ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

寄生虫とカラスのお話

2009年10月23日 | 友達とわたし
ジャンとサラ、旦那とわたしで、夕ご飯をつつきながら、いろんな話をしました。
ジャンは、なぜだかいつも、突拍子も無い話や珍しい話をいっぱい知っています。
今夜もそういう話がてんこ盛り。

アレルギー症状がそれはそれは酷くて、この世に生まれてからこのかた、普通の暮らしがまるでできなかった男性がある日、
「この世の中には、『アレルギー?なにそれ?』ってなこと言って生きてる人達もいる。もしかしたら彼らが暮らしている場所にその理由があるのでは」とひらめき、
いろいろと調べた結果、アフリカのある村がそうだと分かり、早速そこに飛んでったそうです。
そこはもう、とんでもなく衛生管理が悪くて、生き物の排泄物がありとあらゆるところに散らばっていて、
その村の住人達は、そんな道(と言えるのかどうかは分かりませんが)を素足でペタペタと歩いていたそうな。
そこで、その男性も真似をして歩き、その村の人達に寄生している寄生虫を見事ゲット!
試しにアメリカの自分の家に戻ったところ、悪夢のようなアレルギーがすべて跡形もなく無くなっていたそうです。
彼は、寄生虫セラピーを心底信じ切っていて、自分の体内で繁殖させたそれらを、他の苦しむアレルギー持ちさん達に分けたいと願っているのだとか……う~ん……。


次はカラス。
カラスが利口だということは知っていたけれど、どういうふうに利口なのか、それを調べた人がいます。

ある時、カラスの赤ちゃんを殺してしまった人がいて、その人はその後、複数のカラスから執拗な攻撃を受けたのだそうです。
そこで、カラスが人の顔を識別できるのかどうか、それを実験してみました。
有名人などのマスクを使って、それをいろんな体型の人に被ってもらい、あるマスクに特定して、カラスを攻撃したところ、
被る人を替えたとしても、おかまいなしに、攻撃をしたマスクにだけ仕返しをしに来たのだそうです。
そこで、そのマスクを逆さまにして被ったところ、明らかに狙って空から降りてきたのだけれど、うん?なんだかおかしい、というふうに、
アクロバット飛行のように自分の体をねじりながら、逆さまのマスクを自分も逆さまになりながら確認し、即座に攻撃を開始したそうな。
カラスは人の顔を識別できる。その実験を繰り返した人は、そう固く信じています。

またある人は、カラスの好物ピーナッツが簡単な操作で出てくる、自動販売機のような物を作りました。
25セント玉を置くとランプがついて、管が斜めになり、滑り台を滑るように食べ物が落ちてくるという感じ。
それを何度かカラスに見せた後、カラスは集団で25セント玉を集めるようになり、その男性はいっぺんにお金持ちになったのでした。

またまたある人は、透明の細い管の底にカラスの好物ピーナッツを入れ、底をコンクリートで固定しました。
その管は手を入れることもできないほど細くて、仮に入れられたとしても到底手が届かない長さがありました。
でも、30分もしないうちに、その管の底にあったカラスの好物はすっかり無くなっておりました。
さて、カラスはいったいどうやって手に入れたのでしょう?

答を考えてみたい方はどうぞ挑戦してみてください。
その答は明日また……お楽しみに。
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今夜はお泊まりのお客さま

2009年10月23日 | 友達とわたし
ジャンと彼のガールフレンドさん(名前忘れた!)です。
彼らは12時頃にフィラデルフィアから車でやってきて、うちに駐車、車のキーをわたしに放り投げ、
「じゃ、夕飯の時に!」と叫びながら、マンハッタン行きの電車に乗るためダッシュして行ってしまいました。

ジャンは、前にも紹介したけれど、『スパイダーマン』のCGを手がけたりするその世界ではやり手の男。
今はフリーになって、西海岸から地元のフィラデルフィアに引っ越してきました。

エチオピアかタイの料理をテイクアウトしようか、と旦那は言うけど、今日はせっかくわたしに時間があるので(生徒が二人だけなので)、たいしたご馳走はできないけれど、和食を作ろうと思っております。

昨日の夜から外気がどんどん冷えて、今日は予報通り13℃。
でも、昨日一昨日と暖めてくれたインディアンサマーさんのおかげで、家の中はまだほっこり暖か。すてきな置き土産でした。

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ナンシィ~?!

2009年10月23日 | ひとりごと
昨日、もう寝る!とばかりにパソコン消そうとしたらメールが入ってきました。
時間はもう12時を過ぎておりました。

メールはナンシーからで、

『Until 11am Sunday, then, Nancy』

うぅ~む、(多分KYOちゃんなら分かるかも、この英語の意味)などと思いながら、頭をひねってじぃ~っと白い画面の中の文字を見つめていたら、
え?これってもしかして、11時集合じゃなくて11時までっつぅ意味か?と思えてきたり、
いや、なんか雰囲気的に、日曜の11時まで楽しみで待てないワンじゃ、その時にウフっみたいな気もしてきたり……。
あぁ~もぉ~、なんちゅうメールを送ってくるんじゃ~こんな夜中に!
しゃあないので確認のメールを入れておきました。『日曜の11時に、タイソンとわたしはあなたのアパートに行って、練習をするんだよね』と。
すると、『どうしてそんなこと聞くの?わたしはもう楽しみで楽しみで待ちきれないのに。でも、わたしの曲は簡単過ぎて、タイソン弾きたくなかったりして……どうしましょ?』という返事が今朝届きました。
やっぱり……あんまわからんお方じゃ……タイソンのリアクションがけっこう楽しみになってきちゃった
コメント (2)
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