団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「悪い奴ほど、長生きする」は、真実ですね!(苦笑)

2013-08-18 08:56:36 | 日記
今朝も暑いです。

昨日の中日新聞の朝刊にこんな記事が載っていました。

靖国神社にある遊就館の片隅に奇妙な像がある。
潜水服姿で頭には大きなかぶと。
両手で長い棒を持ち、身構えている。
先端に付けられているのは機雷である。

8月15日の遊就館は見学者であふれていたが、この像をあまり気に留める人はいない。
それはそうであろう。
本土決戦を水際で食い止める「人間魚雷」の存在はほとんど知られていないのだから

敗戦直前に横須賀や呉などで部隊が編成され、三千人近くの若者が潜水訓練を受けた。
上陸する米軍の舟艇を水中で待ち構え、竹ざおの先の機雷を突き上げて自爆する。
「伏龍」と名付けられた水際特攻隊である

空を飛ぶ夢を失った予科練の少年兵たちは、ひたすら死に向かう訓練に明け暮れた。
本土決戦が回避されたために実践には至らなかったが、潜水具には構造的な欠陥があり、多くの若者が訓練中の事故で命を失った

当時の戦争指導者の愚劣さが凝縮されている
人間機雷を考えたのは、参謀として真珠湾攻撃の作戦を立案した人物だ。
自らを犠牲にして祖国を守ろうとした少年達の命をここまで軽く扱うのか。
以前、取材した時に心底、怒りがわいた

戦争が長引けば伏龍の要員になるはずだった人物に城山三郎さんがいる。
特攻を命じた側に常に厳しい視線を向けた作家の原点だろう。

「日本が戦争で得たのは憲法だけだ」。
城山さんの言葉が重く響く。

と、記事は結んでいました。

竹ざおか!
こんな作戦駄目なのは誰でも分かるのに!
物資がなくて竹を。もう負けに決まっている。
先日 本土決戦に備えて女性がなぎなたの修練を受けている戦時中のニュースを視ていましたが、なぎなたでアメリカのB29にどう立ち向かうのと言いたかったです。
もう負けに決まっているのに。
上層部は敗戦の際の自分の身分保障を求めるために、アメリカと交渉していたのに。
馬鹿をみるのは下っ端の常ですね!

ところで、「人間機雷を考えたのは、参謀として真珠湾攻撃の作戦を立案した人物だ。
自らを犠牲にして祖国を守ろうとした少年達の命をここまで軽く扱うのか。
以前、取材した時に心底、怒りがわいた」

この人物をネットで探しました。

黒島 亀人(くろしま かめと)という海軍の事務方のお偉さんでした。最終的には海軍少将までいきました。

こいつはこんな卑劣な奴です。
黒島亀人は終戦時に宇垣纏の日記『戦藻録』の一部を勝手に処分した。『戦藻録』は、昭和16年から昭和20年まで、ほぼ毎日書いていた太平洋戦争当時の連合艦隊の当事者の心の推察や作戦の内幕を知る上で貴重な資料である。しかし、昭和17年11月から昭和18年2月頃までの日記は欠落している。黒島は極東国際軍事裁判証人として出廷するのでが借りたいと遺族から受け取り、該当部分のみ電車に置き忘れたとしているが、黒島は軍事裁判に出席していなかった。 また軍令部からも重要書類を借り受けて紛失させた。連合艦隊通信参謀市来崎秀丸からも連合艦隊電令作綴を受け取り焼却処分する。 何らかの保身のために黒島にとって都合の悪い部分が書いていた箇所を処分したのではないのかと疑いが持たれている]。

若者の命はないがしろにしておきながら、自分の保身に走る悪魔のような奴です。

戦後ある商事会社の常務をし、その後、麹町の広大な旧鍋島侯爵邸に住み哲学、宗教の研究に没頭した。

「アホクサ!」何が哲学、宗教の研究だ!
若き命を無駄死にさせ、自分は優雅に学問を学ぶのか。
こんな人物が72歳まで生きたのが信じられない!
「悪い奴ほど、長生きする」は、真実ですね!(苦笑)

黒島はミッドウェー作戦を立案して失敗。それ以降も山本五十六は黒島をかばい寵愛を受けたとのことですが、山本五十六も人を見る目がなかったようです。(苦笑)

映画館で観ました。映画での主題歌は違う歌手だったような気がします。
コメント (5)
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