ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

少なくとも今現在、わたしの目から見ると、戦争よりもひどいことが進行していると思うんですよ、福島で

2011年10月02日 | 日本とわたし


[小出氏]
わたしはまずは、皆さんに謝らなければいけない。
こんな事故を防ぐことができなかった。
ほんと、自分でも力の無さが情けないし、こんな酷いことを起こして、子供達に重荷を乗せてしまったということに関して、本当に申し訳ないと思っています。

[松田氏]
3.11以前は、全然原発のことを知らなくて、わたしのような方がほんとに多いと思うんですけど、そういう方が今回、いろんなことを知り始めて、これは例えば、ものすごく大きなショックを与えて、初めて一般の人にも伝わるようなことになったわけじゃないですか。

[小出氏]
そうですか……。
そうであって欲しいと願うけれど、本当にそうなんだろうかと……考えると……まだまだこれでも、きちっと皆さんはわかってないんじゃないかなと、わたしは不安です。
少なくとも今現在、わたしの目から見ると、戦争よりもひどいことが進行していると思うんですよ、まあ、福島……で。
そのことにでも、ほとんどの人は気がついていない……まだ。
皆さんまあ、今日ここに来てくださって、ここは関西ですけれども、関西の人達は、ほとんど他人事……です。
やっぱり電気が欲しいから原子力は必要だと思っている人も、今だにたくさん居る、と思います。

[松田氏]
政治家の方々は、言ってはいけない。マスコミの方は、言わない……。
ほんとになんか、どんどんこういうことをしていても、わたしも空しくなるばかりで、
先生なんか、こんだけ長い間、この活動をされていて、わたしはほんと、想像しただけで胸が痛くなるぐらい立派だな、と思うんです。
先生は、理解してくれないってことに、もう放り投げるみたいな気持ちにはならないですか?

[小出氏]
うーん……自分の力があまりにも小さいことに、何度も何度も絶望しかけましたね。
でも、絶望したら、その時が最後の負け、じゃないですか。
だから、自分ができることがある間は、やはりやり続けるしかないと、思いましたし……、
人間て、一回しか生きられないんですよね、自分の人生って……。
やっぱり、やりたいことやるしかない。
言いたいことを言うしかない。

[松田氏]
例えば多くの人も、じゃあ、一回しかない。
それだったら、住みたい所に住んで、危ないと言われている物でも、美味しい物でも食べて、それでいいじゃないか、
と思っている人も多いと思うんです。

[小出氏]
いいですよそれで結構です。
例えばチェルノブイリの原子力発電所の事故が起きて、40万人の人が強制避難、ということで、故郷を追われた。
もちろんわたしは、放射能汚染地帯に人々が住んで欲しくないから、避難して欲しいと思いました。
でも、どうしてもやっぱりイヤだと、自分の故郷で住みたいと、
健康が損なわれようとなんだろうと、この場所で生きたいと思っていた人達は、戻ってきた。
もちろんお年寄りが中心だけれども。
わたしはそれでいいと思う。
その人にとっての、たった一回の人生で、その土地と切っても切れないという、そういう生き方をしてきた人達はいるはずですから。
仮に、放射線で被害を受けるということがあったとしても、それを覚悟で、自分の人生を生ききるという生き方は、いいと思います。
でも……、子供達は、汚染地から逃がさなければいけない
でも、逃がそうと思えば、皆そうだろうと思うけれども……、家族があるわけですよね。
子供だけ逃がして親は逃げなかったら、家族が崩壊してしまうわけで……、じゃあ家族ぐるみで逃げられるかと、いえばなかなか多分、実際には難しい。
それぞれが……、すでに汚染してしまった世界の中で、どういう選択をするかということなんですね。

わたしは、夢を追って原子力の場に来た人間ですけれども、途中でこの原子力はダメだと思って、それをやめさせるための仕事をしようと思った人間なんですね。
もともとその教員の中で6人の仲間がいて、で、原子力に反対をして活動していたんですね。
その活動を始めた頃が、丁度、中国の文化大革命が終わった頃の時代で、中国の四人組という連中が、ものすごい悪党だと言って、指弾されていた時代だったんですけど、
で、わたし達は6人だったんで、六人組と呼ばれていたんですよ。
で、学生でも、わたしと一緒に仕事をしたいという学生がいたんですよ実は。
でもわたしは、その学生を受け入れなかった。
受け入れてしまうと、その学生は就職できない。
この日本という社会の中では。
僕の所に居てはいけない、と言って、他の大学の教諭に託したりしたこともあります。

[松田氏]
でもそれは間違ってますよね。
(すいません)
間違っていると思います。
(間違っていたかもしれません)
間違っていると思います。
(はい)
間違っていると思いますよ。
やっぱりわたしは、まあ、山本太郎さんも、俳優の仕事ができなくなるとか、いう方がいるんですけど、
わたしはそんなことは絶対無いって思って信じてるんですよ。
やっぱりそれを、認めちゃいけないと思ってて、絶対そんな社会であってはいけない、と思うんですね。
みんながやっぱり、今回の3.11を機に、原子力というものに対してちゃんと意識を持つべきだし、それに対して、ちゃんと訴えていこうという学者が誕生するべきだと思うし、
どうかほんとに、そう言わずに、小出さんが、俺がついてると、みんな来いよと言って欲しいと思うんですよね。

[小出氏]
ありがとう。
そう言ってもらえるとほんと嬉しいし、それだけなんですよね、人生なんて。だと思うし、
間違ってた、だろうなと、今は思います。

[岩井氏]
この事故を、日本中が目の当たりにしたじゃないですか。
まあ、若い世代に、特に子供達の中に、将来、この問題を解決したいと思う子供が多く出てくるんじゃないかっていう、希望っていうか、期待をしてるんですけど、
今はまだ気づかないでしょうけど、これから五年十年生きていく中で、これを天職にしたいと思う子供達が出てくるんじゃないかと、僕なんかは思うんですけど……。

[小出氏]
そうなってくれれば、ものすごく嬉しいと思いますね。
ただ、わたしは少なくとも、原子力というものにね、夢を抱いて、この原子力という場に足を踏み込んだ人間なんですよ。
で、その当時は、わたし以外にも、たくさんの若い人達が、原子力に夢を抱いて入ったんですよね。
ところが、残念ながら原子力ってこんなもんだった、んですよね。
ですから次々と、原子力に夢を持つ人達は減ってきたわけだし、今もう、原子力を勧めるということに関しては、ほとんど若い人達も夢を失っているんですよね。
ですから原子力はいずれにしても衰退します。
これ以上はできなくなると、わたしは確信しています
けども、
でも、原子力が生み出してしまった核のゴミ、百万年に渡ってお守りをしなければならない核のゴミというのは、
もうほんとに、気が遠くなるほど膨大にたまってしまっているし、その一部がすでに、環境に漏れて、人々を被曝させている、という状況なんですね。
だからそれに立ち向かう、どうしても必要な仕事があるので、わたしは若い人に、もう一度考えて、この場所に戻ってきて欲しいと思うけれども、
ほんとにその……ゴミの始末というかね……ものすごい負の面、原子力を選択したが故に生じてしまった負の面が今現れてきて、それに直面してるけど、
そういう負の面のために、自分の命をかけてくれるという若い人が、どれだけ出てきてくれるのかなあと思うと、不安はあります。
でも来て欲しいと思います。

[岩井氏]
まあ、その子達はまた次の、さらに次の未来の子供達の希望になるわけですね。
すごく価値ある尊い仕事ですよねそれは。

[小出氏]
もしわたしがもう一度人生を生きられるなら、この仕事のためなら戻ってきます。
原子力を勧めるなんていうためにはね、二度と足を踏み込みませんけれども、今から出てくる困難な仕事というのは、絶対必要だと思うから、
そのためにもう一度生き直すことができるならやりたいですね。
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寿司喰いねえ!

2011年10月02日 | 家族とわたし
3人で20ドルずつ出し合って、お寿司ナイト!
今夜のシェフはもちろんMarlinPie!

仲良し3人組。
テーブルの上で、手際良く寿司を作る寿司職人K。


旦那とわたしは、お裾分けを狙うただのおっさんとおばさんなり!
寿司飯を冷やすジョッシュと旦那。


米国風、寿司の作り方なり。


作業が早過ぎて写せん!


スパイシーツナ。天かすを混ぜるのがコツ、だそうです。


巻き簾で軽くキュッキュッ。


にぎりも得意。ご飯粒だらけの手が恥ずかしいと、職人は恥じておりました。


巻き各種。



うまかったぁ~!今年のクリスマスには君、寿司コーナー担当を命ずる!

いやあ、一家に一台、鍼灸師に寿司職人。
わたしはきっと、かなり幸運なのかもしれません。
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頭熱足熱なり

2011年10月02日 | 家族とわたし
なんじゃこりゃ?


なぁ~るほど。


頭寒足熱ならず、頭熱足熱なり。かあちゃん、お尻の方にも置いてくれへんかなあ……。


雨が上がり、さらに気温が下がりました。今夜は7℃ぐらいになるそうな。
そろそろヒートテックの登場なのかも……。

それにしてもショーティ、ゴロンと横になって、足4本突っ込んだらええのに……。教えたろかな……頭寒足熱。

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ちょっと一息

2011年10月02日 | ひとりごと
昨日、トドメの大雨が降り、夜中にまで、よほど終わりにされるのが悔しかったのか、またゲリラ雨が降り、
そしてやっとやっとやっと、晴れた
けれども、また明日から雨……気温は最高でも15℃らしい……なので、とりあえず、来年また使えるかどうかが不明のおんぼろエアコンだけは取り外した。

庭(というよりジャングル)は、まだじっとり濡れている。


去年、広島からいただいた青桐の苗。まだチビだけど、こんなおっきな葉っぱをつけている。


下駄の木も天まで伸びて、


根っこ近くでは、旦那の足蹴りを食らってポッキリ折れながらも、それでもどっこい生きている下駄くん根性!


もう、なにがなんの木だか、さっぱりわからない、雑草もどきの雑木。


秋の植物。


もちろん外の散歩にはこのお方。


小さき物たち。


伸び過ぎてうねっている芝。


苔はいかにも幸せそう。



これだけ撮っている間に、足首に5つ、首に2つ、手首に3つ、食らいつきやがった蚊のおかん達……痒いっちゅうねん
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ありがとうの言葉しか出てこない

2011年10月02日 | 友達とわたし
らすかる母さん、ごめん!
嬉しかったのと、もしかして、同じ問題で悩んでいる人がこれを読んでくれるかもしれないと思い、勝手にメールを転載させてもらいました。


『まうみさんのブログエントリー(リハーサルの件)読んで、胸がキューッと痛んで、なんかお手伝いできることある?って思ってしゃしゃり出てきました。

ご存知かもしれませんが、私、コネチカットでNaturopathic Physician のライセンスを持っている、失業中のナチュロパスです。
そして、自分で弾くのはダメダメ(初中級……全音の黄色帯でひーひー言うレベル)だけど、ピアノの音を聴くのが大好きなピアノ好きでもあります。

すでにビルさんが心のこもった針治療を始めてらっしゃるようですし、Heberdenのいちばんの治療が「安静」なのはまうみさんが一番よくご存知のようだし……関節にいいビタミンやサプリメントはもうとっくに始めてらっしゃるだろうし……ということで、
私は、全く科学的ではないけれど「エナジーヒーリング」の要素が強い部分でサポートできるかも、と思ったの。

ビルさんの針治療になぜか躊躇していたまうみさんだから、非科学的なヒーリングってどうだろ?って思ったのだけど、もしも「試してみよう!」と思ったらどうぞ。

1) ホメオパシー(ホールフーズとかで売ってると思う)  
・指から脳天に向かって稲妻のように逆走する、痛みが強烈な場合には Hypericum
・指を動かし始めると、じわじわ痛みが始まるような状態には     Bryonia

2) 身体のエネルギーの流れを整える(鍼灸のmeridianに通じるもの)
・首の後ろのぽっちよりも少し上の部分(ビルさんに頸椎C5、C6の場所を教えてもらってください)を温める。
耳たぶのふちの部分を、まんべんなくマッサージする。(これもビルさんにear acupuncture の finger-wrist-elbow-shoulder ポイントのあたり、といえば教えてもらえると思う)
ピアノを弾き始める前に、首の運動をする。
・ピアノを弾き始める前に、全身ほぐしの運動をする。
(むちうち症について書いたブログ記事の最後のほうにある、指をくるくる動かす運動のこと)
お風呂とかにつかってほっこりする
・怒りの感情を貯め込まない
(たとえば、東電や政府に対する憤りの感情は、ブログに書きなぐることで自分の身体の中から外に絞り出して、まうみさん自身はクリーンになっている状態をイメージする)。
悲しみの感情を表現するこに上手になる。(悲しいっていう感情の表現を、上手にできない人がいます。頑張っている人に多い。で、無理がたまると関節にくる。悲しいときは泣いていいし、自分で自分をしっかり抱きしめてあげるといいと思う。ビルさんに、赤ちゃんみたいに甘えさせてもらってもいいと思う)

3) レイキ遠隔ヒーリング
15-20分ほど、コネチカットからまうみさんをヒーリングする方法。
指定してくれた日時に、まうみさんが静かな部屋で静かにしていてくれたら、その間に私が「よいしょ!」と念を送る。(いや、言葉は悪いですけれど、ちょうどいい単語が浮かばないのです)それで完了。

あと、ごぼうやショウガをたくさん食べる。
しばらくはナイトシェードの類い(なすび、トマト、じゃがいも、ぴーまん、とうがらし)は減らす。
おやつは、小魚やブラジルナッツやカシューナッツやアーモンドなど、ミネラルたっぷりのものをぽりぽり。
フィッシュオイルやKrillオイルなどの、オメガ3を摂る。

こんな感じ。

ザンケルホールも地下鉄の音が聴こえるのかしらん?
あと4週間、楽しみですね!
まうみさんのことだから、当日に照準をぴたーっと合わせて、心に響く演奏をされることでしょうね。
でも、くれぐれも無理しすぎないようにしてくださいね。
ピアノだけじゃ音出ないからね。
まうみさんの指が、想いが、情熱があってはじめてピアノって音を奏ではじめるわけですもんね。
まうみさんの体調が万全であってはじめてピアノが「楽器」として光りだすわけですからね。
(うちのピアノは弾き手がいないので「家具」です)

「そんなん、わかっとるわーい」って言われるでしょうが、ま、しつこいのが関西人だしね。
何回でも言います。
無理しないでね~。
トイレットペーパーでツルもいいけど、指を休めてあげましょ~』



らすかる母さんとは、ブログを通じて知り合いました。
ほんの数回、コメントなどを通じて話したぐらいでしたが、先日の『東京クァルテット』の演奏会でついに生で会うことが叶い、けれどもそこでも、話せたのは短い時間でした。

なのに、こんなに心を配ってもらうわたしは、ほんとに、なんて幸せ者なんだろうとしみじみ思います。
そしてらすかる母さんの優しさと、プロフェッショナルとしての思いの強さ。

非科学的なことも科学的なことも、こんなふうに人の愛情に添ったものは、どんなものでも良い効果が得られると信じています。

今日からひとつひとつ、きちんと試してみようと思います。
今はとりあえず、耳と首のマッサージをしながらこれを書いています。
ピアノを弾く前に、気功の18のフィギアをしているので、それにこの指のくるくる糸巻き運動を加えてみます。

らすかる母さん、そして、ころさん、梅蔵ちゃん、hidetan、manmaちゃん、
直接ではないけど、自分のことのように心配してくれている、今これを読んでくれているあなた、ほんまにほんまにありがとう!
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米国カビカビカビ事情

2011年10月02日 | 米国○○事情
今年は異常に雨が降る。
というか、年々じわじわと雨の量が増えてきているような気がする。

巨大ハリケーンの後、すっきりする間も無く、また雨が続き、いったいこんな天気がいつまで続くのかと心底うんざりしてきた頃、

くさっ!

めちゃくちゃカビ臭いことに急に?気がついた。
多分、もっと前から臭かったんやろけど、他のことに気が回ってて、ふと急に、カビ臭に意識が集中したんやと思う。

旦那とふたりで、警察犬みたいに部屋の中をクンクン嗅ぎ回り、どこもほんわかとカビ臭いけれど、特に強い臭いを発している所を発見!
それが、このソファやった。

このソファは、旦那の友人アンドリューからのお下がりで、すでにかなり古かったのをずっと使い続けている。
ここ数年、うちに来てくれる生徒の数が増え、それとともに、生徒の親御さんや兄弟姉妹が座る回数もうんと増えた。
薄い茶色のカバーが、ずいぶん汚れてきたのはわかっていたけれど、このソファは、巨人アンドリューが選んだ特大サイズで、カバーももちろん特注サイズ。
なので、気軽に替えることもできず、洗濯する勇気もなく、気になりながらもそのままにしてしまっていた。

カバーの下は、この通り、きれいなオフホワイトの布地。


クッションの下に簡易ベッドが折り込まれていて、このマットもかなりカビ臭い。
とりあえず、今日からしばらく晴れるので、このマットをお日様に干してみよう。

カビが生えた薄茶色のカバーは、ゴミ袋に入れた。どうするかはまだ未決定。


クッションの中は……なんかええ加減やなあ……こんなもんなんやろか……。


これらも、しばらくは天日干しの刑→なんで刑やねん?とクッションはきっと思っているに違いない。


ということで、部屋の中のカビ臭はかなり軽減した。

なんてことを、実は金曜日の夜、リハーサルの前日にやっていた、おバカなわたしなのであった……。
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眠れぬ夜には

2011年10月02日 | ひとりごと
コレやでやっぱり♪
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人として与えられた想像力を、まるで使えなかった大人達の大罪

2011年10月02日 | 日本とわたし
残しておきたいと思って、パソコン画面の端っこに残しておいた画像です。

東電の賠償枠組み案をわかりやすく表にしてあります。
どれもこれもいまいち納得できませんが、1と5だけは、なんべん読んでも、なんでやねん?という気持ちでいっぱいになってしまいます。


で、ただ今、世界的にも珍しいほどに大人しい、日本の大多数の国民に押しつけられようとしているツケの内情はというと……、


原発狂団は、こんなふうに、鎧兜のような頑強な保護のもとに、今までと丸っきり変わることなく、ズケズケと人の健康を害していくんですね。


この解体イメージをもとに、行動に移せる企業家や政治家ってのはいないんでしょうか……。

 
 
日本地図が、こんなふうに、気味の悪い色で塗りたくられる日が来るなんて、想像もしていませんでした。


その、想像力の欠如が、そして、自分が暮らしている世界への認識の無さが、この地図をこの世に生み出してしまったのだと、今はわかります、心の底から。
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。
これから一生背負って行くことになった我々大人の罪は、わたし達ひとりひとりが、自分に合った方法でほろぼしていかなければなりません。
ごめんな東北。ごめんな関東。ごめんな日本。ごめんな世界。ごめんな地球。ごめんな未来の子供達。ごめんな動物達。ごめんな自然。

いつ計測された結果なのか、すみません、書き忘れてしまいました。


わたしはこの写真を忘れない。この子の、大人をまっすぐ睨みつけている眼差しを忘れない。
 
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