ上で、運を天に任せて千里が丘の超高級動物病院へと搬送し、見事に救命するなり。。。』

うまく繋がりましたね。単なるこじつけか???

1つ、緑色の変な言葉が混じっておりますが、それは明日の「影武者」の7974任天堂です。あくまでも影武者です。
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市場概況(8.28.08)

2008-08-28 15:32:26 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

8月28日(木)の市場概況です。 赤字部は29日朝更新

・日経先物:OSC47%(-4%)8月21日の41%からまだ切り返し中。
・日経平均:OSC50%(+3%)8月21日の41%から切り返し中。
・TOPIX:OSC50%(+3%)8月21日の40%に収斂中。
・マザーズ指数:OSC52%(-9%)8月27日の61%から下落に転じたか?
・ヘラクレス指数:OSC61%(-3%)8月27日の64%から下落に転じたか?
・国債先物:OSC44%(-3%)17銭高。8月25日の53%から下落中。
・ドル・円:108.48円(3銭円高)OSC54%(+3%)26日の48%から粘りの切り返し中。更新
・日経先物イーブニングセッション:12790円(大証終値比+20円)
・シカゴCME日経先物:13005円(+235円) 更新
・NYダウ:11715ドル(213ドル高)OSC62%(+7%)8月19日の44%から切り返し中。更新

後場は、先物はヨコヨコの展開でしたが、電池関連銘柄が総崩れでした。運悪く?昨日からその出来高の激しさに魅せられて監視していた6674GSユアサに2回エントリー。前場にあれだけSANKYOでの失敗談を書いておきながら、目の前の値動きに幻惑されて、最初のエントリーは562円。-2円で撤退。リベンジを期して、まさかここまではと思った550円で2度目の指値。

ところが、こういうつるべ落としの日の出来高が多い株というのは、その売り攻勢も激しいものがありました。2時14分頃にほんの数秒程度で、何と160万株を超える、それこそ怒濤の売りです。(悔しいので後で計算してみました)こういう超弩級の激しい雪崩は久しく見たことがありませんでした。-5円の545円まで一気に持って行かれました。結局549円まで戻すのを待って、”こりゃいかん”ということで敵前逃亡しました。(注)

リバウンド狙いというのは、その日に少なくともVWAPの曲線が水平以上の上げ方をしていなければ、成功の確率は極めて低いことが改めて身に沁みた次第。どうも、”身に沁みる”程度では、何度でも過ちを犯すようです。人間というのは。これからは、タブーのトレードを、大きく手の甲にでも何かで彫っておくのが良いのかも知れません。

いずれも早逃げしたので傷は浅いのですが、これでロットをつぎ込んで555円あたりからの買い上がりで引けまで持って処分すれば、1万株あたり13万円の損失となりますね。どうしても、昨日の2度のリバウンドの光景が脳裏に焼き付いており、その再現があるかのように勘違いをしてしまうのが、人間の悲しい性という訳でした。

ここオセアニア地方は雷を伴って激しい雨が降ってきました。

隣の犬の散歩は、小降りになるまで控えねばならないようです。その間に、少々疲れてはいますが、明日のモニタリング銘柄を検討しておくこととするかな。。。

明日こそ、しくじらないように心せねば。。。

(注)後でゆっくりと考えてみると、この数秒間での大雪崩は、いわゆる逆指し値を含むプログラム売買が作動したのではないかと見ております。大商いの株で550円などというキリの良い数字で待つのは今後は止めにします。445円がちょうど良かった。後の祭りか。。。

-----29日朝のコメント-------

アメリカの第二四半期のGDPが上方修正され(予想2.7%→3.3%)、ダウは上昇。しかし原油がグスタフ懸念で120ドルまで付けて、一時上げを帳消し。その後原油が終値で115.59ドルへと落ち、ダウも金融株など全面高。

新規失業保険申請件数は予想通りの前月比7千人減。何だか、アメリカ経済は落ち着きを取り戻しつつあるようですが、金融危機が本番を迎えている中、俄には信用しかねますね。

ダウのOSCは+7%の62%にまで跳ね上がっております。引けに最高値をマークしたのは、何と昨年の11月23日以来のことです。その時は翌日-237ドル安でしたが、OSCを2%落としており、下落が示唆されておりました。

それ以前のデータがむしろ参考になるかも知れません。昨年9月18日です。この日336ドル高でOSCも54%→70%へと急上昇。翌日はさすがに上げ疲れから76ドル高でした。

まあ、余り意味のない過去データですが、これで3連勝です。上げても50ドル程度ではないでしょうか。GDPの上方修正は経済全般の総合指数だけに、これは強いのは間違いありません。

但し操作がなければの話。CPIでも公式発表とは別に裏の数字が暴露されているお国ですから、またホワイトハウス中心に「株価操作チーム」が存在することは公然の秘密のお国ですから。
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目眩まし相場

2008-08-28 11:17:30 | 株に出会う
チョイと支離滅裂な値動きになってきております。

日経平均は、前場の終わりにかけて、一応先物の動きに歩調を合わせながら上昇して終了。

しかし、個別株はこうした動きとはあまり関係なく動いているものがあります。

例えば、9983ファーストリテイリング。これは女性ものに力を入れるとの新聞報道、それから衣料小売りでは一人気を吐いているとの報道から、窓を空けて高く始まり、一旦押されても、セオリー通りに切り返しましたが、日経が上昇に転じたのとまさに逆行するように、前場の引けにかけて最安値近辺で終了しております。

5726大阪チタニウムも同様なケースですね。

相場全体はなだらかな下降線を描いておりますが、この前場の反発が後場にそのまま移行するかどうかは神のみぞ知る、といったところです。

この目眩まし相場に、前場は不用意にエントリーした5991日本発条と6417SANKYOであえなく損切り撤退となりました。

SANKYOは、そろそろ底でしょうとのコメントを昨日書いたものですから、今日の5100円始まりからの押し目水準の5010円で指しておりましたが、ここから何と4950円まで大きく押されました。分足を見ると5000円ラインというのは、まだ下落の3合目あたりだったことが見て取れます。このぐらいの急落をしないと、参加者は買いに入らないのが今の相場です。

しかも、その底打ち確認には念には念を入れるようです。この株、4950円を時間をおいて2度以上試しております。そこでようやく反転という訳ですね。

こうしたことは頭では理解しておりましたが、場中はそれを判断する余裕がなく、適当なところで指しておかないと指し負けをするケースも多いので、ますます、その日のその銘柄でどのようにふる舞って良いのか分からなくなるようです。

と言うことは、自分が持っている切り返しの条件に合わない限りエントリーしないということを厳密に遵守する以外にはないのかも知れません。

いずれにしても、何らかのタクティクスを持って売買しないと、今の相場は簡単にやられてしまうという見本でした。

後場は何とかリカバリーショットを打たねばなりません。
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