テクニカル用語の簡単解説 赤字部は6日朝更新
後場終盤に円高の進行とともに、値を崩していった12月5日(金)の市場概況です。
◆日経先物:7900円(+20円)、OSC42%(-5%)12月1日の56%から下降中。
◆日経平均:7918円(-7円)、OSC42%(-1%)11月28日の57%から下降中。
◆日経平均指数値倍率:126(同値)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:786.02(-2.9)、OSC40%(同値)11月28日の52%から下降中。
◆マザーズ指数:299.9(-1.81)、OSC43%(+5%)12月2日の50%から下降中。
◆ヘラクレス指数:483.43(+1.41)、OSC43%(+1%)12月2日の57%から下降中。
◆国債先物:139.13円(-29銭)OSC47%(+1%)12月2日の37%から切り返す動きがあるも、値動きが抑制されている。何かのきっかけで上昇へと転換。
◆ドル・円:92.67円(48銭円安)OSC42%(+1%)12月4日の41%から微弱切り返し。まだ11月28日の52%から反落中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7830円(大証終値比-70円)
◆シカゴCME日経先物:8015円(大証終値比+115円)更新
◆NYダウ:8635ドル(+259ドル)OSC60%(+6%)12月2日に並ぶ。高値圏。更新
しかし、昨日のモニタリング銘柄、2281プリマハムには一杯食わされました。145円で首尾良く買ったつもりが同値撤退。あの大きな売り蓋は141円で誰かに買わせるためのトリックだったようです。昨日でテクニカルにも十分に魅力的な水準に落ち込んでおりましたので、今日下値を割らなければ爆上げは想定されるところでした。
自分が縁を切った株には、もう注意が散漫にしか行かないところがありますが、一種の執念で根気よく底打ちを見定めることが如何に大切かを思い知りました。
後場の2時半頃からは、週末要因と雇用統計の発表もあったせいか、日経先物は急降下でした。それまでは8000円を奪還し強い流れが続いておりましたので、俄には信じられず、どうしても売りで勝負することは出来ませんでした。このあたり、呼吸が非常に難しいですね。後から見れば何の変哲もないジグザグ線を描いているだけですけれどね。
引けに買ったのは、本日のモニタリング銘柄の2602日清オイリオでした。下値不安はありますが、OSCできちんと底を打っていたことと、プリマハムと同じく、指数値倍率が10月27日のそれにきちんと並んでいたためです。もちろん、400円割れを来週演じることになれば、下値模索の動きとなりますので一旦撤退です。その間は買い増しで対応したいと思っております。内需系ですので、今晩のダウが仮に大幅安となってもインパクトは割と少ないと判断したこともあります。
そのダウですが、前回の雇用統計発表の時は、いわゆる材料で尽くしで、確か週末の日本株は買いが正解でした。今回はビック3問題が絡んでおりますので、一筋縄ではいきませんが、どう転んでも、相場はある程度織り込んでいるのではないかと思われます。
むしろ影響を受けるのは為替の方かも知れませんね。
-------6日朝のコメント-------
雇用統計の悪化を受け、アメリカ市場は悲観論が蔓延。欧州市場も軒並み大きめの下落。為替も91円70銭あたりまで落ちておりました。
原油も40ドル割れ寸前の40.81ドルです。
ところが相場は分からないものです。ダウは終わってみれば259ドル高。それ以上にナスダックが大きく戻しております。
この上げは全く意表を突くものです。何も材料は見あたりません。強いて言うと、この雇用統計の歴史的な悪化が後押しして、ビック3支援への前向きの議員が増えたということがあります。怪我の功名という奴でしょうか。それとも災い転じて福と成すということでしょうか。
その雇用統計ですが、次の通りまたしてもいい加減です。
・11月 -53.3万人(事前予想-33万人)
・10月分修正 -24万人→-32万人へ
・9月分修正 -28.4万人→40.3万人
9月、10月の数字の実態を今頃になって見せるとは。しかも9月分は41%も実際よりも失業者が増えていたのです。
これは、バナナの叩き売りに匹敵するいい加減さです。少なくも世界の為替市場や株式市場が最大限に注目しているとされる重要指標がこれでは、何度も書いておりますが、いい加減というよりも、意図的な操作をしているとしか思えません。
先月もそうでしたが、雇用統計発表前日での日本株は買いでした。今回も少なくともこれで月曜日は落ちて始まる可能性は少なくなりました。経験深い市場関係者は巧みにこの雇用統計を利用して鞘を抜いているのかも知れません。
なお、失業率は事前予想の6.8%に対して6.7%と改善?しておりますが、これは日本でもよくあったように、職を得ることを断念した人々が増えれば、表面上は失業率が減って見えます。決して雇用情勢がよくなっている訳ではありません。
後場終盤に円高の進行とともに、値を崩していった12月5日(金)の市場概況です。
◆日経先物:7900円(+20円)、OSC42%(-5%)12月1日の56%から下降中。
◆日経平均:7918円(-7円)、OSC42%(-1%)11月28日の57%から下降中。
◆日経平均指数値倍率:126(同値)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:786.02(-2.9)、OSC40%(同値)11月28日の52%から下降中。
◆マザーズ指数:299.9(-1.81)、OSC43%(+5%)12月2日の50%から下降中。
◆ヘラクレス指数:483.43(+1.41)、OSC43%(+1%)12月2日の57%から下降中。
◆国債先物:139.13円(-29銭)OSC47%(+1%)12月2日の37%から切り返す動きがあるも、値動きが抑制されている。何かのきっかけで上昇へと転換。
◆ドル・円:92.67円(48銭円安)OSC42%(+1%)12月4日の41%から微弱切り返し。まだ11月28日の52%から反落中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7830円(大証終値比-70円)
◆シカゴCME日経先物:8015円(大証終値比+115円)更新
◆NYダウ:8635ドル(+259ドル)OSC60%(+6%)12月2日に並ぶ。高値圏。更新
しかし、昨日のモニタリング銘柄、2281プリマハムには一杯食わされました。145円で首尾良く買ったつもりが同値撤退。あの大きな売り蓋は141円で誰かに買わせるためのトリックだったようです。昨日でテクニカルにも十分に魅力的な水準に落ち込んでおりましたので、今日下値を割らなければ爆上げは想定されるところでした。
自分が縁を切った株には、もう注意が散漫にしか行かないところがありますが、一種の執念で根気よく底打ちを見定めることが如何に大切かを思い知りました。
後場の2時半頃からは、週末要因と雇用統計の発表もあったせいか、日経先物は急降下でした。それまでは8000円を奪還し強い流れが続いておりましたので、俄には信じられず、どうしても売りで勝負することは出来ませんでした。このあたり、呼吸が非常に難しいですね。後から見れば何の変哲もないジグザグ線を描いているだけですけれどね。
引けに買ったのは、本日のモニタリング銘柄の2602日清オイリオでした。下値不安はありますが、OSCできちんと底を打っていたことと、プリマハムと同じく、指数値倍率が10月27日のそれにきちんと並んでいたためです。もちろん、400円割れを来週演じることになれば、下値模索の動きとなりますので一旦撤退です。その間は買い増しで対応したいと思っております。内需系ですので、今晩のダウが仮に大幅安となってもインパクトは割と少ないと判断したこともあります。
そのダウですが、前回の雇用統計発表の時は、いわゆる材料で尽くしで、確か週末の日本株は買いが正解でした。今回はビック3問題が絡んでおりますので、一筋縄ではいきませんが、どう転んでも、相場はある程度織り込んでいるのではないかと思われます。
むしろ影響を受けるのは為替の方かも知れませんね。
-------6日朝のコメント-------
雇用統計の悪化を受け、アメリカ市場は悲観論が蔓延。欧州市場も軒並み大きめの下落。為替も91円70銭あたりまで落ちておりました。
原油も40ドル割れ寸前の40.81ドルです。
ところが相場は分からないものです。ダウは終わってみれば259ドル高。それ以上にナスダックが大きく戻しております。
この上げは全く意表を突くものです。何も材料は見あたりません。強いて言うと、この雇用統計の歴史的な悪化が後押しして、ビック3支援への前向きの議員が増えたということがあります。怪我の功名という奴でしょうか。それとも災い転じて福と成すということでしょうか。
その雇用統計ですが、次の通りまたしてもいい加減です。
・11月 -53.3万人(事前予想-33万人)
・10月分修正 -24万人→-32万人へ
・9月分修正 -28.4万人→40.3万人
9月、10月の数字の実態を今頃になって見せるとは。しかも9月分は41%も実際よりも失業者が増えていたのです。
これは、バナナの叩き売りに匹敵するいい加減さです。少なくも世界の為替市場や株式市場が最大限に注目しているとされる重要指標がこれでは、何度も書いておりますが、いい加減というよりも、意図的な操作をしているとしか思えません。
先月もそうでしたが、雇用統計発表前日での日本株は買いでした。今回も少なくともこれで月曜日は落ちて始まる可能性は少なくなりました。経験深い市場関係者は巧みにこの雇用統計を利用して鞘を抜いているのかも知れません。
なお、失業率は事前予想の6.8%に対して6.7%と改善?しておりますが、これは日本でもよくあったように、職を得ることを断念した人々が増えれば、表面上は失業率が減って見えます。決して雇用情勢がよくなっている訳ではありません。