株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(12.11.08)

2008-12-10 21:16:16 | 明日のモニタリング銘柄
今の時間、欧州株は軒並みプラス圏からマイナスへと転落。ダウの先物はまだ100ドル程度のプラスを保っております。ドル・円は92.67円まで進行。頭は重いものの円安基調は継続です。

また、明日はSQ日前日です。このところ3ヶ月は大きく下落しております。一波乱ありそうです。金曜日の夜のアメリカは小売業の11月の売上げが発表されます。またミシガン大学の消費者信頼感指数-12月の速報値もあります。

小売業の結果が注目されます。クレジット・カードの延滞率が10%を越えておりますので、この影響がかなり大きく出るのではと推測しております。

さて、明日のモニタリング銘柄ですが、各銘柄とも結構戻しております。そこで今日は10日間の高値平均値を抜く直前に位置し、かつOSCが上向きで比較的低位の、いわば出遅れ銘柄を羅列するに留めたいと思います。

【10日間の高値平均値を抜きかかっている銘柄】右端の数字が10日高値平均値

・6255エヌ・ピー・シー(OSC38%、3580円)
・2121ミクシィ(OSC41%、647K)
・8766東京海上HD(47%、2310円)
・8031三井物産(40%、795円)
・6502東芝(42%、327円)
・6674ジー・エス・ユアサコーポ(51%、351円)
・4205日本ゼオン(45%、271円)
・6330東洋エンジニア(45%、223円)
・5201旭硝子(41%、512円)
・5453東洋鋼鈑(53%、399円)
・5405住友金属工業(44%、233円)
・6581日立工機(47%、693円)
・5302日本カーボン(38%、224円)
・7012川崎重工業(49%、191円)
・5108ブリヂストン(46%、1537円)
・6762TDK(42%、2960円)
・5017AOCホールディングス(44%、463円)
・6310井関農機(46%、188円)
・6923スタンレー電気(47%、1072円)
・4403日油(53%、305円)
・1972三晃金属(40%、275円)

以上です。
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臼のような重さ

2008-12-10 11:35:56 | 株に出会う
その昔、ヨーロッパなどの埋葬の習慣では、復活を願って、立派な棺にそのまま亡き人を入れて土の中に埋めます。ところが、医学が発達していない当時は、棺の中で急遽蘇生した人々が大勢いたようです。

単なる心臓ショック死のようなものなら、何かの拍子で元に戻ることもあるのでしょうね。問題は、その死の眠りから覚めた人々の心のうちです。真っ暗闇の中で自らの身体が棺の中に収められていることを程なく知ります。

その時の絶望感といったら、どう表現して良いのか、筆者はたまに「悪夢」として似たような夢を見る程度ですが、実に想像を絶します。自分は死者としてこうして埋葬されている、しかもお棺には釘まで打たれてしまっている。(釘か鍵かはこの際不問に付しておきましょう。)ところが意識が戻って、お腹もすいて、この上もなくこの世が恋しくなるばかり。

こういう絶望感の中で、生き返った人々はそれこそ力の限り叫んでみたことでしょう。「我、ここに生き返り!」と。しかし、既に墓守も帰宅して一杯ひっかけている最中です。その叫びは誰の耳にも届きません。

何だか、今の世の中、こうした目に見えないけれども、ずしりと重たい空気が漂っているようです。

それを映し出してか、相場の方もずしりと重たい空気が立ちこめております。しかし、蘇った死者の必死の叫びで、前場の終盤にかけては8500円近くまで戻しました。

地上に出るまで、後ひと息です。ところが、この臼のような重たい蓋を、息も絶え絶えの人間がこじ開けることが出来るのか、些か心許ない限りです。

それを先取りして、冷や水をかぶせる人間もあちこちに出没する始末。

この窮状をどう打開すべきか。ここはテレパシーか何かを使って、「生前」に可愛がっていた犬でも呼び戻す以外にないでしょう。嗅覚を使ってわんわんと吠えさせれば、誰かその異変に気づくというものです。そのために、棺の中には、生前死者が、そして愛犬が大好きだった食べ物を入れておいたのです。

今日の後場の相場は、この「犬役」を演じることのできるお方がどうしても必要なようです。一体誰が犬役を演じることができるのか、それが問題です。

年金資金は、風聞によれば葬式の時しか参列しないと言うし、外国人は今回の間違った葬儀を裏で演出しており、いまさら自首する訳もないし。国内の機関投資家は、自らの体力を高めるための増資Exerciseとやらで忙しく、とても、こうしたことに構ってられないようです。

さて、どうしたものか。隣の犬はこの際役立たずだし、我が家の猫達はずぼらだし。どうも決め手が見あたりません。この際、日本発で、世界をあっと言わせなければなりません。ここは、個人投資家の決起しか残されていないようですが、筆者も含めて、単に様子見の姿勢だと、ますます窮地に追い込まれるだけか??

今日のところは、どうも「落ち」がうまく決まりませんでした。どうも落ち着かない。。。きっと、ブログのデザインが変わったせいでしょう。

最初に「お知らせ」なるPRが出てくるのがどうも落ち着かない。。。それに切手とスタンプが、変なところに浮き出ているのも気にくわない。。。
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市場概況(12.9.08)

2008-12-10 07:17:48 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は10日朝更新

今日は、後場開始直後に先物の騙しがあったようです。為替、Globexの調子がおかしいのに、日経先物は、確か20円高の気配から一瞬同値で始まりすぐに反落しました。前場から6840円で指していた8113ユニチャームを下へと変更しようとしましたが、もの凄い下落圧力で間に合わず。とりあえず、更に更に円高が進行するのを横目に、この株のリバウンドを待って、何とか-10円で撤退しました。

その後は、8400円を少し越えるも、ダラダラと進む円高とGlobexのジリ下げに誘われて、結局、本日の市場はプラスで終えたものの不発に終わりました。市場概況を振り返ってみます。

◆日経先物:8400円(+30円)、OSC51%(-2%)12月5日の42%から反発に転じる。
◆日経平均:8396円(+67円)、OSC47%(-2%)12月5日の42%から反発に転じる。
◆日経平均指数値倍率:119(-1)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:817.94(+5.86)、OSC44%(-2%)12月5日の40%から反発に転じる。
◆マザーズ指数:318.02(+4.16)、OSC51%(-2%)12月4日の38%から反発に転じる。
◆ヘラクレス指数:494.87(+3.19)、OSC48%(-2%)12月4日の42%から反発に転じる。
◆国債先物:139円(-35銭)OSC45%(-2%)12月2日の37%から緩やかに下落中。
◆ドル・円:92.19円(62銭円高)OSC36%(-2%)11月28日の52%から下落中。(円高へ)但しOSC36%は10月9日以来の低さ。ここから円安へ動くのかどうか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:8480円(大証終値比+80円)
◆シカゴCME日経先物:8410円(大証終値比+10円)更新
◆NYダウ:8691ドル(-243ドル)OSC54%(-4%)12月5日の60%から下落中。更新

各市場のOSCは足並みを揃えて、前日比-2%です。こんなことは、記憶にはありません。このことが何を意味するのかは理解不能。とりあえず、昨日までは太陽には黒点は現れておりません。ちょうど25日移動平均線の上にあります。ここから先は上にも下にも行けるポジションです。上に行く場合はやはり38.2%戻しの9518円が壁となるでしょうが、クリスマスにかけてそこまで戻すのかどうか?10日で後1000円の上げですから、1日100円の上げでOKですね。こういうの、取らぬ狸の皮算用と言います。

-------10日朝のコメント-------

NYダウはやっと反落。また500ドルくらいの下落を喰らうのかと思って寝ましたが、まずまずの下落幅でした。それでも243ドル安は昨年までなら大幅下落でしたが。

比較的好調なカナダでも0.75%の大幅利下げをして1.5%にまで落ちました。この利下げでカナダドル・円は多少下げております。いずれアメリカもゼロ金利になるし、いよいよ円が買われやすい状況です。

しかし、少し前に指摘したとおり、ドルインデックスが微妙なところに差し掛かっております。現在85.59ポイントです。リーマンショック後80ポイントに乗せ、89ポイントに迫ってからの揉み合い過程での下値付近です。ここから下抜ける時が、ドルの海外資金環流の1つの終焉ということになりますが、昨年の例からもクリスマスまでは、大きな下落はないものと思われます。よって、対ドルに対しての円の90円割れはこの時期までは何とか回避するのではないかと見ております。90円が割れると一気に円高が進む怖れがあります。(為替のノックインのオプションがずらりと並んでいるようです。)

この動きに呼応して、クリスマスまでは、今日のダウの「穏やかな下落」を見ても分かるように、少し調整してはジリジリと上げ、といった経路を辿るのではないでしょうか。

今日のダウは高値安値の幅がたったの282ドルです。900ドル以上もあった時期からすると落ち着いております。しかし、間歇的に600ドル程度の値幅は起こしております。病院の集中治療室の患者も時折、心臓が大きくピクつく時がありますが、それと同じです。

いずれにしても、FRB-財務省-議会の三位一体の生命維持装置が滞りなく作動中。

なお、ビック3救済法案は、細部調整に手間取っているようです。少し雲行きが怪しくなっております。
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