株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.26.08)

2008-08-25 20:48:31 | 明日のモニタリング銘柄
明日は、今日の後場にかけての失速からしても、戻しすぎの反動安に注意。まだ、12950円の黄金分割ラインを超えておりません。あくまでも売り優勢のトレンドであることに留意。

そこで8月26日(火)のモニタリング銘柄です。

1.6934新神戸電機
 837円を軽く抜く勢いが確認できれば。

2.4822ハドソン
 RSIが17%まで落ち、ついに1600円台まで落ちました。7月の第一四半期の進捗状態は良かった筈です。このレベルを滑り落ちると、3月10日の1350円という安値も見えてきます。ここは昨年8月17日と同じRSIになったことに敬意を表してのモニタリング銘柄へのノミネーションです。

3.5726大阪チタニウムテクノロジーズ
 4070円を3日連続死守。変なところ踏ん張っておりますが、鉱業のセグメントが停滞していた今日のような地合での+10円は評価できます。

4.5401新日鐵
 OSCは+5%の47%、RSIも+11%の45%に伸ばしております。このまますんなりと上昇に転じるのか?

5.4063信越化学
 まだ切り返しの初動です。明日は6230円より以下で拾うことです。

以上です。
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市場概況(8.25.08)

2008-08-25 15:23:29 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

週が開けての8月25日(月)の市場概況です。 赤字部は26日朝更新

・日経先物:OSC48%(+5%)8月21日の41%から切り返しに転じたか?
・日経平均:OSC50%(+6%)8月21日の41%から切り返しに転じたか?
・TOPIX:OSC51%(+8%)8月21日の40%から切り返しに転じたか?
・マザーズ指数:OSC53%(+5%)8月15日の31%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC64%(+13%)5月22日に並ぶ。切り返しすぎ。
・国債先物:OSC53%(+6%)41銭高。8月22日の47%から切り返しに転じたか?
・ドル・円:109.25円(80銭円高)OSC51%(-7%)8月11日の78%から下降中。40%台に一旦落ちてから再度反発なるかどうか?108円台前半が目途。更新
・日経先物イーブニングセッション:12870円(大証終値比+-ゼロ)
・シカゴCME日経先物:12730円(大証終値比-140円)更新
・NYダウ:11386ドル(242ドル安)OSC48%(-10%)22日の58%をピークに再度下降トレンド入りか?更新

後場は先物がどうしても12950円を抜ききれず、ついに2時過ぎから断念した向きが、今晩のNYダウの反落も見越しながら、ジリジリと売り優勢になっての、ほぼ今日の安値圏で終了。

後場のこの膠着状態には参りました。個別株は適当に動くのですが、どこでエントリーすれば良いのか分からず。結局4-5銘柄ほど、節目の下値で待ってはいたものの、どれもヒットせず。引け際に9983ファーストリテイリングがヒットしそうになりましたが、これは今少しのところで約定せず。まあ、持ち越しをしない方が、今日のような日は良さそうです。

これで、明日もう一度押されて、そこでOSCをコンバージェンスさせ、明後日の少々の押し目から、もう一度12950円近辺まで行って、少し押し戻されたところから、再度の12950円抜きのタイミングが買いの頃合いではないかと思っております。

しかし、今日空けた窓を埋めに行って、そこから今日の後場のような膠着状態に陥れば、これは、今のシグナルとしては、売りシグナルが立ったままですから、ジリジリと今週の後半にかけて後退する可能性も見えております。

今日は1日中、バッハの受難曲とカンタータからダイジェストしたソプラノのアリア15曲を繰り返し聴いておりました。ゆったりとした甘美な旋律に合わせて、心身ともに酔うようにして意識も朦朧状態。こういう時は本を開いても駄目。何か1つ買って目覚まし代わりにしようと思いましたが、このまま天国の旋律に身を任せた方が気持ちよさそうでしたので、なすがままにしました。しかし、40年間飽きずに聴いておりますが、新しい発見がまだある18世紀前半のこの音楽は本当に筆者のとっての至宝。あのビル・ゲイツやバフェットがいくら金をつぎ込んでも、決してこの音楽の良さはわかるまい。

-------26日朝のコメント-------

昨日の日本市場のじり安を受けて欧州市場、そしてNY市場へと下落の津波が増幅されました。アメリカの中古住宅販売は500万件を回復したものの、価格は低下、そして在庫は過去最高となっており帳消しされております。そして、リーマンの買収の件が破談になったとの観測(その後KKRによる買収観測)と中西部の地銀のコロンビアン・バンク・トラストが閉鎖措置を監督当局から受けたというニュースから、再度、いや再々再々再々度、金融危機の台頭からのダウの下落です。小さな銀行のようですが、今後とも破綻は続くのに、それに一々反応しているようでは、ダウの上昇はとても見込めません。原油は115ドル台で微弱な反発。

今日の日本市場は、金融株を除いて、最近好調の銘柄の押し目狙いに徹するのがいわば正攻法かと思いますが、全体がダウントレンドの中でのリバウンド狙いは、実は非常に難しいものです。一発勝負のようなところがあります。
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チョイと戻し過ぎか?

2008-08-25 11:18:05 | 株に出会う
先物の上昇はピタリと黄金分割比率に阻まれました。

日経平均のOSCも+7%の51%です。今日の後場までは強気だとしても、明日は反落の可能性がそれだけ高まっております。今の地合で一直線に切り上げるとは思えません。

新興市場の方はもっと上げすぎ、いや、ここまで戻すと、はしゃぎすぎのレベルです。

例えば、マザーズ指数の前日比+9%のOSC57%というのは、7月28日の直近ピーク値に並んでおります。

こうした急な上げの後遺症が現れるのが株だと言えます。

もちろん、強気相場が連続することもありますが、それはその前に随分と押されている場合ですね。日経平均でいうと、7月16日のOSC32%を底にしての、立ち上がり過程での7月22日の381円高。これは地合好転のサインと皆さんが読んでの、買い資金の集中があったためと見られます。

前場は、6594日本電産の押し目を拾って+20円となったトレードのみ。狙っている銘柄はじり安を辿っており、買値を下へ下へと下げざるを得ませんでした。

急落局面なら突入できるのですが、ジリ安は駄目ですね。いわば、不良少年が一度の過ちなら親も周囲も寛大な処置を受け入れるということがありますが、これが2度目、3度目と繰り返されるに連れ、周りはほとほと嫌気がさして、その時点で不良息子から泣きつかれても、ここは突き放さねばと思われるのがオチです。

そこに、似非カウンセラーのような顔をひっさげて、黙ってその子を受け入れても(買っても)、しめたと思った不良息子からのしっぺ返しで、不幸な結末を迎えるのと良く似ております。いわば、飼い犬に噛まれるようなものです。

株の値動きの背後にあるこうした心理をうまく見抜く以外にはありませんが、幾ら不良息子でも、急に「身投げ」の気配を見せつけられると(急落局面)、これはやはり情を通じている親がいち早く助けに駆けつけるというものです。

それに乗じて、第三者がチョイとピンハネするような、殺風景な局面が前場というわけです。

筆者は、もちろん似非カウンセラーは真っ平ですので、ハイエナ&ピンハネ組に後場も徹しようかと思っている次第。

何だか今日は空模様と同じように、ジメジメした記事に堕してしまったようです。

後場はスッキリと12950円のフィボナッチ比率を抜いて貰いたいものです。そうすれば、正々堂々と買いに入れるのだが。。
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