今日の朝6時過ぎに起きるべく、昨夜の10時頃からベッドに入った旦那とわたし。
マグネットをよく眠れるツボに貼ってもらい、気分もゆったり、ええ感じかも……と目を閉じました。
ちょっと時間がかかったけれど、なんとか眠れたのも束の間、夜中の1時半、バチンと音が聞こえてくるほどの覚醒!
どういうわけか、横の旦那もまったく同じタイミングで覚醒?!
でも、旦那はいつものごとく、すぐにまた眠りに戻り、わたしは……あ、あかん……全く眠れん……。
3時まで頑張ったけど、もう見込みが無さそうなのでベッドから出ようとごそごそしていたら、あれ?旦那も起きてました……。
「どしたん?」
「あかん、寝られへん」
「ボクのオフィスのタンスの上に、ちっちゃい入れ物の漢方あるから、それどっちも少しずつ飲んで。むにゃむにゃ
」
ぼぉ~っとした頭で部屋に行き、電気をつけて見てみたら……タンスの上にちっちゃい入れ物漢方がいぃ~っぱい?!
どれやねん……しばらく思案して、なんとなく見たことがあるのをふたつ選び、3粒ずつ水で飲みました。
そして手首の裏側の、小指側にある、眠りのツボにマグネットを貼り、再びベッドの中へ。
あのですね、どうしても眠れずにイライラしている時の家の中の音って、なんでああまでも気になるんでしょ?
丁度その時間帯は、ドラキュラ男Kがウロウロする時間でして、彼は彼なりに極力静かにしてくれているのだけれど、気になってしまうともういけません。足音、配管を通る水の音、換気扇の音、あぁ~んもぉ~!
そうこうしているうちに、いきなり空気の感じが変わってきました。
気温が急激に上がり、気圧が急激に下がりまして、自慢じゃないけど、そのパターンが一番苦手なわたし、
もうこりゃ運が悪かったとあきらめようと腹をくくりました。
5時ぐらいからやっと眠りにつき、最初のと合わせて5時間弱、ま、悪くない悪く無いと、呪文のように唱えました。
そして朝一番に熱めのシャワーを浴び、同じく良く眠れなかった旦那もコーヒーを作ってあげたいからと起きてきてくれて、ゾンビ顔夫婦は向かえ合わせで朝食を食べたのでした。
音量チェックのための簡単リハが10時から始まるので、わたしだけ先にマンハッタンへ。
バスの座席の棚にドレスをぶら下げての乗車。ちょいと恥ずかしかったけど仕方がありません。
そして地下鉄のホームへ……ところが、待てども待てども、わたしが乗りたいE列車が来ません。
A列車はどんどん来るし、C列車も時々来るのに、なぜかE列車だけが……なぜじゃ
!
すでにバスで20分も遅れてるのに(←こちらのバスはまともな時間に来ない)、ここでも遅れたら完璧に遅刻してまうぅ~!
20分待ちましたがもういけません。すでに集合時間が過ぎてしまいました。
地上に戻り、タクシーを拾い、「カーネギーまでお願いします!」と息せき切って言うと、
「なにか急ぎ?」とタクシーの運転手さん。「はい、あそこで弾くんやけど、地下鉄で時間食ってめっちゃ遅れて」とわたし。
「おぅ、そりゃあかんじゃないか。よっしゃ、オレッちに任せなさい。あっという間に着いたるから!」ブォ~ンッ
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黄色い暴走車と化したタクシー、めちゃんこ過激な走りで町の中を縫うように北上して行きます。
「あの、えっとですね、怪我しちゃったら元も子もないので、あ、も、もうちょっとゆっくり」
なんて運転手さんと宥めている間に、あれ?今のカーネギーちゃう?
……
勢いつけ過ぎて通り過ぎちゃってました……。
ダダァ~ッと走って建物の中へ。ギリギリ間に合いましたが、わたし達のはもうチェックしなくても大丈夫っぽいからと、なんのこっちゃない、たったの1分しか音出しさせてもらえませんでした。ま、いっか。
いろんな人に励ましてもらったことを思いながら、腹式の深呼吸をゆっくりして、いいイメージを思い浮かべることに集中しました。
みなさん、本当にありがとう!
それはそれは幸せな時間を過ごすことができました。
あそこのシュタインウェイはほんとに特別です。どんな願いも聞いてくれる、弾き手を裏切らないピアノです。
満席の客席は、夜明け前のようにシーンとしているけれど、両手を広げてすべてを受け入れてくれるような、なんとも言えない温かさを感じました。
もっともっとジェーンとわたしのコンビで弾くピアノが聞きたいと、大勢の方々から言ってもらいました。
舞台裏で聞いているメンバーには、最後の曲のテンポがいつもよりうんと速くなったことでドキドキさせてしまったけれど、
それも終わってみれば、いつもの倍迫力があって爽快だったと評判でした。
自分の音を聞いて、ちょっと胸がキュンとしたわたし。カーネギーはやっぱりカーネギーでした。
今夜は誰にでも言いたいです。ありがとう
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マグネットをよく眠れるツボに貼ってもらい、気分もゆったり、ええ感じかも……と目を閉じました。
ちょっと時間がかかったけれど、なんとか眠れたのも束の間、夜中の1時半、バチンと音が聞こえてくるほどの覚醒!
どういうわけか、横の旦那もまったく同じタイミングで覚醒?!
でも、旦那はいつものごとく、すぐにまた眠りに戻り、わたしは……あ、あかん……全く眠れん……。
3時まで頑張ったけど、もう見込みが無さそうなのでベッドから出ようとごそごそしていたら、あれ?旦那も起きてました……。
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ぼぉ~っとした頭で部屋に行き、電気をつけて見てみたら……タンスの上にちっちゃい入れ物漢方がいぃ~っぱい?!
どれやねん……しばらく思案して、なんとなく見たことがあるのをふたつ選び、3粒ずつ水で飲みました。
そして手首の裏側の、小指側にある、眠りのツボにマグネットを貼り、再びベッドの中へ。
あのですね、どうしても眠れずにイライラしている時の家の中の音って、なんでああまでも気になるんでしょ?
丁度その時間帯は、ドラキュラ男Kがウロウロする時間でして、彼は彼なりに極力静かにしてくれているのだけれど、気になってしまうともういけません。足音、配管を通る水の音、換気扇の音、あぁ~んもぉ~!
そうこうしているうちに、いきなり空気の感じが変わってきました。
気温が急激に上がり、気圧が急激に下がりまして、自慢じゃないけど、そのパターンが一番苦手なわたし、
もうこりゃ運が悪かったとあきらめようと腹をくくりました。
5時ぐらいからやっと眠りにつき、最初のと合わせて5時間弱、ま、悪くない悪く無いと、呪文のように唱えました。
そして朝一番に熱めのシャワーを浴び、同じく良く眠れなかった旦那もコーヒーを作ってあげたいからと起きてきてくれて、ゾンビ顔夫婦は向かえ合わせで朝食を食べたのでした。
音量チェックのための簡単リハが10時から始まるので、わたしだけ先にマンハッタンへ。
バスの座席の棚にドレスをぶら下げての乗車。ちょいと恥ずかしかったけど仕方がありません。
そして地下鉄のホームへ……ところが、待てども待てども、わたしが乗りたいE列車が来ません。
A列車はどんどん来るし、C列車も時々来るのに、なぜかE列車だけが……なぜじゃ
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すでにバスで20分も遅れてるのに(←こちらのバスはまともな時間に来ない)、ここでも遅れたら完璧に遅刻してまうぅ~!
20分待ちましたがもういけません。すでに集合時間が過ぎてしまいました。
地上に戻り、タクシーを拾い、「カーネギーまでお願いします!」と息せき切って言うと、
「なにか急ぎ?」とタクシーの運転手さん。「はい、あそこで弾くんやけど、地下鉄で時間食ってめっちゃ遅れて」とわたし。
「おぅ、そりゃあかんじゃないか。よっしゃ、オレッちに任せなさい。あっという間に着いたるから!」ブォ~ンッ
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黄色い暴走車と化したタクシー、めちゃんこ過激な走りで町の中を縫うように北上して行きます。
「あの、えっとですね、怪我しちゃったら元も子もないので、あ、も、もうちょっとゆっくり」
なんて運転手さんと宥めている間に、あれ?今のカーネギーちゃう?
……
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ダダァ~ッと走って建物の中へ。ギリギリ間に合いましたが、わたし達のはもうチェックしなくても大丈夫っぽいからと、なんのこっちゃない、たったの1分しか音出しさせてもらえませんでした。ま、いっか。
いろんな人に励ましてもらったことを思いながら、腹式の深呼吸をゆっくりして、いいイメージを思い浮かべることに集中しました。
みなさん、本当にありがとう!
それはそれは幸せな時間を過ごすことができました。
あそこのシュタインウェイはほんとに特別です。どんな願いも聞いてくれる、弾き手を裏切らないピアノです。
満席の客席は、夜明け前のようにシーンとしているけれど、両手を広げてすべてを受け入れてくれるような、なんとも言えない温かさを感じました。
もっともっとジェーンとわたしのコンビで弾くピアノが聞きたいと、大勢の方々から言ってもらいました。
舞台裏で聞いているメンバーには、最後の曲のテンポがいつもよりうんと速くなったことでドキドキさせてしまったけれど、
それも終わってみれば、いつもの倍迫力があって爽快だったと評判でした。
自分の音を聞いて、ちょっと胸がキュンとしたわたし。カーネギーはやっぱりカーネギーでした。
今夜は誰にでも言いたいです。ありがとう
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