ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

バンジョーとインド料理

2009年10月18日 | 友達とわたし
週末なにかしたい症候群の旦那。
わたしはなんとかしてぐうたらな1日を過ごしたい。
こんなんでよう18年も続いてきたなまったく……。

ゆっくりとブランチを楽しんでるわたしに、
「こういうのはどう?料理はボクが作る。んで、モーリーのアパートに持ってって彼らと遊ぶ。運転もボク。どう?」と旦那。
「う~ん……(無言中)」(今日は思いっきり練習しようと思てんねんけど……)
「なあ、行こ、一緒に行こ!なんもせんでもええからさあ、なあなあ」
「ほんまにな~んもせえへんで。そんでもええの?」(野菜刻みも鍋洗いもやで。分かってんのかいな……
「ええのであります!」(マジか?)

というわけで、わたしはただただピアノを弾き、ユーチューブで他の人の演奏を聞き、iTunesでCDを聞き、
まことに贅沢な時間の使い方をさせてもらいながら練習をすることができました。
その間にも、台所からはなんともいえない、異国情緒たっぷりの良い香りがゆら~りゆらりと漂ってきて、五感は至福の湯につかりまくり。

練習をたっぷりして、シャワーを浴びて、ついでにシャワー室の掃除なんかもして、髪の毛を乾かしていたら「行くで~!」と旦那。

モーリーのアパートはハーレムのそのまた上の200ストリート。ハドソン河沿いにあります。
ジョージ・ワシントン・ブリッジからすぐなのだけど、道路状況をラジオで聞くとリンカーントンネルの方が空いていたので、マンハッタンの11番街をドドドッと上がっていくことにしました。

なにを撮りたかったかというと、ビルが定規のように真っすぐ向こうに建ち続ける上り坂の夕暮れ、だったのですが……。



モーリーのアパートはハドソン河沿いの細長い公園の真ん前。
みんなで旦那の作った羊の肉と玉ねぎときのこの炒め物と、インゲン豆のアーモンド和え、アンドリューの作った鶏肉とライスのスープ、モーリーが買ってきてくれたサモサ、そして偶然どちらも用意したリースリングワインをいただきました。

そして初体験のカードゲームと、モーリーが1年前に習い始めたバンジョー試し弾き大会。

あっという間に時間は過ぎていき、明日は月曜ということもあって、我々は早々に帰途につきました。

↓ジョージ・ワシントン・ブリッジです、とりあえず……。



帰りも珍しく旦那が運転。初めての道なので、旦那らしく、一カ所滅茶苦茶危ない目に遭いかけましたが……おいアメリカ人、ちゃんと読めよ!
彼女のアパートからうちまでは半時間もかかりませんでした。ガソリンの残量が半端じゃなくヤバかったので助かりました。

さ、また明日から1週間が始まります。来月の生徒達の発表会に向けて、先生はちょいと厳しくなります。

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楽になれたん加藤さん?

2009年10月18日 | ひとりごと
ガリ版刷って、歌詞手帳作って、みんなに配って、バスに乗るっちゅうと必ず歌った。
文化祭では、バンドを組んだ誰かが必ず歌った。
合唱コンクールでは、どのクラスも我れ先に取り合いっこした。
わたし達が学生だった頃の、いつだってどこからか聞こえてた、いつだってどこかで歌ってた歌。

ありがとう加藤さん。それから、北山さんもはしださんも。それから歌を世に出す手伝いしてくれた人達も。
楽しい思い出がおまけでくっついてくる歌、いっぱい作ってくれたお礼に歌うわ。


『悲しくてやりきれない』

胸にしみる空の輝き
今日も遠く眺め涙を流す
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このやるせないモヤモヤをだれかに告げようか

白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれ侘しく揺れる
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
この限りない虚しさの救いはないだろうか

深い森の緑に抱かれ
今日も風の唄にしみじみ嘆く
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは明日も続くのか


『あの素晴らしい愛をもう一度』

命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て美しいと言ったふたりの
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤とんぼの歌を歌った空は
何にも変わっていないけれど
あの時ずっと夕焼けを追いかけて行ったふたりの 
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるようで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても変わらないと言ったふたりの 
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度


『戦争を知らない子供達』

戦争が終わって僕等は生れた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩き始める
平和の歌をくちずさみながら
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ

若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
今の私に残っているのは
涙をこらえて歌うことだけさ
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ

青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でも一緒に歩いてゆこうよ
きれいな夕日が輝く小道を
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ
戦争を知らない子供達さ




コメント (2)
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