ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

珍しいお客さん♪

2013年01月10日 | ひとりごと
2階のトイレから、「うわっ!えぇ~っ!いやほんま!ちょっとちょっと!まじかっ!」みたいな感じの英語を連発する旦那。
その時わたしは、1階のトイレで、静かに、1日の一番大事な局面を迎えてた。
騒がしいなあ~もう~、精神統一ができひんやん……出てくるもんも出てけえへんやん……。

ドタドタと降りてきて、犬かキツネか、とか言いながら、カメラをむんずと掴み、台所の裏庭側の窓に突進する旦那。

ぎょへ~!!


このとんがり具合はまさしく!!


こっち向いてニヤリ……ニヒルや……。


どうでもええけど、なんやあのふたり、うっとうしいなあ……みたいな感じで、顔をそむけられてしもた。


この高貴さはなんや……。


めちゃくちゃリラックス中……。


尻尾がもうふさふさで、先っちょが真っ白で、うつくしかぁ~!!



いやもう、うちの裏庭っちゅうたら、野生の鳥やら小動物が、思いっきりくつろぎに来る。
なんでそこまでくつろげるん?っちゅうほど、ゆっくりぼんやり、空を見上げたり雑草に埋もれたり。
まあ、家主がまったく世話せえへんから、自然そのまんま。野生風味満点!
自慢にもなんにもならへんのやけど……。

さて、キツネといえばお稲荷さん♪

旦那もわたしも、お人さんが集まってきてくれな始まらへん稼業。

こぎつねゴンちゃんは、商売繁盛を招いてくれるんやろか。

また遊びに来てや。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「瓦礫は、失われた街の肖像であり、家族の形見であり、死者たちの生きた証しでもある」

2013年01月10日 | 日本とわたし
東京新聞・中日新聞特別報道部記者の佐藤圭が、大阪市のがれき試験焼却問題について、ものすごくわかりやすくまとめてくれてはりました。

それを、昨年の12月2日、朝の10時半から12時半の、2時間を費やして、13回のツィートでつぶやいてはるのを、ここにまとめて載せさせてもらいます。

↓以下、転載はじめ

12月2日付の東京新聞特報面に、大阪市の震災がれき試験焼却の記事を書きました。
見出しは、
「がれき焼却見切り発車 橋下大阪市長が衆院選で多忙の中 反対派『本格受け入れ 絶対阻止』」

記事のリードは、
「大阪市が11月29、30両日、東日本大震災で発生した岩手県のがれきを試験焼却した。
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長が、衆院選の応援で東奔西走する中、市議会や市民団体の反対論を押し切った格好だ」

大阪市のがれき問題で特徴的なのは、市議会に、反対・慎重論が多いことです。
推進派は、橋下市長率いる大阪維新の会だが、維新だけでは過半数に届かない。
公明は中立的ですが、維新と一緒に市長与党を形成、過半数を確保している。
自民、共産、民主は反対・慎重です。

がれき受け入れ関連予算を盛り込んだ補正予算は、維新、公明の賛成多数で可決、成立した。
公明は、反対市民向けに、「安全性が確認されるまでは、試験焼却及び本格受け入れは行わない」との付帯決議を付けた。
自民などは、今回の試験焼却は、付帯決議に反すると批判的です。

橋下市長が衆院選で大忙しの中、がれきの試験焼却が断行されたことも特徴的
11月16日に衆院が解散されると、会期を繰り上げて、11月20日に閉会した。
記事では触れる余裕がなかったが、自民は、市の責任を明確化する条例案を提出したが、棚上げになった

行政側が、反対運動を力ずくでねじ伏せようとするのは、どこも一緒ですね。
大阪市でも、市民説明会会場で、建造物侵入などの疑いで、4人が現行犯逮捕されている。
「ごみ焼却工場の近くに立っているだけで、逮捕されかねない」との声も聞いた。

市民団体は、ルールを守って、自制的に行動しているようですが、少しでも隙を見せれば、行政は一転突破で攻めてくる。
行政や一部マスコミは、がれきに反対している住民は、「一部の過激派」との印象操作をしたがります。

そもそも、広域処理の必要性がなくなっている
大阪市が受け入れを決定した6月の時点で、当初想定した401万トンから、4割減の247万トンに激減。
現在は、さらに減って136万トン。
これは、震災前の宮城、岩手両県の年間ごみ量よりも、若干少ない程度です。

国は当初、岩手は通常の11年分、宮城は19年分の震災がれき全部を、広域処理しなければならないかのような説明をしていた。
それが、現在は1年分に満たない136万トン。
放射能の問題を持ち出すまでもなく、必要性、経済性の観点から、広域処理が「失敗」なのは明らか

大阪市のスケジュール通りに進めば、来年2月には、本格焼却に入る。
2014年3月までに、3万6千トンを処理する計画だ。
放射性物質の問題にとどまらず、アスベストなどの有害物質も検出されているようだが、市の対応は、「焼却ありき」「安全ありき」に見える。

「被災地復興」「絆」の美名のもと、全国各地で、とにかくがれきを燃やしたい人たちがいる。
復興予算の流用と同じ
だ。
ダシに使われた被災地は、いい迷惑ではないか。
愚策中の愚策である広域処理は、被災地と被災地以外で「対立構図」をつくっただけだ。

それにしても、自民党大阪市議団が、がれき受け入れに反対とは意外でした(失礼)。
維新と自民の対立が背景にあるのでしょうが、記事にも登場していただいた、北野妙子・自民党市議の力が大きかったようです。
女性の力ですね。

私が、広域処理について取材を始めた今年1月ごろ、国・地方を問わず、批判的な立場で発言する議員はなかなかいなかった。
そんな中で出会ったのが、奈須りえ大田区議でした。
そして今回の北野妙子大阪市議。
311以降、あらゆる場面で、女性の活躍が目立ちます


↑以上、転載おわり

そしてこれは、半年以上も前のニュースやけれども、『鎮魂の森公園』について書かれたもの。
 
↓以下、転載はじめ

がれき」という発想からの転換を 処理方法で全国初の取り組み【岩手・大槌発】
2012/6/ 5

『「現場から法律を変えるという意気込みで取り組みたい
3日、大槌町中央公民館で開かれたシンポジウム「大槌町の復興を考える」(岩手まちづくりネットワーク主催)で、
碇川豊町長が、約250人の参加者を前に、「鎮魂の森公園」事業の実現に向けての決意を表明した。
木材や土砂などの瓦礫(がれき)で盛土した土地に、防潮林を整備するもので、瓦礫処理の方法としては、全国で初めての取り組みになる。

同町が共催し、岩手日報社、遠野まごころネット、いわてゆいっこ花巻などが後援したシンポジウムには、
発題者として、室崎益輝・日本災害復興学会長(関西学院大教授)、山形孝夫・元宮城学院女子大学長(宗教人類学)、碇川町長の3人が出席。
竹沢尚一郎・国立民族学博物館教授が、コーディネーターを務めた。
また、花巻に避難している、被災者約15人も参加、故郷の復興の行く末に耳を傾けた。

この中で室崎さんは、
巨大災害は、その時代や社会が持つ矛盾を、前倒しする形で顕在化させる。真の復興は、世直しなどを伴う『改革復興』でなければならない」と話し、
山形さんは、
瓦礫という発想を転換しなければならない。それは失われた街の肖像であり、家族の形見であり、死者たちの生きた証しでもある」とし、
大槌町が進めようとしている「鎮魂の森公園」事業の意義を強調した。

これを受けて、碇川町長は、8日に開会する町議会に、「基金設置条例」を提案し、全国的に寄付金を募って、事業を進める考えを明らかにした。
目標額は約10億円で、用地交渉が合意に達すれば、平成25年秋にも着工したい、という意向を示した。
この構想は、震災の記憶と教訓を、後世に伝え残すだけではなく、防潮林を整備することによって、津波の力を軽減させることも期待される

しかし、その一方で、瓦礫の中に含まれている可能性のある有害物質の処理など、法的にクリアしなければならない問題も立ちはだかる。
全国の賛同者が復興に関わる形で、東日本大震災の記憶の風化を防ぎたい。
法律が妨害するなら、その法律を変えれば良い。
鎮魂の森公園を、死者と生者がともに生きる場として、永遠に残したい
」と、碇川町長は不退転の決意を示した。


↑以上、転載おわり


おなじ物事やのに、人の質が違うと、考えることもやることも、ここまで違てくる。

ほんで、その人間が、自治体の長なんかしてたら、その質の良し悪しによって、住民がえらい被害を受けなあかんかったりする。

しゃあないがな、もう選んでしもてんから。

こんなこと言うてるだけでええのやろか。

あかんと思う。

質が極めて悪い人間を長にしてしもた地域の住民は、ご苦労なこっちゃけど、そいつを引きずり下ろすか、さもなくば闘うかせな、

自分の人生の質を著しく低下させてまう可能性がおっきい。

のんきに他人事やと思てたら、後で痛い目に遭うのとちゃうかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東京オリンピック?それってブラックジョーク?」by 某米国人

2013年01月10日 | 日本とわたし


日本人のほとんどは、常識と倫理と責任を持ち合わせてる人たちは、

今だ、重大な原発事故の収束も、状況判断もつきかねてるような状態で、

どないしたら処理ができるのかも、いったいどれだけの年月がかかるのかも、どれほどの人たちがそれに関わるのかもわからんままで、

地震が活性化してるという事実が歴然と存在してる地面の上に、びっくりするぐらいぎょうさん核爆発を起こす可能性のある施設が建てられてて、

そんなおどろおどろしい施設には、万が一の事故に対する防災や、避難や、事故処理や、その他もろもろの対処について、ろくな訓練も受けてない、能無しの人間がうろついてるだけで、

日本に数週間旅行するっちゅうと、「まずはヨウ素剤を持参して、現地の水は飲まんようにしなさい、道路脇にもし黒い粉を見つけたら絶対に踏みつけんように」と言われたりする外国人がいて、

ヨーロッパではそろそろ、旅行会社が、後々に訴えられる可能性があるからと、日本のパック旅行の企画を中止し始めてて、

そもそも、今回のこの重大事故について、事故元の会社も国も政党も、誰ひとり責任を問われんと、のうのうと今まで通りの暮らしを続けてられるけったいな国に、

オリンピックしなはれって言う人間がどこにおるねん?!

……と思てると思う。

そんな見当違いのことに、使える金があるんやったら、今困り果ててる人に使て。

国をひとりの人間に例えたら、今の日本は、左の脇に、著しく深刻な問題を抱えてる病人やんか。

先にその問題を解決するために、万全を尽くして、必死になって、治療するのが当然のこととちゃうの。

まずはそこに、全精力とお金と思いを注ぎ込まなあかんのとちゃうの。

日本がオリンピックやて?

世界の人が呆れて苦笑いや。

「どこの国も、政府や軍はアホぞろいやけど、今の日本はその中でも際立ってるな。気の毒に……」

気の毒がられてんねんで、日本人!

特に、今まで通りの暮らしを続けられてる幸運に恵まれた人、

しっかりしなはれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする