今日のNY市場は特段の経済指標の発表はありません。
欧州市場は1%台の下げですが軟調に始まっております。
それにしても、ドルインデックスはしぶとい。下げかかっていたのにまた戻しております。全世界の6割の決済がドルで行われているのですから、これは対外資産の取り崩しだけではなく、決済資金としてのドルの需要がまだまだ続いているということでしょうね。
それだけ信用収縮の闇が深くて重いということか。。。
話は突如変わりますが、それにしてもジャック・アタリの集大成の最新作、「21世紀の歴史」(作品社、2008年8月20日初版)を読み始めましたが、何とも希有壮大な内容です。こうした本がフランスで2006年11月に出版されて以来、ロングセラーを続けているというのも、これまたフランス人も凄い。
序文で述べられていること、つまり、「歴史とは、唯一の、頑固できわめて特殊な方向に向かって展開してきたことが分かる。----中略-----,その方向性とは、いかなる時代であろうとも、人類は他のすべての価値観を差し置いて、個人の自由に最大限の価値を見出してきた、ということである。」に沿って地球生成以降の歴史が語られる、この小気味よさはアタリならではですね。
またいずれ詳細な読後感は時間があればご紹介するとして、明日のモニタリング銘柄です。
1.4911資生堂
下げが止まりません。OSCも-3%の43%です。30%台への突入が欲しいところ。とりあえず、明日以降に押し目からの反転買い。
2.9793ダイセキ
10月10日の1820円の安値に近づきつつあります。この株のOSCで32%というのも珍しいことです。後少しの辛抱か。
3.7915日本写真印刷
4000円まで売られました。RSIも17%と最低水準に近い値です。OSCは37%ですが、11月26日の34%からは停滞中。弱い時は徹底的に弱いのがこの株の特徴です。11月20日のストップ安など、多分ヘッジファンド売りでしょう。今日はどうか分かりませんが、出来高はそれほどでもないので、個人投資家の諦念売りかも知れません。3900円あたりが1つの節目か。
4.4063信越化学
先日に続いて取り上げます。今日は3480円まで売られ2003年4月30日の3390円まで後90円に迫りました。DRAMが採算ラインの半分まで落ち込んだのが嫌気されてのことです。この金融恐慌の世の中で、実は将来を切り開く1つは半導体を米とするハイテク産業です。これがあるお陰でどれだか我々の生活が便利・快適になったことか。それが量産効果が上がりすぎるが故に、需給バランスが一旦崩れると、こうしたことになってしまいます。
OSCは+2%の40%とコンバージェンスしております。明日こそ、安値更新をすることなく戻して欲しいもの。
以上です。ダウ先物は、昨日と違って20時半現在+121ドルです。ひょっとすると、連チャンで落ち込むのではなく少々戻すのかも知れません。しかし、円高がこれ以上進まないことが条件。
欧州市場は1%台の下げですが軟調に始まっております。
それにしても、ドルインデックスはしぶとい。下げかかっていたのにまた戻しております。全世界の6割の決済がドルで行われているのですから、これは対外資産の取り崩しだけではなく、決済資金としてのドルの需要がまだまだ続いているということでしょうね。
それだけ信用収縮の闇が深くて重いということか。。。
話は突如変わりますが、それにしてもジャック・アタリの集大成の最新作、「21世紀の歴史」(作品社、2008年8月20日初版)を読み始めましたが、何とも希有壮大な内容です。こうした本がフランスで2006年11月に出版されて以来、ロングセラーを続けているというのも、これまたフランス人も凄い。
序文で述べられていること、つまり、「歴史とは、唯一の、頑固できわめて特殊な方向に向かって展開してきたことが分かる。----中略-----,その方向性とは、いかなる時代であろうとも、人類は他のすべての価値観を差し置いて、個人の自由に最大限の価値を見出してきた、ということである。」に沿って地球生成以降の歴史が語られる、この小気味よさはアタリならではですね。
またいずれ詳細な読後感は時間があればご紹介するとして、明日のモニタリング銘柄です。
1.4911資生堂
下げが止まりません。OSCも-3%の43%です。30%台への突入が欲しいところ。とりあえず、明日以降に押し目からの反転買い。
2.9793ダイセキ
10月10日の1820円の安値に近づきつつあります。この株のOSCで32%というのも珍しいことです。後少しの辛抱か。
3.7915日本写真印刷
4000円まで売られました。RSIも17%と最低水準に近い値です。OSCは37%ですが、11月26日の34%からは停滞中。弱い時は徹底的に弱いのがこの株の特徴です。11月20日のストップ安など、多分ヘッジファンド売りでしょう。今日はどうか分かりませんが、出来高はそれほどでもないので、個人投資家の諦念売りかも知れません。3900円あたりが1つの節目か。
4.4063信越化学
先日に続いて取り上げます。今日は3480円まで売られ2003年4月30日の3390円まで後90円に迫りました。DRAMが採算ラインの半分まで落ち込んだのが嫌気されてのことです。この金融恐慌の世の中で、実は将来を切り開く1つは半導体を米とするハイテク産業です。これがあるお陰でどれだか我々の生活が便利・快適になったことか。それが量産効果が上がりすぎるが故に、需給バランスが一旦崩れると、こうしたことになってしまいます。
OSCは+2%の40%とコンバージェンスしております。明日こそ、安値更新をすることなく戻して欲しいもの。
以上です。ダウ先物は、昨日と違って20時半現在+121ドルです。ひょっとすると、連チャンで落ち込むのではなく少々戻すのかも知れません。しかし、円高がこれ以上進まないことが条件。