中日新聞の「くらしの作文」に「あと35年」というタイトルで、70歳の男性が投稿されていました。
「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」とよく言っていた母が、昨年104歳で永眠しました。
70歳の私が母の歳まで生きるのは大変です。
あと35年生きないと母の歳は超えられません。
これは困ったぞ!
私が小さかった頃の母は、仕事に追われながら家事を切り盛りして、5人の子どもを育て上げました。
小柄な体で無理して働き続け、体が悲鳴を上げ、病気になり入退院を繰り返していたのを覚えています。
晩年はデイサービスに通い、趣味を増やし、色々な物を作ってくれました。
私は65歳で絵手紙を始め、5年で2回の個展を開きました。
昨年は静岡県主催の「あいのうた短歌コンテスト」に応募しました。
11月に発表と表彰式があり、私は入選を果たしました。
残念なことに母は8月に亡くなりました。
母がこの賞を取らせてくれたのだと思います。
亡くなる2日前には元気で「よく来てくれた。ありがとうよ」。
これが母との最後の会話になりました。
見ていてください。
私はまだやりたいことが沢山あります。
人はいつか命の火が消えるだろうが、あと35年生きてみせるよ。
私の入選短歌です。
「愛のうた顔も手足もしわだらけ百四歳の母に捧げる」
ありがとう、母さん。
以上です。
104歳ですか、ハードルが高過ぎますね。
いくら「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」と言われても。
投稿者さんは、105歳まで生きてみせると言われていますが・・・。
私は、父の74歳は超えました。
でも母は86歳まで生きました、86歳を超える自信はまるっきりありません。
「子は親の歳を超えるまで生きないと駄目だ」と、両親から言われなくて良かったです。
「愛は限りなく Dio come ti amo 」ジリオラ・チンクエッティGiliola Cinquetti