株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

隣の犬の画像

2008-12-03 21:25:40 | 折々の随想
オカメインコさんよりご要望がありましたので、時々ブログで引用している、筆者の散歩の友の隣の犬をこの際ご紹介します。



おとなしい顔になっておりますが、これは生まれて初めてデジカメを向けられたために見せた困惑顔です。毛並みは、ユニチャームペットケアのドッグフード、「愛犬元気」の袋に印刷されている看板犬と遜色ありません。毎日、そのドックフードを与えております。性別はメスです。ちなみに、元の身分は「捨て犬」です。年齢不詳。多分、2歳半ぐらいか。



「そろそろ、散歩に連れて行って欲しいのに、おじちゃん、一体何をしているの?」と、筆者に尋ねている時の表情かと。「無垢な心の予言」(ウィリアム・ブレーク)



沈思黙考中。

このように伏せることは滅多にありません。特に、散歩の時は闇雲に引く習慣が付いております。それもあっちへ引っ張り、こっちへ引っ張りと大変です。隣の奥さんはそれで腰を痛めたことがあるそうです。

もっとも、1日1回のトイレだけの散歩しかしていなかったようで、どん欲に限られた時間内に周囲を嗅ぎ回る習慣が身に付いてしまったのでしょう。今は、朝晩、合わせて2時間ほどはたっぷりと散歩をさせます。それでも、早い時は時速7キロで引っ張ります。お陰で腰痛が良くなりました。

お気に入りの道は、スーパーへと通じる道です。何故なら、帰りにチョイとした「おみやげ」にありつけるためです。ろくに噛まずにあっという間に飲み込みます。

最後に、何故隣の犬の面倒を筆者が見ているのかというと、隣のご夫婦がご亭主の転勤で関西方面へと行くことになったためです。働いている息子さんがおりますが、夜遅い帰宅であり毎日の散歩は少し無理のようです。と言う訳で、我々の旅行中だけは我が家の2匹の猫の面倒を見ることと交換条件で、毎日散歩に連れ出すことにしました。

しかし、犬は猫と違って散歩を喜色満面で待っております。これが四季折々の風景を眺めながらの気分転換になって、すこぶる健康にも良いようです。
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明日のモニタリング銘柄(12.4.08)

2008-12-03 20:37:27 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入って、ユーロ圏のサービス業PMI(購買担当者景気指数)が予想より悪く、2003年5月以来の低水準になったとのことで、欧州株は軟調に始まっております。今日はアメリカでもISM非製造業景況指数の発表があります。製造業は先日悪い数字をつけたばかり。非製造業でもおなじ事でしょう。それよりADP雇用統計が、今週末の雇用統計の先駆けとして注目されるものと思います。予想は11月が19.5万人減。10月が15.7万人減。これが25万人減とかの数字になると、またNYダウが500ドルぐらい下げるのでしょう。

こんなジェットコースター、もういい加減にして欲しい気持ちですね。

それでは明日のモニタリング銘柄です。

1.7731ニコン
 931円という11月21日の安値を、今日は1円だけですが抜いております。OSCは、まだ-4%の42%ですので、930円割れを起こすなら、いよいよ未踏の地へと足を踏み入れることになります。腐っても鯛、とは言い得て妙ですが、この鯛が、もしニコチン中毒にもし罹っていれば、これはパスです。

2.6363酉島製作所
 OSCを35%にまで落としました。11月20日に29%というOSCをマークしておりますが、これはむしろ例外的低さ。明日、もう一度812円近くまで落とされるかも知れませんが、それを乗り越えた暁には、それなりの反発力があるかと。。

3.4997日本農薬
 これは、明日と言わず、下げ止まるまでのモニタリングです。520円少々がダブルボトムを形成しております。OSCは10%下げて、久し振りの35%です。まだ指数値倍率的にも下げる余地はありそうですので、迂闊にチョイ下げがあったからといって飛びつかないこと。

4.2281プリマハム
 先日来取り上げていますのが、もはや、ハムとはいえ、少々食傷気味ですのでここら辺で打ち止めにします。何しろ、OSCを3日連続28%、更に3日連続34%としているのです。しかも値段は僅かずつですが下げ続けております。こんな現象は見たことがありません。

まるで、駄目親父に取り憑いた古女房のような、何とも形容のしようがない状況です。この組合せだと、いわゆるじり貧っていう奴でしょうね。せめて商品のハムが明日は「新鮮」であることを願うばかりです。

以上です。もう少し挙げたかったのですが、地合も悪そうだしこの位に留めておきます。
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好調銘柄の見逃し方

2008-12-03 11:28:55 | 株に出会う
それは、その銘柄に集中しないことです。

好調銘柄でも、前日までに押されていたものは必ず戻り売りが入ります。

4911資生堂もその最たるもの。前日は-109円安でした。女同士の戦いも、異郷からのアマゾネス軍団の襲撃にあって、村々には瓦礫の山が築かれておりました。もちろん、体力の残っている男達は既に人質となって一人も残っておりませんでした。

こうした中、前日比+11円高で始まっても、それは囮ではないかと誰しもが思うものです。筆者も冷ややかに横目で見ておりました。

主力で見ていたのは、昨日苦杯を喫した5563日本電工。こちらは寄り付きからぐんぐんと飛ばしておりました。昨日の高値も越えてまさに日の出の勢い。誰しも、こちらの押し目でも狙おうかと目が行ってしまいます。

アマゾネス軍団に荒らされた資生堂などチラリと見るだけ。案の定すぐに押されて1620円を割り込みました。こうなると、心は既にここにあらず、となってしまいます。ところが資生堂は今日は違っておりました。一度VWAPに抵触するもその後切り返してからは、何と、先物が息を吹き返すに従い、1671円までも天高く昇ってしまったのです。

人質の男どもを髪を振り乱して取り返そうという、女の執念を垣間見た思いでした。

こうなると、いつその執念が怨念に代わるのやらで、筆者のような気弱な男は全くついて行けませんでした。もっとも、そこでない勇気を振り絞り、彼女等の後尾にくっついていっていたなら、一旦退散を決め込んだ大勢の女性軍団に踏みつけられて、哀れな結末を辿っていたことでしょう。

こういうのを後手後手に回ってしまうと言います。

今回の金融危機、いや金融恐慌でのアメリカ政府の対応にうり二つです。誰も、実際に起こっている事実を過小評価してしまうのですね。ましてや、それまで大平天国の饗宴三昧の生活をしていた投資銀行の面々などは、まさかここまで事態が深刻だったとは思えなかったのと同じです。

この過小評価を避けるためには、事実を正確に掴む清い心が必要ですが、既に欲の塊と化した精神は、砂嵐に見舞われたガラスの如く薄汚れており、いざという時には全く見通しがききません。しかし、これも事業自得かと。。。

ここは1つ、隣の犬のようにひとたび散歩に出れば、純粋な心で食い物を一心不乱に探すという、その心に見習わねばなりません。この犬、半径10メーター四方で何か臭いを嗅ぎつけたら、あっという間に口にしております。全くの早技と言うほかありません。他犬のおしっこの臭いを嗅ぐフリをして筆者を騙す技まで本能的に身につけております。

しかし、この技を一体全体どうやって身につけるのかが新たな課題です。「嗅覚」という言葉がキーワードになりそうですが、いくらパソコンの画面に鼻をくっつけても、何も臭いやしないし、一体どうすりゃいいの???
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市場概況(12.2.08)

2008-12-03 07:43:58 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は12月3日更新

後場は、ついに円高へと振れて綺麗な下降曲線を描いて終わった12月2日(火)の市場概況です。 

◆日経先物:7880円(-520円)、OSC48%(-8%)12月1日の56%から下降中。
◆日経平均:7864円(-534円)、OSC54%(-1%)11月28日の57%から反落中。
◆日経平均指数値倍率:127(+8)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:787.12(-40)、OSC51%(同値)11月28日の52%から反落中。
◆マザーズ指数:309.96(-4.39)、OSC50%(+5%)11月20日の31%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:494.48(-4.45)、OSC57%(+6%)11月20日の38%からまだ切り返し中。
◆国債先物:139.71円(+31銭)OSC37%(-4%)11月13日の35%に収斂中。
◆ドル・円:93.21円(8銭円高)OSC47%(-5%)12月1日の52%から下落に転じたか?(円高へ)更新
◆日経先物イーブニングセッション:7970円(大証終値比+90円)
◆シカゴCME日経先物:8075円(大証終値比+195円)更新
◆NYダウ:8419ドル(+270ドル)OSC60%(+9%)8月28日の62%に次ぐ高さ。反落の危険有り。更新

結局、後場の終盤からの円高の進行を受けて、先物主導で軒並み下落。

しかし、5563日本電工には参りました。その後場に急に売りが湧いて出たのですが、487円で放置しておきました。その前に491円で拾って多少のリバウンドでの売りで正解だったためです。ところが、この2度目はきつかった。何と、結局474円まで持って行かれております。もちろん、その下落過程の481円で何とか逃げましが、ドラマはその後に待っておりました。地合がドンドンと悪化する中、この株だけ切り返しているのですね。半信半疑とはこのことです。

反省は、テクニカルに見て客観的な押し目まできちんと待つということですが、ついつい流れの中での押し目に対して、リスクを甘めに許容するような感覚が出来上がっているようです。これはこれで、強気な切り返し相場の時には有効ですね。今日は違いました。強めの押しで待たないと駄目でしたね。

反省しきりですが、要は場の動きに参加者の総意が表れている訳ですから、それに素直に従う思いっきりの良さが必要なようです。変な自分なりのこだわりやら思い込みを持つとろくなことはありません。

長らく膠着して上に行かなかった日本電工が、一度490円を試してそこからチョイ戻しの「予行演習」をやっておいて、筆者のような迂闊な買い方の買い板を十分に引きつけておいてからの、一気の売り攻勢でした。見事です。こういう勝負に勝てないと無理ですね。短期勝負は。まあ、経験にはなりましたが、この先もうまく立ち回れるのかどうかいささか不安あり。しかし、株はこうしたこともあるので、ある意味面白いと言えます。

-------3日朝のコメント-------

ダウは反落するとの「事前予想」は見事に外れました。失礼しました。過去の動き通りなら苦労しませんね。

市場はやはりビック3の再建策の動向に目を凝らしているようです。前場はフォードの再建策に好感して上げ、後場はGMのそれに値を崩すなどしております。GMは破産申請の見方も強まっているようです。何しろ11月の販売は41%減の15万台少々。トヨタも34%減でしたが、フォードは3%減に留まっております。

ついにGMはもちろん、フォードのCEOまで年俸1ドルで良いと言いました。但しフォードは90億ドルのつなぎ融資が条件です。一体どこまで強欲なのか。

原油の下げが止まりません。ついに46ドル台へ転落。この際トコトン行って貰いましょう。栄華盛衰、因果は巡るは、世の常・人の常です。アブラも例外ではありません。実際、これは中東に向けてと言うよりは、ロシアに向けてです。グルジア侵攻がすべてのロシア経済陥落の発端でした。と言う意味では、経済が何よりも強い世の中か。

米国債の利回りはなお低下中。10年債で2.67%です。質への逃避。それにしては、ゴールドが下がるのは歓迎すべきか何なのか?

昨晩、700ドル近辺まで落ちた時のために、スポット買いの資金を少し入れました。700ドルを大きく割るようなら、その時は世界経済が持ち直しているでしょうから、いずれにしてもヘッジ目的です。
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