団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

国民の税金で広告会社を雇い、国民を洗脳するのですから。

2013-08-14 13:41:46 | 日記
最近「B層」という言葉をよく聞きます。
調べてみますと、B層とは2005年小泉内閣の進める郵政民営化政策に関する宣伝企画の立案を内閣府から受注した広告会社「スリード」が、小泉政権の主な支持基盤として想定した概念だそうです。
「IQ」が比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層を「B層」とした。B層には、「主婦と子供を中心した層、シルバー層」を含み、「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層、内閣閣僚を支持する層」を指すとされるそうです。



スリード社の企画書は、国民を「B層」を含む以下の4層に分類している。
「A層」
エコノミストを始めとして、基本的に民営化の必要性は感じているが、これまで、特に道路公団民営化の結末からの類推上、結果について悲観的な観測を持っており、批判的立場を形成している。「IQ」が比較的高く、構造改革に肯定的。
構成
財界勝ち組企業、大学教授、マスメディア(テレビ)、都市部ホワイトカラーなど
「B層」
郵政の現状サービスへの満足度が極めて高いため、道路などへの公共事業批判ほどたやすく支持は得られない。郵政民営化への支持を取り付けるために、より深いレベルでの合意形成が不可欠。マスコミ報道に流されやすく「IQ」が比較的低い、構造改革に中立的ないし肯定的。
構成
主婦層、若年層、シルバー(高齢者)層など。具体的なことは分からないが小泉総理のキャラクター・内閣閣僚を支持する。
「C層」
構造改革抵抗守旧派。「IQ」が比較的高く、構造改革に否定的。
構成
上記以上の分析はない。
命名なし
「IQ」が比較的低く、構造改革に否定的。
構成
既に失業などの痛みにより、構造改革に恐怖を覚えている層。

ここからB層を洗脳するのが一番手っ取り早いと広告会社は助言したのでしょう!

郵政民営化の広報にあたっては、小泉政権の主な支持基盤とされる「B層」に絞ってPRを展開すべきとし、ネガティブな表現を極力避けたうえで、「B層」に伝わりやすい新聞折込みフライヤー(チラシ、ビラ)やテレビ・ラジオの広報番組を利用し、民営化の必要性を徹底的に「ラーニング」させるように、また、「A層はB層に強い影響力を持つ」として、「A層」向けに数万人規模のイベントを開催し、間接的に「B層」にも影響を与えるようにと提言した。
「C層」及び「IQが比較的低く、構造改革に否定的」な層についてはPRの対象外としている。


ご存知のように小泉さんが圧勝して、郵便局が民営化しました。
それが私達にとって、不便になったことは郵便局の窓口に行った方なら誰でもお分かりのことだと思います。
以前はひとつの窓口で受け付けてくれたものが、会社が4つに分割された為、これはこちらの窓口ではありませんとたらい回しにされる。
それはひとつの参考ですが、不便になったことは確かです。(苦笑)

政府は怖いですね!
国民の税金で広告会社を雇い、国民を洗脳するのですから。
それもIQが比較的低い「B層」主婦層、若年層、シルバー(高齢者)層に的を絞っていたらしい!
私も洗脳対象だったのか!(苦笑)

今回のアベノミクスもよく分かりません。
これも安倍さんの洗脳作戦で、マスコミ報道に流されやすいB層をターゲットにして、大学教授や経済評論家などを利用し、あたかも景気がよくなるかのような雰囲気を作り、それにまんまと乗ったB層の投票で参議院選挙を圧勝する結果を作り出したのでしょうか!

政府は怖いです、私達はなめられているのでしょう!
わけも分からないのに、雰囲気に乗せらやすい体質を利用しているのでしょう。
頭からB層の人間は馬鹿にされていると思います。
私は政府の口車に乗らない層になるようにしたいです。(苦笑)


このジャケットのレコードを持っていました。最初に摩周湖に行った時は透き通るような青い湖が印象的でしたが、二度目に行った時は周りが観光化されていて、ちょっぴり残念な思いをしました。
コメント (5)
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