株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(8.22.08)

2008-08-22 15:35:47 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

8月22日(金)の市場概況です。 赤字部は23日朝更新

・日経先物:OSC42%(+1%)8月5日の35%に収斂中で、更にダイバージェンス強まる。
・日経平均:OSC44%(+3%)8月4日の40%に収斂中だがここでコンバージェンス。底打ち確認さえできれば切り返すはず。
・TOPIX:OSC43%(+3%)8月4日の38%に収斂中だが日経平均と同様。
・マザーズ指数:OSC48%(+3%)8月15日の31%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC51%(+3%)8月15日の36%に収斂中で、更にダイバージェンス強まる。
・国債先物:OSC47%(-3%)1円58銭円安。8月21日の54%から一旦切り返しに転じる。更新
・ドル・円:110.05円(38銭円安)午後3時20分現在。
・日経先物イーブニングセッション:12730円(大証終値比+60円)
・シカゴCME日経先物:12930円(大証終値比+250円)更新
・NYダウ:11628ドル(198ドル高)OSC58%(+7%)8月19日の44%から切り返し中。更新

後場は伸びるどころか、全くの頭打ちでしたね。何度か12650円のラインを割り込みましたがその都度跳ね返してはおりました。

まあ、これ以上大きく下げるような位置取りではないということですね。為替が円安に振れていたものの、今晩のNY市場を気にしての、狭いレンジでの常連さん同士での取ったり取られたりに終始したようです。

テクニカルには、更に押されたところからの反発を期待できるところにはあります。今晩のNYダウが不測の事態で大きく上げでもすれば、それこそどの株もギャップアップして始まる位置取りです。いずれにしても、持ち越しはリスクがあり、デイトレで取ろうにも場中は方向感のない難解相場になっているようです。

5807東特はかろうじて大きく下がる直前に脱出。その損失分は6727ワコムやら前場の1972三晃金属、それに9983ファーストリテイリングでほぼ取り返しましたが、出来高が少なくあまり動かない株に固執するのも、まるでお地蔵さんと気分が乗らないまま長らく対面しているようです。誰しも精神的にそんなに長く敬虔な気持ちを保持することは、やはり少々無理があります。案の定、急にお地蔵さんが少し身震いし、お賽銭を要求しただけで、その気のないホルダーは、蜘蛛の子を散らすように、或いは脱兎のごとくいなくなりました。

やはり株は出来高を伴ってのけれん身のない戦いをしたいものです。狐と狸の騙し合いにそれを期待するのは、チョイと酷か。。。

-------23日朝のコメント-------

後一押しで日経平均も反発すると昨日書きましたが、NYダウが大幅反発しましたので、ギャップアップして月曜日は始まることが確定。リーマンブラザーズの買収観測を受けて金融株が戻しているとのことですが、このニュースは昨日出たものです。それが原油の114.59ドルまでの急落を受けて、今日に「効果」が現れるとは。日本の金融株を見ても、昨日は軒並みテクニカルには涎が出そうなほどに売られておりました。しかし、落ちる時の大きさも半端ではなく、思い切って手をだすことは昨日の時点では出来ず。

要するに、ダウの上げは原油もそうですが、反対売買で利益確保に走った結果だと思います。原油は昨日戻しすぎました。最初の反発局面では個別株も含めて良くあることですね。再度押し戻されて、前回の底値(原油では111ドル近辺)を試しに行って、そこから反発することで、そして、昨日の原油の高値を再度超えることで、相場が上昇局面入りを真にしたと参加者に見なされ、そしてその後は二度と111ドルに戻ることなく上昇するというお馴染みのパターンですね。
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後1回の押し目で反発か?

2008-08-22 11:10:00 | 株に出会う
前場終了後に出かけますので少々手短に。

今日は7月18日の直近安値ラインも日経平均は割り込みましたが、そこからの反発でOSCは3%コンバージェンスしております。

このパターンは後一押しで反発する体勢ですね。三井物産や日本電工など資源関連株は、朝方の高値からはジリジリと押されております。5541平金は比較的健闘中ですが、これも前場に同様に押されております。

為替のドル・円はじわじわと円安方向へ戻しておりますので、後場は、先物主導で上げにかかる可能性が高まっております。

その先物もOSCは+1%の42%と若干のコンバージェンス。

但し、NY市場と同じように、国債先物も株安に合わせて32銭も下げております。債券安、株安、そして円安というパターンは、市場が変調をきたし始めているサインかも知れません。

例の三晃金属、やはり前場にナイヤガラが来ましたね。筆者は305円と300円の二段構えで待ちかまえておりましたが、307円で下落がストップ。やむを得ず、少々リスクをとって310円で指しました。前場はこれを+3円抜いたトレードのみ。5807東特は市況からは蚊帳の外。163円を割らない限りそのままホールドとします。

後場は寄り付きの雰囲気次第でギャップアップの可能性もありますので、その動向に注目ですが、週末要因もあり、12950円の黄金分割比率の値段は、結構遠くまで行ってしまったので、既にかなり市場が消耗しているのかも知れません。

前場にあれだか威勢のよかった5563日本電工すら、もうたまにしか心臓がピクつきません。これでは残りの株は、この熱い盛りに、時季外れの冬眠状態です。

しかし、今朝は涼しかったですね。隣の犬も久し振りに元気いっぱい、食欲もりもりでした。このまま相場まで冷え込まないように、ここらで何か景気のいい話でもあれば良いのですが、あの口パク五輪もそろそろ終幕を迎えようとしております。秋の鈴虫の音がいささか郷愁を催す今の時期に、それはチョイと無理かも知れません。
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