ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

鉄のフライパン

2009年10月20日 | ひとりごと
もう何年も前から、ずうっと、料理をするたびに、あったらいいなあ、欲しいなあと思っていた鉄製のでっかいフライパン。
中サイズのを、友人のSちゃんからもらい、それを使い始めてからすっかりファンになった旦那とわたし。
あと一回り大きめのサイズだと使い易いのになあ……ということが数えきれないほどあり、鍋の売り場を通りかかるたびにため息をついていました。
ふたりとも、なんちゃらコーティングが施されているフライパンをどうしても信用することができません。
汚れがつきにくくなった代わりに、体の中が汚されるような気がしてなりません。
もちろんこれは、時代遅れの見当違いも甚だしい感覚なのかもしれないけれど、
料理をするっていうことは、そもそも手間のかかることで、その中のほんの少しの楽のために、自分が気味悪く思うことを取り入れたくないのです。

ってなわけで、うちの鍋とフライパンは、ステンレスか鉄。
そして昨日、憧れの、一回りでっかい鉄のフライパンを、とうとうのとうとう購入しました
しかも、バカ高い台所用品を売っているので有名な『Williams-Sonoma』で?!
実は、安売り店でも何度も手に取ってみたのですが、材質の記名が無かったり、持った感じがなんとも怪しかったり、
なのに、値段が$30近くもしてたりして、なんだかなあ……と気が進まなかったのですが、
前にデブラのアパートに行って夕飯をご馳走になった時、でっかい鉄製のフライパンがオーブンから出てきて、
「あぁ~!これ!わたしが今一番欲しいもんやねん!」と叫ぶと、
「え、これ?こんなん、あそこの、ほら、アッパーモントクレアにあるWilliams-Sonoma行ったら売ってるよ」とデブラ。
「そんなたっかい店に行って買えへんわ」
「え?30ドルはそんな高いと思わないけど……」
「えぇ?!あんな店で30ドルで売ってんのっ?!」

ということで、買う気満々になったわたしなのでありました。

お店で手に持って、うんうんと頷くわたし。
レジでしつっこく、なにか変なコーティングとかしてないですよね、絶対に鉄100%ですよね、としつっこく絡むわたし。
鬱陶しそ~に、「あのね、ほら、触ったら分かるでしょ。鉄ったら鉄!重たいったらもう」と言うおばあちゃん店員さん。

ようこそ我が家へ!



普段はここで休んでいただきます。



さて、今夜はなに作ろっかなぁ~
コメント (4)
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