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ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

21世紀の共通の課題に取り組むすべての国へ

2009年10月09日 | ひとりごと
今朝、トーストを食べ、コーヒーを飲み、そろそろ食後の新聞でも読もかとネット新聞開いたら、
「え?なにこれ?なんで?なんでオバマさんなん?」
「な~んや?」
「ちょっとちょっと、えらいこっちゃで。オバマさん、ノーベル平和賞もらわはったみたいやで!」

ノーベル賞の名前も、どんな賞があることもとりあえず知ってるけど、いずれにせよ、なにかの業績を上げた人に与えられる賞やと思てたので、
オバマさん……ええとええとぉ~と考え込んでしまいました。

彼個人の業績いうたら、あのブッシュ政権からの負の遺産をなんとかせな!と取り組んでる……だけやし、
ほんでそれはまだ、なんの形にもなってないし……、
彼はアメリカ人で、アメリカはあっちこっちにの空から爆弾落として人殺ししてる国で、原爆使た世界でたったひとつの国で……、

『核保有国ロシア(4840)アメリカ(2700)この2国は実戦配備。
フランス(300)中国(240)イギリス(185)そしてイスラエル(80)インド(60)パキスタン(60)北朝鮮(10以下)
イスラエルには「核兵器を保有していると広く信じられている」との解説付き』

なんでなんで???

けど、わたしら市井の人間はびっくりしてるだけですむけど、あげるわ言われたオバマさんはそんなわけにはいきません。
娘さん達から起こされ間際に、飼い犬の誕生日やら連休のことやらのついでに教えてもろた寝耳に水の受賞でも、
えぇ~?!なんでぇ~??では済みませんもんね。
必死で、短時間で、受賞スピーチ考えて、推敲して、世界中で注目している人達に聞いてもらわなあきません。


『正直なところ、私は、これまでこの賞という名誉を与えられた変革者たちの列に加わる価値がないと思う』

こういう言葉をサラッと語るところがオバマ氏がオバマ氏である所以やないかなあと、ファンのわたしは

『この賞は、私の政権の努力についてだけのものではない。これは、世界中の人々の勇気ある努力のことだ。
だからこそ、この賞は、正義と尊厳へ懸命に努力する人たちすべてで共有すべきものだ。
自分の権利が聞こえるよう、暴力や銃弾にめげずに静かに街頭を行進するあの若い女性。
民主主義への献身を放棄しないために彼女の自宅に軟禁されているあの指導者。
世界の反対側にいる人たちのために任務につぐ任務で自分を犠牲にしている兵士。
そして、平和のために自分たちの安全と自由を、さらには自らの命さえも犠牲にしている世界中のすべての人たちのために』


平和って、誰にも持てる心の入れもんのはずやのに、なんでこうも難しなったんか……。
いや、ほんまは簡単なことやねんけど、勘違いしてる人がいたりして、その人がまた影響力や権力のある人やったりして、
みんな、よく分からんようになってしもてるのとちゃうのかなあ……。

けど、オバマさん、せっかくの後押し&注目度めちゃめちゃアップなんやから、それをうまいこと使て、
いっそのこと、すっぱり、実戦配備してるっちゅうロシアとおたくの核兵器、7千発以上もあるそれ、
ロシアが2個減らしたら1個減らすっちゅうて、仲良う手に手をとって減らしていかはったらどないですか?

やっぱり、誰でもがけったいなこっちゃって思うようなもん残したまんま、どんなええこと言うてもしてもなあ……。

なんとも複雑で嬉しい、オバマ氏のノーベル平和賞受賞ニュースなのでした。

コメント (4)
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風邪ひき

2009年10月09日 | 家族とわたし
「おかん、あかん、風邪ひいてもた!」

突然入ってきた息子Tからの、ローマ字打ちのチャット報告。
あ~あ、これが今一番心配してたこと!一気に心臓バクバクです。

「どんな感じなん」
「頭痛い。それとあと熱ある。昨日は一日中吐きそうやった」
「医者は?」
「まだ」
「さっさと行き!」
「けど、弱ってる時に新型ウィルス蔓延してる部屋に居とうない」
「……」
「俺、新型にかかっても死なんと思う」
「そういうこと言うてる場合とちゃう」
「けど、そう思う」
「自信過剰はなんの役にも立たん」
「今日は昨日より楽やから、あと一日様子見る」
「できるだけたくさんお湯飲み」
「うん」
「そりゃそうと、なんでかかったん?」
「ルームメイトが風邪ひいとった」
「しゅん君?」
「ちゃう。別のやつ」
「しゅん君はどないなん?」
「あいつもひいてる。けど、寿司屋のバイトに行ってもた、あかんやろ」
「かなりあかん」

などと、ローマ字展開なだけに、かなり短い会話の応酬でしたが、報告して少し落ち着いたようでした。
遠いので、いざという時に駆けつけようにも8時間はかかってしまいます。
なので、彼には本当に自己管理を徹底してもらいたいと、親の勝手で思ってしまいます。
今日、まだ今一体調がすぐれない場合は、ウィルスがどうのこうのと言ってないで、とっとと予約して病院に行くよう諭しました。
大学の中にすべての機関が整っているのはありがたいのだけど、その大学で今、新型インフルエンザが大流行りだそうで、
いずれもしかしたら……と心配していたのが現実になりそうで、ちょっと胸がざわざわしているわたしです。
コメント (2)
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ゴルフ場に通う方々へ

2009年10月09日 | ひとりごと
今朝、CNNニュースを読んでたら、びっくりするやら呆れるやらの話がありました。

『ゴルフ場でワニに襲われ、腕を失う 75歳の米男性』

米サウスカロライナ州のゴルフ場で、プレーしていた75歳男性がワニに襲われ、腕を失う事故があったと、同州ビューフォート郡の保安官事務所が明らかにした。
男性は自分のボールを回収しようとしたところ、ワニが水中に男性を引きずり込み、ひじから先の部分を食いちぎったという。
周囲にいた人々が男性を救助。すぐにヘリコプターで病院に運ばれた。
食いちぎられた腕も取り戻して病院に持ち込まれたが、縫合できるかどうか不明。
ワニは体長約3メートルほど。駆け付けた野生動物駆除業者が射殺した。業者は、今回のようなワニの襲撃は初めての経験だと驚いている。


ここのブログによう来てくれはるハッピーと仁さん、ゴルフ大好きやから、ついついお節介で心配になって……。
あ、けど、日本のゴルフ場にワニなんかおらんわなあ……水の中から手を引っ張り込むんとしたら、前に邪険に扱うた女性の怨念ぐらい?
ま、どっちにせよ、世の中突然なにが起こるか分かりません。くれぐれもお気をつけあそばせ。おほほほほ。
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