団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いくら「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」と言われても。

2024-01-15 02:02:01 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「あと35年」というタイトルで、70歳の男性が投稿されていました。

 「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」とよく言っていた母が、昨年104歳で永眠しました。

 70歳の私が母の歳まで生きるのは大変です。

 あと35年生きないと母の歳は超えられません。

 これは困ったぞ!

 私が小さかった頃の母は、仕事に追われながら家事を切り盛りして、5人の子どもを育て上げました。

 小柄な体で無理して働き続け、体が悲鳴を上げ、病気になり入退院を繰り返していたのを覚えています。

 晩年はデイサービスに通い、趣味を増やし、色々な物を作ってくれました。

 私は65歳で絵手紙を始め、5年で2回の個展を開きました。

 昨年は静岡県主催の「あいのうた短歌コンテスト」に応募しました。

 11月に発表と表彰式があり、私は入選を果たしました。

 残念なことに母は8月に亡くなりました。

 母がこの賞を取らせてくれたのだと思います。

 亡くなる2日前には元気で「よく来てくれた。ありがとうよ」。

 これが母との最後の会話になりました。

 見ていてください。

 私はまだやりたいことが沢山あります。

 人はいつか命の火が消えるだろうが、あと35年生きてみせるよ。

 私の入選短歌です。

 「愛のうた顔も手足もしわだらけ百四歳の母に捧げる」

 ありがとう、母さん。

 以上です。

 104歳ですか、ハードルが高過ぎますね。

 いくら「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」と言われても。

 投稿者さんは、105歳まで生きてみせると言われていますが・・・。

 私は、父の74歳は超えました。

 でも母は86歳まで生きました、86歳を超える自信はまるっきりありません。
 
「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」と、両親から言われなくて良かったです。


「愛は限りなく Dio come ti amo 」ジリオラ・チンクエッティGiliola Cinquetti
コメント
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