ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ふたりのトモさん

2009年10月10日 | ひとりごと
友人のデブラから「リトルフォールにある和食レストランに行きたいと思うのだけど、一緒にどう?」とお誘いのメールが届きました。
リトルフォール(近所の町)→美味しい和食レストラン→『トモ』?

昨日は『ココ・アヴァン・シャネル』(←フランス語の英語訳付き。フランス人のおしゃべりスピードの英訳……疲れました……)の映画を観に行くついでに、映画館のすぐ前にある、モントクレアで一番人気のレストランで食べたばかり。
映画鑑賞と外食のダブル贅沢の翌日に、またまた外食かぁ~……と腰が引ける我々庶民夫婦。
でも、昨日はスープを小さいカップで、そしてミートローフ一皿を二人用に小分けしてもらって食べたもんね。
って……それは正直言って、倹約ではなく、絶対に食べきれない量が一人分なので、そうしてもらっただけなんですが……。

ってなことで、独りで行く勇気が無いデブラのためじゃ~!(←ちゃうやろぉ~!)とばかりに、我々夫婦+息子K(こういう時には断らん)、四人で食べに行くことになりました。

旦那は一足先にワインを買いに、お気に入りの店長の居る店に、わたしはそのお店のある通りの角っこでやっているジャズの野外演奏を聞きながら、すぐ近くにあるわたし好みなブツが棚にいっぱいのお店でブラブラ。

これまでにそのお店で買った、日々わたしを癒してくれる方々です。




デブラをアパートまで迎えに行き、そっから三人は『トモ』へ。Kは食後すぐに出かける可能性大なため、後から店に来ることに。

とっても久しぶりでしたが、トモさん、相変わらずの無口で無愛想な親父っぷり。でも、手は片時も休まず、美味しい料理を作ってはります。

最近プチ断酒に挑戦し始めた旦那、今日は飲める日ってんでちょっといつもよりピッチが速い!
こういう時の旦那は、普段のケチケチっぷりが吹っ飛んでしまい、なかなか豪快(といっても多分普通の人の普通並み)に注文します。

いつもは一品料理なんて頼まないのに、今日はポンポンいい調子!
ひじき&豚の角煮&岩牡蠣焼き&れんこんの天婦羅、以上!うっほぉ~い!豪勢ぃ~!
それらを皆で分けんこして、あとはそれぞれの好きなものを一品。
旦那は、お刺身三品おまかせ、というのを頼んで、その美味さに大感激!ボクのお気に入りトップは『トモ』!になったそうな。

いやあ、トモさん、おおきに。今夜もひとっ言も声を聞かせてもらわれへんかったけど、お料理、どれもこれも美味しかったです。
めちゃくちゃ日本が恋しなりました。


そしてあとひとりのトモさん。
彼はわたしと全く同い年の美容師さん。大阪出身。板前のトモさんと正反対のしゃべら。
でも、美容師としての腕は本物やと思います。
長い間お世話になってましたが、ある時冒険がしたくなってお願いした髪型を、無下も無く断られてがっかりしました。
その後も、何回か続けて、「おまえにはこの髪型がええねん」と言って、型だけではなく長さまでも頑固に決められたので、なんとなく楽しくなくなって通うのをやめました。
めちゃ気が合って、楽しい人やったのになあ……と今でもちょっと残念。


わたしのまわりの、ニュージャージーで頑張ってはる、ふたりのトモさんのお話でした。
コメント
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